盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲

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盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲

解説

盲目を装っているピアニストが殺人事件を目撃してしまったことをきっかけに、クセの強い登場人物たちが繰り広げる裏切りや騙しあいを描いたインド製のクライムコメディ。本当は目が見えるが、芸術のために盲目で通しているピアニストのアーカーシュは、ある日、大スターのプラモードから演奏を依頼され、彼の豪邸を訪ねる。しかし、そこでプラモードの妻シミーが、不倫相手と結託してプラモードを殺害している現場を目撃してしまう。死体も犯人も見えないフリでその場を切り抜けたアーカーシュだったが、駆け込んだ警察の署長こそ、現場にいた犯人だった。そこからアーカーシュの災難はさらに続き……。監督は「エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ」のシュリラーム・ラガバン。アーカーシュ役を演じたアーユシュマーン・クラーナーのほか、「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」のタブー、「パッドマン 5億人の女性を救った男」のラーディカー・アープテーらが出演。

2018年製作/138分/G/インド
原題または英題:Andhadhun
配給:SPACEBOX
劇場公開日:2019年11月15日

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映画レビュー

4.0幾重にも折り重なった絶体絶命のプロットが緻密で楽しい

2019年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

海外メディアが「コーエン兄弟の映画を彷彿させる」と評したそうだが、いざ本編に触れて「なるほど」と感じた。目の前に立ちはだかる壁。絶体絶命のピンチ。それに懸命に対処して立ち回っているつもりでいて、実際はやることなすこと全部悪い方へと転がっていく。当事者たちが焦れば焦るほど、そこに自ずとユーモラスな香りが漂うところもコーエン作品を思わせる。

が、プロットは確かにそうでもテイストは180度違う。インド映画ならではの大衆感でわかりやすく物語を運び、エンタテインメントとしての跳ね方も比較的大きい。最初は盲目のピアニストと可愛らしいヒロインのラブストーリーかと思わせ、それがとあるシーンからガラリと打ち破られていくあたりも一向に予測不能。「主人公の秘密」をめぐって誰が有利な立場にいるのかが刻一刻と情勢が変わりゆく様にもハラハラさせられる。よくぞここまで振り切れた展開を仕掛けたものだ。文句なしの快作だ。

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牛津厚信

1.0後味が悪い

2023年2月4日
Androidアプリから投稿

おもしろドタバタコメディにしては後味が悪すぎる。あとあまりにも犯罪に加担する人が多すぎて、冗談とはいえインドってやっぱり犯罪大国なの?って思っちゃう。殺人はアレだけど臓器売買くらいならねっていう世間の風潮ならこの映画に感じた違和感は解決するけど...

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三毛猫泣太郎

4.5見えてるの?見えてないの?

2022年11月14日
iPhoneアプリから投稿

人生はliverが決める
とんでもない伏線

全員悪者の緊迫感、胸くそ悪さ
初めは恋愛で進めていくのかと思いきや
アーカーシュの復習が始まるところからはテンポが良くなり引き込まれていく

ラストには笑うしかない
素晴らしい、この一瞬での情報量、どんでん返しが半端ない
ここまで一瞬でひっくり返す映画は見たことがないかも
どこからが嘘なのか…

コメディというよりはクライムもの

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23

4.0結構クセになる

2021年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

こういうテイストの映画は久しぶりに観た。

ドタバタ、コメディサスペンス。

どこかで観た事のあるようなシーンで、あっという間の二時間半。

ヒッチコック、ドリフターズ、ララランド、、、。

結構クセになるかも。

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まさ