初恋のレビュー・感想・評価
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三池監督の面白いほうです
出演者と簡単なストーリーだけしか知らずに鑑賞。観始めて1分で、三池監督だ。と、わかる映画ですよ。こういう監督は個性があって好き。
グロさと面白さの両立。
バイオレンスとコメディのバランスが絶妙です。
リアルに血飛沫と一緒に、首が飛んだり、腕が落ちたりします。ただら良くも悪くも、アメコミっぽいというか、過剰演出で強めで逆にリアルさが無いので、苦手な人でも観られると思います。
憎悪で殺し合うと言うよりは、もっとコメディ要素が強いです。
今回は染谷将太の演技が面白くてよかった。
三池監督の映画は当たり外れが大きいと思います。
本当にただのバイオレンスで中身がないことも。
この映画も、初めの1分で、「ヤバい、ハズレかも」と思ったのですが、テンポも良くて楽しめました。
ただのバイオレンス映画では無く、ストーリーも、コメディ要素も、とてもバランスが良い。
観終わったあとも、清々しく、、、はなりませんが、カッコよかったななど、良い印象が残ります。
ただ、、、あのダイブシーンはなんだろう。予算の問題かな。ある意味斬新なので、好き嫌いが別れそう。
ここまで運が悪いのは逆に運がいいとしか言えない!
積もった雪をシャベルでサクサク雪かきをするように超爽快!嫌なことなんか全部忘れちまったぜ!
三池節100%全開!アドレナリンも全開!
パラサイトと同レベルなブラックユーモア。
電車のシーンは口開けて笑った!
もう楽しすぎ!
鑑賞後心がダンスしてた。
三池監督作品の中で一番好きかも。
所々にあるあからさまに雑なシーン。
その雑さが、なんとも爽快で笑える!
ちなみに恋愛要素が全くない!
恋愛というか強い正義感が突き動かす人助けだった気が…
そしてキャストが上手い!
みんな怪演。
特に染谷将太とベッキー。2人は爆発してました!ドカーン!
新人小西桜子さんも良かったです。
彼女には実力派として進んで欲しい!
はい。もう最高でした。
何回も言うよ。
最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高!
こういうバイオレスや任侠劇は苦手なんだけどめっちゃ楽しめた。
「初恋」に初恋しました
それにしてもみんないい顔してカッコよく死んでたねぇ。
「初恋」という題名と内容が合致していない・・・
「初恋」という甘い題名と内容が合致していない・・
いわゆる「スイーツ作品」とは全然違う作品。誤解して見に来た人いなければいいけど。
三池監督作品には当たりハズレあるけど、今作は当たりの方だと思う。
細かな突っ込みどころはあるけど、再見したいと思わせる作品は良い作品。
拾いものはベッキーの演技。窪田本人はいまいち影が薄いような・・・
ベッキーvs小西桜子、でも一番強いの内野聖陽
恋愛物語ふー…笑。
ボクシングもちょっと。
新型コロナウイルスにパ〜ンチ❗️
そして、三池感は…満載。
小西桜子は、「ファンシー」の方が清楚でエロチックで存在感がある気がする。
ベッキーを初めてテレビで見たのは、ウリナリの社交ダンス部で、キャイ〜ンの天野くんとのペアの相方で登場した時だった。
本当に、お人形のようで、天野くんとのペアはかわいそうだと正直思った。
ベッキーのお父さん(たぶん、イギリスの方)も会場に応援に来ていて、「上手いんじゃない!」と日本語で、一生懸命声援を送り、拍手していて、ああ、良い家族なんだなあと思っていた。
それが、自分の下着に手を突っ込んで、あそこをまさぐり、湿った中指を立て見せる演技をすることになるとは…、想像だにしなかった。
ベッキーの頑張りににプラス0.5だ。
内野聖陽、やっぱり迫力も存在感もあるよなあ。
新型コロナウイルスも斬れそうだ❗️
爽やかさと清涼感が素敵
余命宣告されたボクサーと借金のかたに売られた少女がヤクザと中国マフィアの麻薬抗争に巻き込まれるお話
すっごくすっごく面白かった
普段ヤクザものは観ないのですが魅了されてしまった
バイオレンス映画なのだと思うがレオの朴訥さ、モニカの儚さが爽やかさ清涼感を与えていたように感じた
また加瀬と大伴のコンビが絶妙な緩さを与えてくれたおかげでバイオレンス映画にも関わらず気楽に観ることができました
ベッキーもよかった
観る前は実は良い人設定とか甘っちょろい役なんじゃないかと思ったが…完全にイカれてました!素晴らしい笑
そして権藤…渋カッコ良過ぎて痺れましたわ
あと偏見かもしれないがヤクザものって無駄にエロいシーンがある気がするのだが本作はほぼエロいシーンはなかった。その辺も高評価でした(エロいのは好きだけど意味もなくブッ込まれると萎えるのです)
不満な点はレオの喧嘩シーン
せっかくのボクサー設定なんだからスマートに無双してもよかったのに大振りパンチで殴り合いってのは残念(絵的に映えなかったのだろうか)
想像していた結末とは全く違ったが困難に負けずしっかりと生きていこうと思えた爽やかなラストでした
本当に面白い映画だった
みんなかっこいい安定の三池崇史映画
やっぱり三池崇史は安定だね。本当にただのエンタメを密度濃く、ハードさとバカバカしさを名人芸のように散りばめる。実はこの両方で、この振れ幅をもってる数少ない人、っていうかこのキレを持っている監督は他はあまり知らない。
どうせいつもと同じにしか見えないけど初恋って、と思ってたら、ほんとに初恋だった。つまり企画としてはデート映画にも対応させる目的だったと思うけど、それがうまくいったかどうかわからないけど、楽しかった。
それぞれのキャラクターはかっこいいし、ベッキーは笑えるし、でももっともっとサプライズが欲しかった。
落ちた腕から銃を取ろうとするカットが残念(もっと面白くできた筈!)
今週は間違いなく楽しめると思ってこれを選んだ。三池崇史監督本領発揮の極道バイオレンスグロアクション映画である。そこにコメディとボーイミーツガールがほんの少々。タランティーノと同類の変態なので懸念していたグロ表現もあまりひどくはなく概ね楽しかったのだが、生首が転がるのは1回で充分。プロローグのが全くもって余計で(ごろりだけなら許すが笑ってはいかん)そこだけが残念でしょうがない。染谷翔太がおいしい役どころで存分に演りまくっており観ていて終始幸せ。内野聖陽はちょと期待しすぎていた分終幕に向かってどんどんやるせなかった(脚本を恨む)。市川役の村上淳が素直にカッコ良い。
バイオレンス系!初恋
臨場感が随所に漂う逃亡型バイオレンス。スマホの機能に振り回される現代ならでは展開と昔ながらの任侠道がうまくマッチしている。
いずれの世界にもキチンと筋を通して生きている人間がいる事実が物語全体を引き締めてスッキリ感が心地良い。
初恋っぽくないけどまあいっか?
是非映画館で🎦
うーん、思ってたのと違ったなーという印象。 でも、途中笑える演出が...
うーん、思ってたのと違ったなーという印象。
でも、途中笑える演出があって、最初の見に行くイメージや、姿勢を変えていけば好きな映画だったかもなと思った。
胸がぎゅっとなった
滅茶苦茶面白かった…!!!!!
面白いし、とても良い話だし、アクションがカッコいいし、キャラクターが一人一人いいし、こんなに良いことづくめな作品だったの?と驚愕しちゃいました。
余命宣告を受けた天才ボクサーがある女の子と出会ったのがきっかけでヤクザと悪徳刑事たちの抗争に巻き込まれていってしまう話。何となく内容が想像できるなと思ったし、タイトル的に窪田正孝演じる主人公のボクサーとヒロインの小西桜子の恋愛的要素のあるシーンもちょいちょい出てきつつ、基本はヤクザのドンパチものだろうと想像して、私の好きなストーリーな感じがしたので観に行った…。けど、予想していた展開をことごとく面白おかしく裏切っていく染谷将太と大森南朋、昔気質の刑務所上がりの時代遅れなヤクザ内野聖陽、恋人の仇の鬼になるベッキーなどなど…どの登場人物も自分の欲望や守りたいものに対してある意味真っ直ぐに行動していく人達のおかげで作品にのめり込んで観てしまったし、とにかく面白い予想外な展開だらけで最高だった。ヤクザの話って、その世界のルールや何故抗争が起こってるのか?が分かりにくくて今何に対して怒っていてどことどこが何の理由で対立しているの??と話の展開が頭の中で整理出来ずに話がどんどん進んでしまうことが多いけれど、この作品はテンポがめちゃめちゃ良いくせに凄く分かりやすいところもポイント。何が目的なのか?何に怒っているのか?結果どうしたいのか?が分かりやすいから話自体に感情移入出来るというかワクワクしながら先へ先へともっと観たくなってしまう。本当に良い意味で裏切られ続けながら見入ってしまう。ヤクザの抗争に巻き込まれていく主人公レオとたまたま出会う女の子モニカの、この2人がまた…とても良い。関係性と距離感、空気感。なんだろう、青春ものでも恋愛系でも人間ドラマでも無く、変な下心で動く展開も無く…本当に色んなたまたまが重なってしまって動いていく2人の行方が何か…言葉に出来ないんだけどとても良い。ある種ネタバレだけど、思ってたのと違う点が、2人ともがお互いを異性として意識し合うシーンや動きが無いんです。こんなカッコいい人とこんな可愛い人が出会ってもそういうシーンが無い作品なんてなかなか無いでしょう。なのに、なのに観客的にはお互いが何となく惹かれているように見えてしまって、キスも触れ合いも壁ドンも何も無いのに心がきゅんとしてしまう…から凄〜と思いました。(私はボクサーが好きなのでその要素もあいまっているのかもしれませんが)。
そしてこの2人が出会えた事が奇跡だし、この奇跡が起こった事が凄く幸せな出来事だったんだと映画が終わった後ジワジワと感じました。
女の子はある重い事情や状態をなかなか多く抱えてて、親の顔を知らない捨て子だった男はボクサーとして今は生きてるけど、特に他に生き甲斐も無く淡々と生きてるだけの生活だったがいきなり医師に余命宣告を受けてしまう。その2人が出会い、この抗争によって人生が変わっていく…。パンフレットにも同じような事が書いてあったけど、「男女間の恋愛」を描く為だけの映画じゃなくて、変わっていく人生やそれぞれの人間に起こる心の変化や愛、全てをひっくるめた上での「初恋」というタイトルとテーマだったんだと観終わった後気付かされます。これだけエンターテイメント性やアクション性、裏社会を思いっきり爆発させているけれど、1人の主人公の心の変化が大きなテーマとなっているところも、本当に心に染みる良作となるひとつの要因だと思いました。
滝藤賢一やベンガルなどの脇役もすっごい良かった、笑ったなぁ。思い出すだけで笑顔になるエピソードも多々あり。キャストが皆んなその人間にちゃんとなりきっていて、最悪だけど最高の1日を描いていました。染谷将太、大森南朋、人間らしい感じが多々出ててこの人達も沢山笑いました。人間っていうのは結局こうなるし、人生っていうのはそう上手く転がっていかないものなんだよなと。でもそれがまた良いんだと感じました。
心に残る作品を観れて大満足です。面白くて素敵な映画が観たい人は是非、おすすめです。
消えゆくものへの郷愁
早い話、和製トゥルーロマンスって感じの作品。
親の顔も知らない主人公が何となくボクシングをしていて、倒れたのをきっかけに脳腫瘍だと知る。
心が死んでいた人間が死を受け入れてヤケクソになる事で何でも出来る様になる。生への執着の裏の行動。
中盤ある事を知り、また別の執着が芽生え進んでいく。
孔子を引用するようなマフィアがいたり、昔気質の武闘派ヤクザ、私利私欲の輩たち、それぞれが自分達の目的の為に動き交差する。
どこの世界でも馬鹿は馬鹿、良い奴は良い奴、
格差社会なんかがそうである様に情報に追いついて行けない連中は蹴り落として自分さえ良きゃいいみたいな世界で古き良きものはあったんだ!とのメッセージを受け取って郷愁に駆られた。映画愛だと東映やショウブラとかね。
また片腕のワンてジミーさん?とか、
タンロンてリーさん?とかカンフー映画好きはニヤリとしてしまう。
染谷くんのキャラクターは大杉漣さんがご存命であれば、やっていた様な役でした。
ベッキーは深作映画での荻野目慶子みたいな感じ。
確かにVシネ時代を彷彿させる作品でしたが、他人の評価を観て期待値を上過ぎたのかソフトに感じました。
ちょっと後半あの場所で乱闘になるのはスケールダウンした様な感じはしたし、暗すぎて良くわからないとも思いました。
エンディングはセンチメンタルで良い感じしました。
コレはヤバい。
冒頭、いきなり転がってきた「アレ」でコレはホントにヤバそうな作品だな、と
「加瀬」もヤバいが、何といっても狂気じみた「ジュリ」が圧倒的にヤバくて怖い
でも男女問わず、突然愛する者を「殺されたら」誰でもあの様になってしまう可能性はある
レオが「余命わずかなプロボクサー」と云う設定がよかった
終盤のシーンでカレがつぶやくセリフが、含めすべてを包み込む
だからあの子も苦しみながらも、何とか乗り越えられたんじゃないかな
フツーにカーチェイスすればいいのに、あのアニメが残念
でも終始「ぶっ飛んでる」作品だからいいのか
そしてラストのあのパトカー集団!三池カントクらしいなと思った
しかしながら、やっぱり脚本がイマイチだったかも
どの役者も何だか物足りなさを感じながらセリフを言ってた様に感じたのは私だけかな
俳優陣の演技に引き込まれる!
全くのノーマーク作品ながら、たまたま都合のいい時間に上映していたので鑑賞してきました。劇場内の予告でも流れていなかったので予備知識ゼロ、そのタイトルとキービジュアルから勝手にラブストーリーと思い込んでの鑑賞です。
しかし、序盤からなにやら重苦しい雰囲気で、スクリーンをまちがえたかと思うほどでした。最近ハマっていたゲイ役とはまるで異なるイメージの内野聖陽さんが刑務所から出所、温厚ないい人役の多い大森南朋さんが悪徳刑事として登場し、そこにどう見ても態度の悪い染谷将太くんがヤバイ計画を持ちかけ・・・って、これ完全にヤクザものじゃん!暴力と流血が苦手な自分には完全に鬼門でした。もう気持ちが入らず、やや引き気味に見ていました。
が!そのヤバい計画が動き始めた途端、不思議な力でぐいぐい引き込まれていきました。染谷将太くんのベビーフェイスはヤクザが似合わないものの、あらぬ方向に転がり始めた計画を軌道修正しようとする言動はヤクザそのものでした。そんな土壇場の綱渡りをするような加瀬にいつしか感情移入し、チキンな自分は権藤の視線にビビりながら没入していました。
ここまで引き込まれたのは、ストーリー展開もさることながら、俳優陣の演技によるところが大きいと思います。内野聖陽さん、大森南朋さんのベテランらしい大物感に加え、染谷将太くんの小物感が対照的でいい味を出していました。主演の窪田正孝も、今回はチャラさなしの渾身の演技が光りました。ヒロインの小西桜子さんはよく知りませんでしたが、オーディションを勝ち抜いただけのことはある体当たりの演技がよかったです。脇を固める組員や中国マフィアの面々もよかったのですが、なんといっても狂気に満ちたベッキーさんの演技が秀逸!やればできる子!って感じでした。
クライマックスも迫力があり、その中にもコミカルなシーンがアクセントになっていて、グロさはあるものの、ずいぶん緩和されていたように思います。ただ、警察包囲網の突破は、あれでよかったの!?という感じで、ちょっと微妙でした。
事件はたった一夜の出来事を描いたに過ぎないのですが、その出来事を通して、レオとモニカの変容をきちんと描ききっていたように思います。流されるような生き方しかできなかった二人が、自分の人生と向き合い、これから互いに支え合いながら生きていくのではないでしょうか。ラストの試合後のレオの姿からそんなことを感じ、清々しい気持ちになりました。
ヤクザものだからと食わず嫌いで観ないのはもったいない作品です。偶然ではありましたが、よい作品に出会えてラッキーでした。
恋に落ちてない!
三池崇史監督のバイオレンスアクション。最近「はずれ三池」が多かったから今回はと期待して観に行ったが、期待ほどではなかった。
ベッキーや染谷将太の演技がぶっ飛んでいるのはいいのだが、アクションシーンの迫力が今ひとつ。そして何よりもタイトル初恋なのに恋してる感じが全然しない。脚本の問題だと思うが、恋に落ちていくシーンあったかな。助けを求めた女と自暴自棄になった男の逃避行にしか見えなかった。モニカにいたってはラストシーン前まで恋しているような態度には思えない。
恋したかどうかなんてどうでもいい、イカれたやつらが殺し合うのを楽しむってことであればこの映画の評価が高くなるのもアリだ。でも、もう少し深みを求めてはダメだろうか。
久々の三池さんでした
マフィア映画好きな自分としては少々物足りないけど、この作品はそこが主ではないのでOK
表現的にはオブラートなのでバイオレンスが苦手な方でも(たぶん)楽しめるエンターテインメントムービーだと思う。
死ぬ気でやれば一晩で人生観が変わる事だってあるかもしれない。
でも死ぬ気で何かをするって意外と難しいよね。
ベンガルさんがいい味出してた笑。染谷くんもやっぱり達者で華を添えてくれてる。大森さんは今回はあんまりだったかな。窪田くんの本気のアクション観たくなった。
久しぶりの三池映画!
これが観たかったんだよ。ジョジョとかじゃなくてさ!
全然タイトルと関係ないストーリーだなって思ってたらラストで!
初恋はたいていほろ苦い結末。それでも人は恋も人生もリスタートするんだよな、、。
ドタバタチェイサーシリアスラブコメ
訳ありボクサーに訳あり女。ヤクザや中国マフィアや悪徳刑事絡みのドタバタチェイサーシリアスラブコメ物がエンターテインメントに仕上がっていてめちゃめちゃ面白かった。主人公の窪田くんは勿論だが、染谷くんとベッキーが秀逸だったしテンポも良く最後まで飽きさせないで楽しめた。たまにはこのジャンルも観て損は無いと思わせてくれた作品である。
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