ノマドランドのレビュー・感想・評価
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人それぞれ人生色々
とりあえず、アカデミー賞を取ったと言う事で見てきました。
ま、アカデミー賞をとれる作品なんでこんなものでしょう・・・・めちゃめちゃつまらないと言う作品ではないですが、賞を貰うと言う観点で見ると、評価ポイントを聞きたくなるかな・・・・ま、私的には、映画に芸術性は望んでいないの別にいいけど・・・
本作品、自身の生き方について考えさせられるかな・・・・
特に日本って、いい学校を出ていい会社に入る事がステータスと言う感じになるんだどけど、どんな国でもどんな世界でも仕事で成功してお金が有っても幸せであるとは限らないし、ギリギリの生活でも、人生を楽しんで死んでいいく人もいるだろうし・・・・
特に最近有った紀州のドンファン事件だって、事件の真相が想像通りであれば、幾らお金が有って多くの女性と付き合ってお金を使っていても、結局あのような死に方をしたらどうなのとおもうしね・・・・
しかし、逆に、ある意味、苦労して成功しても苦労が身につくのも嫌だし、今の自分、これからの自分と照らしあいながら本作品を見る事が出来ました。
本作品のような作品は、人それぞれの考えがあると思いますが、ひとそれぞれの考え方有って凄くいいと思います。
仕切りの高い映画
ノマドランド
劇場公開日 2021年3月26日
2021年の第93回アカデミー賞では主要6部門でのノミネートを達成。しかも頂点である作品賞が本命だス。
でましたアカデミー賞有力作品、しかも評価も良い。
大企業の破綻によって住居を失った主人公のファーンが、小型キャンピングカーで各地を転々としながら、行く先々で季節労働を見つけては生活を続け・・・・・・要な物に溢れまくる現代の消費社会は、やっぱり人間としての本能とは違うのかも……と、自分の日常を見直して見ました。てか。
こんな良い映画、批判する人がいたら見てみたい。それは私です。
批判はしませんが面白くありません。
それはしょうがありません。人それぞれ価値観も違うし面白い映画もそれぞれ違います。
その昔、タモリさんがミュージカルを批判されてる聞いた事がありますがミュージカルを嫌いな人が
ミュージカルを見た所で面白いはずもありません。
それじゃ見るなよと言う話しだが、これだけ絶賛されている映画って、どんな映画なんだろう?
と思う気持ちもわかって下さい。結局、面白くなかったけど(´;ω;`)ウッ…
映画とは
探し続けるのか逃げるのか
アメリカでは現実に、こうしたノマドの人達が沢山いることがわかった。ホームレスでは無くハウスレス。生活感としては日本では少し考えられない。しかし、車に乗って、全国津々浦々を自分の思うがままに旅をしてみたいとは結構な人が思うのではないか。それは、非現実的な日常の渇望、何かからの逃避、何かを探す旅様々であろう。ただ生活しながらとなればそれはまた、別の話だ。リスクも伴うだろう、でもそれを超えてまで人をノマドにさせる何かがあると考えさせられる。映画に出てくる人たちは決して孤独を望んでそうした行動を起こしているのではない、動機は違えど同じような行動をしている仲間に安堵しながら。。やはり人との接触は避けなければならないが、人との繋がりまで避けてはいけない。また旅に出たくなった
年老いたスナフキンたち
一般的に、ストーリーというのは起承転結があって成立するものですが、この作品はさしずめ「起承」だけのまま最後まで流れついてしまうような感じ
作品全体がノマド側の視点で描かれているため、その生活を美化しすぎないよう極力抑えめな演出・脚本に苦心したのかもしれません
それが結果として、車上生活者たちの厳しい現実やそこに至るまでの人生の苦悩や挫折等についてをオブラートで軽く包み込んだようになっています
おそらく"美しい自然の中を自由に暮らす放浪民"として淡々と描くのが狙いでしょうが……
それを見せられる大半の観客には、おそろしく退屈なものにしか映らないかもしれません
ま、アカデミー賞は昔から「観客に寄せていったら負け」みたいなところがあるので、そういう意味では受賞作に相応しいとは思いますけど
満ち足りてるのと対比
リアルに感じる完璧な演出
広大な映画
女優魂はすごいが、そんなに面白い話ではないです。
今作でオスカー3回目の受賞となったフランシス・マクドーマンド。
文字どおり体を張った演技は凄いです。
アメリカの大自然の映像も美しい。
広大なアメリカを自分の意思で移動しながら暮らす人々の姿を描く物語ですが、そんなに面白いものではないです。
一応、自分の意思で定住生活を選んでないようなことをいっていますのでご本人達からしたら悪くはないのでしょう。
一昔前のこの国(日本)では「フリーター」と言う生き方が、仕事に縛られずに自分な時間を好きに使える素晴らしいことと、ともてはやされたそうです。
ただ、現代ではあまり評価はされていません。
自分の勝手な思いかもしれませんが、2つが重なってしまってそんなに面白い話とは思いませんでした。
「死ぬまで」について考えさせられました
「それは、知らないアメリカの生き方だった」
◎ホームレスではなく、ハウスレス
アカデミー賞6部門でノミネートされ、主演は「スリービルボード」のオスカー女優フランシス・マクドーマンということで、映画好きなら劇場へ行かない理由がない作品。
この映画は、最初から最後までドキュメンタリータッチで描かれており、実際そこの人たちのリアルを見せれば、細かい説明等は不要で観ている側に伝わるものがある。
この映画に出てくるノマドの人たちは、日本でいう車上生活者のようなもので、自分のバンやキャンピングカーを移動手段としての車から、生活するための車へと改造して、仕事はアマゾンの倉庫や国立公園のキャンプ場などで働く。そういった仕事というのは、労働環境的にも過酷であったり、賃金も低い。ここまで聞くと悲惨な話のように聞こえるが、結論から言うとそうではない。
彼女たちは、毎日の生活はギリギリながらも、その一方で何にも縛られない完全な”自由”の中で生きている。
我々は、日々のなかでずっとお金や将来、老後といったものに縛られながら生きている。
しかしこの映画に出てくるノマドの人たちは、そういったものに縛られていない。自由な日々を楽しみながら生きている。
幸せとか自由の定義みたいなのを考えさせられた。
◎ノマドランド、それは自由の国アメリカだった
ノマド⋯遊牧民、放浪者
ランド⋯土地、国
タイトルのノマドランドとは、とどのつまり”遊牧民の国”
大きな視点で見たとき、アメリカという国自体が元々そういう人たちからなる国でもある。
だから、そもそもアメリカ人のDNAにそういったノマドの生き方みたいなのが刻まれているんだろう。
この映画を観て、知らない生き方がそこにはあったんだけど、それは昔から根本の部分ではずっと変わらない生き方なんだと思った。
そして、主人公たちが家ではなく、大自然で生きている姿を見て、人間どこでだって生きていけるんだと、生きたいところででっかく生きていこうとそんなことを言ってる感じがした。
4月26日のアカデミー賞で見事作品賞、主演女優賞、監督賞を獲ったこの「ノマドランド」
今、注目度高い作品なので気になる人は、緊急事態宣言明けてから是非劇場へ。
、、とは言っとくが一個人的感想としては、ぶっちゃけ面白くない。やはり、ドキュメンタリーチックに撮っているため、リアリティはあるが、話に起承転結があるわけではないので、言ってしまえば退屈。気づいたらエンドロールだった。
ハマらなかったというか、多分年齢的にビビっと来なかったのが大きいかな。
作品性が高いのはアカデミー賞を見ての通りなので、10年後とかにもう1回観たい。
過分に持たず、不足もない暮らし
ひとつの生き方として、なるほどな。こんな生き方もありっちゃありよな。
ひとつの生き方のモデルとして、主人公が女性であることが特に良かった。
ホームレスではなく、ハウスレスな暮らしは、過分に物を持つことは出来ず車に積めるだけ。割れたお皿も修復して大切に使う。
しかし、物以外のものは全く不足なく全部揃っているではないか!
まずは生きていくために仕事があるから収入もある。
タバコ、テキーラなどのお酒、コーヒー、抱きしめ合うくらいの女の友情もあるし、気があって優しくしてくれる男もいる、若い世代のライターをくれる男友達もいる。
新しい車を買うか修理するかの選択では、修理を選んだ。愛着があるし、ノマドにとって車は大切な相棒だ。
そして、車の修理代を貸してくれる親族もいる。
心の中には亡き夫も生きていて、指輪ももうはずれない。
何もかも揃ってる気がする。
いいじゃないか。
カッコいいじゃないか。
アカデミー賞
「痛烈な美に満ちている」
劇映画とドキュメンタリーの融合
工場閉鎖によって町が消滅し、車上生活者、現代のノマドとなった主人公。同じようにノマド生活を選んだ人たちと様々に触れ合い、アメリカ西部を季節とともに移動していく。
本作品のプロデューサーで主人公を演じるF・マクドーマンドと、デビッド役のD・ストラザーン以外、主要キャストをみな本人が演じているとのこと。セリフを含めて、ほとんどドキュメンタリーのようであり、それでも劇映画の構えにはなっている。
車上生活者と聞くと、社会から孤立した悲惨な状況を想像するが、現代のノマドたちは、自分にとって最も大切な生き方を自ら選んだ者として描かれている。主人公が姉に無心に行くシーンや、子供たちと暮らすデビッドを訪ねるシーンの結末が象徴的。このあたりの構成は、しっかりと劇映画になっている。
砂漠、バッドランド、セコイアの森など、アメリカ西部の風景が壮大。特に夕焼けのシーンが美しい。それにしても、アマゾンで働く人向けのRVパークというのがあるんだね。
アメリカならではの作品に見えるが、振り返ると、原発事故で故郷を離れさせられた人たち、道の駅などにいる車上生活者、季節労働者など、日本の現実にも重なって考えられる。
「ホームレスじゃない。ハウスレスだ」「ノマドはさよならを言わない。また路上で会おうと言うだけ」といったこの作品のキーとなるフレーズが心に残る。
これは映画ですか?
自然光だけで撮りあげ、どのシーンで一時停止しても美しい作品。
ただ、今作を語る上で、テレンス・マリックの名を出す方がいらっしゃいますが、お門違いなのでは?比べること自体、双方に失礼な気がします。
フランシス・マクドーマンドとデビッド・ストラザーンの2人以外、演技素人ってのが驚きですよね、英語の言い回しを理解してない当方を含め、多くの英語圏外の人は素人とは思わないのでは?
それは、実際のノマドがスクリーンに映っているからなのか、フランシス・マクドーマンドがノマドにしか見えないからなのか。
採点が2.5なのにはちゃんと理由があって、映画の質を評価しているわけではないんです。
キャストがほぼリアルであるが故、ドキュメンタリーなのか、作り話なのか、よくわからないんです。
だから、採点という項目には良いとも悪いともつけられなく、大変困る作品でした、なぜならその狭間の作品だから。
私が住んでいる北海道には、かつて炭鉱で栄えた夕張があります、言わずと知れた日本で唯一の「財政再生団体」。他人事とは思えない反面、今作の主人公は置かれた境遇を自分でたくましくなんとかしようとする姿。別に夕張の人達を卑下するつもりは全くないのですが、日本という国は水準はともかく社会保障はそれなりに整っているなぁと、今作をみて感じました。
我々が普段お世話になっているネット通販会社で働くってのがスパイスになってますよね、数クリックで届く商品の裏で、あんな工程がある事をまざまざと見せつけてくれましたし。
そもそも、ノマドという言葉が、日本では聞こえの良いお洒落な新しい働き方に、メディアによって洗脳されているかもしれませんが、実際はそんな生易しいものではなく、この歳になっても尚、選択を迫られる大変な事なんだと、思い知らされました。
こうも自由に思った事を書き込みできる現役世代が頑張らないと、この国の安寧は一瞬で滅び去ります。
この作品を観ることが出来て、なおかつ共感出来ないほうが、貴方がまだ良い環境で過ごせているのではないかと思います。
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