クワイエット・プレイス 破られた沈黙のレビュー・感想・評価
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面白い。
続編か…前作を観てないけど、まぁ何とかなるかなぁ…もう上映時間が迫ってるし…ウーン…なんて思いながらチケットを買って席に着いた。
結果的に、やはり最低限の予習はぜったい必要だと後悔する羽目になった。
楽しめなかった訳じゃないけれど、何度か完全に置き去りにされたから。
映画の中身に目を向けると、静寂から突然ワッと飛び出て、うわぁぁぁ!の連続。
もう、変に動かずその場にいたらいいのに…絶対でるよ…でる…でるぞ…アレっ?意外とでないのか?…イヤイヤでるでしょ、だってそういう映画だもの…ほらでたっ!…うわぁぁぁ!何してるの!早くトビラを閉めて!
…って、まぁ王道だね。楽しかった。
音を出すとほぼ確実に殺しに来る無敵のアイツに対して、音を出すのが仕事の赤ん坊、音が聞こえない勇敢な少女、音に怯えながらも家族のために動かざるを得ない母親。誰もが、それぞれの事情により活発に行動するから、いつどこからアイツが現れてもおかしくない。
当面は隠れ家にいれば安全だけど、家族のためには外に行くしかない…登場人物が常にリスクを選択せざるを得ない状況下に置かれることで、物語全体に逃れようのない緊張感が張りつめている。登場人物の一挙手一投足に常に恐怖が付いて回る、いい設定だよね。
でも、結局あれの正体と目的は何なの?とか、何であの音を聞かせるとああなるの?とか、特に最初の方は世界に何が起こって、主人公たちが何のためにどこに向かってるのか、正直まったく分からなかった。
…なので、今から前作を勉強しようと思う。
そしたら、さらに楽しめるだろうから。
そう思わせてくれる、いい映画だった。
これこそ 映画館で見ないと
前作のクワイエット・プレイスと違ってPart2はホラー映画と言うより ターミネーター2的な映画
ジョン・クラシンスキー監督は映画の作り方がとても上手い。私みたいなオッサンでも、ドキッ!とする場面が3回、後ろの席の男性はワッ!と声を出してました。
そして主役の少女ミリセント・シモンズのセリフ無しの演技は本当に素晴らしい。彼女無しではこの映画は作れなかったと思う。
(実際に聴覚障害を抱えた女優)
今の世の中で見ると、、、
今回は
音を立ててはいけない他に
人に関わらない。外に出て行かない。
という、現実でも近い現象が起きていて前作より一層恐怖が増した印象。
途中で解決方法がなんとなくわかるんだけどそんなのどうでも良いくらいに、兄妹の成長シーンが鮮やかだった!
このご時世ではあるがぜひ映画館で見て、今の世の中すらもフィクションなのかと思ってほしい。
長女の成長著しい
前作でほぼお荷物だった長女が逞しく成長。地味目だった子の目に光が宿り、何とも凛々しく美しい姿に。これが計算でなされているとしたらすごい演出。彼女は本当の聾者だそうだが、ダイバーシティなどと政策的なキャスティング云々を凌駕した素晴らしい演技であった。
肝心のエイリアンだがこのような特性だと瀬戸内海あたりに生き残りがいっぱいいそうな気がするね。可愛げが出てしまって少しマイナスか。
期待通り!
1のそもそもから始まって、今回どんな展開かがかなり気になっていた。
異星人の弱点も分かってからの始まりだったけど他にも弱いものが判明して殲滅出来そうな予感が…
お姉ちゃんの演技力に集中しすぎて、セリフ見ない場面いくつかあったし、
子供2人が同時に異星人と戦うシーンは泣きそうになった。
最近Amazonprimeでやってたトゥモローウォーに出てくる異星人もこんな形してた(..)
流行っているのかな。
3に期待(*>∀<*)
すべてが前作以下
前作はそれなりに楽しめた記憶があり、モンスターパニック好きとしては外せないだろうと鑑賞しましたが、がっかりです。すべての面において前作を下回っています。まず、登場人物がバカばっか。
まず、母親ですが、食料もなく、会話程度の音も立てられない状況で赤ちゃんを育てようとしていることがまず無理ゲー。もともと妊娠してたのなら仕方ないですが、モンスターに襲われた後の避難生活中に子作りしてますからねこの人(これは第1作の話)。また、泣き声対策に手作りの完全密閉防音ボックスを用意するのはいいですが、窒息を防ぐために酸素ボンベが必須ときた。酸素ボンベなんて都合よく調達できるわけないじゃん。無計画すぎ。
息子は、何を思って地下シェルターから外に出て工場内の探検に出たの?そのせいでシェルターは破壊され母親は大ケガをし、自分も死にかけてんじゃん。死にたかったのかな?
娘は、自分勝手な単独行動で唯一の武器であるショットガンとスピーカーを勝手に持ち出すし。また、聴覚障害を持っているため、普段から音のない世界が得意みたいな描かれ方をしていますが、普通逆でしょ。音が聞こえないからこそ何をどうしたらどれくらいの音が出るのかが理解できずに真っ先に殺されるはずです。
島からラジオ放送してたやつらも音楽なんか流す暇があったらもっと有意義な情報放送しろよ。音楽のタイトルが安息の地の場所のメッセージになってるってバカか。普通に「奴らは泳げないので島に避難しましょう。生存者もたくさんいます」って言えばいいじゃん。
ラジオ放送で敵の弱点である「音」を放送することになるけど、それでどうやって敵を倒すの?あのエイリアンってラジオリスナーでしたっけ?
また、主人公達が裸足で歩いている姿が何度も強調されますが、靴はけばいいのに。靴だと音が出るってことなのかもしれませんが、靴をはいている他の登場人物は問題なく生活しています。裸足で歩き回るメリットがわらない。
そもそも主人公立たちって何のために旅してるんでしたっけ?前作で家は破壊されましたが、食料も生活道具も畑も水も残ってます。近所には音を立てても安全な場所(滝)もあるし、敵に対抗できる武器も持ってる。わざわざ危険を冒す理由がよくわからない。
前作でも、会話すらまともにできないような環境にありながら、わざわざ子作りして出産に挑戦するというバカさ加減でしたが、それ以外はモンスターパニックとして観られたと思います。モンスターパニックには、「どんな敵が現れるのかというドキドキ感」「敵に襲われるハラハラ感」「どうやって敵を倒すのかというワクワク感」が必要だと思うんですが、前作にあったそれらが、本作にはありません。敵の正体は前作で明らかになっているのでドキドキ感はない。音をたてると襲われるというワンパターンでハラハラ感もなし。また、前作で敵の倒し方が確立されているのでワクワク感も無し。続編をやるのなら、新種の敵が現れるとか、新たな生態が明らかになるとか新しいアイデアが欲しかったところです。一作目より明らかに敵が弱体化しています。
この映画を観るのであるなら、これ単体を一つの作品とするのではなく、前作とつなげて一本の映画として観ることをお勧めします。
やっぱりなんだかなぁって感じだな
何で滝の所に行かないんだろう。そこなら多少音出しても大丈夫って前作で言ってたよね…
音に反応して狙って来るなら走って逃げるより黙って立ち止まった方がいいんじゃ無いのか?
お父さんがどうなったんだかパート2だけ見ても分かんないな。
パート1見てても覚えてないんだから。まぁまた1を見直してみようって言う気にもならないけど。
ハラハラした
1作目よりも登場人物が増えたからか内容がより濃くなった気がした。
基本静かに音を立てないようにする映画の内容なので、いきなり音がなるときはビックリする。
自分がこの世界に行ったら一瞬で消えるんだろうな、と思った。
「1」直後からスタートするがDAY1からもスタート
「なぜこうなったのか」から始まる今回。
そして「1」の直後からのスタート。演出が面白いです。
相変わらず人間ドラマは秀逸で、ここにサバイバル要素が入りハラハラドキドキが止まりません。
何より成長する兄と、そして何を言っても主役に躍り出た妹が素晴らしい。
1作目を知らない人には難しい内容かも
今作は1作目の続編ということで作られた作品のため、前作を見ていない人には少々分かり辛い内容だったかもしれません。
内容としは前作に引き続き音を立てたら殺されるという内容に変わりはなく、前回はいかに音を立てず生き延びるかという逃げの一手しかありませんでしたが、今作からは敵の弱点も見出され戦うという選択肢も出て来ました。
なので前作よりも見所は沢山あったのですが、見ていて感じたのは1作目を知らない人からすると何故音を立てたら襲われるのか?襲ってくる敵の正体は何なのか??という疑問を持ったまま見ることになるため予め前作を見て予習しておく必要があるかと思います。
作品としてはホラーというよりもモンスターパニックの方が表現として近いかもしれません。
緊張感とドッキリの連続で非常にテンポよく見られるのでそういうのが好きな方にはオススメです。
1作目の先にある生き抜くための選択
1作目から静寂がこの映画の隠し味で、その感覚は映画館という密室が1番効果を発揮する場所だと思います。
その雰囲気を今回も残しつつ、1作目のその先に行くんだけど、ちょいご都合主義の部分が見え隠れします。
この物語、勧善懲悪ではなく善でも悪でもなくその場を生き抜こうとする人々を描くことで、より緊迫感を増してると思うんだけど港のお話は納得いかなかったなあーと思いました。なぜ港の人があの様な行動を取ったのか、そして夜行動するということの説明もないままだし。
ただ緊迫感の連続を狙った点は楽しめました。
裸足は卒業
今作は、家族が外の世界に出て各々のパートに分かれて話が進むが、いい加減もうちょっと慎重になってもらいたい。
あと、演出上仕方ないとはいえ裸足はそろそろ卒業してほしい。
もう足が映っただけでハラハラする。
しかしながら、話としては前作の流れをしっかり受け継ぐ作りで、飽きさせない展開とそれぞれ見せ場も用意されていて安心して観ていられる。
ストーリーも新たな展開に入って今後この世界をどうしていくのか気になるし、更なる続編に期待。
音でビビらせてくる
今回で、エイリアン?の前日譚が知れて少し満足。
街中を大暴れするシーンは必見!
超高速でバシバシ人間をなぎ倒すっていうのも、なかなかの爽快感さえ覚える。
安全だと思われた離島にも侵入してきた場面は、ゾンビ映画でもよくある展開でドキドキして。なんだか続きそうな終わり方も気になる。
前作からの進歩は?
前作は、なぜ音をたてたら死んでしまうかが興味の根源だった
その世界でも原因が怪物であることが、当初は分かっていなかった設定だった?と思っていたのですが・・・・・
今回のは1日目から明白で、少しがったりでした
回を重ねると怪物が沢山出てきて弱くなってくる映画が多い中、非常に強いままであったことは気に入りました
しかし、鉄パイプ一撃は・・・・・
原題も「A Quiet Place Part II」なのに何故「2」を入れない!?
続編なのに邦題に「2」を入れず、続編でないように装い前作を知らぬままの客を劇場に誘導しようとする映画会社が増えて来た!
今やってる「ザ・ファブル なんたらかんたら」もそう!(たまたまTV放送観て面白かったから観たが、観てなかったら人物関係分からなかった)
過去に知らずに観て訳分からず、調べたら続編ってことが何度かあった!!
なので、それだけで大幅減点。
先が読めても面白い
前作を観ているとネタは分かってしまうので
緊迫だよりな所はありますが
先は読めるけど、ヒーロー物のお約束展開でも
楽しめるの同じで人間が勝つ様を楽しむ感じですね
今回で終わるのかな? と思っていましたが
続きはありそうですね
次回こそが一斉反撃に出るのでしょう
次回は主人公を変えての1dayからスタートパターンも
考えられますが…
このシリーズは「家族の物語」であることに、改めて気づいた
前作よりも、ホラー色は弱く、
反対に「家族の物語」は強調されている。
赤ちゃんを守る母親、
ケガをした弟に代わり、先頭に立つ姉、
姿は見えないけど、父親の影は存在している。
夫妻のインタビュー記事を見たが、
映画会社は続編の構想をいくつも持ってきたが、それらを断ってきた、とあった。
でも、監督自身のアイデアが良くて夫婦で続編制作を決めた、みたいな内容だった。
おそらく、断った構想には、
「軍隊とエイリアンが戦う」みたいなモノだったのだろう。
それに対し、夫妻が作ろうとしたのは「家族の物語」
そのベースは一作目からブレず、
更に強化されたのが本作だと思う。
ハウリング
まずは前作よりも前の第1日目に遡る。おっとキリアン・マーフィー!これって『28日後…』へのオマージュなのか?!と、驚きの展開。
そこからは前作の後日談になるわけですが、ギターの存在感が気になったところへギターアンプを使ったハウリング攻撃。耳が良すぎると周波数の高い音は苦手なんだと新たな設定にはうなってしまいます。その伏線に加えて補聴器のハウリングまで。
怪物の全貌が見えないプロットと、最初から見えてるプロットでは明らかに鑑賞者の受取り方が変わるもの。その違いを上手く使い分けた続編となってました。
もう一つ面白かったのは階段の途中のむき出しになった釘です。前作で母ちゃんが踏んでしまう痛々しいシーンは今でも思い出せます。それを聴覚障害のある娘がササッと避けちゃうですよね〜やるなぁ〜と、声を出しそうになった俺はもちろん即死です!
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