るろうに剣心 最終章 The Beginningのレビュー・感想・評価
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伏線回収、そして第一作へ…
the finalから続けての鑑賞。今作は剣心の始まりの物語であり、finalでの伏線回収といった感じです。アクションは少なめですが、その分finalで薄く感じてしまったお芝居面は濃く感じました。そして映像の美しさ。雪の降る場面や、家が燃える場面など映像美がとても良かったです。
finalで物語は完結したのにbeginningを後に持ってきたのはなんでかなとも思いましたが、こういう作り方で終わり方なら納得でした。また第一作目から見直したくなりました。
殺陣の映像の美しい事ったらない!!ぜひIMAX で見てほしい!
史実に寄せられて作られた物語が素晴らしい。ただ、剣心と巴の静かな生活が、七卿落ちとかの生々しい歴史の合間にあったと分からない人には理解しにくいかもしれない。それはさておき、映像が美しい。巣ごもり中、暗くて陰惨であれば良い映画!みたいな日本映画にうんざりして、韓国映画ばかり見ていた私としては、日本映画も世界にウケるんじゃないかと思わせる美しさだった。
最初は。。。
ファイナルまでの、剣心と全然違う感じで。すぐには、受け入れられなかったけど、心の純粋なだけに、胸が痛みました🥺
劇場で、観てから1週間過ぎまして、改めて全3作一気に観ましたが、繋がった‼️
で感動。また、ファイナル観たくなりましたよ‼️
たくあん、ご飯、汁もの、たくあん、ご飯、汁もの。
たくあん、ご飯、汁もの、たくあん、ご飯、汁ものを食べていました。
アクションシーンは、ほとんど無く、農家の作業や食べているシーンでした。
たくあん、ご飯、汁もの、たくあん、ご飯、汁ものを食べていました。
たくあんと言えば、佐藤建です。
やっぱり、佐藤建は、たくあんです。
たくあんの佐藤建です。
たくあんの佐藤です。
追憶…十字傷の謎・哀しき愛の果てに
"るろうに剣心(実写版)" シリーズ第5作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作マンガは未読、アニメ版も未見。
「The Final」から続けて鑑賞しました。ついに明かされた緋村剣心の十字傷の謎。秘められていたものの切なさに胸が締めつけられました。間違いなく、シリーズ最高傑作!
これまでは「動」のイメージが強かった本シリーズですが、最終作である本作は初めて「静」を感じさせる作品になっていました。剣心と雪代巴のラブストーリーを軸として殺伐とした幕末の情勢と人間模様を活写し、見事に当時の空気感を捉えた時代劇映画となっていることに驚きました。
佐藤健はこの10年間、役から離れていても心の片隅には常に緋村剣心がいたと話していたように、役への思い入れは相当なもの。その集大成として熱量の籠もった迫真の演技を見せており、物語に深みを与えているように感じました。
次々佐幕派の侍たちを血祭りに上げていく剣心でしたが、そんな彼が運命的な出会いを果たした美しき女性、巴。
連日の暗殺で疲弊していた彼の心に一条の光を投げ掛け、剣心にとってかけがえのない存在となっていきました。
隠れ家での生活は穏やかに進み、淡々と編まれていく日々。殺伐とした日常の中でふと生まれた静寂の谷間において、ついに結ばれたふたり。ですが、悲劇の足音は着々と迫って…
復讐のために剣心に近づいた巴でしたが、最愛の人を奪った仇のはずなのに、その相手を心から愛してしまった。
しんしんと降り積もる雪に映えた巴の血飛沫は、なんとも儚くて物悲しく、めちゃくちゃ心を揺さぶられました。
巴が死の直前、かつて自分が愛した男が生きようとする強い意志を持ってつけた傷に交差するように刻んだ傷。その傷が、自分の代わりに剣心を守ってくれるよう願いを籠めたように思えました。小太刀を握った巴の手を包み込むように自らの手を重ねた剣心。美しいシーンにぐっと来ました。
強い想いが籠もった刀傷は消えない。「The Final」でのセリフを思い出しました。巴の想いを受け止め、ふたりで刻んだ傷は、剣心の背負う十字架であり、同時に愛し合った象徴になったのかもしれない、と思いました。
暗殺者としての贖罪と、心から愛した女(ひと)の想いを胸に秘め、巴のように苦しむ人や自分自身のような者を生み出さない平和な新時代を築くと云う使命のために、その後も人を斬り続けた剣心。修羅を掻い潜り、それが果たされた時、不殺の誓いを立てたるろうにとしての剣心の人生が始まりました。
彷徨は続き、彼の魂が救済されるのは10年後…
「静」だと言いましたが、いつもよりは控え目だったものの、アクションシーンが皆無と云うわけではありませんでした。しかし今までとは異なる描き方がされていました。
過去作と大きく違う点は、本作の剣心は「るろうに」ではなくて、「人斬り抜刀斎」であると云うこと。手にする剣は逆刃刀ではなく普通の刀。本来殺人剣法である飛天御剣流の剣術によって、数多の殺戮を行っていました。
冒頭の圧倒的な衝撃。縄で縛られた剣心が相手の耳を食い千切り、口に小太刀を咥えたままバッタバッタと斬殺。血飛沫が飛び散り、返り血を浴びたその姿は悪鬼の如くでした。
従来の逆刃刀を使ったアクションでは、あくまでも峰打ちのため、相手を倒すために二撃、三撃と打撃を加える動きを中心にして殺陣の構成が考えられていました。
しかし本作では一撃必殺の太刀捌きによって一瞬の内に相手を斬殺すると云う動作になっており、いつもより簡潔且つ残酷な演出となっているのが印象的でした。
「The Final」は、根幹にあった剣心の抜刀斎時代が本作で詳しく描かれたことによって補完され、真の完結となりました。
始まりと終わりの物語を二部作とした理由はここにあったのかと、思わず膝を打ちました。なんと素晴らしい構造か!
そればかりでなく、剣心の人生が明白となったことで新たな側面が提示され、物語は再びここに始まりました。
つまり、無限ループが完成したんだなぁ、と…
見事な構成に舌を巻くと共に、深みのあるドラマをつくり上げたキャスト・スタッフに心からの敬意を評します。
日本映画の可能性を切り拓き、凄まじい興奮と感動を与えて下さりありがとうございました。10年間、お疲れ様でした!
[余談]
1作目では、桂小五郎役は宮川一朗太だった気が…?
[以降の鑑賞記録]
2021/12/02:Amazon Prime Video(購入)
2022/07/10:Blu-ray
2022/10/21:金曜ロードショー(地上波初放送)
※修正(2024/03/19)
ラブストーリーでした。リピはしないかな。
巴と剣心の出会いから別れを描いた話しでした。有村架純はクールな演技が似合うなと思いました。
アクションが好きなので他の4作と比べると少々見応えに欠けますが、いつものスピード感ある殺陣と剣心の猛ダッシュも観れたので良かったです。一個気になったのが巴がつけたほっぺの傷の角度が清里のつけた傷の角度と同じだったような気が。
とにかくもう終わってしまったなんて残念です。せめて佐藤健の運動神経の良さが見れる映画がまた観たいです。
「誓いの強さ」の理由は愛
こっれっわぁ、もはや「るろ剣」や無いですもん。真っ向マジの「幕末チャンバラ劇」にして「哀しく美しい」なんて言う陳腐極まる形容をするしかない「お江戸ラブストーリー」。江戸じゃないけど。
参りました。物凄く良い。この数年、完全に死に体だった邦画の完全復活を印象付ける力作でした!
殺陣の迫力が逆刃刀とは丸っ切り違う冒頭部。まずはここで「るろ剣シリーズ」との決別を迫られます。切り替え要。もうね。血糊を浴びる佐藤健にタジタジで、本格時代劇の雰囲気にドキドキします。
有村架純は撮り方の上手さの方が目立ってる気がするけれど、佐藤健の素晴らしさですよ。殺気も、絶望感も、人間らしさを取り戻したトコロも、背中の演技だけで分かると言う。本当に良いわw
とにかく手抜き無しで、あらゆるものが、よくよく練られてるのがヒシヒシと伝わって来る、良い映画でした。
良かった。とっても!
剣心の生き様って!?
今回は剣心の人斬り抜刀斎の時の話でした。
私が疑問に思うのは、世を変える為、平和な世が来る事を願っての事とは言え、あれだけの殺人ができるでしょうか?精神面の話です。
巴を愛するまで、ブレなかった人斬り。
それって、生い立ちとかの関係でしょうか?
私は漫画を読んでいないので、最初から生い立ちの設定まで無いのかも知れませんが、純粋な気持ちで、あれだけの大量殺人ができる物でしょうか?
巴に出会うまで、心が空っぽの様な気がします。
巴の心の揺れ動きは分かる気がします。
それにラスト、剣心に切られても声を上げなかった巴の覚悟は凄いと思いました。
それなのに、前作のラスト、薫と手を繋いだのは許せないなー!
佐藤健さん、疲れたでしょ!本当にお疲れ様でした。
とても素晴らしい作品でした。
良い物を見せて頂きました。ありがとうございます。
映画館で見た方が良い!!
見るなら映画館で見るべし!!!
るろ剣シリーズ全て見てきました。
The Finalも数週間前に見に行き、The Beginningも
と思い見に行きました。
一言で表すと『美しい』
これがこの映画に対して
適切な言葉だなと思いました。
映像美もそうですが、一つ一つの言葉であったり、
また演出が素晴らしかったです。
緋村が巴に対して、段々と心を開示していくシーンを
緋村の寝方で表現しており素晴らしいなと思いました。
また、この映画を映画館で
見たほうが良いポイントとしては
あるところで一斉に静まり返るシーンがあります。
その時に劇場が一体となった感覚になり
あれは映画館でしか味わえない空気だなと感じました。
それ故に今までと違うるろうに剣心を
楽しむことができるため、
これはこれで良かったのかなと思いました。
(アクションを期待していくと
少しズレが生じて見づらいかもしれません)
是非劇場で見てほしい作品です!!
感動の追憶編
先月Finalを観て、この13日に観たばかりだというのに今日2回目のBeginning。
原作が大好きで、キャラクター達をどう動かしたのかと公開まで期待でいっぱいでした。
主演の佐藤健さんの“剣心の始まりが巴から“という言葉が鑑賞して物凄く伝わってきました。
思えばこれまでの3作とFinalの中にある剣心のふとした仕草にひょっとして感じる部分があったり、セリフに込められた深い部分に乗り越えてきた壮絶な過去を巡らせるものがあったりと、考えるほどこのBeginningが全ての始まりであると思い至ります。
あれ程原作を読んできたのに、ここまでの完成度でみせられ、この作品を制作したキャストやスタッフさんの想いは自分の予想以上だったと思います。
Finalまでの殺さずの剣心が、このBeginningでは伝説の殺人剣の抜刀斎として見事に描かれていて、禍々しささえ感じました。
だからより強く、新時代の剣心の“不殺の誓い“が伝わります。
奇兵隊召集の場に現れた若い剣心がまだ髪が短くて、原作ならまだ14歳頃なんですよね。
正直、双龍閃をちょっとだけ期待していましたし、桂さんの「京に欲しい」ってセリフも聞いてみたかったてのはあります(笑)
でも、アクション以外の静の動き、立ち姿や歩き方にも若い剣心を物凄く感じたし、巴さんも透ける程美しかった。そこに、これから起こる悲劇がとても助長されている様に私は感じました。
“有村さんでないと出来ない“と言わしめた巴は想像以上でした。
内通者の飯塚さんを藤原さんの志々雄さんで片付けるってのもちょっと期待してたり、まあ、そこまで豪華にしてはストーリー性的に霞んでしまうのかな(笑)
十字傷の付け方、あれは原作の方ではなくOVAの追憶編でしたね。確かにエンドロールに資料としての紹介も有りましたし。
あのシーンは当時色々物議があったそうですが、今作でとても印象付けられましたけど、作品のポスターがその悲劇のシーンですし、より悲しくより美しい演出だったと思います。
遊撃剣士として京ヘ戻っていく時、屋敷に火を放ち歩いてゆく剣心の姿、バックに流れる“飛天“の音楽で、映画1作目へと繋がっていくところに鳥肌立ちましたし、10年間が見事に繋がるこの作品のクオリティの高さを凄く感じました。
鳥羽・伏見の戦いで剣を置くところまでがその長い期間を感じさせない、とても巧く繋がって無限ループなんですよね。
ほんと素晴らしい!!
エンドロールに流れたワンオクの曲、和訳を読んだら又涙そそられました。
とにかく多くの人に観て欲しい!!
取り敢えずシリーズ3作はDVD持っているので、今回の最終章の2作も絶対揃えようと思ってます。
今は出来る限り映画館に通うつもりです。
納得、これが始まりなんだあ!
本格的な殺陣とアクションが売りのシリーズですが、ビギニングは少し違います。
人間の心、琴線に触れる様な人と人との交わりが描かれています。
特に有村架純ちゃんのあの表情が何とも言えません…。
(これ以上はネタバレ危険なため・・・)
高評価ばかりだが、アドレナリンがでる展開ではない。
今回は佐藤健と有村架純のラブストーリーですな。今までの作品での強烈な個性ある敵キャラは出てきません。ですので殺陣シーンも控えめです。
雪代緑と剣心戦わせて苦悩する雪代巴がいてもよかったんではないですかね?
まあ、本作はひたすら可愛い有村架純を見てる映画になってしまいました。
過去シリーズのような激しい展開になってはないので、高評価ばかりですが、物足りなくガッカリした人も多いのでは?
FINALにしてBegnningだった
最終作にして始まった「るろうに剣心」としての物語の前は、一作目と同じくらいに製作側の意気込みを感じた作品だった。
龍馬伝で名を馳せた大友監督はアマプラやWOWOWの過去作品でも重厚な笑い無しで魅せる作品を仕上げて来ている。
一作目はるろ剣の映像化なんて、、と訝しむ声を斜め上からぶった斬った感があった。
言葉や文字や説明無しに剣心が生き、戦ったらを映像で魅せてくれた驚きと感動があったし、ほとんどに違和感なくるろ剣映画として見れた。
原作ファンには原作に忠実であって欲しかったろうけどし、カットされた場面無しの構成には不満もあったろうけど、、
今作は剣心が抜刀斎で不殺を誓う前の、斬って斬って斬りまくり、血の雨を降らせまくった頃の物語。
当然に、逆抜刀じゃない真剣で飛天御剣流を、幕府側に見舞い捲るから凄惨な集団殺人現場とその風景になる。
この物語ではこれが見たかったけど、子どもにはキツいんでは?と思うくらいのシーンだったかな。
新しい明るい未来の為と言う大義の為の人斬りだった頃の物語だからもっと見れたらとも思ったが、今作ではようやく戦闘シーン以外にフォーカスが当たった抜刀斎の心の葛藤と周りの人が織りなす物語で大枠は原作に近いかな?
許嫁を時代と剣心に殺された巴の分厚い心の壁と時代と閉鎖的な社会の打破の為と自らに言い聞かせて幕府側を斬りまくった抜刀斎の心の壁が捻れながらも解れていく様は一作目以上に「心」を描き出している素敵な映画だった。
正直ファイナルまでの3作は見てて剣心映画だけどそれだけだったが今作は良かった。
久々にまた見ても良いと思えた。
沖田役は村上虹亮じゃない方がよかった。
沖田役は村上虹亮じゃない方がよかった。
村上虹亮は、滑舌が、かなり悪く、話し方も悪い。しかも、ブサイクだった。
かっこ悪かった。
村上虹亮は、俳優は、やめた方がいい。
向いていない。
本当に沖田という人は、こんな人だったのだろうか。
こんな話し方で、こんな振る舞い。。。。
映画は、原作とは違い、滅茶苦茶です。
十字傷の理由も、全く違います。
全てが滅茶苦茶でした。
文句無し
星5つ評価です。
完璧でした。
コロナに再三振り回され、出演者のトラブルもあり
期待値だけがどんどん高まって
作品を超えてしまうのではと心配しましたが
全くの杞憂でした。
一瞬でも疑ってごめんなさい。
佐藤健さんと、有村架純さんの
キャラクター理解力が高すぎて、ある種
原作を超えていた。特に雪の闘いは圧巻。
大友監督の手腕が存分に発揮されていた。
当時ジャンプで読んだ時の記憶と相まって
不思議な感覚を味わった。
こんな作品にはもう出会えないかもしれない。
これはもう一度劇場で見ておきたいな🎥
十字傷の新解釈版⁉︎山鉾巡行は…
原作ファンで、実写4作も大変楽しく観てきました。そしてこの追憶編が楽しみで楽しみで…
昨年の延期は辛かったです。
漫画のブチギレ抜刀斎が巴を助けにいくのは絵もセリフもすんごいカッコいいんだけど…⁉︎
いざ、実写で観る抜刀斎は…かつて、刃衛のセリフであった「うふ そっちこそ知らないのさ 人斬り抜刀斎の話に聞いてるだけで鳥肌が立つ程の強さをな」が身に染みる怖さでしたね‼︎
10年後、再会する人みんなに抜刀斎に戻れと言われ続けるのも仕方ないわ…
ごめんよ剣心。抜刀斎はひどい人斬りだけど絵的にはスーパーかっこよすぎやねん。
他、時代劇としての映像美、音づくり、アニメになかったシーンも流石でした
。
私がこの作品で新しい解釈ができるな、と思ったところをひとつ。
通称追憶編となってる今作につけられた新しいタイトル、The Begging にはるろうの始まりの意味もありますよね。
剣心と巴の会話で、山鉾のお稚児さんのくだりがありました。
注連縄を切る=巡行のスタートを告げるもの。
剣心は、子供であっても時代を回すキッカケを作る的なことを言っていましたが…
ラストの2人で一本傷を切ることで十字傷となるシーン。
注連縄を切るお稚児さんとかけているのではないでしょうか。
怨嗟をたち切るという優しい解釈もできますが…
私は人斬りの罪にとらわれて人にあらずという域にいる剣心を、生身の人間の世界につなげた瞬間なのだと思いました。
人の心を失わないで欲しいという、巴の強い思いが込められているから、消えない傷…だったらいいな。
そうした意味で、剣心のはじまりの物語。
巡行はあとに通るお神輿のルートを清めるために行われるといいます。
剣心の辿る「るろう」にただ彷徨い歩くだけで無い意味をはっきり持たせてくれるとしたら…
この映画の落ち着いたトーンに、ただの哀しみだけでなく、過酷だけれど業を背負うことの重みを感じることができます。
今年の祇園祭での山鉾巡行もコロナで中止となる中、この映画が公開しているというのも、なんとも言えない気持ちです。
The Finalで観た回想シーンの使い回しが多い。 使い回しでは...
The Finalで観た回想シーンの使い回しが多い。
使い回しではなく、回想用は回想用で作って欲しかった。
回想シーンと同じものを多用するなら、内容を混ぜて前後編でやった方が良いのではと思う。
個人的に…手抜きに感じた。
ラストも魅せ方が弱い。
倒幕の始まり=新しい時代、なのでしょうが、新撰組との絡みが濃くはないので、シリーズ10年の集大成のラストと考えると残念。
最後に…
カラコンが目立ちます。
カツラ以上に、アイメイクに違和感あり過ぎでした。
原作通りに話が進まないのなら、格好だけ真似しようとしなくても…
終わりの始まりに盛大な拍手を!
The finalとうまく絡めながら記憶を辿ってゆくのだと思いきや、独立した完全なる追憶の物語だった。シリーズとしてのこの構成には参った。感服です。
なぜ10代半ばの少年剣士が倒幕勢力に加担し命を賭して闘ったのか。なぜ新時代の到来と共に刀を置いたのか。動乱の世で最強の人斬りとして暗躍した剣心の姿が描かれます。
血で染まった掌。圧倒的な強さ故の葛藤。まともに眠ることさえできない日々。そして巴との出会い。芽生える感情。
美しいふたりの哀しきラブロマンスとしても充分に見応えあり。泣けました。
そしてもう1つの見所が250年以上続いた江戸幕府の終末期。幕末という時代の背景が垣間見えること。歴史に名を残す多くの革命家が躍動し、最悪のチンピラ集団とも言われた新撰組が闊歩した京の町。なんてカオスなのか。でも日本人が今より生きることに真剣な時代だったのかもしれない。
全シリーズ通して本当に好きな役者さんがたくさん出てて、今回もひと癖もふた癖もある人物を実力派たちが勇ましく泥臭く、そして美しく演じています。なにより数分の出番ながらシリーズ最大のキーマンとも言える清里をまだブレイク前だった窪田正孝が演じたことは大きい。今回もそこが活きてましたね。
ラストシーン。この物語の終わりの始まりを確かに見届けた。10年かけて紡いだ新しい殺陣とアクションは間違いなく時代劇の枠を超越していた。そしてそこに果敢に挑んだるろ剣メンバーに最大の拍手を送りたい!
少し時間を置いてから、次はBeginningからfinalのはしごをしようかな。私はまた泣くと思う。
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