クワイエット・プレイス 破られた沈黙のレビュー・感想・評価
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サバイバル・クリーチャー・ホラー
アメリカでは大ヒットしたパート1。日本では、B級ホラー的な扱いで、最初はそれほど多くの映画館では上映されなかった1作目。しかし、怖くても、痛くても、声も音も出せないという斬新なホラー設定が、ジワリジワリと評判が広がり、本作は、上映会場数の多さを見ても、かなり注目を集めていると言える。
本作は、1作目では描かれていなかった「なぜ、クリーチャーに支配された世界になってしまったのか」という疑問を、『DAY-1』に遡った出来事を、導入部分で描くことで回収している。つまりパート1を観ていなくても、ストーリーに、入り込める展開になっている。
内容としては、サスペンスからサバイバルな要素が強まり、サバイバル・ホラーとしての面白みが増した。そして、サバイバル・ホラーの金字塔『ウォーキング・デッド』を思い起こすシーンがたくさんあった。廃工場のサバイバル基地、生き残りの合図のラジオ放送、クリーチャーを警戒しながら線路跡を歩くシーン、そして、「また、そんな余分なことするから、周りの人まで恐怖に巻き込んでしまう…」、というような、『ウォークキング・デッド・アルアル』のシーンが多く盛り込まれていたと感じたのは、私だけかな…?
1作目では、なかなか見えないクリーチャーの怖さがあったが、本作は初っ端から正体を現し、次から次へと現れるクリーチャーとアボット家族との対決を中心に展開。特に後半で、
・ラジオ発信していると思われる島を探しに出かけた娘・リーガン、
・マーカスの傷のための薬を探しに出かけた母・エヴリン、
・乳飲み子を守るために廃工場に残った息子・マーカス、
の3場面が交互に映し出され、いつ現れるともしれないクリーチャーへの恐怖と息遣いが、観る者を引き込んでいく。
やはりこの作品の、恐怖は、『クワイエット』にある。様々な場面で、いかにも音や声が出てしまいそうな伏線がたくさん散りばめられている。観ていても、ドリンクを飲み込むとき、ついつい音をたてないように、静かに呑み込んでしまった(笑)
既に、パート3も制作に取り掛かっているとかで、本作も、パート3に続く形にエンドロールとなったため、やや消化不良でもあった。次作も監督と主演は、夫婦共同作業となるのでしょうが、パート3もぜひ期待したい。
SFモンスター物が好きな方にオススメ
完全な続編ですがとても面白く良く出来てます。
映画館内も物音を控え緊迫感でひっそりしていて見やすかったです。
出だしは平穏な日常が突然激変する発端の状況を見せてからの悲惨な現在の逃亡生活を描いている脚本も
効果的でした。前作と違って夫婦で危険を回避するというより、子供たちの成長物語に主題が置かれているのも興味深かったです。
同時進行で各キャラクターが危機に会いどう回避するかの描き方も見せ方が上手でこの監督の手腕でしょう。続編ももう一本位はできそう。
SFモンスター物が好きな方は音響効果の良い映画館でぜひご覧ください。
スイッチが
105本目。
前作が何でやねんって感じだったから観るつもりはなかったけど、タイミングがあったし、何より尺が短いからと思い観賞。
でも観る前から、違うスイッチが入ってしまってるから、何か笑ってしまう。
完全にダメですな。
これは自己責任。
でも前作よりかはいいと思う。
ホラーとしては結構良い出来
観客の誰しもが、音を立てる事を憚られるスリルの映画です。観客は静まり、出だしの方のショッキングなシーンでは、傍にいた女性客が「ヒィ!」を声を上げて恐怖していました。
小学生の頃、1作目の「ジョーズ」を観た時を思い起こされました。
前作の続編でありますが、前作のプロローグも含まれたストーリー。時間も丁度良いくらいですね。
ちょっとゲーム的な展開ではあるけど、最後まで緊迫感を途切れさせない演出がみごとな一作。
前作を未見のままの観客による感想です。世界設定が理解できない箇所もありましたが、場面毎に周到に用意されたサスペンス要素があるため、あっという間に観終わりました。
音を立てると襲いかかってくるクリーチャーがどのように現れたのか、冒頭でイントロダクション的に見せてくれますが、すぐに約700日後の世界に放り込まれるため、結局主人公達がどのような状況に置かれているのか、文字通り手探りで理解する必要があります。確かに前作を知らなくても物語に入り込めるのですが、人物関係などに余計な疑問に気を取られないよう、やはり前作を観ておいた方が良いかも。
見せ場の段取りと演出が素晴らしいと思う反面、場面毎に達成しなければならない目標が明確に設定されており、かつ多くの登場人物が基本的にその目標達成の「手段」として用意されているかのように見えるあたり、映画というよりもよくできたサバイバル・ホラーゲームのプレイ映像を観ているみたいだな、と思うこともありました。このあたりはサスペンスに集中できるので良かったという見方と、もっと物語を深めて欲しかったという見方、観客によって評価が分かれそうですね。
小さな音一つにも心がざわめく設定と演出は見事。作品の性格上、BGMも控えめではあるんだけど、やっぱりクライマックスとなるシーンで音楽が流れてしまうので、音を立てることへの恐怖が少し薄れてしまっています。ここは無音の方がより緊迫感が増したのでは。
クリーチャーは不気味で良い感じなんだけど、「ここが弱点ですよー!」って自らアピールする親切さが笑えます。倒し方は『マーズ・アタック!』(1996)そのまんま!
良作ですが‥
まず良かった点を。
・クリーチャーのスピードと破壊力、皮膚の防御力とエイリアンやプレデターと戦わせたくなる程の強さ。
・美しい自然の中でのキッズの冒険感はストレンジャーシングス、グーニーズを想起させる。
・クリーチャーの突破的な動きによる恐怖感。
・エミリープラントの整った顔とパツキンヘアー。
言いたい点。
・クリーチャーの弱点を見つけた前作から話がほとんど進んでない。テレビシリーズじゃないんだから。
・音を立てたら即死ってアイデアは良いが、出オチであり続編が増えるたびに新鮮さはなく飽きてくる。
良かった点は前作と同じでありDAY1をもっと描く等話を進めて欲しかった。グランドシネマサンシャインのIMAXという日本一の環境でこの評価。
鑑賞環境は全然クワイエットじゃなくて物申したかったけど、作品自体は大満足!!
脚本監督、映画人ジョン・クラシンスキーの恐怖の引き出しの多さと胸熱ドラマの手腕に唸る!素直にすごく魅せられた。前作に匹敵する、いや、もしかすると時に前作以上ではないかという作品通しての緊張感と巧さ。予告でも使われていた長回しの冒頭から妻エミリー・ブラントの体を張ったスタントはじめ圧巻・圧倒的。タイトル出るまでにもう十二分にこの世界に引き込まれる自分がいた。絵に描いたような、というよりもはやそれ以上に新鮮なドキドキハラハラバクバクで、こっちが思わず叫んでしまいそうなほどまったく飽きさせない!どころか増々前かがみに……。ずっとすごく面白かったし、やっぱりすごく痛そうだった。子供も、頼もしく父親の面影が重なっていくミリセント・シモンズに、今にも泣き出しそうな怯えきった顔のノア・ジュプ。そして、今回新しく加わったのはジョン・クラシンスキー同様、個人的に好きなキリアン・マーフィー!髭面も似合っていて、やはり頼もしく格好良かった。ジャイモン・フンスーは思ったより出番は少なくあっという間だった。
にしても(複数場面同時進行)クロスカッティングの見事な使い方よ。全編通して2回くらいもうやめてと心臓止まりそうなくらい緊張感が沸点に達する瞬間があったけど、そのどちらも本当にお手本のように神がかっていた。そして、最後は子供たちの成長も感じる確かな歩みに、カメラ越しにクラシンスキーのように親目線…。はい完璧、ありがとうございます。天才というよりジョン・クラシンスキーがもはや怪物か。
これが映画の中の世界だったら連中全員"音を立てたら、超即死"(←このキャッチフレーズ日本の無能宣伝の中では比較的好きかも)していて、周りで自分たちしか生きていないぞ!…という鑑賞環境について以下書かせてもらいます。
ここで一作目最後のジョン・クラシンスキーくらい '声を大にして' 告発したいのが、映画モラル・リテラシーの低さよ。間2席くらい空けて座っていた男性がコンスタントにずーっとポップコーンを食べていた。容器四次元ポケットかってくらい無くなる様子もなく。もちろんぼくもポップコーン大好きだし、映画館といったらな食べ物で、公式に売られているものなので、それ自体に文句は言えないが。にしても、だろ。食べる作品をもっと選ぼうよ、と。タイトル読めないんですか?食べるにしても食べ方や食べるタイミングをもう少し考えられないものか、と。音が大事な作品なのだから!例えば大きな音や劇伴が流れているときなんか。しかもその人、時折ゲップしたり、食べすぎてか気管に入ってか咳き込むヤバさ。逆側のカップルはエンドロールに入るなり、ずーっと喋っていて、こちらもイライラ。自分一人で見に行っていたら絶対に注意していたな。映画本編中、後ろの方の席からはスマホの着信音みたいなものもなる始末。無法地帯か、これはダメだ。ハウリングされてヒエーってなってる怪物の気持ち。
P.S. 本編最初の方でまさかの出てきたジョン・クラシンスキーと、今回のメインキリアン・マーフィーが同じ画に並んでいるシーンがあって、眼福でした。
今年映画館鑑賞29本目?
大きな噓を成立させる細部のリアルさ
基本的には満足の出来なのだけれども、やはり前作ほどの驚きや緊張はない。前作では、音を立てれば容赦なく襲ってくる謎のクリチャーに追い詰められていく若いファミリーに、目が釘付けになったが、今回は、少々構成が違う。
何気ない日常が突如怪物によって蹂躙され、人間社会が壊滅的に滅んでいくさまが描かれ、どうしてこんなひどいことになったのかが初めて語られる。
そこには、意図的に行政のサービスや社会的な情報の存在が省略されている。
例えば、コロナウィルスにこれだけ苦しんでいる日常は、行政とマスコミが作り出したものと言えなくもないのかもしれない。
そこまで露骨じゃなくとも、怪物と闘う州軍の兵士や、避難所を運営する行政の人々、被害の状況をレポートするマスコミなど、一切出てこない。もうそれどころじゃない段階まで文明が滅んでしまっている。
そのきっかけになった一日目が、象徴的に描かれているのだ。
そして、もうひとつ変えてきたのが、同時進行で別行動をする家族を追ったストーリーだ。というより、勝手に放送局を探しに行った娘と、それを心配して探しに行く男。そして、必要な物資を調達に出かける母親と、比較的安全なシェルターで待つ赤ん坊とけがをした少年。これを同時進行で描き、「あるタイミング」でそれがつながって危機を脱出する。
そんな構成になっている。
簡単に言うとこの映画はお金のかからないゾンビ映画だ。ゾンビを登場させなくていいので低予算で製作できる。あまり書くとネタバレになるので必要最小限にしておくが、謎のクリチャーにも思わぬ弱点が見つかる。これは、ストーリーを進行するにつれ必ずつきまとう問題だろう。どこかに矛盾が生まれて、それをつぶすために都合のいい説明を上書きして、余計にウソくさくなっていく。
たぶん、その辺の矛盾点をつついたレビューを載せている人がたくさんいると思うが、本来この映画の魅力は「かくれんぼ」で体験した緊張感や恐怖を、巧みに再現した状況設定と、家族の結束や母親の強さ、自己犠牲の尊さなどの人間ドラマを見せてくれたことにある。その主題から外れることは、いくら指摘されようと、些末なことに過ぎない。
とは言え、大きな嘘を成立させるには、やはり細部のリアルさは絶対的に必要で、そこがないがしろになると、どうしても興ざめしてしまう。
ひとつだけ、どうしても納得できない基本設定がある。
音を立てると、クリチャーが襲ってきて、ほぼ即死する。というシンプルな設定のスリラー映画に、ろうあの少女が優位に振る舞う。つまり、手話を使ってコミュニケーションが出来るので、音を出さずに意思の疎通が可能だという優位性だ。
しかし、耳が不自由な彼女はいったいどうやって、自分が音を出していないことを自覚できるのか。たとえば、枯れ葉ひとつ踏んづけても、怪物に気付かれてしまうというのに、立ったり座ったりするだけで、自分が音を立てていることが自覚できるとでもいうのか。そこらへん、もう少し詰めてほしかった。
そして、クリチャーのデザインや動きが、思ったよりちゃちだったこと。いっそのこと徹底して見せないようにしたほうがよかったかもしれない。
そういう意味で、物語の続きとしては満足なのだけれど、何か新機軸になるような展開を生み出せていなかった。そこが残念だった。
2021.6.19
出るたびビクッとなる!part2から派でした
心臓に悪い、週末に良い映画!
part1を観ないまま行きましたが
かなり楽しめました!
まさに、志村うしろ〜(若い子はググってください)
と心のなかで叫んでしまう
わかりやすさ!
予定調和なんだけど、
結局はそれに安堵している自分。
スクリーンの右から左に
ぶっちぎるときは相当な動体視力がないと
ただの影です!
主演はもはやエミリーブラントというより
娘のミリセントシモンズちゃんでは?
ご本人自身、聴覚障害を持っているという。
素晴らしいキャスティングですね。
part3あったら観にいくと思う!
そんな娯楽傑作です!
@品川
他人事で安心だが、スリル満点のサバイバル。自分的に合格点。97分は短いくらい。
とにかく時間が短く感じる。尻切れトンボの続編パート3狙いかと思う程のスリル満点。中弛み無し。まあ続編狙いだね。
結論はフィクションの他人事だからスリルも楽しめるってことですねぇ。それでも公開2日目土曜夜に観客12人だか13人だかは寂しいなぁ。邦画のファブル、るろうに剣心が同時刻終了で、エヴアンゲリオン、ガンダム並に盛況な客の出入りに対し
やっぱり独断の自説の「字幕洋画不人気」多分当たってるなぁ。昨日見た「RUN」も25人くらいだったし。ソーシャルディスタンス十分過ぎ。
怪物が不気味に迫り、それがタイトルどおり音に基本反応するから緊張度高い。やっぱり「いつ来るか、いつ来るか、音出しちゃダメ」というのは怖くてスリリングで非常に良い。母と子がサバイバルの必然性で、三方向に分かれ、それを描くカットバックの画面変更切り替え編集が上手い。子供から大人まで全世代対応。
それはそうと怪物が、いわゆるゾンビ映画等と同じでプロトタイプの同一規格。特殊視覚効果の発展した今日においても迫力は十分だけども、少々生き物としてはぎこちない。今後数十年で滑らかな動きに修正されていくのでしょう。
スリル満点だけども残酷描写が無いのが良いところ。
あと補聴器か何かの特定の周波数の音に弱いくせに、普通の銃撃には無敵って・・・プレデターじゃ無いんだから。この怪物よくわからない。それと人間を食べる捕食する様子が見られないのに、やたらと人を殺戮するのはなぜ??いったいどういう本能。ちょっと知能低すぎると思うんだけどこの怪物。
まあ屁理屈はともかく、娯楽のサバイバルホラーとしては良い作品だと思いました。前編観てないけど全然問題無し。
#女子はたくましい
part①はもう既に"何か"に支配されている中での生活や生き延びる為の必死さが当たり前の様に映像化されていましたが、part②はその″何か"が始まったday1からの説明があり、ここに繋がるのか!!っていう場面や子供達(主に長女)の成長が凄かった。
前作よりハラハラは少し減った気がするけれど充分に楽しめました。
次作も楽しみです🎶
#映画館がオススメ#爆音希望
"もっとドキドキを!ハラハラを!"な映画
ラスト10分が、この映画最大の見所でしょうね。2人の子どもたちが、宇宙からやって来たこの奇妙な怪物に立ち向かっていく姿は、なかなか凛々しかったと思います…もちろん、ここに至るまでのストーリーというか設定には色々と気になるところは満載でしたけど…笑
前作が楽しめた方は、今作も楽しめるんでしょうけど…さあ、どうなんでしょう?笑
ロッテントマトや他の映画批評サイトの高評価に釣られて、期待し過ぎている私のような映画ファンは、もしかしたら大して楽しめないかも知れません…笑
良くも悪くも前作と同じくらいの面白さ…というのが正直な感想です。
前作のストーリーを忘れていたのでもう一度見直そうかなと思いましたが、ネタバレサイトがあったので、それにザッと目を通して…それで十分でした…いらんお金を使わずに済みました笑
もっとドキドキハラハラさせて欲しかった…それが結論です笑
やるなジョン・クラシンスキー
面白かった〜!
やるなジョン・クラシンスキー、さすがエミリー・ブラントを射止めた男!
前作を踏まえ、前日譚も入れたうえで、その先の成長まで描いてみせるとは!前作のラストと呼応するラストがもう最高!やるなジョン・クラシンスキー!(言いたいだけ)
キリアン・マーフィが出てるとは知らなかったけど、らしくなく思えるアメリカのお父さんを好演していた。
前作を復習してから観れば、最高です!
生まれたばかりの赤ん坊って泣くよね???
とにかくホラーとか、わあーっと驚く映画が苦手なので劇場予告をみて鑑賞予定から外していたのですが…
たまたま時間があって出来心で観ちゃいました。
もちろん前作も観てない。
あの宇宙から来た過激な生命体は一体何者ーーー???
怖すぎる。
心臓に負担がかかってちょっと後悔した。
音に反応するってことで静寂が強調されるから余計にびっくりする。
心臓止まって映画館で死んだら私としては本望だけど、迷惑かけるからなぁ〜
緊迫してヤツが来そうな時は目をつぶったり気を逸らしたりして乗り越えました。
胸が苦しくなりながらなんとかラストシーンまで鑑賞。
そして乗り切ったら、手話で話せる賢い娘とその家族のサバイバルを応援したい気持ちまで芽生えた。
サスペンスホラーという分野なんですね。
生まれたばかりの赤ん坊って泣くだろ???
というところが不思議でしたが…
娘のリーガンと息子のマーカスが賢くて素晴らしいな。
お父さんのことが知りたいから前作も観たい気になってます。
エミリー・ブラントも夫婦で強烈な映画を作ったもんだーー!?
メアリーポピンズが懐かしい。笑笑
続編は…という予想を大きく超えた展開◎
1作目は何かわからない恐怖で引っ張っただけに
2作目はネタバレしてるからなぁって思って見たら
予想を超えてドキドキさせるシーンが前作に負けないくらい、想定外の展開で十分楽しめる
97分中だるみもなく非常に見やすい良作でした
3作目は…とさらに期待してしまいますね
あっちもこっちも絶体絶命
死んだお父さんが出てると思ったら、舞台は遡ってヤツらがやってきた最初の日。もう隠す必要がないからクリーチャーは全貌を見せて大暴れ。1作目より気のせいかパワーアップしてない? ずいぶん稼いだからCGにかけるお金が増えたのかな。
クリーチャーの正体がわかったからといって、ドキドキの緊張感は減らない。むしろIMAXになったことで、音に関してはヤバいくらいに心臓に悪い。列車の中からカラスが飛び立つ音には参った。軽いむち打ちになった気がする。
無音の使い方も上手いよね。リーガンが補聴器を落とした時に訪れる静寂。この静寂が外界の音から遮断されたリーガンの恐怖を追体験させてくれる。
クリーチャーとの対決は、2ヶ所で同時進行形式で進むから目が離せないし、どちらも絶体絶命。こりゃたまらんね。言われていた通りパート2では完結しなかったけど、まだまだ話が続くんじゃない。うれしいけど。
自分なりのクリーチャーの考察です。
地球から数百光年の位置にワープ航法の技術を持つ知的生命体が存在する。その異星人が近くの惑星を探査中に視覚能力はないが獰猛な肉食動物を発見し、徹底的に研究した。研究の結果、このクリーチャーは、特定の周波数の音を大出力で浴びせることによって動きが止まることがわかり、生物兵器として軍事利用することになる。
そのタイミングでクーデターが起き、失脚した一派が、生まれ故郷を捨てどこかの惑星に移民せざるを得なくなった。さまようこと十数年、ようやく移民先として地球は見つかった。人間を武力で鎮圧するのは非効率なので、究極の生物兵器を地球に放った。
裸足が痛い
一番印象に残ったのは裸足でのサバイバル移動。そこに薄氷を踏むあの家族の運命が象徴されていたような気がするから。
人は急には強くなれない。けど、家族への強い思い、蓄積した知見、仕方のない犠牲に支えられることで逆境を乗り越えられるのだと思い知らされた。
深呼吸をして落ち着くことは大事だと改めて学んだ。
クワイエット・プレイス同様、新型コロナも今回で終わりでは決してないのだろうな、と気付かされた。
良作
1を偶然見て、出来の良さに感心して2を楽しみにしていました。?な点は多少あれど期待を裏切らず役者も演出も良いです。
謎生物の弱点がわかってるから終わりが似た感じになるのを「指輪物語」みたく話を二分する事で見事に乗り切った。
次の3はどうなるんだろう?
きっと作るよハリウッドは。
軍隊とかSWATの生き残りとか出て来たら観に行かないな、たぶん。
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