るろうに剣心 最終章 The Beginningのレビュー・感想・評価
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最初にして、最後の物語
和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化し大ヒットを記録した時代劇アクション「るろうに剣心」のシリーズ完結編となる2部作の第2弾。原作では緋村剣心が過去を語る形式で物語が進む「追憶編」をベースに、剣心が不殺の誓いを立てるに至るまでの物語と、彼の頬に刻まれた十字傷の謎に迫る。剣心に復讐するべく東京を総攻撃した上海マフィアの頭目・縁との壮絶な戦い。その理由は、剣心が「人斬り抜刀斎」と恐れられていた幕末へとさかのぼり、剣心が自らの手で斬殺してしまった妻・雪代巴の存在、そして十字傷の謎へと繋がっていく。(解説より)
おもしろかった。
finalを先にして、beginningを最後にした作者の意図がよくわかった。
戦闘シーンはほとんどないが、まるで時代劇のようなストーリー展開。
それでいて野暮ったくなく、美しい展開だったと感じた
The Finalの後に、The Beginning
賛否はありますが、この順序でいいと思います。
10年前、もしこのストーリーからはじまっていたら、剣心シリーズは
違う道を歩んだことでしょう。
悲しいラストです。
「十字傷の謎」の真相。
「不殺の誓い」に至った理由が描かれます。
なぜ剣心が、耐えられぬ痛みを背負って生きているのかが良く分かります。
宿命の女性との出会いが、人斬り抜刀斎を真人間に変えた。
そして遂に「るろうに剣心」の幕は閉じられました。
切ないラブストーリーです。
雪代巴(有村架純)・・・
人斬り抜刀斎の人斬りの現場に現れた美女。
卒倒した巴を剣心は宿に連れ帰ります。
そうして巴は剣心の側を離れなくなる。
いえ、剣心は巴を離さなくなる。
彼女には実は剣心に言えぬ隠し事があった。
いったい巴は何者なのか?
笑顔を一度も見せない巴(有村架純)の憂いを秘めた張りつめた表情が、
切々と胸に迫りました。
巴には笑顔になれない理由があった。
幕末から明治へ変わる変換期、武士は生き方を見失い、悩み、
おのれの居場所を探します。
剣心とて同じ。
罪を背負った男の生き様は過去作で語られている。
「あなたはこれからはたくさんの人々の命を守る人へ!」
それが巴の最後の望みでした。
(原作の設定では、剣心は15歳で雪代巴に会い、16歳で結婚・・・
と、あります)
さあ、今一度、「おろ?」「ござる」を語尾につけて微笑んでいた
あの愛らしくもあどけなかった若き日の剣心に、
今すぐ会いにいきましょう。
過去鑑賞
この2点は、有村架純へ
最後にして
るろうに剣心は、シリーズで観てきたけどこの作品が一番時代そった感じがあって良かった。
剣心の過去に纏わる物語の話で、前作の時に少し謎が多い中で今回で伏線の回収が出来ました。
幕末の動乱期に生きていた武士達の生き様を垣間に見た気がする。
漫画そのものだけでなく、剣を振る事で時代を変えようと闘い続けた。
誰かを傷つけないとしていても刀を振る限り誰かを傷つけてしまう。
今までだと漫画的な要素を感じた所が多いなと感じたけど、アクションシーンも含めてすごい作品だと感じました。
一番よかった!
劇場で観なかったことを後悔した
巴の帯が気になる!
若かりし剣心。ってか、薫と出会った頃の剣心って、もしかして30代なわけ? 撮影順が逆なら良かったのにね…。
巴が有村架純ちゃんでも、原作を知らない自分には、特に違和感は感じないけど、眉を消すメイクはあまり似合ってなかったなあ。所作と筆跡はきれいだった。あと着物については気になった。あの帯の結び方は何だろう。お太鼓の中に、ロールパンみたいに巻かれてるの、どうなってるのー。
新選組の隊服も、おしゃれになっていた。だいぶびらびらしてて、戦闘向きではないけど。沖田総司の髪の毛ハラリも邪魔そう。あんなゲボゲボしてて、よく戦えるものだ。
高橋一生はいい。どんなずるい男でもいい。だまされても構わない。
しかし、殺すのが目的の剣というのは、首を狙うのか。エグい。観てて龍馬伝の岡田以蔵を思い出した。音楽も佐藤直紀だし。そして、剣心の回復力すごい。斬られたり突かれたり、かなり痛めつけられたのに、1~2日でピンピンしてるとは。そして、愛した人をちゃんと葬らず、火を放つとは、ビックリ。
緋村剣心の物語完結す。スタッフ、キャストの皆さん、お疲れ様でした!
日テレ金曜ロードショーを視聴。
前作に引き続き面白さが全く分からん 思い出したけどるろうにの漫画を...
前作に引き続き面白さが全く分からん
思い出したけどるろうにの漫画を読んですごく面白かった印象がない
だから映画がつまらないというか原作から面白くなかった
そして映画で拍車がかかってより面白くない
内容もまぁどうでもいい話で興味は湧かない
完成度が高い
いやぁ…ずるいよね( ᷄ᾥ ᷅ )
るろうに剣心シリーズの最後の作品で、人斬り抜刀斎だったころのお話。...
シリーズコンプリート。
有村架純の能面のような演技が役に合っている。全部観たが、シリーズの中で一番(唯一?)良かった。終わりよければ、と言いたいところだが正直時間を返してほしい:-)
この部分をやったら、今までの話が悪人同士の争いみたいになって、全否定されるような感じになるのでよくないと思う。
この映画は前作のFINAL見ていたら全部ネタバレでつまらないと思う。
なんとなくだけど、FINALの思い出しシーンで使ったものを、もう一度使って一儲けしようみたいな感じで印象がよくない。
先の展開が見え見えで、中途半端にリアルだから余計につまらなくなる。
新選組とか出てきても、どうせ本格的には戦わないんだろうなというのがわかるので、緊張感がまるでなかった。
新選組と戦えば面白かったかもしれないけど、敵も無理矢理作ったような幕府の忍者みたいな人で、何で幕末の京都で新選組とか見廻組でなくて忍者みたいな人なのかよくわからなかった。
ヒロインの有村架純さんは演技がうまくてよかったけど、役柄的には非常に無理があって、意味不明の行動ばかりだった。
最後のシーンもどうなったらああいう風になるのか、結局使いまわしだから2本見ても全くわからなかった。
剣心の頬の傷も非常に無理のある角度で、角度が変なのも使いまわしだから2本とも同じだった。
2本とも重要なアイテムになっている日記を毎日書いてるのも不思議だし、その辺に置いておけば読んでくださいと言っていうようなもので、剣心が一番最後に初めて読むのも非常に変な感じだった。
剣心も剣心で、今までは伝説の人斬りということで流していたので、戦争に行った人みたいな感じで、戦争だからやらなければやられる、人は殺したくなかったのだろうけど、しょうがなかったのだろう、という感じでよかった。
でもこの映画見たら、別に誰に強制されるわけでもなく、目標は与えられたのかもしれないけど、殺そうとして殺している。
しかも正々堂々と戦っているわけでもなくて、どちらかといえば不意を突いた闇討ちに近い。
「いくら殺しても心は純粋なまま」とかフォローの台詞が入るけど、外見的にはどう見ても冷酷で卑怯なテロリストにしか見えない。
後から改心したのかもしれないけど、これだけ殺していれば取り返しがつかない。
だいたいこういう人は味方に処刑されたりして悲惨な最後になる。
最後も「今やめたら俺が殺した人は無駄死にになるから、世の中が変わるまでやめない」とか言ってやめないことになっているけど、そんなこと言ってないですぐやめろよ、と思った。
殺された人は「素晴らしい世の中がきてよかった。後から改心して人を助けるならこの人に殺されてよかった。殺され甲斐があった。」なんて言わないと思う。
「そんなことどうでもいいから今殺さないで。」と言うと思う。
江戸幕府もそんなに悪いとも思えないし、そのまま続いていた方がよかったかもしれない。
明治政府も戦争ばかりしていて、それを引き継いでいって第二次大戦で日本は壊滅したんだし、そんなにいい時代だったような気はしない。
この部分をやったら、今までの話が悪人同士の争いみたいになって、全否定されるような感じになるのでよくないと思う。
監督は巴派だと解る作品
ファイナルが今までの良さを吹き飛ばすヤバさだったので期待していませんでしたが凄い良かったです。
抑える所は抑えられてたし、沖田vs剣心と原作で殆ど描かれていない部分を掘り下げてくれてたり、最後の忍者軍団?が思想を語るのもなかなか良かったです。
アクションも逆刃刀だと鉄の棒でバシバシ殴る感じでしたが、真剣の斬るアクションに変わることでスピード、無双感がより出ていて格好いいです。
大事なところを何も抑えていないファイナルと比較すると、成る程!監督は巴派なんだ!だからファイナルはあんな出来だったんだな…と感じます(笑)
取り敢えずファイナルに謎のサプライズ送り込こんで有象無象と戦わせるだけならビギニングでも火傷前の志々雄真実出せや!!
ファイナルでガッカリした心が少し洗われました。
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