生きちゃったのレビュー・感想・評価
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生きちゃった
「生きちゃった」
仲のいい幼なじみがいた。その三人は、それぞれ大人になってからも繋がっていた。そんな仲の二人が結婚した。
物語としては、少し複雑な要素を感じた。
淡々と仕事をこなしながら鬱鬱とした気分を抱えたまま生活している主人公。
幼なじみと結婚し、娘と生活を共にする女性。
そんな2人の幼馴染であり、今でも友人としてたまにする男性。
そんな3人の物語。
主人公の家族は、まともそうに見える兄が一番狂っていたな。
幼なじみの女性が浮気をして、それが元で離婚になるがその際付き合っていた男性と交際を続ける。
そんな男性を殺してしまう。
男性が殺された事により持っていた借金を肩代わりして、ヘルスで働くようになり、そこから崩れるように人生が落ちていく。
この物語で誰が救われたのか?
どうすれば正解なのか?
自分というものをはっきりしなかった主人公の人生の末路として、最後があれで良かったのかな。
もう一度観た時に違った感想が出てくるような気がする作品でした。
好き
終わりの20分位までは、眠いなと思いながら観ていました。
仲野太賀、若葉竜也、大島優子さんの演技に魅せられて最後まで鑑賞。
引きこもりのお兄さんは、それこそほとんど会話はないけれど、弟の事がかわいかったのだと思う。
両親の『大麻やめなさい!!』大声で言うのは笑った。
刑務所に入った後の両親の様子も、何かフランス映画のような、ウディ・アレンの映画のようなおかしさ。
本当の気持ちが言えない、泣けない。英語でなら言えるかも。
共感できる。
最後は号泣でした。
半年後、半年後、って表現も嫌いじゃないです。
なので全体的に好き。
普通に考えたら、誤解を解かないと、家族としてうまくいかない。気持ちを伝えないと、家族ではいられないと思う。浮気されたら怒るべきだし、あの嫁に娘を渡すのは間違ってる。
『女でいたい』なら娘をあっちゃんに渡したほうが、お互い幸せになれたかもね。
2023/01/18@アマプラ 仲野太賀を見たいなと思い鑑賞。 仲...
2023/01/18@アマプラ
仲野太賀を見たいなと思い鑑賞。
仲野太賀が可哀想な映画でした。
何を描きたかったのかよくわからなかった。
街の風景を映すときに意図的に外国人を多く映したり、
本音を言えない理由を「日本人だから」と言ったり、
英語(や中国語などの外国語)だと本音を言えるのは
なんらかのメッセージが込められている気がしたけど、結局伝わらないので謎だった。
仲野太賀と両家族が可哀想。
子供も可哀想なのでどうにか健やかに生きてほしい。
自分に当てはまり過ぎていて、 ラストシーンから目を背けてしまった。...
自分に当てはまり過ぎていて、
ラストシーンから目を背けてしまった。
仲野太賀さんのお芝居は非常にリアル。
心の中では泣いている
本音を言わないままだと
相手に勝手な解釈をされてしまう
嘘は言えるが本音を言えない
責任を曖昧にしたいのかな
説明を省けばイイってもんじゃ・・・
説明を省けばイイってもいんじゃない!
説明を省いても伝わらなきゃ意味ないじゃん!
北野映画みたいにはなりませんよ?
とにかく何もかも訳分らんのです!
主役3人の関係性から、
なんで主人公が元嫁の親に嫌われているのかも、何もかも・・・
そして登場人物が皆不幸という・・・
よくある監督の自己陶酔映画です。
たまにこの手の映画にあたってしまう・・・(-_-;)
両親がやばい
あの両親に育てられたら
こうなるのかもしれない。。
言いたいことが言えるってある意味
両親に感謝したくなった。
生きづらさ
この映画は共感しないに越したことは無いと思う。常に相手の顔色を伺ってしまわざるを得ない主人公が、様々なトラブルに巻き込まれるだけの話だから。
きっと、この映画に感動できない人は人見知りを内心小馬鹿にしているタイプだろう。でも人に嫌われたくなくて、言葉選びに頭を抱え続けてきた人間がいるということが伝わっていれば嬉しい。「好きじゃないからこそ本音が言える」という作中のセリフは考え甲斐のあるもので、そこまで興味関心の湧かない他人に対して適当にあしらい続けた経験は誰にだってあるのではないかと思う。
本心を包み隠して、相手から見た自分をよくしようと躍起になって好きな人に嫌われまいとすればするほど、相手との距離が開いていく様は胸に迫るものがあった。
臆病さと素直さはとても近いところにあって、そんな自分を変えようと本気で決めれば、それは今までの自分のアイデンティティを壊しかねない。だからこそ、ラストシーンの展開に繋がるのではないかと思った。
この映画に共感できない人は、世間的に見れば多いだろう。だけど、映画というメディアを通じて生きづらさを感じ続けてきたマイノリティが認められる。そこにこそ、この映画の本当の価値が内在しているのではないかと思う。
本当に見て良かった。
伝わらない言葉はどこに行くのか
大切な人に大切なことを言わない、それが主人公の悪癖だとしても、それでもいいという世界はないと思う。
伝えなかった言葉は何も伝わらないから思ってないのと同じだと思う。
展開が少しチープだったが、男同士の友情だけピックアップしてみれば良かったかも…。
お前の顔が見たいから電気をつけていいか?というセリフが1番相手を大切にしている感じがして良かった。何も言わない男ときちんと伝える男の友情だったのか?
俳優陣に期待したが1番うまいなと思ったのは大島優子だった。
自分の心を語らない男
石井裕也監督が、スケジュールのポカっと空いた3ヶ月で撮り終えた映画。
脚本は3日間で書き上げた。
一気に仕上げた熱量は凄い。
香港国際映画祭が提唱した
「原点回帰。 至極の愛」というプロジェクトから生まれた。
提示された資本はたったの1500万円(もちろんそれで制作出来る筈はない)
幼なじみの3人。
厚久(仲野大賀)奈津美(大島優子)武田(若葉竜也)は仲良しで、いつもつるんで
グリコの氷アイスを分け合う仲だった。
やがて、厚久は奈津美と結婚して、5歳の娘すずがいる。
そんなある日、奈津美が自宅アパートで、浮気している現場を厚久は目撃。
一瞬にして厚久は、家も妻もすずの親権も失う。
浮気した妻は、浮気相手と同棲を始める。
男は定職に付かないろくでなし。
けっこう50分位まで、寡黙な男・大賀が鬱々と悩むシーンが続く。
ところが57分から、不幸の連鎖・連続・・・で驚きの展開をして行きます。
ここからはネタバレです。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………厚久の兄は引きこもりの大麻中毒でした。
この役・韓国人のパク・ジュンポムが演じますが、台詞はありません。
厚久の元自宅(厚久は追い出されている)を訪ねた兄は、奈津美の交際相手を、
撲殺してしまうのです。
そして半年後。
浮気相手の借金の保証人に奈津美はハンコを押していた。深く考えずに。
そしてまた半年後。
奈津美は借金返済のため、デルヘル嬢をしている。
ホテルで濡れ場は過激。大島優子も振り切った演技を見せる。
なんと客(北村有起也)が異常者で奈津美は刺し殺されてしまう。
奈津美の葬儀。
義母は「あんたなんかと結婚させなければ良かった。よく顔を出せたもんだ」と言うが、
「奈津美なんかと結婚しなければ良かった」は、厚久の台詞だ。
すずを取り上げられた厚久は、親友・武田の車で奈津美の実家へすずを訪ねる。
親友の武田が、厚久の心の代弁者・・・だったのだと思う。
まるでゲイかと疑うほど、厚久と武田は心が通じる。
奈津美とは通じなかった言葉。
奈津美を満足させられなかった厚久。
映画は厚久が気持ちを爆発させて、プツリと終わる。
愛し合ってるのは、大賀と若葉達也の、男2人ではないのか?
奈津美は無い物ねだりの欲深い女。
実家があんな凄い豪邸なら、親に借金すれば、デルヘリなんて危険を侵す必要はない筈。
仲野大賀と若葉竜也そして大島優子の熱演で見応えありました。
(ラストで、切なくて泣いてしまいましたが、やや不幸の押し売り的ストーリーに、
疑問も感じました。)
石井裕也監督は、この映画は今の日本人の置かれた状況そのまま・・・と仰ってますが、
勿体ない感じでした
俳優も監督もいいのに、何か入り込めずに終わってしまいました。婚約者を振ってまで、幼馴染を救いたかった理由が語られることなく、寂しさを募らせた幼馴染の妻は浮気してしまう。浮気したのになぜあんなに偉そうに別れを告げ、なぜ旦那もあんなに自分を責めるのか。
そして物語は結構過激に、いろんな人が殺されていく。
最後に残る男とその友達。男は娘にきちんと言葉を伝えられるのか、それもこの終わり方では、読みきれない。
友達はいい奴だった。自分もおそらく好きだったのに最後まで男の味方で寄り添っていた。
とにかく、ツッコミ所、満載で残念な感じだった。
何と言うか、ひたすら陰鬱な気分にさせられる映画だ。 作品自体が悪い...
何と言うか、ひたすら陰鬱な気分にさせられる映画だ。
作品自体が悪いでのはなく、気分が落ち込むのでわざわざ観るような映画ではない。
大島優子が浮気をして離婚したのに、まるで仲野太賀が悪いかのように言われたり、その大島が殺された時も仲野が責められるのはなぜ?
観ちゃった
こんなに思ってる事を何も言えないのに女の子とは次から次へと付き合って結婚までしちゃうのがよく分からない。
ここまで自分の気持ちを言えないのは性格の範疇を超えて自閉症気味なのかな。兄も引きこもりだし。
そういう前提で観たとしても、何も伝えられない事で不幸が連鎖していく物語という風に見えてしまうこの作品には共感し難い。
献身的に支える親友の心理もよく分からない。
コミュニケーション能力が著しく低い人たちの不幸な物語。
若い頃は作家性の強い若手監督の映画をよく観ていたけれども、久しぶりにそういう類の作品を観た感覚。
全体として、大島優子がんばれ!って感じ。
「NOと言えない日本人」を映画にしたらこうなる、ってことかと。大島優子、朝ドラでもガンバってたけど、映画でもガンバってるなぁ。女優として生き残ることに人生をかけてるのが分かる。
最初は、すごく大島優子が嫌な役に見えたけど、婚約者とのやり取りで心をなくした主人公が、最後で心を取り戻したと考えると、大島優子の役の設定が納得できる気がしてくる。「NOと言えない日本人」が、みんなに被害を与えていく、と。つくづく、片方の面からだけの見方はダメだ、と。
親友とのやり取り(一緒にソファーベットで寝る、ラブホに行くのに手をつなぐ、車で抱き合う・・・)は、演出としてやりすぎだと思う。そっち系の落ちにいくのかと心配したけど、収まるところに収まってよかった。そして、最後があの場面で終わったのがまた良かった。あの余韻が大切かと。
ハイヒール
奥さんが殺されるシーンでホテルの部屋に入る時、ハイヒールを揃えてないって理由で殺された気がした。
こんな話、理解出来るわけがない!
ストーリーにのめり込んだと認めるなら、奈津美の不貞行為の後のあの逆ギレ態度はなんだ??!!
あんな肯定の仕方はありえん!
あんなことが通用したら、
なんでもありか!
やったもん勝ちか!
言ったもん勝ちか!
そのくせ、困ったら頼る(お金)って。
ホント、胸くそ悪い👎
惚れた弱みと言われりゃそれまでだが、人生惚れた腫れたでは生きていけないのよ。
よく聞くD/V彼氏や夫と別れられないバカ女。
あの人、実は優しいんです
とか
好きなんだからしょうーがない
とか
これは完全に正常な思考回路の故障です。
事件起こして、他人に迷惑かけないで欲しい。
勝手にやってろと言いたい。
この映画の2人も同じ。
この映画に共感できる人は要注意です。
私は言わずもがな。
すごくまともに幸せに来ましたので。
久しぶりの大コケ
登場人物にリアリティがない。
日常が常軌の範囲内にないから話がブレまくり。
終始わからなかった…
最後の終わり方…電池切れたかと思った。
生きちゃってる
生きてるのか死んでるのかも分からず、
毎日生きちゃってる自分。
死んだとこで、世の中にはほとんど影響がない。
けれど今日も生きちゃってる。
最後はちゃんと言えたのかな?
心と感情
不器用な生き方にやるせなさを感じました。
仲野大賀熱演でした。
何でそうなるのよ?
仲野太賀が好きなので、なんとなく見てみました。
大島優子が体当たりの演技で一番頑張ってました。
大島さんのファンなら必見。
彼女の女優としての成長を喜んでほしい。
一皮剥けたと思います。
衝撃のシーンあります。
ちょい役で登場の北村有起哉のキモさも強烈でした。
但し、映画は駄作だと思います。
内容が支離滅裂。
そもそも登場人物が皆、理解出来ないくらい頭が悪い。
旦那に愛されてないからチンピラと浮気。
浮気がバレたら開き直って「娘の為に5年も我慢してた」とか言い訳。
離婚後もチンピラ彼氏に依存して別れないから苦労ばかり。
背負わなくて良い借金までしてデリヘル嬢になるし。
弁護士に相談しろよと言いたくなった。
これ、昭和の話なんですか?
現代でコレは無いわ~
離婚した父親は娘に会いにも行かず、元妻がどんな生活をしているのか確かめようともしない。
そもそも元嫁のチンピラ彼氏を殺した兄は殺人ではなくて薬で刑務所に行ったの?
兄か殺人で捕まってたら山田は嫁と娘がが大変な事になってるの知ってたハズだからね。
やっぱ兄がチンピラ彼氏を殺した事はバレて無いのか。
そこも意味不明な展開。
つまらなすぎて途中ウトウトしてたから何か見逃した?
幼馴染みの武田って何の為の配役だったの?
他にも
おいおい何でそんな展開になるのよ?
頭悪すぎでしょ?
と、突っ込み所満載。
最後のシーンも違和感満載。
主人公の山田が亡くなった元妻の実家に引き取られた娘に会いに行くのだけど。
立派な家に白い大きな秋田犬、綺麗な庭に娘が居て違和感しか無かった。
そんなに裕福だったら数百万の借金の為に風俗なんかで働かないで実家に借りろよ!!と、思ってしまったw
しかも、山田は今まで何年も娘に会いに行かなかったクセに「娘と一緒に住みたい」とか「はぁ?」
何ひとつ心に響かない映画でした。
でも大島さんの熱演に星一つ。
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