記憶屋 あなたを忘れない

劇場公開日:

解説・あらすじ

第22回日本ホラー小説大賞で読者賞を受賞した織守きょうやの小説を、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で映画化。大学生の遼一は年上の恋人・杏子にプロポーズするが、その翌日から彼女と連絡が取れなくなってしまう。数日後に再会した彼女は、遼一の記憶だけを失っていた。信じられない思いの遼一は、人の記憶を消せるという都市伝説的な存在「記憶屋」のことを知り、大学の先輩で弁護士の高原に相談して杏子の記憶喪失の原因を探り始める。幼なじみの真希や高原の助手・七海らと調査を進めるうちに、人々の中にある忘れたい記憶やその奥にある思いに触れていく遼一だったが……。ヒロイン・真希役に芳根京子。遼一の記憶を失う恋人・杏子を蓮佛美沙子、弁護士・高原を佐々木蔵之介がそれぞれ演じる。監督は「ツナグ」「僕だけがいない街」の平川雄一朗。

2020年製作/105分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2020年1月17日

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(C)2020「記憶屋」製作委員会

映画レビュー

3.5「エターナル・サンシャイン」に遠く及ばず

2020年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

松竹配給・山田涼介主演作では「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で失望したので、今回も悪い予感があったが、残念ながら今作もいまひとつ楽しめないままだった。

“記憶を消す力”の元ネタは多分チャーリー・カウフマン脚本、ミシェル・ゴンドリー監督の傑作恋愛映画「エターナル・サンシャイン」だろう。あちらはSF的な舞台設定で元交際相手に関する記憶を消す装置が登場した。「記憶屋」ではある家系に代々引き継がれる超能力という扱い。第一の問題点として、話の肝である「記憶を消す」行いの描写がほぼ無いに等しい。虚構の設定を観客に信じさせようとする努力が希薄なのだ。

現実的に描かれるべき他の部分も雑。弁護士事務所でのやり取りでは、弁護士も助手も守秘義務意識が低すぎて呆れる。演出もシリアスな状況に微妙な笑いを入れてきたりと中途半端。芳根京子の熱演がもったいない。感動には程遠いが、感動の押し売りでないだけ「ナミヤ~」よりはいい。

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高森 郁哉

3.0記憶を消すという展開装置が、そもそも出来の悪い設定だと思った

2025年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公は、彼女の記憶を消されて怒っている。
記憶を消せる人がいるらしく、
探し出し、彼女の記憶を取り戻させようとする。
調べていく過程で、彼女には記憶を消したくなるような出来事があったらしい。
それは何なのか、誰が記憶を消せる記憶屋なのか、というストーリーなのだが、
へー、あっそうと、全く興味を抱くことが無いまま話が進んでいく。

都市伝説的な「記憶屋」という存在を使った、ファンタジー作品という括りになるのだが、
時間を移動して過去を変えるといったタイムリープ系ファンタジーよりも、装置として弱いし、
記憶消しジャンルでいうと、「エターナル・サンシャイン」に近い設定なのだが、
エターナル・サンシャインよりも謎解き要素が加わっているものの、
謎解きの動機が弱く、カラクリの解明も不透明で、なにより、主人公のエゴが動機になっていて、
消されたという「エゴ」の動機が、「消したい」という動機よりも不誠実だし、胸糞っぽさの予感しかない。

「ほっといてやれよ」に最後は帰結するので、主人公が色々動くことが無意味に感じる。
そもそもエターナル・サンシャインって真似されるほどのファンタジーの名作なのか?という疑問点もあるし、
主人公のエゴだけでなく、後半は記憶屋のエゴも関わってくるので、
記憶を消すという展開装置自体に、次第にネガティヴな物しか残らなくなるので、
あんまり良い展開装置ではないなぁと思った。

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ソビエト蓮舫

1.0非常に残念な映画

2025年3月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

まず、主人公が広島である必要があるのかな?
中途半端な広島弁でイライラするし、最初のストーリーはまあまあだか、途中からどうでも良くなるストーリーだし…
演技も中途半端。
非常に残念な映画だった。

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けんけん

薬飲んだっけ。記憶屋?なくともすぐ忘れられるぞ!

2024年10月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

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マサシ