ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密のレビュー・感想・評価
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ポップでシニカルでしっかり作り込まれたミステリー…だけど少し物足りない
キャスト・衣装・美術・設定・台詞、全てに監督の拘りを感じる細部まで練りに練られた上質なミステリー映画でした。ぜひシリーズ化して続編公開してほしいくらい、ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブランは魅力的だったし個性もたっています。登場人物はとても多いですが、皆キャラクターがしっかりしているので、すんなり人間関係や性格が理解できました。前半会話が続いて少しダレるけど、人数多いのでしょうがないかな。
と、ミステリー好きなので一定の満足は出来ましたが、正直物足りない…。予想の範囲は超えず、設定や動機、どんでん返しや結末、上手く纏ってるけど、まぁわりとあるパターンかなぁ。コナンや金田一レベルに感じてしまい、勿論楽しいのですが、一段階上を期待してしまっていたので、もう一声!というところ。
ぜひ続編はもっと複雑、もっとドロドロでお願いしたいです。
2回目観賞:2023/1/2
☆☆☆★★★(ちょい甘) ほんの少しだけ…。 映画のラストで…。 ...
☆☆☆★★★(ちょい甘)
ほんの少しだけ…。
映画のラストで…。
〝 私の家 〟
〝 私のルール 〟
〝 私のコーヒー 〟
ラストで、家族を見下ろし。その主従関係が逆転する構図! これこそが、現在のトランプ大統領が推し進める政策に対し、冷や水を浴びせるが如くの叫びなのかもしれない!
映画本編自体、面白かった事は面白かったのだが。細かな箇所で?が付く場面が…その中からちょっとだけ…。
まあ、どうでもいいっちゃいいんですが、、、被疑者の特異体質は…アレはちょっと狡いなあ〜(ㆀ˘・з・˘)
犯人が被疑者を追い込み、証拠隠滅をする際。同時に自分の送ったメールの履歴も、本当ならばどうにかしなけりゃならないんじゃないの?
(自分の携帯から送る…って、どんだけバカなのよ!ソレ、速攻でバレるやつ)
野球のボールはそれだけの為なんか〜い(・ω・`)
2020年2月3日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン5
名探偵、なんて美しい響きだろう!
もう私は本当に馬鹿なんですよ。
名探偵、密室、アリバイ、真犯人、ダイイング・メッセージ・トリックetc・・・
そんな言葉を聞くとウズウズが止まらない。チュールを前にしたネコ同然!
多分、生きてきた中で一番本を読んでいた小学校5年、6年の頃を思い出すからでしょう。
コナン・ドイル、アガサ・クリスティ、江戸川乱歩、今でも読み返します。
所で皆様、フーダニットと言う言葉をご存知でしょうか?Who done it 誰がやったか?いわゆる、犯人当ての形式です。大好物です。
さて私が中学生の頃でしょうか、横溝正史原作のある映画が上映される直前の事です。フランス在住の大女優が番宣でテレビに出演していました。ところが・・・
「凄い殺人鬼を演じる為に日本に戻ってきました」
えーーー‼️それをテレビで言っちゃうの❗️
もう空前絶後の超絶怒涛の馬鹿女優だよ!
私は悪口は書かない主義ですのでその方の名前は書きません。ただ・・・
きさまは言っちゃいけない事を言った。
しんでも言っちゃいけない事を言った。
けっして言っちゃいけない事を言った。
いまだに許しがたい。
こんな酷いことを言ってごめんなさい。
絶対に縦読みはしないで下さい❗️
それでその映画を観に行った時の事だ。近くのアベックで来ていた女の方だ。その大女優がスクリーンに映し出された時、指差してこの人が犯人だよと彼氏に教えてた。
はあ⁉️その情報いる❓私は知っていた(と言うより本人にネタバレされた)が知らない人もいるだろうよ!おい!モルヒネを100リットル注射するぞ❗️
例えばお父さんと一緒にDVDを見てて、5秒前にネタバレ解説されるのの1億万倍、悪質だわ❗️
後に横溝正史のエッセイを読んで横溝正史も静かにしかし激しく怒っていた。フーダニットと言う言葉もその時知った。
さて馬鹿みたいに長い枕が終わりました。もしかしてネタバレが含まれている可能性が有ります。いやな方は読まないで良いですよ。
まずキャスティングが絶妙ですね。
クリストファー・プラマー御大。威厳に満ちています。この方の不慮の死から物語は始まります。
長男(物故)の嫁役のトニ・コレット。「ヘレディタリー/継承」で強烈な印象を受けました。
あんたの顔が一番怖いわ!今回も怖い!
長女のジェイミー・リー・カーティス。出た!
元祖スクリーミング女優!お母さんは「サイコ」のジャネット・リー。あんたも継承してるよ!
長女の息子役、キャプテンことクリス・エヴァンス。なんかアメリカの良心みたいに最近は思われているけど、元祖チャラ男だからね。「セルラー」の頃からすくすくと成長したらこんな感じだよ。好きだけどね。
最後に殺しのライセンスを持たないダニエル・グレイグ。あんた最高だよ。
とりあえず観てくれよ。じゃないと・・・
犯人教えちゃうよ‼️
読んでくれてありがとうございました。
犯人を…炙り出す
構成、語り口が面白くて上映時間があっという間でした。
キャプテンから解放されたクリスエバンスの生き生きした演技も良かった。
ネタバレ注意なので詳しくは言えませんが、ゲロが勢いよく飛び出す映画はだいたい面白い説が、また一つ実証された感じです。
だんだん
最初の導入部は探偵ものっぽく淡々と説明が進む。寝不足だったので少しウトウト。でもストーリーが進むにつれて、眠気も覚め、どんどん引きこまれて最後まで楽しくみれた。ミステリーものとしても面白いし、人間の本性というか本音というか、家族って…と思ったり、女の子の純粋さに心洗われたり。結局は家族でも他人でもなく、自分自身がどう生きるかだよねーと考えさせられたり。探偵さんも演出も派手さはないけど、さりげなくカッコいい。続編が決まったら観ます。
これぞミステリー!!
最近ミステリーもので外れを引いたので(ミステリーを銘打った屍〇荘の殺人とかいうゾ〇ビ映画の邦画)それを塗り替えてくれた偉大な作品に拍手!!
これは間違いなくミステリーです。
ストーリーのテンポが良く、観てる側も驚く展開が用意されており、探偵が前口上を述べる鉄板のミステリー!!
こういうのが観たかった!
お茶目な探偵が一見すると迷探偵に見えますが、彼は間違いなく名探偵!!
0.5引いたのは、助手役(?)の看護師の彼女が嘘をつくと吐いてしまうという正直過ぎる体質が一番ミステリーだったので笑。
ミステリー最高!!
派手さはないがよく練られた構成
有名な推理作家とその家族、友人たちのお話。有名な推理作家で大富豪の老人が遺体で見つかった、自殺なのか
他殺なのか、遺産相続や脅迫、放火など次々と起こる事態を凄腕探偵が解き明かしていく物語。
なのだが、今までのような定番な展開ではなく新しい構成だと思った。ミスリードの仕方が多少強引ではあるが秀逸なバランスだったと個人的には思う。
何より、ダニエルクレイグの探偵役がハマり過ぎていて良かった。シャーロックホームズのように、この役で続編も出来るだろう。
ラストカットのマグカップはオシャレな演出だと思う。
しゃれたミステリー
007以外での役でも大丈夫じゃん、探偵でも、俳優さんが割りと有名どころ、しかも、今昔の、大御所はクリストファー・プラマーからのジェミー・リー・カーティスは昔もこーゆー役してたなと、後似てるなと思ったらやっぱりそーだった、ドン・ジョンソン、キャプテン・アメリカとか色々、見たことある俳優さん、コジャレた探偵もの、しかし、長すぎです、もう少し短くまとめても良かったかも。
あのマグカップがほしい
シリアスな本格派ミステリーかと思っていたらコメディがけっこう入ってて予想外でした
犯人は予想外ではなかったですね
舞台となる古めかしい豪邸、装飾品、ストーリーにとても合ってて、豪華キャストも楽しめました
すっとぼけたダニエル・クレイグも良かったですが、絶対良い人と思えるアナ・デ・アルマスが可愛くて役柄にピッタリでした
この作品はシリーズ化してくれたら嬉しいです
キャストアンサンブルお見事
観る前から出演者を眺めてわくわく
マイケル・シャノンにトニ・コレット
灰汁の強い悪役顔連に心が踊る
いかにもミステリーな音楽に誘われ
屋敷ものに相応しい屋敷の佇まい
その中に蠢く金を巡る家族の軋轢
ダニエル・クレイグがはまり役
大仰に構えて顔色ひとつ変えない。
アナ・デ・アルマスは儲け役
嘘をつくと吐くなんてキャラは
聞いただけでつい笑ってしまう。
嘘と真実のミルフィーユの様なカット
シャノンやコレットも決して出しゃばらず
なんと美しくお見事なアンサンブル。
第一容疑者が謎解きを手伝うという
捻れた脚本に鮮やかに心地よく騙される。
確かにアガサの世界
見応えのある130分。
映像や背景、途中で犯人がわかる感じもアガサの世界を踏襲しているのに、古くさくなくて良かった。
小道具の使い方やチラッと見せも押しつけがましくなくて、答え合わせの邪魔をしてないのはさすがだと思いました。
アガサクリスティは謎解きや犯人当てを楽しむのではなく、登場人物達を楽しむもの。そういう意味では3人分は楽しめました。
小説でも映画でもこういう世界感の良作はお見かけしなくなっていたので、次の紳士探偵の活躍を楽しみにお待ちしてます。
ミステリーの皮を被った現代風刺映画
NHK BS1で朝放送している「キャッチ!世界のトップニュース」というニュース番組があるのだが、月1回藤原帰一氏が映画と世相を絡めて語るコーナーがある。先日そのコーナーで「パラサイト 半地下の家族」と本作が一緒に紹介されていて、「?」と思ったが、なるほど観終えると確かにそうだなあ、と腑に落ちた。
とはいえ、まあ、ストーリーはどこからどう見てもアガサ・クリスティを意識した、というかパロったコメディミステリーである。
何を書いてもネタバレになりそうだが、亡くなるのはクリストファー・プラマーおじいちゃん演ずる、偉大なるミステリー作家のハーラン・スロンビーである。もう90とかだと思うのだが、クリストファー・プラマー、若返ってないか...?家族の誰よりも生気があるんだが...。
クリストファー・プラマーおじいちゃんの家は、横溝正史的にいえば犬神家様にドロドロである。君臨する当主とその恩恵に預かる家族というのは、古今東西、ミステリーには欠かせぬ存在である。
そしてアメリカ英語を嬉々として喋る名探偵ダニエル・クレイグ。彼はジェームズ・ボンドの軛を外すと本当に楽しそうねえ..(彼が解決したのが「テニス殺人事件」てそれ「ゴルフ場殺人事件」のパロディですか?)
ミステリーとしては結構強引なつくりというか、「どうしてこうなった」みたいなところが結構あるし、ある種予想どおりの展開というか、ヒントのばら撒きが半端ない親切設計である。映像だから余計に。
また、登場人物皆怪しげなのに描き方が軽いので、本格ミステリ愛好家にとっては若干物足りない。
しかしこの物語は明解に「格差」を描いている。持てる者(というか貰えた者)持たざる者。アナ・デ・アルマス演じる超キュートで善良な看護師マルタを「受け入れてあげた」という家族の奢り。クリストファー・プラマーおじいちゃんこりゃ家族に愛想尽かすわ。
要するにこれは「古典的探偵映画」の皮を被った、「持てる者」の無意識的優越感をぶっ壊す映画な訳だ。パーティでの移民に関する議論とかあからさまだよね。
だからこその「持たざる者」マルタの描き方なのである。持てる者と持たざる者を極端に対比する為のキャラクター造型。そしてその「悪」を暴くのが、些か時代がかった名探偵・ダニエル・クレイグに課せられた役割。
クリストファー・プラマーおじいちゃんがいちばん若く見えてしまう一家の面子、皆さん癖があってよかったですね。ジェイミー・リー・カーティスがいちばん強そうでした。トニ・コレットがインフルエンサーというのも絶妙だな!そして男性はみみっちいな!とか思ったり...。マイケル・シャノン...。
クリス・エヴァンスの役は「おいしい」です。まあ彼も楽しそうよね...と思ってしまう。
そしてアナ・デ・アルマスさん。ザ・純朴!どうもキリッと美女のイメージが強かったんですが、今回の彼女はキュートですね。
方々に小ネタが仕込んであるのも面白かったです。「リング」の話とか。マルタのお母さんがテレビで見てたのが「ジェシカおばさんの事件簿」だったとか。ジェシカおばさんて英語喋るんだ...!と思ったらあれはスペイン語版らしい。(私の中では森光子が喋る)
祟りじゃ〜
思っよりひねりが効いていて面白かった。
探偵はもっとアクティブかと思ったけど
別の映画の印象だから…まさかの安楽椅子探偵とは。そう見えただけで足繁く調査してたかも知れませんが、短時間で色々調べるには限界が。むしろ嘘を見抜く天才なのかも。
事情聴取の時に真実と嘘を連続で流す手法は斬新に感じました。つまり最初の時点から皆嘘をついておりそこから紐解くのはある意味効率的で皆信用できない人物と印象付けました。
一癖も二癖もあり財産渡したく無いっすね。
色々突っ込みたい所もあるけどね。今頃ビデオテープとかそれを消磁して消すとか前時代的。
それにスマホ持ってるんだからもっと使いようもあったろうに…事件が自殺って前提だから本気で捜査してなかったんだろうけど科学捜査すれば証拠は一杯見つかるし直ぐに証拠だけで犯人?を特定できたのでは…と言い始めるとトリックが難しくなり過ぎますね。現代科学の前では完全犯罪は難しいですね。何の関係も無い第三者が犯人の場合を除いて。
しかしボンドがコロンボに転身したような感じがとうしてもしてしまう(笑)。
それにしても横溝正史は天才かと思い知らされた。
いい意味でひっくり返された
見終わったあと、
いやいや、そもそも注射をまかせちゃだめでしょ…
っていうツッコミは出てきたり、ほんの一部だけ予測できたとこはありましたが
よく探偵もので出てくるような、一本の線がつながった!みたいな、まさに
そんな印象を受けました
気持ち良く見終わる映画です
激しいこともなく、淡々と進んでるようにもみえますが、
気付くと見入ってました
極上のミステリー映画、というのに嘘はない
世界的ベストセラーを連発しているミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)。
高齢の彼は、85歳の誕生日の家内パーティの翌朝、豪華な自宅の屋根裏寝室で、喉元も切った状態の死体で発見された。
警察は、情況から自殺と判断したが、そこへ高名な探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)が現れる。
彼は、匿名の人物から事件の調査依頼を受けていたのだった・・・
といったところからはじまる物語だが、早々にブランと捜査主任の黒人警部補とが関係者への聞き取り再調査を行う。
そこで、尋問される面々はスロンビー家の怪しい面々たち・・・
と、豪華な屋敷での殺人事件、胡散臭い登場人物、事件現場とは相いれぬ文化圏(米国南部出身、フランス語圏からの初期移民のような)の探偵・・・とアガサ・クリスティ風のお膳立てであるが、それ以上にクリスティ風味なのは序盤。
尋問で、関係者が答える画と、その裏に秘められたパーティでの怪しいやり取りの画のカットバックは、『オリエント急行殺人事件』でシドニー・ルメットが演出した手法(ルメットの映画では、前半と後半に分けられているが)に似ているし、それよりなにより、被害者の看護人マルタ(アナ・デ・アルマス)が語る内容で、事件のおおよそは描かれている。
このマルタが語る内容と、すぐさまブランが彼女を事件捜査のパートナーに指名する件は、クリスティの『アクロイド殺害事件』を彷彿とさせる。
あの有名な著作では、犯人は〇〇なので、それを隠して映像化したドラマ(ポワロ=スーシェ版など)ではその面白さが出ず、やはりここは倒叙ものとして映像化するしかないのか・・・と思った次第。
とすると、犯人は・・・となるかもしれないが、それだと映画は1時間ぐらいで終わってしまう。
この映画は、最終的にはフーダニット(犯人当て)映画。
決着点がわからず、ハラハラドキドキとして展開していくことになる。
そのような枠組みもさることながら、クリスティ・ファンにはニヤっとするシーンが多々ある。
ひとつはクリスティもので図らずも出ている階級意識。
クリスティものでは、だれも使用人の顔など憶えていない・・・というトリックが使われるが、この映画では人種差別として描かれており、マルタの出身地を、エクアドルであったり、パラグアイであったりと、関係者のだれもキチンと憶えていない。
これは探偵役にも踏襲されていて、南部なまりのブランを、関係者のだれもが「胡散臭いオヤジ」としかみていないし、ブランも時折「ヴォワラ」というようなフランス語も使ったりする。
もうひとつは、見間違い、聞き違い。
このちょっとした勘違いは、クリスティものでは多用されるが(ま、ほかのミステリでも多く使われるが)、この映画でも「出たぁ」と思うほどの上手さである。
ということで、最後の最後まで、落としどころがわからない展開、さらに、マルタが嘘をつけないという設定(これはミステリでは、かなり珍しい)が活かされて、ホント、面白かったです。
極上のミステリー映画、というのに嘘はないです。
本当にスターウォーズEP8という不出来な作品と同じ監督が作ったのかな
スターウォーズEP8はゴミとしか思っていないので、見る気は全くなかったが強く薦められて見てみた。確かに良い出来。
ひねりが2重に構成されていて、最初のひねりだけだと矛盾点がいくつかあってやはりハズレかと思いきや、次のひねりで矛盾点が綺麗に解消される。
ただ、理屈上は矛盾はないけど、実際のところ時間が無い状況下で犯人があのように行動するのは無理だろうね。そのような点も踏まえて楽しむ作品かと。
ジェイミー・リー・カーティスが出てるョ
何か似てると思い、クレジットで確認しました
ハロウィン以来のなんとなくのお気に入りなので だからどうてこともありませんけど
たまに見かけると何かウレシ
一緒に年取っていってる感じ
評判が良かったので観ました
疲れていたこともあり 最初はこりゃ寝ちゃうナて思ってましたが まぁ寝ませんでした
謎解きはあまり好みじゃないので普通です
普通すぎてあまり書くことありません
別にけなしているわけではありません
普通です
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