名探偵コナン 緋色の弾丸のレビュー・感想・評価
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緋色の静動
毎回楽しみにしている青山先生の手塚治御大的な未来図。今回は名古屋までたったの25分という超真空トンネル。素敵です。人が描けるものは必ず実現するというのだからいつか乗りたいです。
リニアのスピード感にからめられて事件、推理、車の加速してゆく動と、中吉さんの静かな一手が対照的で面白かったです。
観終わったあとはちゃんと腑に落ちるし、やっぱりコナンは面白いと思わせます。
首をかしげるところは多々あれどアニメだからできることをバシバシやってくれてます。厳しいご意見に負けず、これからもどんどんやってほしいと思います。
いつも通りの次回作のチラ見あり、次も期待してます。
良くも悪くもコナンです。
コロナのため、1年待たされた作品。
何故か知らないけど、コミック最新99巻も一緒に1年間発売されなかったみたい。。。
本編が進みすぎると映画と整合性が取れなくなるからかな?
まぁ、映画の方はネタがオリンピックなので仕方ない、とも言えるけど。
ストーリーは相変わらず事件が盛り盛り起こりすぎではあるけど、それがコナン映画。良しとしよう。
リニアを扱っていたのが、未来的と言うより、今の日本にこんなもん作れるわけないじゃん・・という逆の意味で観てて何か悲しくなってきた。
で、最後はみんな当然生き残る。
あれでみんなが無事なのは、さすがにどうかと思うけど、とにかく演出は派手ではあった。
オリンピック会場に突っ込んで最後めちゃめちゃになったのは、2021年4月現在のオリンピック状況と何も対策できない政府の行く末を表しているようでちょっと面白かったけど。
赤井家の活躍も宣伝で盛り上げたほどではなかったし、ちょっと期待ハズレだったかな。
2年間待つほどの強度をコナンに求めるのは無理があるかな・・1年ごとに観るくらいがちょうど良い。
来年は予定通りちゃんと上映してもらいたいもんです。
なぜこういう作品にしたのか
青山先生はなぜ今回赤井ではなく、赤井一家に活躍を分散させたのか…。
作品の内容自体よりも、メタ考察するほうが面白い気がする。
それくらい、この作品に対しては中身は一回見れば十二分だし、一回も見なくても大丈夫な作品だ。(話題作を追いたい方は見てもいいのでは、程度)
私は初日に3回観てしまい、一応原作もサンデーで追っているのでキャラ相関図は頭に入っている。
原作内でどのキャラ推しか、と言われれば赤井推しだし、今回の映画は期待していた。
だが、別にユーザーの情報など映画の内容には関係ない。
本編をみて面白かった!このキャラのこともっと知りたい!と思わせられれば、自然と原作にも手が伸びるはずだ。(今回はそういった感情は一切ない)
作品を制作していたのは2019年だと思われる。
すこし気になったのが、池田秀一さんの2019年作品の出演数の少なさだ。
脚本が出来上がるのは憶測だが制作年の2~3月頃?(遅くても)
パンフレットの櫻井さんが「あとから一家出演の要請あり」と書いてることから、きっと脚本が完了してからやむを得ない事情でこういった形にせざるを得なかったのではないか。
というのも、池田さんの体調不良だろうか?(池田さんは20年半ば頃に体調不良でSNSを騒がせた。先日古谷氏とニコ生出演の際は飲酒をセーブしているとも語っていた)
憶測でしかない。
御年を考えれば、コナンの劇場版で長丁場の収録作業にドクターストップがかからなくもない。
(収録が終わった後は飲み入ったらしいので、体調は現在不安はなさそう)
一体なにがあってああいう映画になったのか…。
観た人たちが素直な感情で各々感想を言っていい。
私は、この映画が出来るまでの謎に興味を惹かれてしかたがない。
期待はずれ
私が期待しすぎたのか?
とりあえず広報が失敗していたと思う。全面に赤井推してたら、そりゃもっと赤井の活躍を期待するでしょ。
今回の事件も赤井一家である必要性を感じない。推理、ラブコメ、アクションどれも中途半端で内容が薄かった。
映画が終わった後に友人とどこが良かったか話したが、どのシーンも印象に残ったものが無かった。クライマックスはどこか全くわからず不完全燃焼というのが感想です。
ちなみに今回1番活躍したのは哀ちゃん。
今までのコナン映画に比べたら結構面白さはなかったけど、まぁいつかま...
今までのコナン映画に比べたら結構面白さはなかったけど、まぁいつかまたコナンの映画が来年辺りで面白くなるのを期待するしかないですよね!
最高傑作は言いすぎか?でも言いたい!
物理的に無理なところは 相変わらずなんだけど
いや、今回はそこも少し控えめかも知れない。
今回はかなり面白かった(*^-^*)
また観に行きたい!
エンディングを歌っているのは、東京事変 椎名林檎である
コレがまた最高にいい!!
待たせたな!ってコナンのセリフに待ってて良かったよ~って言いたくなるよな映画の出来。
まさかここまで・・・なんて。
初日にレイトショーでコナンを見に行く、沈黙のクオーターの頃から、かれこれ10年。コナンは私たちの青春です。予告を見すぎ期待し過ぎたのか、それとも、、、私たちが大人になったからなのか。記録じゃなくて記憶に残る、それがコナン映画だと信じたいです。
あぁ…いい娘だわぁ
哀ちゃんの万能バディっぷりと、
園子ちゃんの面倒見の良さが突き刺さりました。
全く話は変わりますが、リニアの辺りを見ていて立川志の輔さんがまくらでリニアネタやってたなぁ…生落語二年聞いてないなぁ…(泣)
と込み上げて来るものがありました。
いやぁー面白かった。
こちらのレビューでの評価が少し低かったので、心配していましたが、今までのコナン作品の中でも上位に入るぐらい面白かったです。
今までのコナン作品に比べて少しアクションシーンが少なかったような気がしますが、それはそれで、とてもいい出来でした。
中でも見せ場のシーンはなんといっても、犯人を車で追うシーンはハラハラしました。
やっぱり劇場版のコナンは、面白いし、よくできていると思います。
赤井家の物語?
個人の感想です。
赤井家がメインの話とのことですがイマイチ彼等の良さが伝わってこなかった。
・倉庫のシーン、制作側的には見せ場のつもりかもしれないが、観客からするとなぜそこで戦う?英国の要人守るのが任務じゃないの?車追いなよ!とツッコミどころ満載。アクション格好良い、とはならなかった。
・メアリーの考えてることがわかりにくい。駐車場で沖矢を目視した時、どこまで把握してたのか?世良とメアリー間でも「いいから赤い車を追え」って説明不足。本当にホウレンソウできない親子なんだな、ということはわかった。
ちなみにリニアのプラチナチケット結局使わなかったのは何故?色んな箇所でこういう小さなもやもやが溜まっていくのがストレス。
・赤井秀一のあの射撃、必要だった?なくてもコナンが解決したと思える事件。見応えない。見せ場があのシーンで終わって彼のファンが不憫だった。赤井に寄せた置鮎さん演技の沖矢は良かった。弟といる時楽しそうで、シリアルキラーみたいな顔してた初期の頃が嘘のような明るさ笑
・ちゅー吉良かったけど、その分FBIがポンコツに見えた。ゆみたんはちょっとお下品すぎて可哀想だった。理由もなくそんなヤケ酒みたいな飲み方するか?
Twitterみて僕だ!の演技幼くて、帝王の振り幅すごいと思った
・真純は一番活躍。青山作画が最高だった。新一に迫るシーンはもう一歩踏み込んで欲しかった。
赤井家の話なのに彼等が格好良く映らなくて、何がしたかったの?という印象。喧嘩が強いのはわかったが、有能な家族には見えなかった。
リニアやらオリンピックやらテーマを詰め込みすぎて、彼等は後付けだったのかな。
それなら無理に赤井家メインにしない方が良かったと思える作品。
何もファミリーに集合して欲しいとか、全面に出て事件解決して欲しいとかそういうことではなく、各々のキャラクターをもっと活かした筋書きにできなかったのかという話。
本当になんで???って気持ちが強いので、納得できる説明できる人いたら是非解説願いたい
小学生の息子と鑑賞
最近、息子が名探偵コナンに興味を持ち始めたので、この映画を鑑賞する事にしました。
私もスクリーンでコナンを観るのは、初めてでした。
映画館で聴く、コナンのテーマ(?)は格好いいですね。
それと意外と笑えるシーンが多くて、親子で笑っちゃいました。
他の人、あんまり笑ってなかったけど。
それからですね、エンドロールで劇中に登場した名古屋の名所(?)を流してくれたんですよ。
それ観てたら、名古屋に行きたくなっちゃいました。
日テレさんも火サス終わっちゃったことだし、コナン君に全国の観光地で事件を解決してもらえばいいんじゃないか。
なんて、思ったりもしたんだけど、二十年以上も新一を待ち続けている蘭の事を考えたら、そろそろコナン君を新一に戻してあげて欲しいと思ったりもして。
まあ、それは無理だとしても、「バーロー」じゃなくて、ちゃんと言葉で伝えてあげて欲しかったかな。
コナンファンの人が読んだら怒られそうな事を書いちゃったけど、無知なおっさんの戯言だと思って許して下さい。
微妙ではない、駄作
ミステリー:
推理パートの尺が少ない。推理も強引。犯人の動機は執行人と似ているが、執行人を薄めたような印象。容疑者の一人が露骨にフェードアウトするなど、あまりにもわかりやすい。
ラブコメ:
蘭はピンチにならない。特報を見て期待していたコナンの「お前を守るのは、俺の〜」という台詞も、そこで言うのか、というタイミングで早々に出てきて肩透かし感。宮本由美は後半ずっと酔っ払っていて、原作のような良さもない。
アクション:
CGがあまりにも酷い。15年以上前のゲームのPVかのよう。リニアモーターカーを吹き飛ばすという過去一派手になるはずのアクションなのに、演出が地味で盛り上がらない。紺青のラストもあれだけのことをやった割にいやにアッサリしている印象だったが、今作は更に地味。コナンはどのような状況でも助かる身体能力の持ち主になってしまったのか、天国やベイカーのような、助かるための工夫も無し。現実離れしていて滑稽。ただし地味。
キーパーソン:
最高機密(トップシークレット)などと煽りに煽った割に、赤井家について何か判明するでもない。メアリーは「FBIの小僧(沖矢)」が自分の息子であることを察知しているのかどうか、わからない。同じ事件を追っている家族同士で殴り合いが始まったり、面白くない。赤井秀一の狙撃は特に期待はずれで、小細工にご都合主義を重ねて何百キロ先を撃ったからといって、何なんだと言う話。赤井自身が自らの身を危険に晒してリニアの暴走を止めるとか、そういう話かと思っていた。熱量が低すぎて盛り上がらない。これなら、現場にいたコナンが止めれば良かったのでは?
犯人の迫力:
ない。初期作のように、自身のライフワークに命を賭けているからこそのカッコいい犯人は、今作でも見られず。そろそろ、世紀末や瞳のような、拳銃一丁でコナンと対峙しラストを盛り上げてくれる犯人が見たい。多くのファンに「アクション偏重」と言われがちなのは、ショボい犯人が起こした爆破やら火災やらからの脱出劇をメインディッシュにするからだと思う。アクションが派手でも、同じくらい犯人が引き立っていれば良いと思うんだけど。そして、ターゲットを殺すつもりがあるんだか無いんだか。
その他:
映画初登場の園子の父親がピンチになったりと、特報で規模の大きい事件なのかと期待させておいて実はそうでもなかったという、予告詐欺感も酷い。初期メンバーの方が好きな自分としては、青山原画が赤井家に偏っていて不満。コナン蘭灰原などの初期メンバーの青山原画はなかったはず。リニアから遠ざけられる探偵団、ひつまぶしに夢中の小五郎、意味もなく遅刻する博士など、お馴染みのメンバーの描写もイマイチ。灰原の出番は多いけど、灰原の言動にキャラ崩壊を感じる人も多そう。全体的に、特に作画が良いとは思わなかった。ゲスト声優は上手い方だったけど、ゲスト声優が台無しにするのではないか…とヒヤヒヤしながら公開を待つのは最後でいい。予告、高木佐藤がメインなのが伝わらなかった。行くのか行かないのか知らないけど、これが100億は無いわ。来年に期待。
予告編の作りが上手かった
だからこそガッカリ。
くそつまんない!って程でも無いけど盛り上がりに欠ける作品で赤井ファミリー集結させた意味?って感じでした。
予告の肝心のセリフ無いのは詐欺では?笑
聞き逃したかな?
とりあえずコナンと灰原の関係は良かった!
赤井家長男の赤井さん
赤井ファミリーの魅力が詰まった作品でした。
赤井ファミリーにスポットが当たっているこもあり、今回はコナン(新一)と蘭とのラブコメは少なめで、灰原さんや世良さんとの連携プレーが多めでした。
夫婦かと思うくらいコナンと息ぴったりのサポートをする灰原さん、大活躍で嬉しかったです!
今回は、FBIスナイパーの赤井さんだけでなく、赤井家の長男としての赤井さんが見れたのがポイントだと思います。
弟の秀吉と(将来的に義理の妹?の)由美さんを愛車に乗せてたところは、どこか微笑ましくかつ兄弟の絆が見れて良かったです。弟への信頼や弟カップルを見守る赤井さんからは長男らしさが見れて、原作では見れないくらい貴重でした。
車へ飛び出した由美さんへの赤井さんの反応が、個人的に見所です(笑)
由美さん、散々な扱いでしたが赤井ファミリーとのアンバランスさが逆にいいのかもしれませんね。由美さんの赤井ファミリーへの仲間入りが楽しみです。
メアリー母さんと上手くやれるのか心配ですが…
最後にキャメルさん可哀想です…
好きで期待して、ガッカリした。
予告編が素晴らしくて期待して観たらガッカリしました
子ども小さい時からコナン映画は親子で楽しむ恒例行事でしたが来年は観るのやめようかとも思います。
まず、最初の事件のハーモニカに合わせての動きは良かった。
そして会場で行方不明の人を少年探偵団が探す…ご都合主義的だけどコナン君ならあり
その後!リニアチケットもらう→事件起こるから危ないので少年探偵団はヤイバーに行く
チビおもりが園子で蘭たちリニア?博士は遅刻?
この下りのわちゃわちゃひどい。博士が遅れるのも理由ない。
きっかけの過去の事件もなぜ起きたか犯行動機不明。
司法取引など制度出てくるが浅くてナニコレ?
推理もアクションもご都合主義的すぎる
登場人物はサイボーグか?と聞きたくなる
リニアや建物壊れるが、以前のコナン君なら最小限に被害止める方法しただろう。
あれだけ建物壊れて軽傷?あり得ない。
赤井ファミリーの動きも変。
行方不明。追っておきながら、怪しいからとそっちのけでバトルしたり
交通使っての推理(犯人の逃走)に酔っぱらい彼女はいらない。
推理もストーリーも雑すぎて、1年待ってこれかと思うと本当にガッカリした。
観る前は100億いけるようにリピートしたい!でしたが
今はそんな気持ち無くなりました。
この映画で評価されるのは
出だしの過去の事件(ハーモニカとの連動)
浜辺美波の声の良さ
東京事変の主題歌
予告編くらい。
結論・青山先生監修のコナン映画を見たい。
ネタばれを多く含みます。記憶違いがあったら、すみません。
楽しめたシーン
・灰原哀の活躍・・・探偵団のお守り役や解析役ではなくしっかりと事件に巻き込まれ、コナンの相棒として活躍している。コナンへの思いもそこはかとなく感じさせる良い役回りだった。
・秀吉の詰将棋のような追跡劇・・・他の赤井ファミリーとは違い、戦闘タイプではない秀吉をとてもかっこ良く見せられていたと思う。
・赤井秀一の狙撃・・・物理法則ガン無視のアクション。前作のドラゴンボールバトルと同様なので、ツッコミません。私は、異次元アクションとして楽しめました。過去作で、遠距離上方や暗闇での狙撃を成功させている赤井秀一の主演作としては、かなり無理はあれど特別感のある狙撃だったのかなと思う。
・真犯人(開発者の方)の犯行計画・・・15年前の連続誘拐事件を模倣したのは、最後のターゲットにその時のことを思い出させようとしたという理由があるかもしれない。
病院での誘拐は、警戒態勢の現場でボディガードもいるターゲットを攫うための作戦としては見事だった。(まぁ、普通ガスが充満し出したら、クエンチってなんだ?の前に、窓開けるけど、、、)
リニアを最後の犯行現場にして、共犯者を実行役にする。そして、現場をライブ中継してリニアを暴走させたのは、共犯者に全ての罪を着せて殺す計画だったのなら納得できる。
その前に誘拐事件を起こしたのは、警戒させてリニアを無人運行にしたかったから。
爆弾とかではなくリニアの暴走だったのは、爆弾では犯行前に見つけられる危険があるし、プログラムの方が素人に見つけられる危険は少ないから。なにより、リニアの制御は、開発者である真犯人が先駆者であり、おそらく誰も外部からは止められない。
犯人はバレバレだけど確たる証拠は少なく、他のハッカーの可能性を否定しにくい。(タブレットやPCは他人が見れないようにして、一定時間操作がない場合データ消去などの細工をしていれば良し。)
灰原さんにタブレットをスられて見破られたが、普通は画面を見ただけでは何の操作をしているのかわからないはず。もし指摘されても、「いや、逆に暴走するリニアを止める方法を考えていたんだよ」と言い逃れられる。
このように考えると、システムの開発者としてのアドバンテージを存分に生かし、自分の手をほとんど汚さない見事な犯行計画だったと思う。実際、阿笠博士の発明品とコナン達の超人的な肉体と強運(メインキャラクター補正)がなければ、計画は完遂していたでしょうし。
楽しめなかったシーン
・リニア外での犯人確保と自供(開発者の方)・・・「FBIはやっぱり正しかった」と思わせようとしたが、失敗。今回は、FBIが悪い。
今回の真犯人の動機が、15年前の事件に関してFBIは自分の目撃証言を邪険にして父親の死の原因となった誘拐犯を一向に逮捕しようとしなかったからというもの。
しかし、FBIが隠していた真実はもっとひどい。実はFBIはその目撃された人物が犯人グループの一人であると知っていたが、共犯者を見つけるために司法取引をしてその人物を無罪放免にしていた。
当然、そのことを聞いた今回の真犯人は「なんだ、その薄汚い取引は?!」的なセリフで大激怒。それに対して、ジョディさんは「あなたも、その薄汚い司法取引によって守られている」てきなセリフを言い放つ。
いやいや、証人保護プログラムと司法取引による犯人の免罪は、違うだろ、、、とつっこんでしまった。
共犯者を捕まえられないから、犯人だとわかっている人間を無罪にしてでも共犯者について語らせる。
理屈としては仕方ない部分もあるかもしれないが、遺族からしたらたまったものではない。
司法取引をしないと共犯者をひっぱれなかったFBIの失態。そのツケを負わされた15年前の被害者遺族である真犯人。
まず、謝るのが筋じゃねーの?とか思ってしまいました。
とにかく、味方側に全く共感できなかったのは、すごく残念。せめて、コナンがFBIにも非があると言ってくれれば。
そして、ゼロの執行人でもそうだが、公安やFBIをよく見せようとして、犯人の動機は勘違いでした~的なオチに持っていこうとするは本当にやめてほしい。
・リニア内でのもう一人の犯人(女性の方)との最終決戦・・・コナン史上最も素直な犯人、ターゲットの言うことを聞きすぎる
リニア内でのもう一人の犯人との最終決戦。最後のターゲットに銃口を向け、狙いを定める犯人。
すると、ターゲットから「そこから撃つと、リニアの走行に支障をきたす。だから、もっと後ろから狙え、もっと、もっとだ。。。。」との指示。
犯人は、ターゲットの言う通りに後ろへ下がり続けた。そして、落ちていたペンに躓いた。スキあり一本。
・・・なぜ、言うことを聞くのか。犯行時にターゲットから安全な拳銃の撃ち方を教わる犯人。多分、根はとても良い子なのだろう。純真無垢だ。
というか、たとえリニアであっても、常識で考えて弾丸一発で事故るはずがないと考えるのではないか。
およそ音速で走行しているリニアは、速度0の物体に衝突したら、静止時に音速で衝突された時と同じ衝撃を受ける。
そう考えると、弾丸一発で事故るリニアとか怖すぎる。たぶん、当たり所が悪ければ、小石一個で脱線する。
そもそも、立場上犯人はリニアの構造や安全性について知っているはずじゃないのか。そうでなくても、下調べぐらいはするだろう。
躊躇するぐらいなら、何でリニアを最後の犯行現場に選んだのか。
コナン&赤井ファミリーを相手にするのだから、もっと骨のある犯人の方が見ごたえがあったと思う。
・犯人への狙撃シーン・・・コナンは、よろけた犯人をカーテンで覆う余裕があるのなら、サッカーボールで制圧したほうが、犯人のケガも軽かったのではないか。人命を尊重するコナンらしくないと感じた。
・推理が全く無い
「プログラムをいじれるのは開発者である貴方だけ、この奪ったタブレットがその証拠」とか、推理もへったくりも無い。女性の方の犯人に至っては、証拠すら必要ない。だって、犯行現場をライブ中継してるから。
犯行計画は割としっかりしていて、真犯人(開発者の方)も魅力があるかはともかく、プログラミングスキルとドライブテクニックを兼ね備えた隠れハイスペックの人間である。にもかかわらず、それをメインキャラクター達は頭脳戦ではなく、メインキャラクター補正のゴリ押しで捕まえてしまう。とても、勿体無い。
総評
犯人を捕まえるための推理や頭脳戦がほとんどないので、物語の軸となる事件に深みが出ていない。特に、メインキャラクター達は、知識や技能を披露するだけでほとんど頭を使わず、ストーリーに流されている印象を受けました。
近年は、推理ものからアクションや恋愛ものへと移行していることは感じていましたが、それらは両立はできないものですかね。コナン作品の魅力を損ねないように、今後はワンピースのように原作者に監修をお願いしたほうが良いと思いました。
来年は、原作よりの警察学校編のお話しのようなので特に。
コナン映画のポテンシャルは、こんなものではないはずだ!!!
印象にのこらない、、、
初期からのコナンファンですが、
今回の映画については特別面白いわけでもなく、
クソつまらないわけでもない微妙な作品に感じました。
犯人の印象の薄さがまず原因の一つだと思います。
探偵団の仮面ヤイバーのシーンや
ゆみたんのシーンを削ってコナンと
容疑者たちの絡みを増やしてほしかったです。
近年のコナンでは主役キャラを推すことに注力し、
映画で登場する容疑者たちへの愛情というか
深掘りが欠落しているように感じます。
かつて映画の容疑者から主要キャラなった
白鳥警部や綾小路刑事のように
キャラクター性をもった容疑者を登場させて欲しいです。
犯人の動機が現実的になってきている点は、非常に評価しているのですが、、、
あくまでもミステリー作品なのだから、アクションシーンよりも私は犯人が誰なのか予想(この人のこの行動が怪しいとか)して、作品を楽しみたいです。
演出や規模ではなく、ストーリーそのものでドキドキハラハラさせるコナンをまた見たいなあ、、、
微妙だった原因の2つ目としては、予告編やプロモーションで赤井家のハードルを上げすぎたことですかね。
原作ではない絡みを見れたことは嬉しかったですが、
特に関係性に進展がなかったのは残念です。
真純✖️沖谷のシーンも、
コナン✖️真純のシーンも、
秀一✖️メアリーのシーンも全部不完全燃焼。
あそこまで見せるなら何か進展あってくれよ、、、
でもFBI、赤井家、探偵団、鈴木家とあれだけ登場人物が多い映画で、それぞれに活躍の場が与えられていた点はうまくまとめ上げられていたと思います。
題材や構成は毎年素晴らしいので、
ミステリーとラブコメのドキドキハラハラが混在してた
かつてのコナンへの回帰を期待しています!
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