パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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評価としては至って普通の3点しかつけられません。。。
アカデミー作品賞受賞に加えての高評価に期待を膨らませて鑑賞したためか、見終わった後にはガッカリ感というか、なぜこれがこんな高評価???という不思議さに包まれた。
ストーリー的には、雇い主一家がキャンプに出掛けるところまではうまいことやるなーとストーリーに引き込まれて観ていたものの、留守宅に一家全員で上がり込んでグラスも割りつつの飲み食い散らかし場面で興ざめし、地下住まいの家政婦夫が出てきた時点でちょっと引き戻されたけど、土砂降りになった時点で雇い主一家が帰ってくるというお決まりパターンにまた興ざめ。
さらに、家政婦夫が送ったモールス信号を(お化けに怯える)小さな子どもが解読したのにもかかわらず、土砂降りの中、庭のテントで朝まで一人ぼっちで眠るなんて設定に違和感覚えまくり。。。
その後のストーリーは上手いことまとめられてたし、上流社会と貧困層、最下層の闇を表現できていたのでそれがうけたのかなとは思うけど、自分としては5点をつけるような映画ではなかった。
想定外のストーリー
思いもよらぬ展開でとても面白かったです。
途中家族の行動が心配になりました。
伏線の回収がわかりやすく私でも理解できました。登場人物が多くないのも分かりやすかったです。
金持ち家族が帰ってくることにとてもヒヤヒヤしましたが、そこから地下室に繋がるとは思いもよりませんでした。
匂いについて、確かに気になり人いるなと、知り合いを思い出しましたがそれを言われることをそこまで嫌がっているとは思いませんでした。
私は貧乏な方に感情移入しましたが、友達は金持ちの方に感情移入していました。
色々と詰め込まれた映画
巷でかなり話題となっていたため、見ました。
貧乏な人が裕福な家に嫁ぐ話と聞いていて、よくあらすじを見ずに見ました。
実際見てみると、半地下と言われる下水のたまるエリアに住む決して裕福ではない家族が、立派な石をプレゼントしてくれた友人の紹介から、偽装書類を作り、お金持ちの家の娘の家庭教師を務めることになりました。
そこから話は急展開し、続々と計画を立て、姉は子供のカウンセラー兼、芸塾学を教える先生。
夫は、専属運転手。
母は、家政婦になります。
友人は、その娘に惚れていたけど、息子とお金持ちの娘が結ばれてしまいます。
家族がキャンプに出かけた日に、半地下家族は豪邸で好き勝手過ごしていると、桃アレルギーを結核に見立てられ辞めさせられた家政婦がボロボロになりながら訪れました。
地下に忘れ物をしたといい、家に上げてもらう家政婦。
防犯カメラでも仕込んでたのか?とか思っていたら、
地下の地下に隠し地下があり、そこにその家政婦の旦那が暮らしていました。
予定外すぎてちょっと引いてしまうくらいびっくりでした。
ここにきたときに家政婦の顔があざだらけでしたが、何故だったのか結局わかりませんが、なにかしら苦労することがあったのだろうとわかりました。
盗み聞きしていた母以外の家族全員が足を滑らせ、家政婦夫婦の前に階段で落ちてしまい、正体がバレます。
地下の地下をお金持ちのこの家族はなぜか恥ずかしがり隠していたそうで、ずっと見つからず家政婦の旦那は生き延びていたそうです。
色々あり、揉めに揉めてるときに、キャンプから家族が急遽帰宅するってなって、もう大慌て。
あんな雑な片付けかたでよくバレなかったなと。
地下の地下にいた家政婦と家政婦の旦那は、夫の手により、拘束されて、地下に閉じ込める形になりました。
片付け中娘が姉を切ってしまい、その手で拾った、お金持ちの娘の日記を息子に渡します。
血でもついててバレるのかな?とか思ってましたが特になにもなく、ただ指を切ったシーンなだけで繋がりはゼロでした。
モールス信号が読める子供。
過去に地下室からお化けが出てきたと、それがトラウマで仕方ないという話で、そのときにはもう半地下家族はテーブルの下に隠れていましたが、地下の人のそのお化けの正体を知っているため複雑です。
そして父がいないと思っているので、あの人はいい人だが、地下鉄の地下の匂いがする、とお金持ちの旦那が奥様と話していて、かなりショックを受けているようでした。
その後どうにか切り抜けましたが、地下から送る家政婦の旦那のモールス信号を庭にいた、子供は『助けて』と言われているのをメモに取っていましたね。
だけど結局そのメッセージも特になににも繋がってはいませんでしたが、モールス信号を重要だと言うヒントとしてあのシーンを作ったのでしょうかね。
そして、半地下は豪雨により水に埋もれ浸水してしまいます。
息子は友人にもらった立派な石をもち、地下の地下の人たちを始末する決意をします。
息子のパーティーがあると言うことで、全員各々招待されたため、再び家に集まります。
自分がここに相応しいのかどうかを娘に問いかけてる時の息子のなんとも言えない表情が切なかったですね。
息子は決意を固めて石を持って始末しに行こうとしましたが、家政婦の旦那にやられてしまい、頭を足で殴られて倒れてしまいます。
その隙に家政婦の旦那は、自分の嫁を殺されたことへの怒りや苦しみなど、たくさんの憎しみから半地下家族全員を殺そうとします。
庭に多くの招待客がいる中、かなりカオスな殺し合い修羅場が訪れます。
あの時間は狂気的すぎて、日本映画の告白や、教室などの、狂気的な頭がぶっ飛んでる系統の映画のニュアンスがありました。
息子はまた再びトラウマだったお化け(家政婦の旦那)を見てしまい、失神して命があやうくなります、もめ合ってる中で、車のキーを貸せ!とお金持ちの旦那が言いましたが、父がポッケから取り出したキーは家政婦の旦那の背中の方に落ちてしまいます。
それを拾いに行ったお金持ちの旦那が、地下の匂い、半地下、地下鉄のあの匂いを嫌がるように鼻を摘んでキーを取り逃げていきます。
そこで父のプッツンが来てしまい、夫がお金持ちの旦那の刺してしまいます。
息子は一命を取り留めましたが、お姉さんは刺されて死んでしまいました。
母と息子はまた元のあの家に住み、旦那様を刺した後行方不明になった父を探します。
あの家がよく見えると言う理由から、息子は山を登り望遠鏡で家を眺めていました。
すると、モーレス信号が。
息子もスカウトに入っていたのでモーレスが読めます。
解読するため何日も通ったのでしょう。
解読できた内容は、父からの手紙でした。
父はあの地下の地下の中にいると。
あの時、逃げ道はここしかないと思ったと。
父はそこで住みながらいつか息子がこのモーレス信号の手紙を見てくれるんじゃないかと希望を胸に毎日モーレス信号を送っていました。
そして息子は父さんに手紙を書きます。
僕には計画がある。
お金持ちになって、あの家を僕が買う。
そうしたら父さんは、上がってくるだけだ。
あの家を買い、息子と母親が庭にいる中、地下から上がってきた父。
抱きしめ合い、映画が終わります。
最後そのあのに、この計画の手紙を書いていた頃の映像に戻るため、本当に家が買えたのかどうか。
あれが現実なのか想像なのかは、人の受け取りかたですが、現実になっていたとするなら、とんでもない計画性だし、どうやってお金持ちになったんだとか色々気になってきます。
とりあえず一番うまいこと潜入できてたのは母でしたね。
トータル情報量多めですが複雑じゃないため
すごいスムーズに頭に入る映画でした。
サスペンス、カオス、ホラー、サイコパス、コメディ
、エロ、なんか色々が混ざり合ったような映画に感じました。
コメディ要素はないけど、なんかフッてなってしむうことがあったり。
見てよかったです。なんか色々な感情にさせられる詰め放題映画でした!
字幕と吹き替え両方で見ましたが
字幕だとシリアス感がすごいです。
吹き替えだとちょっとバラエティー要素というか
ポップに見えます。
期待以上
韓国的ファシスト映画を自称リベラルが持ち上げるディストピア
まず前提として、例の独島ソングの替え歌について調べて知って欲しい。
こんな映画に日本人が約50億もお布施している中、韓国は竹島を軍事占領し続けている。
こいつらにとって、韓国軍に虐殺された日本人の漁師たちの命なんて紙屑より価値がないらしい。
ただ自分達が意識が高いリベラルのように見なされてチヤホヤされれば良いだけ。
そのためには無価値とみなした命など平気で生け贄にできる。
その精神構造はファシスト独裁者と同じ。
こいつらは一旦、自分等のご主人様が逆のことを言い出し、リベラルが今までの保守主義者と同じように扱われ出したら平気で180度回れ右するだろう。
そもそも日本を戦争に追いやったのも、今まで世界中で虐殺を扇動してきたのも、連中のような人間だからだ。
現代日本では、まだ保守主義者の方が精神的にマシである。
ただし韓国の場合は別。
かの国ではアカデミックな学会でさえ、愛国的でないと見なされれば追放されるという中世のファシズムが幅を効かせている。
日本には移民だの外国人参政権だの押し付けようとしながら、自分達は世界で最も排他的で差別的な移民制度を改めようとさえしない。
我々がはっきりと理解しておかなければならないのは、韓国は今だに軍事独裁政権の名残を残すファシズムの国だということである。
このレビューをyahooで書いたら速攻で削除された。
さすが在日韓国ファシスト企業ソフトバンクの配yahoo。
連中が一時期ネトウヨの巣窟のように演出したのも、自演による保守派のイメージ落としと、そのデータ集めが目的だろう。
今すぐyahooを退会することをオススメする。
早くしないとデータだけ利用され、都合よく使い潰されるのがオチだろう。
なんとも言えない気持ちになります
あまり観ないジャンルではあるものの、展開の面白さに最初から最後まで退屈する事なく作品に没頭してしまいました。
笑えてくるようなキム家族の秀才さ、しかし才能を持ってしても、ある程度の生活水準とそれに加え学歴社会の韓国ではこうも上手くいかないんだなぁという事をひしひしと感じさせられました。終わった後は何とも言えない気持ちになりましたが、観に行って損はありませんでした。
作品中の色々な伏線?や富裕層と貧困層で分けられた意図的であろうカメラワーク等、シーンのどれもが抜かりなく素直に感心しながら観ていました。何より私情ですが、後半のパーティーでのシリアスなシーンで隣の方が大声で爆笑していたのが失礼ながらめちゃくちゃ怖くて、余計に場内に緊張感が漂っていたように感じました…。
怖かった。子役可愛い
韓国映画はどの作品も結構面白いのです。
その中でもよい出来でした!
子役の男の子可愛かったなぁー
映像からひしひしと伝わる底辺感。
そして下には下がいた…
って本当に下にいたから笑える。笑
最後のシーン、お姉さんがなくなったのはわかったけど金持ち親子はどうなったのよ。
本当グロかった…
あんまり暴力的で殺人的なのは好きじゃないのです。
エンディングのモヤモヤ感、でもそれが評価を高めた理由なのかも
計画は立てても上手くはいかない…
今更感があったのに、見応えあり
アメリカ製のテントは水漏れしない
とても面白い映画でした。テンポ良くコミカルな前半から、シリアスに展開していく後半−ラストまで、強烈に引き込まれました。
いたるところに象徴的・印象的なシーンとキーワードが散りばめられていて、何度見ても新しい発見と考察ができそうです。
作中に登場する3つの家族には、どこも共通して家族愛があるんですよね。ただ違うのはお金を持っているかどうかで。
家族を守ること、お金のこと、貧困と格差、明日は我が身な社会…などモンモンと考えさせられる内容でした。
血塗れの主人公を背負う娘さんの姿は美しいなと思いました。また、主人公が最後に「計画」を立てることは、私は希望のあるラストとして受け取りました。
素晴らしい映画をありがとうございました。
面白いけども
いつもより、ユーモアの成分が少なかった
アイデア満載でおもしろい演出は、
いつもの事。
いつもより、ユーモアの成分が少なかった。
他監督、他作品にも影響を及ぼしているドロップキックも封印。
今回は演出の湿度や不快指数などの、
冗長度を下げて、
テンポやスムーズさを重視する。
ヒリヒリする顕微鏡のような近視眼的に魅せるレンズ(実際のカメラのレンズではなく、世界観の魅せ方)は今回は使わない。
エンターテインメント寄りに魅せる。
作品ごとのスタイルの自在さは、
相変わらず。
社会批評とユーモアとエンタメのバランスがいいのがポン・ジュノ、
ストーリーが少し破綻しても主張するパク・チャヌク、
かなり破綻しても魅せるイ・チャンドン、
ストーリー?そんなものは必要かと言わんばかりのキム・ギドク。
ナ・ホンジン、ホン・サンス他にも韓国にも素晴らしい監督は多い。
俳優のペ・スビン氏と仕事をした時に、
聞いてみた。
韓国には同時期に素晴らしい監督が多数いるね。
ペ氏曰く、80年87年の民主化運動を経験した世代が関係してるのではないか、
日本の60年代、70年代と似てると思う。
と言っていた。
社会批評の成分はさじ加減が難しい、
ユーモアとのブレンドは更に難しい、
過度な期待にも応えてくれる上記の監督たちの作品をまだまだ観たい。
綺麗な夢
格差社会の闇を見た!
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