生きちゃった

劇場公開日:2020年10月3日

生きちゃった

解説・あらすじ

「舟を編む」「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」「町田くんの世界」の石井裕也監督が自身のオリジナル脚本を仲野太賀、若葉竜也、大島優子のキャストで映画化。高校時代から仲のよい幼なじみの山田厚久と山田奈津美、そして武田。厚久と奈津美は結婚し、5歳になる娘がいる。なにげない日常を送っていたある日、厚久が奈津美の浮気を知ってしまう。突然のことに、厚久は奈津美に怒ることもできず、悲しむこともできずにいた。感情に蓋をすることしかできない厚久、そして奈津美、武田の3人の関係はこの日を境に次第にゆがんでいく。厚久役を仲野、武田役を若葉、奈津美役を大島がそれぞれ演じる。

2020年製作/91分/R15+/日本
配給:フィルムランド
劇場公開日:2020年10月3日

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映画レビュー

3.0思いは

2025年7月28日
iPhoneアプリから投稿

『思いは、伝えないと、伝わらない』

それを体現したかのような映画
それに尽きる

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まさき

5.0まじかよ、こんなストーリーなのか? ちょっと驚いた。すごい脚本だなと思った。石井裕也、こんな脚本よく書いたなと思った。

2025年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

驚く

斬新

動画配信で映画「生きちゃった」を見た。

2020年製作/91分/R15+/日本
配給:フィルムランド
劇場公開日:2020年10月3日

仲野太賀(山田厚久)
若葉竜也(武田)
大島優子(山田奈津美)
パク・ジョンボム(山田透)
毎熊克哉(洋介)
太田結乃(山田鈴)
柳生みゆ(飯村早智子)
北村有起哉(人殺しの男)
原日出子(杉田美幸)
鶴見辰吾(田代)
伊佐山ひろ子(山田花子)
嶋田久作(山田十郎)
石井裕也(監督脚本)

石井裕也監督と言えば、
「舟を編む」「愛にイナズマ」
「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」
「ぼくたちの家族」を見たことがある。

「舟を編む」と「愛にイナズマ」は好きな映画。

ストーリーは何も知らずに映画を見始める。

山田厚久と武田は英会話と中国語会話を習っている。
将来の夢のためにそうしているらしい。

オレも中国語を数年習っていたことがある。

厚久の夢は庭付きの家を買うことらしい。

厚久はブックオフのような店で働いている。
店舗はなく通信販売、通信買い取りをしているらしい。

バリューブックスという実際の店舗でロケが行われたらしい。

ある日、厚久は仕事中にめまいがして早退してしまう。

自宅に帰ると、妻の奈津美と見知らぬ男が情事の真っ最中だった。

まじかよ、こんなストーリーなのか?
ちょっと驚いた。

厚久はあっけにとられ、
妻にも浮気相手にも怒りやその他の感情を見せなかった。

妻は厚久に対して開き直るような態度を見せた。

そして言った、「あなたにはずっと我慢してきた。男と別れる気はない。浮気をすることで女としての自分を実感している。離婚しても構わないが娘の養育費は欲しい。この家にこのまま住み続けたい」

すごいことを言うなと思った。

その日を境にふたりの関係性はがらりと変わった。

厚久は家を出て奈津美とは別れた。

それから半年ごとのエピソードが描かれる。

奈津美はお金が足りないと厚久に金を無心する。

奈津美の浮気相手はまともに働かない。

奈津美の浮気相手はアクシデントで他界してしまう。

すごい脚本だなと思った。

そして奈津美にはさらなる不幸が降りかかってくる。

悲劇的なことはまだまだ続く。

石井裕也、こんな脚本よく書いたなと思った。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.5「言わなきゃ伝わらない」を再確認。

2025年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

重い。ただただ重く、心の痛い映画でしたが、身近な人とのすれ違いや、言葉にできない想いがじわじわと胸に迫ってくる映画です。

この映画がすごいのは、登場人物たちの“言えなさ”がとてもリアルに描かれているところです。大事なことほど、身近な人ほど、言葉にするのが難しい。わかってくれているはず、と勝手に思ってしまったり、言ってもどうせ…と諦めてしまったり。そんな空気の中で、お互いの気持ちがどんどん見えなくなっていく様子が、とても切なかったです。

仲野太賀さん、若葉竜也さん、大島優子さんの演技が本当に素晴らしくて、セリフが少ない場面でも、目や仕草だけで感情が伝わってきました。

観終わったあと、しばらく余韻が残りました。自分も大切な人とちゃんと向き合えているかな、と考えさせられる作品です。静かだけど、心の奥をじわっと揺さぶる映画でした。

最後の突然とした終わり方にちょっとびっくりしました。

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MiMa

3.0ひたすら重い.. / 押し殺してきた感情のブレーキが

2025年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

終始重く苦しい映画だったなー、厚久が不運すぎないかっていうので
ずっと空気が停滞してた...

が、最後の映画の大見せ場ってかんじのシーンは凄い
若葉さんと大賀さんの感情を内側に抑え込もうとする演技はよかったし、最後のふたりが感情のブレーキが利かなくなってしまうところは衝撃すぎてみているのもつらかった
ずっと感情にふたをしていた厚久に幼馴染の武田がその蓋を開けてくれた
そういう存在がいてくれることは強いよなと思った

好きな部類の映画ではなかったけど演技はよかったのでこの評価です

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るる 移行