るろうに剣心 最終章 The Beginningのレビュー・感想・評価
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まさかの戦い
るろうに剣心。最終章。
これまでの4作品をすべて楽しく鑑賞させて頂き、
さぁ!これで最後だよ!The Beginningってタイトルついてますが最後だよ!やーん。寂しいー!
でも見たいー!巴と剣心だよー!
となかなか高まる気持ちを抑えながら、いざ映画館!
だったのですが、正直、まさかこれほどまでに鑑賞中に睡魔との戦いが待っているとは。
暗い。
話の進むテンポ遅い。
この二つのおかげで、めちゃくちゃ眠たかった。
主演の健くん、架純ちゃんの演技は文句なし。
とても深みのある目の演技、今までの剣心にはない
表情や、難しいだろうなぁと思わせる落胆のシーンは素晴らしかったです。
ただ、ストーリーが、、、
正直なところ、この作品、他の4作品の中にいれることできたんじゃないの?ってのが感想。
出来ないからわざわざ、一つの作品にしたんでしょーが!と言われてしまいそうですが、私はThe Final鑑賞しながら、ちゃいちょい、このThe Beginningを匂わせるシーンがうつって、それだけで期待が高まってたので、本当にがっかり、、、
アクションシーンがそこまで無かったからとか、
今まで見たいな派手な演出や、登場人物が有名人オンパレードじゃなかったからかとか、色々考えてみましたが、やはり、このくら〜いラブストーリーが私を退屈にさせたんでしょうね。。。
大絶賛されている方々もたくさんいらっしゃるので、
好みの違いやな、なんて思いましたが、クソつまらんなんて声を聞くと、でしょーね。って思ったり。
そもそも、他の4作品を見ずにタイトルのThe Beginningだけにつられて見ちゃった方が気の毒すぎる。
違うのよー、るろ剣最高に面白いんだよー!他は!
って言ってしまう自分がいます。
村上虹郎くんとのアクションは中途半端に感じたし、
高橋一生くんと安藤政信さんの使い方はもったいないー!て思うし、北村一輝さんなんて。え、あんさん、頭やのにそないにえらいアッサリと?それも巴ちゃん間に入っての一切りで?と突っ込まざるをえない。
これは剣心と巴のストーリーであって、それ以外のキャラクターには特に力注いでないと思ってたら、もっとスッキリ見れたのかな。いや、それもそれやで。
なんせ、期待はずれで本当に残念。
でも、二人のなれそめや、剣心の心のドラマが見られたのは良かったです。それを137分かけて描いたってことが納得いかないだけでね。
アクションはファイナルより少ないけどこっちの方が良かった。
通常スクリーンで鑑賞。
全編通して重々しい雰囲気ですが、でも迫力があり、ともえや剣心の深い心情がとてもうまく描かれておもむきのある映画に仕上がってると思います。
アクションシーンはファイナルより少ないが質は劣りませんし、どっかの○○ウッド映画のようにアクションばかりで内容が何も無い映画とは天と地の差があると思います。
ファイナルも良かったですが私はこっちが好きです。
でも、改めてファイナルをもう一度このあと見たら、より良いかも知れませんね。
虫やハエや子バエがたかっていた
切られた敵の爺達が、遺体になっているシーンではウジ虫がわき、虫やハエや子バエがたかっていました。
虫やハエや子バエがたかっている音がしました。
臭いも、かなり臭いらしく、出演者の人は、「かなり臭い。」という表情や態度でした。
かなり暗い物語で、つまらない物語でした。
ついに十字傷の謎が明らかに!
今回は全編通してちょっと暗いお話です。
おろっ?とか言うぬけた剣心はおらず、目的のためにただひたすら人を斬っていた頃のお話。
圧倒的なボスキャラがいたファイナルと比べると敵役には全くといっていいほど魅力がない、、ラストが盛り上がらない。
これは映画のストーリーがどうこうじゃなくて、原作自体が志々雄偏以降は後付けで考えられたストーリーなので仕方ない?
ラストバトルが最高に盛り上がるファイナルの方が面白いので、るろけんファンじゃない人はファイナル見て終わりでもいいかも(^_^;)
「るろ剣最後の1ピースは、美しく儚い冬に咲く花のようだった」
◎今までのるろ剣とは全くの”別物”だった
実はこの映画、2回観に行っていて、1回目観たときは正直あまり面白く感じなくて、でも周りの評判はめちゃくちゃ良いから、あっれれーおかしいぞーーって思って、2回目観に行ったら、んまぁー面白かった←笑
ではなんで1回目面白くなくて2回目は面白かったかっていうと、映画の見方を完全に間違っていたからだった。
今までのるろ剣っていうのは、
「一にアクション、二にアクション、三四がなくて、五にアクション」
ってぐらいひたすら質の高いアクションで魅せる映画だった。
だから今作も自然とそういう見方で観るわけですよ。そしたら全然面白くなかったんだよね。汗
実はこのThe Beginningは今までのシリーズとは全くの別物、別ジャンルの映画だったんですよ!強味であったアクションを削りに削って、ドラマパートに力を入れまくった本格的時代劇であり、切ないラブストーリーの作品が今作の正体でした。
◎”不殺の誓い”は”巴との誓い”だった
この映画は、緋村剣心という一人の男の過去を描く、十字傷の謎と不殺の誓いを立てるに至るまでの物語。
彼にとって不殺の誓いは、決して揺るがない強い信念であり、正義であり、それを形表していたのが、逆刃刀だった。
剣心は、今まで人斬りとして何十、何百という人間を斬ってきたが、彼自身、新しい時代、平和な時代がその斬り続けた先にあると信じていた。
しかし、まだ高校生ぐらいの年頃でそんなに人を斬っていたら、心揺らぐのは当たり前で、誰よりも純粋な心を持っているが故に、その迷いは大きくなる。そんな時に出会ったのが雪代巴という一人の女性だった。
この映画の最大の魅力は何かって言ったら、やっぱり剣心と巴の二人の関係性なんだよね。
剣心が巴と出会って、一緒に生活していくことで、彼自身だんだんと人間味というか、人としての温かさを取り戻していくんですよ。
剣心にとって巴が、いつの間にかかけがえのない大切な存在に変わっていく模様の描き方が凄く良くて、一緒に生活していたら、いつの間にか好きになってたっていうのは、我々も共感できるじゃないですか。それに、剣心の寝方だったり、呼び方で何気なく、でもしっかり分かるように表現しているのが上手だなぁって思わずニヤけちゃうww
巴との生活では、剣心の幸せの価値観も大きく変えるんですよ。今までは平和な時代、新しい時代っていう、大きくもぼんやりとしたものだったんだけど、誰かと共にする衣食住っていう小さいけどはっきりと分かるものに変わっていく。
◎憎しみとも慈しみも表裏一体
巴にとっての剣心の存在の変化も凄く良くて、作中で北村一輝演じる辰巳の言葉で「憎しみも慈しみも表裏一体、それが人の業というもの」ってあるんだけど、まさにそれで、巴にとって剣心は初め、憎むべき相手だったけど、そんな彼に心惹かれている自分がいて、そんな相対する自分と自問自答し、憎しみと愛情の狭間で苦しむ巴がまぁ切なくて切なくて。。
巴は、剣心に十字傷という十字架を背負わせた。そして、来る平和な時代を託した。巴と清里のような、激動の時代による暴力と運命に翻弄された”犠牲者”を生み出さない未来を。
そんな巴を演じたのは、みんな大好き有村架純。彼女の母性溢れる雰囲気、柔らかく優しい表情、そして悲しくも美しい目。外面的な部分はもちろん、彼女の内面的な魅力が溢れており、一言で最高だった。
今作はアクションは少なめだが、不殺の誓いによる”当てる”剣術ではない”斬る”剣術なので、血は飛び散るし、腕は斬れ落ちるしで、残虐な部分も当然あって、今までのるろ剣アクションとはまた違った見え方も一つの見どころだし、観終わった後には、もう一度シリーズを観返したくなる面白さ。
高橋一生のイケメン桂小五郎や江口洋介の斎藤一、村上虹郎の沖田総司らの新選組、北村一輝演じる闇乃武頭領の辰巳など脇を固める役者も豪華だが、それでもこの映画は、佐藤健と有村架純だけ見ていればいい。それくらいこの二人の関係性、ドラマが本当に良かったから、ぜひぜひ観てほしい。
実写化の最高峰
前作のThe Finalはアクションの集大成。
The Beginningはストーリー重視。
太陽と月のように対局な感じ。
人斬り抜刀斎から剣心に変わっていく様子や、巴の心情など丁寧に描かれている。原作ファンの方も知らない方も文句なしに観れると思う。
最初の殺陣は、一作目のボスを思わせる。動きが速すぎて、いつ縄を切ったのか分からなかった。
第一作目から佐藤健さんはこれを背負って演じていたのか。と改めて思えたし、俳優としての凄みを感じる。観れて良かった。ありがとうございます。お疲れ様でした。
せっかくなら綺麗な映像で見たいと思い、IMAXで鑑賞。
※ここからはIMAXを初めて観たので、IMAXの感想を書いておきます。
IMAXは映像は綺麗だと思うが、期待値は越えない。そこまで期待しない方が良い。
テレビを映画館サイズに大きくしたような感じで鮮明に見える感じ。全体的に暗い場面が多かったが、黒い部分も発光する分、少し青みがかって見えるので、改良してほしい所。
映像が綺麗だからといって、抜刀斎の動きは速すぎて結局、目が追いつかない。
音響が良い。鍛冶屋のカンカン叩くシーンが特に良かった。後ろからカンカン聞こえ、その場で叩いているかの様な音が聴こえる。
抜刀斎の住処に新選組で来る場面、2階の足音が臨場感がある。
ただIMAX用に映画を作っている訳ではないから、良さが活かしきれていない。
IMAXの活かしきった映画が出たら、また観に行きたいと感じた。
わざわざ映画館に行く必要は無い
話の流れはThe finalの回想シーンと同じ。あとは一作目のシーンをいくつかリサイクルで入れてある。歴史物と言うには歴史的事件との関連性が薄く、恋愛描写も薄いのでアクションしか見所が無い。しかしアクションはアクションでfinalの後に見ると肩透かし。
この内容ならDVDか配信で良かった。
75点
映画評価:75点
《愛とは許すこと》
アニメ映画版の追憶編を見てから
もう20年以上経ったのか……。
私も歳を取る訳だ(苦)
あの時には到底理解出来なかった心情が、
今はほんの少し解った気がします。
それでも、
私なんかでは
まだまだ計り知れない時代なんですよね。
《愛した人を、殺した人》
その人を愛してしまうってどういう気持ちなんだろ
学生の時に見たアニメ版の時は、
剣心をハメる敵も単なる悪者に見えていたけど、
今見てみると国のため、幕府のために暗躍する正義の持ち主だという事が発覚したし、
剣心の立場も把握できた。
長州の志士だったんですね、、
当時は幕末の知識に乏しくて見逃していましたね。
見れて良かった。
巴の印象はもっと大人っぽかったんですけど、
まぁ私が年とったんですかね(汗)
【2021.6.17鑑賞】
巴の覚悟
良く言えば、有村架純扮する巴の覚悟が現れていたが、るろうに剣心に期待しているのは激しいアクションなんだけど、最初のくだりにちょっとあっただけで途中間延びしていた。
画面構成も暗いし、新選組の羽織が長すぎるしなんてところも目についたね。こちらを先に観てからFinal 観ないといけないよな。
完成度95%、漫画派にはぜひみてもらいたい映画
剣心シリーズの実写版の中では最高傑作。
一貫して斎藤の牙突の再現性がイマイチ。
演技が良かった俳優は、
高橋一生:100点
有村架純:99点。ラスト30分以後はちょっと惜しい。努力の余地あり。
総合評価として、漫画派にはぜひみてもらいたい映画だけど、漫画読んでない人はFinalが楽しめるかも。
以上
このシリーズ中で一番面白い
このシリーズすべて見てるけど一番面白かった。
特筆すべきは撮影と美術。
洋画に比べて邦画の大きく見劣りする点は、撮影の貧弱さ。
予算規模が違うのでしょうがないのだけれど、セット、美術、撮影技術、画の構成、配色、編集など、邦画は見ててつまらない。
でも本作は邦画にしては驚くほど高水準。ハリウッドに負けてない。
ハッとする程きれいで刺激的なカットがたくさんあった。
難点は、自分個人の内面の変化なのだけど、近年、暴力的な映画を楽しめなくなっていること。
だだのチャンバラ活劇と捉えることができなくなっていて、人殺しの場面を見ることが、とても不快に感じるようになっている。
切った数と救った数は誰が数える?
人切りが流浪人になる話
ファイナルの方はアクション増し増しでしたが、こちらはドラマに重きを置いてる作風でしたね。
と言っても、壮絶な切り合いもあるので、しっかりアクション映画してます。
原作をしってる身からすると、原作の方が面白かったかな…
ファイナルでも映ってるけれど、ゴールが見えてる展開をこうも長々やってるとじれったい。
単品で見るならいいかもですが、映画シリーズ全体の中では退屈な方かも。
巴役を有村架純が熱演してたけれど、微妙に感じたのは私だけだろうか?
演技とかはよかったけれど、巴ってなんだろうもっと人形感あるイメージだったので。
ぶっちゃけエヴァの綾波をイメージしたキャラデザなんでもっと輪郭の細い人がやってほしかった。
いや、だれがやっても難しかっただろうけれども。
沖田役の村上虹郎も頑張ってはいたけれど、別な人の方がよかったのでは?
村上虹郎は嫌いじゃないが、彼が出てる映画で面白かった映画は無いと個人的には思っている。
「虹郎が出てる映画に傑作なし」今回もこのジンクスは覆されなかったなぁ。
彼の演技っていっつも同じで物語としてのキャラクターが見えないんですよね。
沖田総司のサイコ感とかミステリアスさが伝わってこなかったな。
あと髪型変過ぎて笑えちゃうんですよね、シリアスなシーンなのに我慢しっぱなしでしたよ。
沖田と剣心の死闘は見ごたえあっただけに残念。
前々から新選組って好きじゃないんだけれど、今作をみてさらに嫌いになりました。
そういう意味ではこの映画よかったかも知れない。新選組ってかっこいい集団って見られがちだけれど、冷酷な殺人集団って感じがよく表されてた。
基本戦法は数の暴力、一対多数で各個撃破なので戦術としては優秀ですが見ようによっては卑怯なんだよね彼らは。
まあ抜刀術(居合)も相手が刀抜くより先に刀を抜く、相手が攻撃姿勢に移る前に切るが基本理念だからこちらも見方によっては卑怯なんだけれども…
生き死にかけた戦いだから卑怯もなにもないって理屈はわかりますが、強くてカッコいいとは別の話だと思ってしまうんだよな私は。
本作は人殺しが愛に目覚める話なんで正義とか強いとかカッコいいとかよりも人としての成長が主軸だから、卑怯かどうか些細な問題にすぎませんね。
本作を見る前はなんでファイナルの次がビギニングなんだよって思ってました。
圧倒的に見ごたえあるアクションはファイナルの方だし、話もシンプルだし順番的に公開はファイナルが最後でしょ。
でもビギニングを見終えて感じたのは始まりの物語だからこそ最後に公開したんだなという納得。
エピソード的にも暗いし、モヤモヤが残るけれど、本作を見たら全シリーズもう一回見たくなります。
今までの剣心とは違う姿に映るとはず。
原作知ってる人からすれば、映画化が始まった時点で剣心の過去は知ってたけれども、原作も映画も好きな人はシリーズ見返すだろうなぁ。
いい終わり方だったのは認めます。
あえて苦言を言うとすれば、その後についての文、フォントはもっと違うものにした方がよかった気がする。
なんの変哲もないフォント文字だとなんか感情が乗ってなくて無機質で気持ちが冷めます。
時代劇なのにかっちりした文字出てくると違和感しかないし作り物感があらわになってしまう気がしました。
10年間お疲れさまでした。
新時代のチャンバラを見せてくれてありがとうございました。、
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劇中セリフより
「やっと来たか、新時代が」
時代の為に戦うってどんな感じなんだろう。
今の平和な日本が有るのも過去に多くの犠牲を払ったから。
犠牲に報いるためにも一生懸命生きたいですね。
巴と有村架純
正直、このシリーズはファイナルとビギニングしか見てない
というのも配役が合ってないと常々思ってたから
実際にファイナルを見て、その違和感は確証になった
例を上げるなら…
剣心がでかい
左之助がサンシャイン池崎
斎藤一がオッサン過ぎる
高荷恵が美人じゃない
縮地がダサい
比古清十郎はもっとゴツい
薫が死んでない(仮死状態)
でも今作の有村架純に関しては完全にやられた感がある
何が凄いって、他のキャストは原作に近づけようとして浮いてるのに、有村架純は巴を引き寄せていて、巴になるんじゃなくて有村架純の巴になってた
それが最初の雨のシーンから出ていて倒れ方が完全に雪代巴
過去に様々なマンガの実写化(邦画)を見てきたけど、有村架純の巴が一番凄いと思う
そしてこの作品だけは単品の幕末アクション映画として楽しめる
るろうに剣心を知らなくても楽しめる作品
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