1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価
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IMAXで鑑賞
その場にいるレベルの臨場感を味わう事が出来るある意味アトラクションムービーでした。
恐らく家でテレビでの鑑賞だと8割減くらいでしか味わう事が出来ないでしょう
地下のシーンでワナ線があってネズミがウロウロしていてイキナリドッカーンのシーンはツレが人生最大のビックリで椅子から飛び上がって一瞬意識無くなるレベルでしばらく思考停止したって言ってて爆笑でしたが
自分も下手なホラーのジャンプスケアとか比較にならないくらいビックリしましたよ!
最後にやっと伝えないとダメなドクターストレンジが居る所のちょっと手前で戦闘が始まってしまい
カメラの長回しで走っていくシーンで謎の感動で涙が溢れて来てワイは何に感動して泣いてるん? てなりましたよ!
行く先々でお前誰やねん?!
長回し大好きな拙としてはマストsee。
なんですが映画のテクニックとしては畏敬するものの
物語が面白かったかというと微妙。
スタッフは裏で大変やったやろうけど
まあ、それもCGで処理できるし。
カンパーパッチも期待したら最後だけやし。
うーむですね。
70点
イオンシネマ近江八幡 20200214
撮り方って重要
撮り方って重要なんだなぁと改めて思いました。
二人の末端兵が伝令を伝えに行く、というもの。内容自体は単純。
カットが少ないなーって思ったら、ワンカット風の映画だったと最初は驚き。
ただ、それゆえに単調。ただ単調。
ほぼ同じ構図で、淡々と話が進む。
カットがないから、2時間くらい歩いた先での出来事にしか思えない。
「かめrを止めるな」とかもノーカットだったけど、あれはリアルタイムで物語が進んでいることに矛盾がないから受け入れられる。ノーカットの時間もそこまで長くなかったし。
でもこの話は24時間をノーカットで2時間の映画に納めてるから、なんかみてる側としてズレを感じる。
暗くなったり明るくなったりで時間経過は演出してるけど、舞台転換や時間経過、話の切れ目を演出するカットシーンがないから、なんか不自然に時間が経過してるように感じた。
話の内容よりも、主人公が不意にカメラから外れるシーンとかで「あー、ここで繋げて編集してるのかー」とか、そういうくだらないことの方が気になった。
転換や仕切り直しがないので、物語の盛り上がりもイマイチ欠ける。変調があったの最後くらいじゃないかな。
技法込みで評価しても半端な評価だし、技法抜きにしても内容が単調だから半端な評価になると感じた映画でした。
心臓の弱い人にはすすめられない
静けさの中にも凄みあり
超名作
ワンカット
戦争の悲惨さ<映像
舞台装置のような「リアル」
飛んでくる銃弾、空を震わせる爆撃機の轟音、土の匂いや血の触感すら伝わってくるような、圧巻の臨場感。
全編ワンカットの映像は、兵士に完全密着したドキュメンタリーのようでありながら、恐怖に喘ぎながらも使命感にもえる被写体の表情をとらえた完璧なカットにより、いかにも映画的な恰好よさを湛えている。
もちろん実際にワンカメ・ワンカットであろうはずがない。主人公が屋内に入る時、塹壕を飛び越えるときなど、一瞬隠れるその障壁をうまく使って編集したと思われる。この完璧なつなぎが故に、鑑賞している間「これは映画だ」という意識が片隅にあり、払拭はできない。ある意味、壮大な仕掛けの舞台装置を見ているよう。
しかし戦争を体験したことのない多くの人たちにとってこれ以上のリアルははないのでは。まるで主人公の戦友のように戦地へ放り出される没入感は、他の戦争映画とは一線を画する。塹壕、地雷、腐敗する死体、敵と味方の区別がつかない暗闇…。
時間と命の重みを共有しながらたどり着いた先、取り振り向いた上官が「ベネディクト・カンバーバッチ」という最高の仕掛けで、映画的興奮は最高点に達する。
極限の危険地帯を、ただ前だけを見て、ひた走る
緊迫の極限でした。
舞台は第一次世界大戦の西部戦線。
若きイギリス兵・スコフィールドとブレイクの2人は、
《戦闘即時中止》との伝令を持って、16キロ先の前線へ
赴くのです。
それを伝えないと1600名の兵士の命が危ないのです。
《即時撤退、戦闘停止》
通信手段の電話ケーブルはドイツ軍に切断されていました。
伝令の手段は2人の足だけ。
第一次世界大戦(1914年〜1918年)だからこそ起きる、
手段は足のみ(アッ、途中、トラックに乗るシーンありました、)
たった半日だったけれど、スコフィールドとブレイクには、
一生で一番長い半日、そして困難なミッションでした。
それにしても塹壕の長さに驚いた映画でした。
塹壕の壁に寄りかかって眠る兵士。
(地面はぬかるみ、4月とは言え肌寒く彼らは疲弊している)
スコフィールドは走る・・・
カメラは『全編ワンカット』に見えるように途切れなく編集され、
臨場感がハンパない。
まるで私も銃を担いで、弾と弾の嵐をかいくぐり、
共に走っているようでした。
橋は落とされ、川に身を潜めて潜りながら進む。
川には死体の山が累々。
(兵士の死体だらけで、戦争の惨さが胸に迫る)
夜は更ける・・・まだ着かない・・・だいたい近づいてるのか?
味方の方向も、ろくに分からない・・・
スコフィールドが焦れど焦れど、味方は遠く・・・
少ないシーンながら、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ、
マーク・ストロングの存在感が光りました。
私に伝わった伝令?
それは戦争の虚しさでした。
苦手な洋もの戦争映画だが
拘り抜いた撮影法から生まれる異常な緊張感
第一次世界大戦下において1600人もの兵士を救うための撤退命令を戦線に届けるべく戦場を駆け抜ける2人の若き兵士を描いた戦争映画。
全編ワンカット撮影を売りにした本作はどこに敵や罠が潜んでいるかわからない戦場を駆ける2人の主人公たちのリアルな視点により生まれる異常な緊張感と恐怖を表現した他に類を見ない作品だった。
各メディアでも特集されていた通りその撮影方法は多岐に渡り、ハンディカムはもちろん、車に乗ったままの撮影をすることで疾走感を演出したり、ワイヤーを用いた撮影でまるで宙に浮いてるような不思議な画角の映像などにより、常に主人公たちの目線もしくはその同行者のようなアングルで鑑賞できるため没入感が尋常ではなく、終始息苦しい笑。
さらには映像に一貫性を持たせるために全ての撮影を曇りの日に行ったそうでその拘りも尋常ではないと感じた。
また一つ新たな映像体験を味わえる作品だと思う。
第一次世界大戦の最前線、敵の罠である英国軍の作戦中止を伝令するとい...
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