前田建設ファンタジー営業部

劇場公開日:2020年1月31日

前田建設ファンタジー営業部

解説・あらすじ

ダム、トンネルなど数々の大プロジェクトに携わってきた前田建設工業株式会社が、「アニメやゲームに登場する建造物を実際に作ったらどうなるか?」を本格的に検証するWEBコンテンツ「前田建設ファンタジー営業部」を実写映画化。2003年、バブル崩壊後の建設業界。前田建設の広報グループ長は、「アニメ『マジンガーZ』の出撃シーンに登場する地下格納庫を現状の技術と材料で建設したらどうなるのか?」を検証するWEB連載を提案する。広報グループの若手社員・土井は嫌々ながらもプロジェクトに携わるうち、架空のものに対してどこまでも真剣に向き合う社内外の技術者たちの姿を目の当たりにし、意味のないことだと思っていた業務に本気で取り組むようになっていく。高杉真宙が主演を務め、上地雄輔、岸井ゆきのが共演。「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる劇団ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を手がけ、「あさひなぐ」「賭ケグルイ」の英勉監督がメガホンをとった。

2020年製作/115分/G/日本
配給:バンダイナムコアーツ、東京テアトル
劇場公開日:2020年1月31日

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(C)前田建設/Team F (C)ダイナミック企画・東映アニメーション

映画レビュー

4.0 続編をぜひ

2020年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作のブログが好きだったので、これは期待していた。ずっと映画化向きの題材だと思っていた。バカバカしい方向性にものすごい情熱を傾けてしまう、それを実在の建設企業の広報がやっているのはなかなか希望のある話だ。
建設業は高度経済成長時代を象徴する業種だ。しかし、その時代は終わった。ダム建設など過去の栄光と技術を持て余した社内の人間が新たなフロンティアを空想世界に見出す。空想や虚構も現実の技術で根拠を固めれば、本物になる。人はそうやって新しいものを築いてきたし、人類の進歩はそういうものだったはずだ。人間というのはそういう風に現実と空想の混沌で生きているものだと思う。
この現実と空想の混沌具合が実に上手く表現されていた。本当の掘削の現場を撮影しているかと思えば、アニメの中の通信機が出てきて、モニタのアニメキャラを会話している幻想シーンにシームレスに移行してみたり。原作ブログにはまだまだネタがあるので、続編のストックは充分、銀河鉄道999編やガンダム編も観たい。

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杉本穂高

4.0 熱く笑えるお仕事青春映画

2025年11月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

後半の盛り上りのためとはいえファンタジー営業部のやる気のない態度を見せられるだけの前半は少々退屈だった。
しかし、土質のヤマダが出てきた辺りから徐々に、主人公である最後の一人ドイが覚醒してからはかなり面白く観ることができた。

仕事に対する姿勢、やる気、情熱、愛なんかが詰まったお仕事ムービーであると同時に、酷い言い方をすれば無意味とも言えることにひたむきになる姿は青春映画のようでもあった。つまり大人の青春映画だ。

とにかく熱くて、何だか笑ってしまうし、どこか感動的でもある。
人にもよるだろうが、職人系、もの作り系、技術者系の人にはきっとどこかで刺さる気がするんだよね。

そして何より本作を面白くしているのが、ファンタジー世界からの発注、今回だとマジンガーZの格納庫なわけだが、ファンタジーゆえの設定ブレ、無意味で効率的ではない機能など、本来ならば設計の段階から見直すべき点までも実現しなければならないところだ。出資者は無理難題をおっしゃるというわけ。

カムフラージュのための汚水処理施設のはずが敵に位置バレしてるし、もう全く意味をなしていないんだ。
ただ単にカッコイイからプールの下から出てくるわけで、その「カッコイイ」を形にするバカらしさが面白いんだよね。

書籍化されているものがこの格納庫編のほかに2本あるそうで、個人的にはジャブロー編が映画化されたら嬉しいな。
続編であれば退屈だと感じた前半パート部分はなくなり、問題→問題解決→新たな問題と熱く笑える連続になるだろうしね。

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つとみ

3.5 色んな業界のこんな映画をまた見てみたいと思いました

2025年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

前田建設ファンタジー営業部
2020年

Web で話題なった頃良くサイトにアクセスしたものでした

こうして映画になってみるとまるで、企業イメージ広告の長大CMを見ているような気分になりました
この会社や建設業界の雰囲気が良くわかります
きっと 就活応募者が凄く増えたのではないでしょうか?
ちょっと意地悪な見方ですが、実際本作を見ているとこの会社に入社してやりがいをもって働いている自分が想像できる作品に仕上がっています
マジンガーZの格納庫をどう実現するのか?工法、工期、見積は?そんなところが一番面白いのだからWeb版で十分では?映画になるような劇展開は余計なのでは?
そんな疑問を正直持って見始めました
だから、登場人物達が無駄に熱く演技しても冷めた目で見ていて、途中で嫌になって離脱するかもと思いました
それがだんだんと面白くなっていくのです
様々な課題が起きて、社内、社外の専門家に協力を得て乗り越えて行くシーンが連続していきます
まるで令和のプロジェクトXです
昭和世代の人々には世の中に胸を張れる仕事にかかわる機会が多くあったことでしょう
いまは楽しそうに巨大プロジェクトに没頭できるものはファンタジーの中だけというのも何か21世紀の象徴的なものを感じます

映画化するにあたり、中の人が的確に造形されています
その各人がどこの職場にもいそうな人物ばかりでリアリティがあります
紅一点の女性社員を岸井ゆきのさんが好演しています
社内恋愛の始まりのようなトキメキまで感じさせてくれました
様々な課題を乗り越えて、ついに正式受注をもらったとききは感動すらしてしまいました
色んな業界のこんな映画をまた見てみたいと思いました

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あき240

3.5 良い教材である

2025年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

企業研修やら学校の学習教材として最適かなあ、というのが観終わった直後の感想。こういう作品もあっていいと思います。存分に笑わせてもらいました。
ただ、ビデオであって映画ではないよな、です。特に、CG関係が手抜き過ぎ。

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zem_movie_review