前田建設ファンタジー営業部のレビュー・感想・評価
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続編をぜひ
原作のブログが好きだったので、これは期待していた。ずっと映画化向きの題材だと思っていた。バカバカしい方向性にものすごい情熱を傾けてしまう、それを実在の建設企業の広報がやっているのはなかなか希望のある話だ。
建設業は高度経済成長時代を象徴する業種だ。しかし、その時代は終わった。ダム建設など過去の栄光と技術を持て余した社内の人間が新たなフロンティアを空想世界に見出す。空想や虚構も現実の技術で根拠を固めれば、本物になる。人はそうやって新しいものを築いてきたし、人類の進歩はそういうものだったはずだ。人間というのはそういう風に現実と空想の混沌で生きているものだと思う。
この現実と空想の混沌具合が実に上手く表現されていた。本当の掘削の現場を撮影しているかと思えば、アニメの中の通信機が出てきて、モニタのアニメキャラを会話している幻想シーンにシームレスに移行してみたり。原作ブログにはまだまだネタがあるので、続編のストックは充分、銀河鉄道999編やガンダム編も観たい。
横浜動くガンダムの見積書が見たい
マジンガーの全長が18m、ということはガンダムと一緒、ということは横浜の動くガンダムがマジンガーでも出来るってことだね❗
その時は格納庫もお願い致します。
映画はなかなか面白かった。少し演技が大袈裟な所がマジンガーのテンションに合っていた感じです。
着想良し、展開良しの素晴らしいストーリーでした。 物作りに関わる技...
着想良し、展開良しの素晴らしいストーリーでした。
物作りに関わる技術者達の熱き血潮が伝わってきました。営業職を含めた技術企業マンのバイブルになり得る面白さでした。
岸井ゆきのが魅力全開でした。
マジンガーZの格納庫
前田建設がネット発信し、話題となったマジンガーZの格納庫見積もり作成を描いている。
実在するファンタジー営業部が、アニメで描かれている格納庫を、技術的な検証をしながら、専門メーカーにも協力を得て、大真面目に見積もりを作っていく。
土木建築工事のノウハウなども開示しながら、新たな市場開発に取り組む姿は感動的。
まぁまぁ🙎♂️
普通に面白い。突拍子の無い企画に最初は半信半疑ながら、いつしか皆が本気で課題に向き合い始め、その熱意に社外の関係者も共感する。観終わったら誰もが叫びたくなるはず。「マジンゴー!!!」
チョコのないトッポ
技術的な困難さ、何が既にある技術で何が新しい技術なのかをコンパクトに説明する手際の良さ。六角精児が語る技術者の誇りと若い者への伝承、与えられた課題に対しては忠実な姿勢は一貫しており好感も持つ。
演出には好感が持てない。オタクの扱いやセクハラ紛いの言動は、2003年当時の感性か?コントのようで、少し雑にも思え、不快感の残る演者もいる。岸井ゆきのは好感。
もう一回、真剣に撮って欲しい。
時代性あり、着想本筋とも映画化で一層活きる題材だが、構成、脚本、配役、演出の何れもが稚拙ゆえ凡作に。
もう一回、真剣に撮って欲しい。
夢があるねぇ😊
私の高校時代からの親友が「うちの会社が映画になった。恥ずかしいわぁ」と言うからチェックしていた。
それが無ければ間違いなく手に取っていない😅
見事にいい意味での裏切りにあい、非常に楽しく鑑賞出来る作品でした。
大手ゼネコン
一部上場企業
取り巻く状況は絶対保守派だろうに、こんな取り組みが実際に実行されたと言う事に驚かされた。
友人に聞くと、この後に銀河鉄道999やガンダムもあるらしい。
大の大人が大真面目に会社の資産と技術、人脈も含めなんてもありでド真剣に取り組む姿にまだまだ捨てたもんじゃないなと嬉しく思った。
ストーリーは非常にテンポ良く進み、斜に構えてつつもそれぞれが自分の知らない世界に入り込み、好きになり熱く語るようになる若手の成長が見ていて気持ちいい。
とは言え、このチームのしている事は会社に取ってコストだけで何も生み出さない。
それを飲み込んで取り組ませた前田建設工業のチャレンジ精神というか遊び心には脱帽。
私もサラリーマンを25年余りしているが、色々な気持ちが交錯しながら楽しく観れた一品でした。
続編あるといいのにな〜
最後にエンドロールが斬新で最後まで楽しめました😊
マジンガーGO!
自社の強みを生かしてSFアニメを掘り下げるという前田建設さんの取り組みは実にすばらしいのであるが変顔芝居と滑舌の悪い罵声の応酬という演出には生理的に苦痛を感じたのが残念。
頻出する立ちション・ショットや昨今ではパワハラもどきのブラック上司のキャラ設定はセンスが古くて困ったものです。無駄口は大声なのに肝心の「マジンガーGO!」が小声なのは笑えました。
随分昔に「空想科学読本」に嵌り、SFを現代科学で分析という視点は面白いのだが「ゴジラは自重を支えられず即死する」では身も蓋もない、SFの面白味はもっともらしい嘘で良いのでしょう。
気になったのはDVDを何度も見直し原作通りを頑なに実現しようとするところ、社是にも掲げられた誠実さなのでしょうが目的を他の手段で合理的に実現できるなら固執する必要はないかもしれませんね、プールからの発進はサンダーバードのパクリにも思えますしジャッキアップに38億円、大掛かり過ぎて維持費も大変でしょうから自身の推進力でリフトする方が理に適っているでしょう。土台SF作家の方は実現性など二の次でしょうから、後から折り合いを考える方はたまったものではないでしょう、担当者のご苦労が察しられます。
優れた技術開発秘話を紹介したNHKの「プロジェクトX」のような正攻法では硬すぎて若い子には観てもらえない時代なのでしょう、視点の転換、話題作りという点では斬新な企画でした。
なんだか楽しいお仕事ムービー
ファンタジーなのにマジだった。実際にあった企画の映画化とのこと。
最初は冗談でしょ、というような案件なのに、上田監督のマジックにかかるとアラ不思議、どんどんリアルに、どんどんシリアスに、どんどん大勢の人間が巻き込まれていくグルーブ感が味わえる。その過程がめっちゃ不思議でとても可笑しい。
なので最初は軽いノリで観るべき。そして自分も画面の中のメンバーを応援していることに気づいたらオールライト=ハッピーな気分になっていることが確認できる楽しい作品。
所々ついていけない…。
面白そうな題材だったので映画館で観たかったのですがタイミングが合わず、DVDレンタルにて鑑賞。
結果的にはレンタルで良かったぁという感じ。
実際の話という事だったので面白い事を真面目にやってる人達が描かれるかと思いきや変な人達がひたすら変な事をやっている印象にしかならなかった。
設定も曖昧だと感じる所が多くて空想世界への通信機のはずが見積り書が送れたり、100%夢の世界の話が続いたりする所で飽きてしまって早送りしてしまった。
そして最後のアノ人はどういう位置づけなんでしょう?
空想世界から通信機を通って来たと見るべきか、コスプレの人が仕事を依頼しに来たと見るべきか…。
話じたいは面白かっただけに残念でしようがなかった。
夢がある
現実の仕事でこのような事があったなんて、ワクワクします。
演者さん皆さん生き生きしていて、元気になれるいい映画だと思いました。
笑顔になれました。
ろぼ
吸い込まれるように見入ってしまいました。
こんな面白い邦画は久しぶりに観ました
自分には、はまらず
実在の企業がこれを企画して、真面目にやってるって事が、なんか、いい。
そのWEB企画をリアルタイムで追いかけていたら、きっと、ワクワクしたかもな〜。
映画は、自分には、ハマらなかった。
みんな、うまかったけどな。
建設業はまだまだ人々をワクワクさせることができる!
アニメに出てくるタケコプターやらを科学的に検証する「ジュニア空想科学読本」ってのがあるが、それは子供の世界。
・・・と思いきや、大の大人が真面目に知恵を絞るこの、マジンガーZに出てくる光子力研究所の「格納庫」を現実に造ったら?って企画。だんだん、本気が伝染していく過程が面白い。空想世界の地球の危機に真面目に取り組む馬鹿たち。どいつもこいつも人より熱くなっていき、終いにはそんなもの用意したのかよ!ってツッコみたくなる私物を持ち込む始末。アニメと現実の境がなくなっていくような本気度は、みんなの真っすぐな眼が物語る。
で、プロジェクトリーダーが小木だけに、コント同様、馬鹿馬鹿しいことを笑いの消えた真顔で叫ぶ。これがまたこの映画によく似合う。
で何よ、まるで弓教授から発注受けてるような振る舞いじゃん、と笑っていると、あれあれ??
これじゃ何だよ、次はサンダーバードか?ガッチャマンか?と呆れていると、あれあれ??
どこまでも本気でオフザケしています。いや、オフザケなんてしてねえぞ、って小木に怒鳴られそうです。
沢山笑って感動出来る。まさかのお仕事エンターテイメント!!
【賛否両論チェック】
賛:やる気がなかった社員達が、ブッ飛んだ企画に渋々関わっていくうち、次第に仕事の魅力に目が輝いていく姿に、沢山笑って感動もさせられるよう。彼らを取り巻く人々の熱意も、どこかユーモアがあって楽しい。
否:どうしても似たようなシーンが続いていくので、興味を惹かれないと退屈してしまうかも。
マジンガーZの知識は、特段なくても大丈夫そうです。
突拍子もない企画を前にして、最初はやる気ゼロだったはずなのに、渋々関わっていくうち次第に建設の魅力に惹かれていき、1人1人がイキイキと輝き出す姿に、働くことの楽しさを改めて感じさせてくれるようです。個人的には、高杉真宙さん演じる1番冷めていたはずのドイが、
「あんなスゴいダム作ったウチが!横移動1つ出来ないなんて笑われますよ!!」
なんて熱いセリフを言うまでに変わっていったのが印象的でした。
そして何といっても、そんなファンタジー営業部を取り巻く人々の変化も、この作品の魅力だと思います。ともすれば荒唐無稽な企画なのに、ライバル会社も含めて協力してくれる人々が、みんな超真面目に
「地球の危機ですから。」
「地球の危機だろうが!!」
と本気を出してくれるのが、コミカルでおかしくも何故か感動してしまうのが不思議です(笑)。
どうしても似たようなシーンが続いてしまうので、人によっては少し退屈してしまうかも知れませんが、冷めていた主人公達のまさかの大活躍に沢山笑って感動させられる、そんなお仕事エンターテイメントです。是非ご覧になってみて下さい。
2020年 1本目
これ、学生の文化祭制作では無く、会社の仕事として、給料が発生しているんですよね⁉️すごいし、羨ましい‼️
空想シーンがリアル!
最後の方の空想シーンが、この映画のハチャメチャさからしたら有り得そうで信じて見ていた。
この部署、今時分はテレワーク出来ているのだろうか。出来そうである。
でも1人で家でやっていても甲斐無いだろうな、こんな夢のある仕事は、仲間とやってこそ!!
無限の可能性大❗️
実在する企業の営業部が、空想科学の建築物に
活路を見いだし⁉︎色々な葛藤がありながらも、
建築に関わる資料作成を完成させるストーリー💦
オークションサイトで文庫本を購入したので、
どのように映像化されるか、楽しみながら観賞しました。
意外に、おぎやはぎ小木さん演じる部長の、意味不明の行動力が凄いと感じてしまったのは私だけなんだろうか😅
#26 ものづくりのノウハウの蓄積
せっかく培ってきた技術やノウハウなのに、現実世界ではニーズが萎んできたために生かせないジレンマ。
それをファンタジーの世界と繋げるために立ち上がったゼネコン社員のお話。
全体的には面白いんだけど、コロナウィルスが蔓延する中で見ると「あー、密室で唾飛ばすほど大声で会話しちゃダメ〜」とか、「会社の帰りに飲みに行っちゃダメ」とか、色んな場面で考えちゃう自分が悲しい😭
つまり映画を純粋に楽しめるのは健康な精神があってこそで、今のコロナが蔓延した世界で不安に怯えながら観てもエンターテインメントは楽しめないということがわかった。
よって映画の公開が延期されるのも、週末に映画館が休業するのも納得した次第です。
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