初恋のレビュー・感想・評価
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ボクサーと娼婦と警察とヤクザと中国マフィア
めちゃ面白かったので騙されたと思ってみんな観てほしい。タランティーノ映画が好きなら絶対好きなやつ。
主人公のボクサーはマッドマックス怒りのデスロードの主人公と一緒。ヒロインと逃避行するけど性欲なし。ヒロインは勝負だけど変にセックスアピールなし。日常から非日常に旅して帰還する。帰還した世界は同じ世界だけど主人公にとっては違う世界。生きる世界。
男性目線の恋愛映画
窪田正孝ファンに連れられて鑑賞。いつも参考にさせてもらっているレビュアーの方たちが面白い!!と絶賛されてるので期待値高く見ながらも面白かった!
初めから出てくる登場人物がみんなキャラが立っていて目が離せず、頭の中で人間関係を一生懸命整理しているうちにレオこと窪田正孝がヒョロ~とやる気なさげに登場。
オーラもないし影も薄いし余命宣告されたあとはキレ気味でほとんど魅力なし(笑)ここからどうなるの??と思っていくと、目まぐるしい展開の中でヤクザ同士、中国マフィアとの抗争に巻き込まれていく。
モニカもレオも訳がわからないままお互いだけが認識できる存在で吊り橋効果が更に2人を離れさせなくする。レオはボクサーの体力、気力、腕力が生きて後半どんどんどんどんかっこよくなっていく。
そして自分の意思を持つことを許されないまま育った2人が、濃い1日の最後に、自分の意思で一緒にいることを選ぶ。
馴染みのある少女漫画系の恋愛ものとは全く違う恋愛映画で儚げな守ってあげたくなるモニカは男性の理想かなあと思って見てました。小西桜子さん可愛かったです。
染谷将太が主人公!?と思わせるほどの存在感!大森南朋、ベッキーも良かったです。
仁義
バイオレンスさと、コミカルさが絶妙な痛快ヤクザのドタバタ劇。
ストーリーも分かりやすく、テンポも良い。
後半の展開が、少しダレた感はありましたが…
ラストの駐車場からの脱出の演出は、らしくてアリだと思う。
ベッキーの吹っ切れた感も最高だし、染谷くんの一見切れ者キャラに見えてのあの役もハマってました。
三池崇史のリハビリ作品
ご贔屓の監督さんだけど、近年は駄作の量産で寂しい限り。絶賛してる人には悪いけど、今回もジョジョやテラで鈍った切れ味は、回復途上って感じでした。出演者は皆さん、立ち姿からしてすごくいい雰囲気でキャラ立ちしてるのに、ストーリーがそれを活かせず、使い方が粗雑でもったいないです。主人公二人も何がしたいのかはっきりしないし、ヒロインに感情移入ができなく残念。次回作にホントに期待したいです。
ベッキー!
三池というだけで「今度は何をやらかしてる?」という興味で観てしまう。脚本というか人物設定が乱暴ながら練りこまれている。伊坂幸太郎的な相関を見せてくる。ともあれ、ベッキーが2020年の日本アカデミー賞にノミネートされるのが確実ということだけは予言しておく。
三池監督のイメージが完全に覆された
すいません。今まで三池監督の事を誤解していました。
三池監督と言えば奇をてらった一般受けしないマニアックな映画を作るイメージがあったのですが、今回の作品で完全に覆されました。脚本も良くできていると思うし、全体的にじめじめしたダークな画もすごく良かった。
しかしあのダイブシーンは一体何だったのだろう?あまりにも唐突だったのでビックリしました。
ジョークと不謹慎の境界線
作品の大半が暴力かアクションシーン。
ただ、さすが三池崇史監督。
酷いシーンは「隠す」か「ギャグとセット」で観ている側への配慮もされているので、この手の映画が嫌いな方でも楽しめる設計。
暴力シーンの苦手な私でも大丈夫だった。
正直なところストーリーはまあどっちでも良くて、個性満点のキャラクター達が暴れまわるのを楽しんだ感じ。
中でも特筆すべきはやっぱりベッキーでしょ。
メジャーなタレントでこれだけ狂気に振り切って、エロくて可愛い女優ってあまりいない。
これからが楽しみ。
良い意味で「騙された」作品
ストーリーは、HPにある通り。余命いくばくもないボクサーと、ヤクザに囲われている少女が偶然、夜の新宿で出会う。この二人がヤクザと悪徳刑事とチャイナマフィアの陰謀と争いに巻き込まれていく。王道のボーイミーツガールで、ヤクザなドラマ。
これが、途中からものの見事に騙されていることに気づきます。なので、途中で「え?こういう話なの?」と思った、それが正解!
前半部分の夜の新宿はよく描けています。チャイニーズマフィアの中華料理屋とか、悪徳刑事が殴り飛ばされ目が覚めるシーンで、大きなネズミが後ろ通るとこ、などリアリティがちゃんと出ています。
役者は「ファンシー」で共演していた窪田正孝と小西桜子が主人公の二人。窪田正孝はファンシーでは「ペンギン」という優男でしたが、こちらは無口なボクサー。まあ、ペンギンもボクサーもチェリーボーイな役どころという意味では同じ。
小西桜子は、初主演の作品で、そういう素人っぽさが、役にハマっていました。まあ、演技はさておき、可愛いです。それに、手足が長いのか、目鼻口が大きいのか、存在感は抜群です。さすが、事務所にも入らずに主演映画をオーディションで勝ち取るだけの子ですね。
ベッキーは、、、役の演出が良く、それをちゃんと演じた、という意味では「怪演」と評されるのでしょう、一見の価値はあります。まあただ、顔がヤクザっぽくないんです。
私は染谷将太の加瀬が一番良かったです。この役が狂言回しになる訳で、この役がコケると台無しなのですが、ちゃんと導いてくれた、って感じ。その上で、最後の「全部バレた」ってとこからも、最高です。
先年の「虎狼の血」とは違ったテイストですが、往年の「東映ヤクザ映画」が面白くなってくれて、嬉しい限りです。
恋愛映画…なのか!?
まあ、ジャンルなんてどうでもいいか。2本+別添2本くらいのストーリーが詰め込まれた感じで、ドンキホーテばりの圧縮陳列かと思いきや、ことのほか整理されていて観やすかった。三池監督の物語捌きが光ってみえた。
白い粉を巡っての、ヤクザと悪徳警官、中華マフィアに駆け出しのボクサーが入り乱れて大混戦の。展開のジェットコースターぶりがおもしろいだけでなく、キャラクターもそれぞれ立っていて、観ていて楽しい。
窪田正孝、小西桜子の若い二人のボソボソした会話に、ヤクザのオラオラ系のセリフ、中華マフィアの中国語とテキトーな日本語、そんな語感がテンポ良く物語を彩る。ヤクザの若い幹部の染谷将太がキレてて良い感じ。復帰したベッキーもハーレイ・クイーンばりに鉄パイプ引き摺って大暴れ。内野聖陽の出所したばかりのヤクザの幹部がキマっていた。日本刀の立ち回りと死闘は、ヤクザ映画顔負け。というか、全編通して10分に1人くらい死ぬほどの乱闘映画なので、ヤクザ映画と言う方がしっくりくるかも。そんな、中でも大森南朋さん、悪い警官役がぴったりでした。やっぱり渋い。
上映館少ないのですが、なかなか楽しめる秀作でした。
非日常
こういうトコトンな非日常な映画を観れるのは至福な時です。
「自分には何もない」という窪田正孝の演技や、背中で刀の鞘を落とし込む内野聖陽に、復讐を果たそうと車から出て来るベッキーなど、
「暴れてやるよ、ぶっ壊してやんよ」なのが堪らない。
ご馳走さまでした!
う〜ん…
予告編の窪田くんのパンチと「こんな初恋見たことない」というキャッチコピーと評価の高さに鑑賞することにしました。役者さんたちの演技は素晴らしかったと思います。でも、結構グロいシーンや、必要ない殺人、まさかのアニメと、私にとっては残念な内容でした。役者さんたちの熱演に星3つです。ただ、ベッキーは、かなりがんばっていましたが、似合わない役だと思いました。もちろん、純真な役はできないですが、いくらなんでもこれは…。
熱いっ
格闘技好きとしては、主人公がプロボクサーというだけで◎
…だったが、そんな事どうでもいいくらい熱い映画だった。
クローズの熱を超えたんじゃないだろうかというほどに。
特にベッキーが熱い。
とにかく熱かった(笑)
人の本気って、こんなにも惹き込まれるものなんだと感じまくりだった。
わからなった・・☆
あまりに評判が良かったので、鑑賞。
・・しかし、スミマセン・・自分には不向きだったようです。
正直、メチャクチャの展開に思えてしまい どうしてこんなに評価が高いのか
謎でした。
PG12というのは、最初に首がころがった時点でそうなんだ・と納得して
その後もバイオレンス満載。
展開も早く 楽しめなくはないのですが、何だかなぁ・・
これは好みの問題なのでしょう。
新人の女の子も良かったけど、窪田正孝はボクサーなどストイックな役を
するとすごく合う。
でも、一番は ベッキー!!
TVの役でもそうだけど、復帰してからの方が、凄みがでてすごく面白い。
これから、いろいろ役に挑戦して欲しい。
まてまて
窪田くんがお芝居が素敵なのも前からわかっていましたが、おいおいおい。かっこよくないかーー??!私、こうゆう人に守られたいんだが!←知らねーよ。
映画も面白い。もしかしたら三池さん作品で一番好きかもしれない。
ベッキーも後半になるにつれどんどんハマってよくなっていく。
死ぬ気は無敵
最高。音楽、キャスト、ストーリー、全部。
事前情報は監督とタイトルと窪田くんが主演てことだけで視聴。
1日に2本見たうちの2本目だったので眠くなるかなーと思いきやめちゃおもしろ!セリフやシーンひとつひとつに無駄がなく、悪警官大森とヤクザ染谷が立てた計画がボロボロと崩れていくとことか、ゴキブリなみにしぶといベッキーとか、気づいたら巻き込まれてるただのボクサーとか全部好き。
おかわりも全然ありな超特濃エンタメ映画でした。
今どきのVシネ
三池監督と窪田正孝の最高な組み合わせの映画ってことでめっちゃ楽しみにしてました!
キャストは実力派揃いの豪華メンバーだし、アクションも良かった!最後まで飽きずに見れました。
今回印象深かったのはベッキー。おばさんになったなーって思ったけど、めっちゃいい演技してる。何か振り切った感ある。
それと染谷。ギャグ要員で所々笑いを挟んでくれました。途中まで彼の独壇場だった。
主演の窪田は流石のアクションと肉体美。無気力だったレオが『死』を突き付けられてからの吹っ切れた感じ?投げやりではなく、死ぬ気で全力で生きるって感じが良い。最初と最後のボクシングの試合の変化がまさにそれ。それと何かガチバンの勇人に重なるなー。特にウルトラマックスの。またガチバンやらないかなー。
めっちゃ好きなタイプの映画だが、ヤクザ映画としては三池監督の『新.仁義の墓場』程の衝撃はなかったな。ラブストーリーとしてもちょっとパンチ弱いかも。
でもあの終わり方、結構好きです。
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