透明人間

劇場公開日:

透明人間

解説

「ソウ」シリーズの脚本家リー・ワネルが監督・脚本を手がけ、透明人間の恐怖をサスペンスフルに描いたサイコスリラー。富豪の天才科学者エイドリアンに束縛される生活を送るセシリアは、ある夜、計画的に脱出を図る。悲しみに暮れるエイドリアンは手首を切って自殺し、莫大な財産の一部を彼女に残す。しかし、セシリアは彼の死を疑っていた。やがて彼女の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、命まで脅かされるように。見えない何かに襲われていることを証明しようとするセシリアだったが……。主演は、テレビドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」のエリザベス・モス。

2020年製作/122分/PG12/アメリカ
原題または英題:The Invisible Man
配給:東宝東和
劇場公開日:2020年7月10日

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(C)2020 Universal Pictures

映画レビュー

4.0サプライズ

2023年5月22日
スマートフォンから投稿

怖い

迫りくる恐怖…怖かった!面白かった!観てよかった!意外な展開! いや〜、、、生きてる人間が一番怖い、ですね〜。。。

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共感した! 7件)
ホビット

3.0いつもの映画、という感じでした。

2020年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 4件)
猿田猿太郎

3.0透明人間ストーカーはいつか実現してしまうかも

2021年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

見えない人間に襲われる恐怖を、現代のストーカーに狙われる恐怖や、監視カメラの増大による監視社会の気味悪さを重ね合わせて、ホラー映画の古典を大胆に蘇らせている。偏執狂的な男から逃げ出した主人公は、常に誰かに見られているような感覚を味わい続け、心が休まらない。ノートPCのウェブカメラを主人公が塗りつぶすシーンは、その不安感の端的な表出だ。その不安感を観客と共有するために、本作では監視カメラのシーンが効果的に用いられる。現代社会は誰もがカメラに見張られている。 過去の古典では、透明人間になる方法は薬を飲むことだったが、本作では『攻殻機動隊』などで有名な光学迷彩の技術を用いる。光学迷彩は現実にも開発が進むテクノロジーで、実際にこうした透明人間による犯罪が将来起こるかもしれないという恐怖も加味されている。古典を現代風にリブートさせるやり方としてよく考えられていると思う。

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共感した! 2件)
杉本穂高

4.0見えない透明人間の恐怖が半端ない!

2020年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

かつての"透明人間"が、監督の意図とそれに呼応する特撮技術を駆使して、けっこう早い段階で、何らかの方法によって姿を現すのとは違い、最新版では文字通り透明のままの状態がキープされる。そこにまずぶっ飛んだ。映画の前半でカメラがパンするのは、人の気配がまるでない部屋の空間だったりする。でも、わざわざカメラを向けるのだから、そこには何かがいるに違いない。でも、何も見えない。この恐怖こそが、製作のジェイソン・ブラムと監督のリー・ワネルが本作に仕込んだ画期的裏技。同じく、主演のエリザベス・モスに課せられた、見えないに連動したアクション女優顔負けの動きにも、冗談抜きで目を見張るものがある。近頃これほど画面に集中させる映画は、ジャンルに関係なくなかったような気がする。低予算でここまでの収益率を記録した映画も(全米での話)。

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共感した! 11件)
清藤秀人