マトリックス レザレクションズのレビュー・感想・評価
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前のシリーズを一つにした感じ
アンダーソンは普段と変わりない生活を送っていたがある日、トリニティにそっくりな女性に出会い、アンダーソンは現実の世界で目覚めることになった。
そして、トリニティも現実の世界に戻そうとネオ達が奮闘したという内容だった。
前回のシリーズの三部作を、一個にまとめたような作品でした。
懐かしい場面が出てきて、当時のことを思い出しました。
もって戦闘のシーンと迫力のあるアクションが見たかったですね。
自分も映画も、ちょっとOldになった感じでしょうか
映画自体はストーリー、テンポ、世界観など、久しぶりにマトリックスを楽しめた。ただ、「この話はいったい何だ。何が言いたいのか」と必死に頭の中で理解しようとしていた過去の作品に比べると、どうも予定調和的なところが物足りなさを覚える。まあこれは自分自身が歳をとって少し物事に鈍感になったからかもしれない。
「TOKYO」と言っている場面では、風景が富士山で静岡だったり、新幹線の内装が木目調だったり、乗客が日本人だからマスクをしていたり、でも戦闘シーンではSWATがでてきたりとまあご愛嬌で。
あとは「飛び降り」について。現実と仮想の葛藤で「飛び降り」を決断しようとするシーンが何度もでてくるのは、「おかしな行為」を助長しないのだろうかとやや心配してしまった。
半煮え 生焼け
お好み焼きって上手に焼くのは難しい。
作品として不完全な気がする。
今作は姉のラナが主導して制作したようだが、ここは妹のリリーも参加すべきだった。
ウォシャウスキー(兄弟)姉妹作品のほとんどの脚本はリリーが手がけており、今作は「つまんなそうだから」と断ったというが、それが全てではなかったか?
作り手側で意見が割れるような作品はやはりそれなりの出来にしかならない。
対する観る側も20年たてば目も肥えてくる。当時「バレットタイム」という映像で世界を驚愕させたような
画期的な映像を今作では出せなかったか?
皆、程よく忘れているのだから、0から始めてもよかったかと思う。
旧3部もぶっちゃけ「最初」のみが面白い。
何のために何をしたい?
機械と人類の対立に一部協調がみられたものの、この世界がどうなっているのかとか、どうしたいのかといった大きなテーマが薄かったと思う。エージェント・スミスやアナリストの存在意義や彼らの目的、行動への動機がよく分からなかった。ネオのトリニティへの想いといった個人的な動機が主軸となっており、ネオとトリニティの復活を描くことによって、止まっていた3作目の流れを再起動させた程度のアクション作品にとどまったように思う。SFとして新たなテーマを提起したり、哲学的な考察を促す要素があると良かったと思う。
これ以上はもう・・・
やらなくていいのに、やってしまった感という監督の思いを作品の中にわざわざ取り入れて、興ざめさせてしまうのはエンターテインメントとしてはどうなんだろうかと思う。
続編ではなくて、新しい技術と役者でリブート的に作り直したほうが良かったと思う。
2022年 75本目
劇場鑑賞→DVDで。
作られると聞いたときからめちゃくちゃ楽しみにしてた作品。結果は残念。作らなければ良かったと思いました。そもそもキアヌのロン毛&髭いいんですがジョンウィックと思ってしまう。マトリックスでは短髪&髭なしで観たかった笑
過去のマトリックスが傑作すぎてどうしても比較してしまうし、何より前作からの年数が立ちすぎて年とったキャリー観ても。。。
弾よけんぞ
マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。
──と言うと、あるあるのYouTuber(ちくわとか)に、
「人気作にぜんぜん興味ないアピールで孤高の世界観だそうとしているレビュアー」
と揶揄されそうですが、ほんとです。
(もちろんわたしは誰にも知られていない過疎レビュアーですが)
とくていの人がとりやすい恥ずかしい習性をあるあるといいます。
いまの社会ではあるあるが浸透しているため、たいていの人はあるあるになってしまう行動や言動をさけるようにしていると思います。
よく素人がやってしまうあるあるはじぶん語りです。ヤフコメ民などが虐待やいじめや体罰報道に「おれもむかしやられてた」というようないわゆる「壮絶な過去」をひけらかすことによってマウントをとりたいときにつかわれます。
「マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。」というのも一種のじぶん語りだと思います。
ただわたしは「マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。」をレビューを読み進めてもらうためのきっかけとしてつかっています。
わたしのマトリックスたいけんは北野武の監督ばんざい(に出てきたマトリックスパロディ)を見て「マトリックスってすごくはやっているんだな」と感じたていどです。
けっして「人気作にぜんぜん興味ないアピールで孤高の世界観だそうとして」いるわけじゃありません。
あるあるが浸透しているために、こんなことを説明/弁解しなきゃならないわけですが、マトリックスを見たことがない人がマトリックスをみたばあい、どうなのか──が興味のきっかけになることをねらって「マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。」と言っただけです。
もちろんわたしは誰にも知られていないレビュアーなのでこれらのすべてが「だからなんなの」ではありますが、とにかくはじめて見た。──のです。
前述した監督ばんざいのマトリックスパロディのように、マトリックスパロディといえばスローモーションで弾をよけるばめんです。完全に定番です。
わたしは「マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。」わけですがマトリックスパロディはかんぜんに世の中に定番化していたのでロングコートのひとがスローモーションで弾をよける場面はそれこそ目がくさるほど見てきました。
で、じっさいマトリックスを見てみたら、スローモーションで弾をよける映画だったのです。
わたしは最初「スローモーションで弾をよけること」は、たんにマトリックスの枝葉のシーンに過ぎないだろうと想像していました。映えがするシーンゆえに、パロディに取り上げられたのだろうと予測していたのです。
が、しかし「スローモーションで弾をよけること」はマトリックスにおいて相当大きな成分を占めていた──とじっさい見て感じたのでした。
もちろん、続き物の映画になっているので、はじめて見たわたしにはほとんど話がわからず、ぜんたいがつかめなかった──というのもありますが、それにしても「スローモーションで弾をよけること」はマトリックスの主要成分だと思いました。
ただし、この意見があるあるに属してしまうかもしれないことは解っています。映画レビュアーがおかしやすいあるあるに「独特な感性をアピールするために名作や人気作をけなす」というのがあります。
人々が絶賛しているものにたいして「たいしたことねえぞ」みたいな態度をとる厨二なあるあるです。
しかしわたしは正直なところをもうしあげています。マトリックスレザレクションズは「スローモーションで弾をよける」映画です──と言っても過言ではありません。それをお認めいただけるひとも多数おられると予想しています。
ですが、楽しく見ました。画はスタイリッシュで、笑わせる気配がないリーヴスとアンモスが、わりと笑わせるのがいい感じでした。
つけくわえるとメジャーなタイトルに交代期を感じます。
007を見てゴーストバスターズ(アフターライフ)を見てこのマトリックスを見て、誰もが知っている映画たちが交代期にきていることを感じたのです。
これは、たんじゅんな続き物がもはやできない──という意味でもあります。
なにしろこのレザレクションズを見ていて一番類似をかんじたのは男はつらいよお帰り寅さん(2019)です。
続きが回顧でいけることもありますが回顧は続けられません。やはり交代期だから──なのです。
ラヴ・ストーリーになっているなんて意外!
4作目が作られるという話を聞いた時、きっと1作目をなぞらえたものになるだろうと思っていた。でも、3作目でまるで道行のように殺した2人をどうやって復活させるのかと思っていたら、その手がありましたか… シリーズ作品をからかったり、茶化したり、また映像を取り入れながら物語は進んで行った。そこが、シリーズのファンとしてはたまらなくうれしかった。クスクス笑いながら観た。しかも、たとえば「スター・ウォーズ」だと監督が違うので、どうしてもリスペクトが勝るが、「マトリックス」は妹が抜けたとはいえ、自分の作品なので容赦なく自虐的に描けていた。そこがおもしろかった。そして、何よりも愛の話になっていることもよかった。人類を救うなんて大風呂敷を広げないで、ネオが早く目覚めてくれることを応援しながら、観ていた。モーフィアスとエージェント・スミスが続投してくれなかったのはすごく残念だったが、ネオとトリニティは老いたとはいえ出てくれてよかった。あまり期待しないで観たが、想像以上に楽しめた。
続編作ってほしい!
あのマトリックスが、スクリーンに帰って来る。それだけで、涙が出て来る感じでした。映画館に入って、上映が始まると、もう、それだけで感激!!!
映画館で2回見たけど、マトリックスファンならつべこべ言わずに見るべき映画だと思います。
これは、もう、続編を期待しちゃうなー。
マトリックスファンの為のボーナストラック
続編とは言うものの、過去3部作のボーナストラック的な作品でした。
恐らく、初めてマトリックスを観る人、もしくはどれか1作品ぐらいしか観ていないライトなファンは楽しめません。
過去三作品の様な壮大な物語も展開も無く、映像技術やアクションシーンの斬新さや壮大さも過去三作品には及びません。
しかし、マトリックスの思想や、過去3部作へのオマージュ、続編に対する皮肉めいた視点など、マトリックスファンの為のご褒美の様な映画です。
過大な期待は無用なので、過去三作品より肩の力を抜いてボーナストラックとして楽しむと良いかもしれません。
作品の中で過去作品を神格化している部分や、まさに映画の外の世界と映画の中の世界がシンクロしている部分など、マトリックスらしい風刺も効いていて、作る側のこだわりやマトリックス愛も感じます。
期待していただけに…
製作発表があり、公開日が決まると同時に予告編も公開となり、旧三部作をじっくり見直して本作を指折り数えて待っていました。
年末は忙しく鑑賞に至ったのは年明けでしたが、その時既に評価が低迷していたので、不穏な空気が漂っていたのですが、いざ鑑賞してみると面白い所もあるにはあったのですが、アクションシーンの撮影方法はどれも新鮮味がなく、ガッカリ感が大きかったです。
ウォシャウスキー姉のみがメガホンを撮った時点でちょっと期待は薄れていたのですが、「ジュピター」のような映画でも良いかなと淡い期待を抱いていたのですが、そこも裏切られた感がありました。
音楽もあの独特なファンファーレで始まるメインテーマを作ったドン・デイヴィスは起用されず、「クラウド・アトラス」で組んだ2名の作曲家によって構成されています。
しかしキアヌ・リーヴスの風貌は何とかならなかったものでしょうかねぇ。
あれでは「ジョン・ウィック」の撮影後にそのまま参加した感が否めません(笑)
私のキアヌ像は短髪かな、やっぱり。
「スピード」しかり、「マトリックス三部作」しかり…。
本当にすごく期待していただけあって、ショックでした。
多分続編は無いんだろうなぁ。
アクションシーンの最先端を行っていた「マトリックス」。今作でも最先端のアクションシーンが観たかったです…。
老け顔は見ない方がいいかも
旧作に比べて、映像が格段に進化したのには驚きですが、新しさは無いですね。
今回で4作目だから、仕方ないかな。
それより、ネオやトリニティの老け顔の方が気になりました。
まあ、第1作目の公開から、約20年過ぎているので仕方ないですね。
キアヌやキャリーのファンは、見ない方がいいかも・・です。
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