ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密のレビュー・感想・評価
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うん、面白い!!久々の王道ミステリー!
観る前は、クレイグが出るからちょっと観てみようかなっていう軽い気持ちでしたが、、予想より楽しめました!
豪邸で親族に一人ずつ事情聴取していくシーンは、ザ・ミステリーという感じ。でもクレイグはやっぱりボンドの方がカッコイイかな。ま、そりゃそうよね。ミステリー小説で登場する探偵ってちょっとクセのあるキャラが多いからね。
また、なんと言ってもアナ・デ・アルマスちゃんがとってもキュート!あんな可愛い専属の看護師がいたらおじいちゃんも元気になるわよねえ。
お茶目でおとぼけで頭脳明晰な探偵の話は面白いと決まっている
とても爽快な気分だ。
コメディタッチな推理映画。キャラがたってる。展開が分かりやすい。素晴らしい脚本だ。
序盤で事件の全容が大体わかるなかで、裏切りを持ってくる術は非常に作り込んだ愛を感じる。
それにしても、探偵がいつもお茶目なのは、シャーロック・ホームズの偉大な功績だろうか。
探偵がこんなにもお茶目でお洒落であれば、俺も探偵になりたい。求人探そう。
オートマチックミステリー
莫大な財産を持つ世界的ミステリー作家が自宅で亡くなり、容疑者となった家族や家政婦、専属看護婦がつく嘘を見破りつつ真相解明していく探偵ブランが主人公の物語。
一風変わった探偵の主人公が、屋敷の住人達一人ひとりの話を聞き調査開始。それぞれが持つ、亡くなったハーランとのトラブルを隠すために細々と嘘をつくが、ある人物の特性を利用し、”オート”に嘘を見破る主人公。しかし、自殺か他殺か、さらには自分を雇った匿名の人物の正体等々、肝心なところはなかなかわからず…
これが真相か!と思わせつつの、ミステリーお約束の度重なるミスリードで観客を惹きつける。ちょいちょい挟まれるユーモアもセンスたっぷりだし、設定や世界観も非常に自分好みの傑作だった。
ブランが真相に気付いてからの展開は痛快そのものだし、犯人はまぁわりと分かりやすいけど、その理由付けや暴き方なんかは一筋縄ではいかない展開でなかなかのトリハダものだった。
登場人物がやたら多いので、事前の予習は必須。しかし皆キャラは良いし、物語にどっぷりと浸かりたいたいなら、是非一人ひとりを覚えてから見てほしい作品。
個人的には、ミステリー好きで事件の展開に興奮してしまうワグナー巡査がベストキャラだった☆
こういったミステリー映画はどんどんやってほしい。
正直物
4.5でもいいのだが。。。
まず最近希少なミステリ物でうれしい。
洋館、謎の死亡事件、遺産などベタっぽい設定もまたうれしい。
名探偵なのかポンコツなのか微妙にわからない主人公を演じるダニエルクレイグが生き生きしているようで、ダニエルを見ていて楽しい。その他も良キャスト。ただ良いキャストな故に、なんとなく誰が黒幕か途中でわかってしまうところもある。
オチイベントに、童心を思い出し、ほっこりして笑えた。
ただ嘔吐物設定が個人的に−1。キングスマン1といい、せっかく面白かったのに、噴出するものをリアルに見せられると1発で不快にさせられる。英米人は好きなのだろうかこの描写(笑)
とはいえ良作なのでブノワ・ブランシリーズ化期待します。
素のD.クレイグでは?
豪華で楽しい推理ショー
いつもと違うキャップと007
硬派な
久しぶりにレビュー書くよ!意味は無いけど!
探偵ものってちょっと癖があったりするんですが、今回は地味。
その分、周囲の人物や話に集中できたかな。
シリーズ化しようぜ!(してたらすみません
歳を重ねると悲しみも深まる
俳優の豪華さから絶対に鑑賞しようと思っていた作品。
原作がアガサクリスティー。
私はアガサクリスティーについてはよく知らないんだけど、オリエント急行殺人事件の時も今回も家族に何か嫌な思いがあるのかと邪推してしまうくらい家族描写が酷い。一人くらい心の通う肉親がいたって良いのに。
さて、本編ではダニエル・クレイグの熱唱とクリス・エヴァンスの悪魔的に可愛い笑顔を堪能、眼福でございました。
もうね。
クリスが出てきたら、敵か味方のどっちかだと思うよ。
それにしてもギフテッドでの好演も記憶に新しい中でのアベンジャーズに今作でしょ?もう実力派俳優だわ。
ストーリーはキャラクターが多いながらも話がトントン進んでいくので、飽きずに見られました。
昨今では主人公が実は1番の嘘つきでした〜ってオチもあったりする中、王道のミステリーだったところも良かった。
最初の偽物を見分ける目を持たなくなったってセリフをしっかりと終盤で回収してまとめたのも良かった。
何より、もうクリスが……
はい、クリスファンとダニエルファンは確実に観に行って損はない映画でした。
また、ミステリーとしても台詞回しや伏線が散りばめられていて、小説を読了した時の爽快感を味わえる2時間となっております。
ネタバレタグをつけているので、このレビューを観ている方は映画をご覧になっているかと思います。
本当に、クリス・エヴァンスがカッコ良かった〜
大満足でした
親切設計で作られたミステリー
大きな屋敷で死んだ富豪と、怪しすぎる容疑者たちと、名探偵。
典型的なミステリーの安心のフォーマットは観ている人を裏切らない。
また、序盤で警察の聴取を持ってきて登場人物の説明をしていくのは大勢の容疑者を分かりやすく説明していく監督の親切設計があり、話に入りやすい。
安定した入りでありつつも突然の倒叙への変換は緊張感を持たせ、犯人へ感情移入させる。ここら辺の持っていきかたがウマい。
更に遺言書の公開によって、本来は動機がないはずの犯人を追い詰めていくまでは完璧。
例の大作で炎上した監督を見直した!
とはいえ、後半はアベンジャーズで著名なキャストが容疑者達の一人から明らかに目立ち始めると、さすがに絶対裏の真犯人だと分かりやすい展開になってしまったところでマイナス星0.5で。
ちなみにちょっとしたカーチェイスをやっちゃうと、どうしてもジェームスボンド的な感じになっちゃうんだよね。
(アガサ・クリスティの)ミステリーファンにはスッキリしない出来。その観点からネタバレしてますので未鑑賞の方は読まないでください。
スター・ウォーズ(というかスカイウォーカー・サガ)をメチャクチャにしてくれたライアン・ジョンソンが、皮肉にもアガサ・クリスティの大ファンだということでアガサへのオマージュで作った映画らしいが、ある意味似て非なるものになっている。①オマージュ又はパロディの部分は確かに散見される。しかしそれが映画の面白さに繋がっていない。②アガサの作品で起こるのは全て殺人であり、この映画のように自殺ものはない。先ず、そこがこの映画のスッキリしない要因で弱点である。③実はアガサの作品には(特に全盛期には)大富豪が謎の死を遂げる、一族が全て容疑者、アッとビックリな遺言書、という作品はそんなに多くない(代表作と言われるものの中にもない)。上の条件にぴったり合っているのは「ねじれた家」くらい。④マルタが嘘をつくと吐いてしまうという設定はユニークだが上手く活かされているとはいえない。⑤探偵がマルタをワトソン役にするのはアガサの某代表作のパロディだろうが、マルタの回想のシーンで真相の半分が既に解ってしまった後なので、映画的に探偵がマルタを疑って助手扱いするとは思えず、却ってマルタを容疑者から外してしまい、設定が生きて来ない。まだ、遺言書が読まれてからにした方が良かったように思う。⑥会話の切れ端や、登場人物のちょっとした一言に伏線や手掛かりが隠されているのはアガサが良く使う手ではあるが、自分のペースで読み込めたり前のページに戻ることが出来る小説と違って、ストーリーが目の前でどんどん流れていく映画には、その手法が決して合っているようには思えない。⑦ダニエル・クレイグの探偵はポワロ(外見があまりに違うが)他色んな名探偵のパロディだろうけれど、パロディの域を出ておらず、この探偵自信の個性が出ていない(観客が感情移入できない)。⑧家族の面々の人物造型が薄っぺらい(アガサの小説のキャラクターも紙人形、類型的とよく揶揄されるが、ここではもっと酷い)。⑨事件の様相は一見複雑だが、結局犯人は行き当たりばったりで犯行に及んだだけの事件なので(クリス・エヴァンスが演じることで更に頭悪く見える)、それを解くダニエル・クレイグの探偵もそれほど名探偵に見えない。⑩犯人が綿密に仕組んだ犯罪を探偵が明快に解き明かしてスッキリさせてくれるカタルシスがない。今の時代らしい?くだらない。⑪「欺しの天才」のアガサの良くできた作品を読んだときの『よくも騙したてくれたな、降参だ』という読後感に相当するものが感じ取れなかった。ということで余り高く評価できないけれども、アナ・デ・アルマスが可愛いのでその分点数を嵩あげしてあります。
古き良きミステリー
ホーンテッドマンションを思わせる古き館。そこに住む財産と名声を手に入れた、年老いた推理作家の死体…。
その財産を手に入れようと、館に集う欲深な親族達。作家が、ただ一人心許した若い女性。そして、ツイードスーツを着こなしたチョイ悪オヤジ風の名探偵…。
ミステリーの王道となる舞台と登場人物が、全て整った犯人捜しの作品。次第に解き明かされていく、トリックや犯人像は、アガサへのリスペクトを感じるミステリーとして仕上がっていました。
また、所々にクスッと笑いを誘う台詞もあり、エンターテイメントとしての楽しませる要素も散りばめられていました。
探偵役のダニエル・グレイクも、007の時の表情とはひと味違う、かっこよさは抑えたお茶目な役柄。
正義の味方の印象が強いクリス・エバンスは、ひと癖もふた癖もあるイケすかない野郎に。
トゥルーライズでシュワちゃんの奥さん役だったジェイミー・リー・カーティスは、髪の毛が真っ白で、随分年老いた感じでした。
最初から最後まで、犯人捜しの推理に引き込む演出は見事。きっとアガサもほくそ笑んでるでしょう。
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