るろうに剣心 最終章 The Beginningのレビュー・感想・評価
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ここまでひどいとは
アクションシーンはほとんど無く、グロかった。気持ち悪かった。
子供には、見せられない。
物語は薄い内容で、二言で終わるような内容だった。
長時間の映画で疲れた。
吐き気がする接物シーンやおそらくその後は、性行為をしたのでしょう。
性行為をした後に寄り添っているようなシーンも佐藤がブツブツと言って、有村がハイ。と言っていた。
るろうに剣心は、接物をしたり、性行為をするのか。と思って見ました。
しないと思います。
また、農作業のシーンや佐藤が大根を見て、ニヤニヤするシーンとかです。
るろうに剣心の映画だったんだろうか。と思って見てしまいました。
ここまでひどいとは思いませんでした。
The FinalとThe Beginningはオーケストラとピアノデュオぐらい違いがあって、今作は色んな意味で面白い
今回のThe Beginningはよかったですね~
観る前から雪代巴の末路はわかっていて、終わりへと向かっていく姿を
見届けるという設定が、これまでのるろ剣とは違っていました。
The FinalとThe Beginningは一対のような売り出し方をしていますが、
The Finalはオールスターキャストによるただのお祭り騒ぎ、対して今作
は緋村抜刀斎と雪代巴に焦点を絞り、二人の心の葛藤を描いています。
雪代巴のエピソードだけを切り取って、今作までとは全く違うテイスト
で一本の映画に仕上げたのは大正解じゃないかな?
それから、今回は戦闘シーンもいいです。
抜刀斎は逆刃刀じゃないので一瞬で相手を倒します。これぞ抜刀術のだ
いご味!志々雄真実や雪代縁との闘いは打撃勝負なんで、なんか昔のカ
ンフー映画を見せられているようでフラストレーションがたまりました。
最後は根性かー?みたいな。
今回はそれもなく、殺陣もスカッとしますよ!
全体的に重苦しいストーリーなので、そこは覚悟しての鑑賞を勧めます
が、私としては5作品のなかではナンバーワンだし、過去作をもう一回
観てみようかなと思えるような作りなので、ぜひご鑑賞を!
ここまで大事な話だとは…
元々原作未読で実写映画だけしか、るろうに剣心は知らない私ですが、原作読んどけばもっと最初の実写から色々感じることが出来たんだろうなと後悔…。
剣心にとって巴がいかに大切な存在か知らず、ここまで見てきて、実写にしてはいい映画だったと言ってた自分が恥ずかしい…くらい良かった。
2部構成の前半だけでも二人の間にはちゃんと愛があった事は分かったけど…これは逆にこっちを先にして欲しかった…かも。迷うとこだけど…。
私の中では初のカップリングでしたが有村架純と佐藤健、めっちゃいい!!横から見た鼻がいいよ2人共…顔も好きだけど、後半の素敵なキスシーンが綺麗で、でもどことなく儚くて、美しすぎて時止まったかと思った。
有村架純の演技は映画の方が生きるな、佐藤健もだけどこういう方々こそ映画業界にいてほしい。ちゃんと想いが痛いって伝わる、熱量に震える、でもお互いに邪魔をしない。これって結構難しいと思います。それをバランスよく、くどくなく見られるって凄いです。
大概の作品は最初の作品を越えられないと思ってますが、Finalで最初の完成度を越えてきたなと思いました。鳥肌。
1からもう一度見ようと思います!
いよいよラスト!
人斬り抜刀斎と呼ばれた剣心が巴と出会って少しずつ表情も、変わっていく。巴も復讐から剣心に近づいたものの、剣心に惹かれていく。今までのシリーズとは違って切ないストーリーでアクションも控えめ。
といっても冒頭の口に咥えた刀で人を斬っていく剣心、辻斬りの剣心、雪の中での剣心と充分に佐藤健の身体能力は楽しめる。
もうこれが最後かぁ、、、と思うと寂しい気もする。個人的な感想としてThe Finalをラストにした方が良かったのでは、と思ってしまう。
過去作も含めて全てが面白く、こんなに斬新な時代劇は他にない。出演者も変わる事なく、主題歌も全てワンオク。不思議なほどピッタリ!本当にラストなのか、クスン🥺
今度はこのBeginningを最初に観て、1作目から順番に見返して観よう❣️
迫力
のある格闘シーンはやはり見もの。
自然と肩と歯に力が入って
目を大きく見開く自分がいた。
ストーリーとしては
よくできているのだが、
なぜか感情移入はできず、、
原因は自分でもわからず、、、。
雨や雪の降らせるシーンが
多いが降らせてる感がどうしても
気になってしまった。
特に最後の方の雪。
有村架純は見るたび良さが増す。
目に吸い込まれそうになる
自分がいた。
家屋の2階から人やら屋根が
転げ落ちるシーンは見もの。
ゆったりのところは本当に流れる時間に
自分もいるかのようにゆったりで
しかし激しいシーンは別世界にいるようで。
メリハリ、時間の流れがよかった。
なによりも今までみたどんな映画よりも
主人公役の背負うものの
大きさ重さを感じた映画だった。
あんなにもエンドロールの名前を
見つめていたのは
はじめてかもしれない。
他のレビューを知りしったが、
シリーズがはじまり10年らしい、、。
本当にお疲れ様でした。ありがとうございます。
逃げの小五郎
私は高橋一生さんが好きなので、今回はまず桂小五郎さんを堪能するのを楽しみにしておりましたw
そして、もちろんしっかりと堪能させて頂きました( ꈍᴗꈍ)
有村架純の表情を出さないけど、感情を伝える演技がとっても良かったです。
色んな感情と戦いながら、剣心の側に居続ける巴の姿が刹那かった。
もう一回THE FINALを見たくなった!
それぞれ描く未来があって、時代のせいで流さなければいけない血。
毎回ホントにこんな時代があって、ホントにその時代を生きた人たちがいて、そして今があるんだなぁって思う。
命がけで愛せる恋愛してみたい(人 •͈ᴗ•͈)
今までのような激しい戦いは殆ど無いです
冒頭はロープで縛られた剣心が日本刀を口にくわえ斬りつけて行くシーンは凄いですが、その後は有村演ずる巴とのシーンが大半です。
美しいキスシーンもあり、こうなると時代劇アクションと言うより完全に恋愛モノと思い観てしまったのですが、ラストに北村演ずる辰巳との戦いで、飛び出て来た巴も剣心が辰巳と共に斬ってしまい、映画中盤に『あなただけは絶対斬らない...』と、巴に誓った剣心には、もう少し巴を斬ったことを取り乱してもらって巴を亡くした(殺した)事を哀しむシーンに熱い台詞があり涙を流し辛い感情を見せてくれたなら、観てるこちらも切なすぎて凄く泣けてよかったのにな...と、バナー(雪の中、剣心が巴を抱きしめてる画)にある最大の山場のシーンはそれが残念でした(個人的にですが)。
勿論、漫画のストーリーや大友監督の指示、るろうに剣心は恋愛モノでは無い...等、ビキニングの終息はこの方向なのだろうと後々思えたし、最終的に第1作の江口演ずる斎藤一(新撰組)と戦うシーンに戻る終わり方ならビキニングは終わりの始まりなので納得です。
ただ、単体でビキニングだけを観ると敵役との壮絶な戦いも、巴との深い愛も、どちらももの足りないので星3の評価って感じです(薫や佐之助など、いつものるろ剣メンバーは出ませんから、その分も過去の巴との愛の話と、観てて期待しすぎてしまいました...)
追憶編は頑張ったと思う
実写シリーズのエピソード0にして完結編。
雪代巴役の有村架純がとにかく美しい!
ファンからの人気が高いOVA「追憶編」の実写化でしたが、この作品があまりにも傑作であるが故に期待と不安が入り交じっていました。
ちなみに「追憶編」はFilmarksのアニメに何故かレビュー出来ないのですが、個人的には自己満足点は95点以上付けます。
それくらい大好きな作品です。
まず良かったのが、ストーリーの世界観。
今までのるろうに剣心から映画のトーンがガラリと変わって、シリアスで美しい雰囲気が全体に出ていて「追憶編」の世界観に合わせてくれて良かったです。
映像面に関しては、特にラストの雪の場面が好きでした。
雪が舞う場所に赤い血が舞い散るのにかなりコントラストを感じました。
また、剣心を演じている佐藤健。
今までの剣心と比べても殺伐とした雰囲気があって、触れると容赦なく傷付けられるくらい危うい剣心を見事に演じていました。
また、佐藤健の劇中の佇まいや歩き方、一つ一つの仕草が完璧です。
歩いていても階段を下っていても体幹が全くブレない姿は人間離れした剣心を表しているようで本当に素晴らしかったです!
グッショブ!
また、アクションに関しては「the Final」ほど派手では無いものの、冒頭の口に刀を加えたアクションが非常に面白かったです。
最初観たときは「ONE PIECEのゾロかよ!(笑)」と突っ込みたくもなりましたが、一度アクションが始まると全然違和感ないくらい格好良かったですね。
1作目に出ていた窪田正孝も剣心や観客にトラウマを与えるくらいのインパクトだったので、今作でも入れてくれてありがたいです。
また、一番の懸念材料だった雪代巴。
自分にとって巴というキャラクターはアニメ・漫画の中でもトップクラスに好きなヒロインです。
そんなヒロインなので、誰がやってもあの美しさと儚さを演じられないんじゃないかと思ってました。
...ですが、そんな不安は一気に払拭されて、美しくて儚げな巴を見事に演じていました!
...良かったところは以上です。
不満も結構あります。
まずは台詞回しについて。
これは完全に脚本の問題だと思うのですが、登場人物の思惑や心情等を象徴する台詞が少なくてOVAの追憶編よりも解りにくくなってしまったのは明白です。
詳細はネタバレになるので省きますが、この部分も今までと同じく実写るろ剣あるあるでもある脚本の弱さが目立ってしまったように感じます。
ちなみに、窪田正孝に付けられた傷から流れる血が本作のキーポイントになるのに今作では全く血が流れていなかったのもガッカリしたポイントです。
剣心と巴の絆を深める重要な部分なのに!
次に、剣劇における流血表現。
今までのシリーズに比べれば斬られた時の血の量は多めでしたが、追憶編として見れば足りなかったように思えます。
本作のレイティングは「G指定」であり全年齢対象です。そこは観る前から少し不安だったのですが、不安は的中しました。
追憶編は剣心の「不殺の誓い」を立てる前の血生臭くて残酷な斬り合いが醍醐味なので、人が殺される残酷さを流血多めで描いてほしかったです。
どうせなら年齢制限を引き上げてPG12やR15+にしても良いので、残酷表現をもっと過激にしてほしかったです。
X-MENシリーズの「ローガン」がR指定でも成功したしPG12指定の鬼滅の刃も記録的ヒットを納めたので、グロ描写を過激にしても興行的に全然問題なかった気がします。
あと、このエピソード0である追憶編をもってるろうに剣心の実写が完結ということでしたが、観た感じは「the Final」を後に持ってきても全然問題なかった気がします。
感想を纏めると、良くも悪くも期待通りな所と不安な所が出ていました。
一応そこそこ楽しめましたが、やはりアニメ版を超えられなかった部分が無かった印象です。
抜刀斎の涙
とても素晴らしい映画だった。
見終わってまずこう感じた。
しかし、正直にいうと途中まではそこまで良いと思っていなかった。
順番の入れ替えや細かい書き換えはあるもののほとんど原作通り、いや原作より笑いがない分原作よりも劣化している・・・とまでは言わないが、所詮原作の再現ドラマに過ぎない。
そう思っていた。
ところが、池田屋事件が起こるあたりで急展開を迎える。
池田屋に剣心が助太刀に向かうのだ。
「あーはいはい。原作ではあまり絡めなかった所をあえて絡めてくるんですね。それで喜ぶと思ってるんだ。」
こう思った。
ところがどうだろう。
これがただ単にワクワクするだけではないのだ。
沖田総司との闘い、その戦いの最中総司が吐血する。
この吐血する場面は新撰組が時代劇で描かれる場合に必ず挿入される場面で、いわば「お決まりの展開」というやつである。
このお決まりの展開が剣心に深く関わってくる。
総司が吐血しても剣心は斬りかからない。
これはそれまでの流れを見ないものからすれば「武士の情け」あるいは「正々堂々と闘いたい武士道」そう受け止めるのかもしれない。
しかし、この「斬りかからない」ところに剣心の人を斬ることへの迷いが現れている。
そして、そのあと駆けつけた斎藤一と顔を合わせた時に一筋涙を流す。
僕はこの涙が「人を斬りたくない」という剣心の本心のような気がした。
結果、原作には無い池田屋事件の裏での新撰組と抜刀斎の邂逅が僕の心に残る名シーンとなった。
それから後は原作を超える展開が出るは出るは。
次に印象に残ったのは剣心と巴のラブシーンである。
巴は自分の過去を話し剣心によりそう。
そして、剣心の頬の傷をそっと撫でる。
このシーンは原作でもあったような気がした為終映後原作を読み返してみると、そんな描写はなかった。
ただこのシーン最初から席に座って見ていると頬を撫でるというラブシーン以上の想いが見える。
最初の夫が生きようとする意思でつけた傷。
その傷を巴が撫でることで夫を殺した男を愛する矛盾というものが浮かび上がった。
結果そのシーンは剣心、巴、そして清里が絡み合う愛おしくて哀しいそんな複雑なラブシーンになった。
そして、物語のクライマックス。
剣心の頬の十字傷の由来である。
僕はこのシーンを見た後原作を読み返してみると原作の方が物足りなく思えてしまう。(もちろん原作には原作の良さがありますが。)
それくらいに素晴らしい映画史に残る名シーンとなった。
漫画の実写版とはかくあるべきと思った。
具体的に言おう。
原作では、巴が斬られた後巴の持っていた懐剣が剣心の頬に飛んできて傷がつく。
つまり、巴に傷を「つけられる」というよりは傷が「ついてしまった」そんな印象を受ける。
しかし、この映画では巴が自ら傷をつける。
これは原作通りにやるとリアリティが失われてしまうという監督の判断なのだろう。
だが、それが功を奏した。
最初予告で巴が自分で剣心の頬に傷をつけているのを見た時は「巴はそんなことしないだろう。」と思っていた。
浅はかだった。
清里も愛し、清里を殺した剣心をも愛した巴だからこそ剣心の頬に傷をつける。
そこには巴なりのケジメをつけるという決意が見える。
そして、頬に剣を当てる巴の手を握り、巴と共に頬に傷をつける剣心。
ここに、愛する妻が愛していた男を殺した後悔、懺悔の気持ちが強く表れていて後々剣を捨てて旅に出るという展開にさらに説得力が出た。
そして、時は流れて鳥羽伏見の戦い。
この鳥羽伏見の戦いのシーンが時の流れというものを感じさせる。
恐らく第1作の映像を使い回してるのだろうなぁと江口洋介さんの若い顔を見て思うが、それが昔と今、時の流れを感じさせて逆に味になっていた。
そこから最後第1作目に繋がっていくまで流れが完璧である。
個人的には
the beginning→るろうに剣心(第1作目)→the final
この順番で見てみたいと思った。
たしか第一作でも言っていたであろう斎藤一のセリフ
「これで終わりだと思うなよ」
このセリフの重みが、第1作目の時より10年の時を経て、そしてthe beginningを経てより一層増していたように思った。
後一つ触れたい原作からの改変点がある。
それは巴の真実を剣心が知るタイミング。
原作では巴を切った後に真実を知るが、この作品では巴を救いに行く前に知る。
この違いでその後の戦いに違いが出てくる。
原作だと「巴を救いたい」その一心でそれ以外の感情は無いそんな激情的な剣心が見れるのだが、この映画では真実を知った剣心が自分の犯した罪に悩みながら巴を救いに行くという複雑な感情を持つ剣心を見ることができた。
個人的にはいろんな策略を受けても「それがどうした!!」と返して巴の元へと迫る剣心も見てみたかった気がするが、これはこれであり。
というか巴を救いに行く前に真実を知るからこそ十字傷のシーンが生きるのも事実。
後は、辰巳の描き方も北村一輝さんに合わせて少し原作と趣が変わっていた。
原作よりも辰巳がかっこよかった。笑
とにもかくにも鳥羽伏見の戦いに始まり鳥羽伏見の戦いに終わる。
るろうに剣心というシリーズが伝説へと昇華したその瞬間を体験できて本当に良かった。
最高!ファイナルにして始まりに戻った
中学生の時に漫画、アニメとハマり、主題歌を担当した多くの偉大なアーティストに出会った。
大人になりついに実写を見れたことに幸せん感じさせた。エンディングを見て、るろ剣にハマった青春が蘇ってきた。
これぞ人斬りであり、アニメでは実現しないであろうあの雰囲気。
過去作とは一線を引く出来になっている。
正直、ファイナルを見て無駄なアクション映画に成り下がったと評価がガタ落ちしていたが、beginningは最高の出来なので驚きを感じている。
この映画を見たら、アニメ・漫画・実写の第一話を見るべきである。
佐藤健はよくやったよ・・・
初日に観ました!(レビューは遅くなりましたが・・・)
正直OVAと比べると内容ははるかに劣るが、
抜刀斎という今までの剣心と違う表情やしぐさを
上手く表現出来たと個人的には思ってます😄
有村架純の巴役も文句なし!
ただどうしても納得いかないのが、雪代縁の少年時代の役者の
演技力だけが不満でした😖
事務所の圧力があったかは知りませんが、オーディションで何でこの子が受かったのか、
不思議でしょうがありません・・・
く○映画
携帯の懸賞が当たって鑑賞
全体的に画面が暗く、どう思い返してもストーリー性はない
最後にロン毛の百姓?とバトルして終わり
画面が暗いので、敵が黒めの服だと戦闘シーンが何をしてるのかサッパリわからない
新撰組以外の登場人物は、服装も地味で、顔つきも似てるので、敵味方も判別しにくい
1や2の方が華やかで面白かった
シリーズ最高傑作ではあるものの
ここに至るまでの過去作がことごとく30点ぐらいの出来であったため、ようやく60点ぐらいの普通の出来になりました、という感じ。
本サイトでのあまりの高評価に、せっかくだからと前4作を予習のために一気鑑賞したものの、最新作への興味を持続するのに苦労させられた。
このシリーズの映画としての出来はハッキリと良くない。
最も興醒めなところは、拭い切れない「コスプレ感」にある。
メインキャラの見た目もだが、原作通りのセリフ回しなどあまりにも「漫画」である。
これを本格時代劇のフォーマットに乗せて真剣にやるものだから、どうにもキャラが浮いてしまい終始居心地が悪い。
土屋太鳳のヘンテコな関西弁に象徴されるように、役者陣の演技にしても上手くチューニング出来ておらず、本気なのかギャグなのか分からず、いまいちどう見たらいいのか掴めない。
さすがの大友監督による「時代劇としての出来の良さ」が邪魔になっている。
ジャンプ原作として「銀魂」ぐらいのクオリティで肩の力を抜いてやった方が良かったのではないか。
そして上映時間がやたら長いのも難点である。
全5作にして10数時間を費やして得られる果実としてはあまりにも物足りないと言わざるを得ない。
一番「マシ」と言える本作が、本筋とは別の前日譚という事実は、何ともこのシリーズを象徴するかのようなチグハグぶりである。
シリーズのラストに相応しい作品!!
biginningだけど(笑)
作品の雰囲気は本作のジャケットからも想像出来る通り、剣心と巴(有村架純さん)の出会いから別れまでのストーリーがメイン。
るろうにシリーズでは本作だけひと味違ったテイストだった印象。
何が良いかって有村架純さんが美しすぎた!
佐藤健さんもかっこ良い!
訳あって剣心と巴が山奥の古民家に住むシーン。
剣心が鍬で畑を耕す動きが笑える。耕す姿が不器用過ぎ(笑)
巴が手鏡越しに何故か涙を流すシーン。
後からその訳を知るんだけど、それを知った時、観ている自分にも涙が。
とにかく剣心と巴の関係が衝撃的。
剣心の頬の十字傷も意味が深い!
あれは一生忘れる事が出来ない傷。
最初に傷がついた時、次はどこで傷がつくかと思ったら2つ目の傷の理由があまりにも切ない。
そして泣ける。
剣を使ったアクションシーンも相変わらずの迫力。
お約束のワイヤーアクションは少なめだけどリアル感は半端無し。
エンディングのお決まりのワンオクの歌も本作に合った落ち着いた曲で好感あり。
本シリーズ。もう一度全てを一気に観たくなりました( ´∀`)
finalとは打って変わってこちらは剣心や巴の心情を追っていけるよ...
finalとは打って変わってこちらは剣心や巴の心情を追っていけるよう原作に寄り添って丁寧に作られていると感じた。
OVAの要素も強いので全ての要素が全く一緒、というわけでは無いし、アクションもシリーズのなかでは薄味で、今までも実写化においてはあえて端折っているのでしょうが、今作でも戦闘中に剣心が視覚聴覚を奪われている点などの説明がないので単調なバトルになってしまっているのが勿体無いような気がする(流れ的にそこは重要じゃないかもだけど)
ただそれらを加味してもfinalで感じたような消化不良は今作では感じられなかった。
巴の配役を知った時はなぜ?と初めは思ったものの、実際の演技を目にすると心配は杞憂だったと思い、佐藤くんの剣心もある意味今までで一番剣心に近かった。
シリーズ通して佐藤くんの剣心は表情が暗く張り詰め過ぎていて、動乱後の剣心の温かく柔らかい雰囲気と戦闘モードとの切り替えが無かったのだけれど、今作では心のこもった笑い方をしていたように感じた(なんとなく)
毎回剣心もっと笑っていいのに、と何度思ったか。
今作で最後ということですが、ここからまたfinalを観直すとまた違う感想を抱くかもしれないとは思うぐらい余韻の残る作品でした。
これまでで最も原作寄り
前作が個人的にイマイチ(アクションは最高!)だったのであまり期待せずに観たらめちゃくちゃ満足度高かったです。
前作はあそこまで原作から離れたのになぜ今作はこんなに原作寄りだったのか…謎ですね笑
【良かった点】
・めちゃくちゃ原作通り
・まさに終わりにして始まり、またイチから観たくなる演出
・最初の剣心カッコよすぎ
・キャラクターの感情の機微がしっかり表現されていた
・前作やそれ以前の作品とつながる部分が多々あった
・これまでの感情むき出しの原作と全く違う斎藤一がクールなままでこれまでよりちょっとよかった
・元々のストーリーが良い
【悪かった点】
・これまでのように誰VS誰っていう明確な闘いや名勝負がない(剣心VS沖田総司は名勝負とは言い難い…)
・志々雄が飯塚を殺すシーンを期待していたが全然なかった…
・原作の日記についての剣心と巴のやりとり(剣心が日記を見ない流れ)が無いから「なんか剣心に見られたら終わりなのに日記近くで書きすぎじゃね!?」ってツッコミたくなった
・縁の俳優が棒読み?というより言い方が合ってないように感じた
【悪くはないけど気になる点】
・幕末動乱時期の斎藤一老け過ぎじゃね?
・なんで剣心が巴と辰巳を殺すシーンで縁見てないの??
・やっぱり登場人物たちに説明ないなぁw
・実写だけ見てる人は前作の乙和と中条の関係や八ツ目無名異が分かるんかな??飯塚殺しに行ったのが志々雄だってのにも気づかない人いそう…
尺の都合か色々と説明の足りない部分はありますが、原作に寄せてくれたり、キャラクターの感情をしっかり描いてくれたりしたため、原作勢としては満足度はめちゃ高いです!
始まりにして集大成!!
初レビューなので、ご容赦を。
結論から言うと、個人的には大友監督は苦手(嫌い)だと確信した作品。1作目は複数回映画館へ足を運んだのも遠い過去で、作を重ねる毎に駄作になってしまった。
さて本作、佐藤健・有村架純・高橋一生・村上虹郎などの俳優陣により作品に没入しやすく、はて名作かと思ったが、やはり詰めが甘い。何故こうなってしまうのだろうか…単純にセンスというか、魅せる直感なのだろうか。
1.最後のシーン。シリーズ集大成の最終シーンが、あれかと哀しくなってしまった。何故、今更鳥羽伏見?最悪、新選組のストーリーが濃いなら理解できるが。赤空が逆刃刀を渡す位の事をして欲しかった。
2.飯塚について。志士雄が登場せず残念。藤原竜也を映さなくても、影や姿のみ無限刃で示唆のような形でも良いので登場して欲しかった。
3.服装。ファイナルから特に気になったが(ウールや化繊多ない?)、衣装に違和感。新選組の衣装には失笑してしまった。
4.エンディング中、ワンオクのThe Beginning流さんのかい!!と突っ込んでしまいました。エヴァとの差よ…サプライズでイエモンとかだったら上がっただろーなーと思います。
上記、気になった事を書いたが、気にならない人は殺陣と人間模様のバランスも良く良作だと思うので是非映画館で観て頂きたい。(IMAXをオススメする)
個人としては今後、大友作品を映画館で観賞する事は無いと思う。
全474件中、261~280件目を表示