約束のネバーランドのレビュー・感想・評価
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イザベラ役の北川景子がドハマり役!
当方マンガ未読、アニメでハマった者です。アニメの実写化としては面白い方だった。キャストの再現度が高くて驚き!
特にイザベラ役の北川景子がドハマり役!
見た目はイザベラと似てて全く違和感なし。笑顔と真顔の表情がスッと変わる演技が怖い。目がギョロッと、原作のイザベラよりインパクトがあるので恐怖感UP。あの目で見つめられたら背筋凍りそう。北川景子ってこんな演技出来るんだね。演技上手いイメージなかったから意外で見直したわ。
クローネ役の渡辺直美もピッタリ!
原作のクローネとは国籍や体格、見た目が違うのにハマってるから不思議だ。渡辺直美お得意の顔芸とハイテンションが炸裂してる。やりすぎるとコメディになってしまう演技も、上手い具合に抑えてちょうどいい感じ。物語の都合上、早めに退場するのは仕方ないが、もうちょい渡辺直美のクローネを観たかった。
エマ(浜辺美波)ノーマン(板垣李光人)は原作より大人だったから、ぶっちゃけ不安要素だった。しかし、実際みてみるとエマは原作の天真爛漫さをうまく表現してるし、ノーマンは落ち着きある秀才感が出てて違和感なかった。
浜辺美波の笑顔が素敵。ポジティブオーラ全開で周りに居たら元気をもらえるだろうなー。友達に欲しい。明るい演技だけでなく、泣きの演技も上手くてギャップも良かった。
ノーマンは声が好き。癒し系イケボで耳にすーっと入ってくる。周りがうるさい子供達ばかりなので唯一の癒し。落ち着きのある喋り方からも秀才の風格が伺える。原作ノーマンも声が落ち着いたから見事に表現できていた。
この映画唯一の汚点は唯一の汚点はレイ、てめーだ。見た目はそこまで悪くない、だがな演技が下手すぎるのよ。棒読みで滑舌悪くて聞き取りづらい。感情も込められてなかったので、暗記したセリフを淡々と喋ってるロボットかと思ったわ。ノーマンとの別れで叫ぶ所と、焼身自殺の所は名シーンなのに台無しだった。緊張してたのかな?監督はよくOK出したもんだ。
出番が多くて目立つので、下手な演技を観続けなければならない。エマとノーマンが上手いので余計に浮いて見える。このため評価を下げた。レイ役が上手かったら評価上がってたのに。
まあレイの酷さは置いて、他の役者の再現度が高かったので全然観れるレベル。原作知らん人でも脱獄物として楽しめると思う。きっと北川景子のイザベラに惚れるに違いない!
大人でも楽しめる
昔は、昔話を使って子供たちへの教育にしていた。この作品はその昔ばなしの手法で新しいおとぎ話を普遍的な観点で描き出している。
昔話は大抵恐ろしさによって子供を教育する。あれもダメこれもダメ、言うことを聞きなさい云々だ。
しかしこの作品はその手法を用いながら、子供たちに新しくも普遍的概念を教えている。その言葉が散りばめられている。
そして戦後教育がもたらした現実に対する嘘の恐怖と、「私の本心」からやってくる直感、真実とは何かを子供たちひとり一人に考えさせる機会を与えている。
西暦2045年 鬼が人間と対峙していたがお互い疲弊し、お互いの世界を侵害しない協定が結ばれ、そのために鬼の食料となる人間を育てる農場を作って、定期的に食用児を出荷する。
いかにも子供が怖がりそうなこの設定は、子供心を掴む。
やがてそれに気づいた子供たちが脱走の計画を立てて行動するが、ママと呼ばれる管理者によって作戦が失敗に終わる。
子供たちは「世界」を知らない。だからそこに行ってみたい。
しかし、昔は同じように思った大人たちはかつての夢をあきらめ、見えている世界で、見えている将来に沿って生きることを選択した。まるで現代日本と同じだ。
この大人たちがかつてした「あきらめる」という決断によって、なんてことない世界に住むことが「幸せ」だという基準を作り、それを子供たちに強いる。本当に日本社会の縮図だ。
そしてちょっと失敗した子供にこうささやく「あなたは何もできなかった。騒いでも無駄よ」
子供たちには次々と絶体絶命的事態が起きる。なかでもノーマンの死は絶望的内容だった。
このような危機を子供たちに疑似体験させて、同じように絶望感を覚えさせながら、それでもまだ打つ手はあると、奥の手を差し伸べる。
それがノーマンが松坂桃李くんから聞かされた言葉だ。「世界にはまだ食用児を救いたい人々がいる」
視聴している子供たちが何度もあきらめてしまうように窮地を作りながら、それを乗り越えるための希望を伝えている。
レイの言葉「僕は勉強も本も好きじゃなかったけど、この世界の秘密を知ったから一生懸命考えた」
「世界は変えられない」 ママのセリフは、家族が子供たちにしている話と同じだ。
でも子供たちはあきらめず、自分の信じた道を行く。これは大人への第一歩であり、親離れであり巣立ちを意味する。
勇気 自分を信じること。
子供たちに伝えたいメッセージが詰まったこの作品は美しい。
また伏線の張り方やトリックの方法も面白かった。
何が幸せで、何が違うのか? 子供たちが自分で考え自分で答えを出すような社会になって欲しいと思った。
「今何が見える」「◯◯◯」か?
正に「私を離さないで」だ。
ジョージ・オーウェルの「1984」
フィリップ・ディクの「高い城の男」ウィリアム・ゴールディングの「蠅の王」
アリー コンディの「カッシアの物語」様な話だ。
要はディストピアなお話。しかし、
話の半分はどうでも良い話が続く。先ずは外がどんな世界かだけだと思うが。それで、残り30分でネタバレさせて、話しの哲学が「かわいそう」と「薄気味悪い」話にしちゃっている。だから、多くの日本人が「私を離さないで」を人道的な物語と思ってしまっている。僕もそう思って読んだが、そんなんで西洋の文学賞は取れる理由が無い。
まぁ、多分予算の関係と舞台演劇を考慮して「塀の中の懲りない子ども達」なんだろうなぁ。
しかし、番号を首に「TATT◯◯」するとは、ヨーロッパては「ハイル!」と同じ内容だろうな。それを堂々と恥ずかしげも無く、可愛い子供たちに演じさせてしまう稚拙な制作者が嘆かわしい。
追記 しかし、この豊満な女性が、なぜ出荷されずに、今までここに居られたのか?その理由だけで、この物語が矛盾しちゃっている。
ネタバレあり
ネタバレあり
「今何が見える」「ネバー」か?
思っていたより良かった!!
みんな内緒話レベルの事を話しているのに、声がデカすぎて何か笑えますが、雰囲気も良く舞台を観ているような感覚になりました。北川景子さんと渡辺直美さんの渾身の演技、レイとノーマンの覚悟等、思っていたより楽しめました。レイが火を付けるシーンは泣きました。孤児院の雰囲気は、一般的な日本人からすると、お屋敷のようで何か良かったです。チビっ子たちが元気で可愛かったです。キャスト欄の記載が少なすぎる気がします(謎の男役の松坂桃李、グランマ役の三田佳子、鬼役の関俊彦と将来の為に子役ちゃん達)。ラストは希望があって良かったです。
原作の人気に便乗しちゃったのかな
原作が好きで地上波放映の時に鑑賞しました。
なぜ、レイだけ年齢離れている俳優さんを使ってしまったのだろう…
原作の12歳を16歳まで引き上げたのは仕方ないとしても、同じ年齢のはずのレイ役の子の幼さが最後まで気になりました。
浜辺美波ちゃんも頑張っていたんだけど…
ママが管理者と分かってからの駆け引きが魅力の1つの原作で、顔では笑っていても、ママとのやりとりで色々画策するっていう場面ばかりだったのに、映画ではエマが表情に出しすぎて。。そりゃバレるわ〜〜…緊張感に欠けました。
その点、ノーマン役の板垣くんはかなりよかったです。無理矢理外人感出したコスプレ?と思っていたのですが、演技力で違和感を補っていました。
でも、あの終わり方はノーマンの行方は…って救いのない形になっちゃいましたね。
北川景子さんのイザベラはビジュアルが良かったけれど…映画の効果的に恐ろしさがイマイチ感じられませんでしたね。。
世界観は伝わってくるので、原作未読でこれから読んでみようと思う方の「序章」としてはいいかもしれません。。
まあわかるけど…
人間農園
期待値下げていても無理
漫画の実写化は酷い物が多いと分かっていても私には無理でした。
子供達の演技が下手。
名前と見た目のギャップと否めないコスプレ感が無理。
ワイヤー使ってるなぁというアクションも気になる。
ハリウッドに作ってもらった方が良かった。
無理に良い点を挙げるなら
鬼。
景色。
大人組の演技。
以上です。
愚作かと思っていたがまあまあ見られた。 北川景子の悪役が新鮮だった...
主人公の前向きさに感動した
鬼の餌
タイトルなし(ネタバレ)
『わたしを離さないで』に似ている。
脳か臓器の提供か。
どちらも原作を読んでいないのだが。
鬼に食われるか人に臓器を取られるか。
科学には不得手だがクローン人間もいないので
どちらも想像。
ただ、人への臓器移植はわかるのだが、
何の為に鬼に食べさせるのか?
漫画などでは納得の人気作品だろうけど。
浜辺美波ちゃん、上手いと思ってたけど、
ワンパターンと認識。作戦計画中にあんなニコニコして元気よく話すのは不自然。キミスイや他でもああ言ってた。その時は場面に合っていたが。 ‥‥こういうのはわかるけど、
原作ファンの人にしかこの作品理解できないかも。
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