決算!忠臣蔵

劇場公開日:

決算!忠臣蔵

解説

「忠臣蔵」を題材に、限られた予算の中で仇討を果たそうとする赤穂浪士たちの苦労を描いた時代劇コメディ。堤真一と岡村隆史がダブル主演し、監督・脚本を「殿、利息でござる!」の中村義洋が務めた。元禄14年3月14日。清廉潔白な赤穂藩主・浅野内匠頭は、かねて賄賂まみれだった吉良上野介に江戸城内で斬りかかり、即日切腹を言い渡される。突如として藩主を亡くした赤穂藩士たちは路頭に迷うこととなり、筆頭家老の大石内蔵助は勘定方の矢頭長助の力を借りて財源の確保などに努めるが、そうした努力や幕府への働きかけも虚しく、お家再興の夢は絶たれてしまう。それでも一向に討ち入る様子のない内蔵助だったが、江戸の庶民たちは吉良への仇討を熱望。しかし討ち入りするにも予算が必要で、その上限の都合上、討ち入りのチャンスは1回きり。予算内で仇討を成功させるべく奮闘する浪士たちだったが……。金欠に悩まされるリーダー・内蔵助を堤、ワーキングプアなそろばん侍・矢頭を岡村がそれぞれ関西弁で演じる。

2019年製作/125分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2019年11月22日

スタッフ・キャスト

監督
原作
山本博文
脚本
中村義洋
製作総指揮
大角正
岡本昭彦
エグゼクティブプロデューサー
吉田繁暁
片岡秀介
企画プロデュース
池田史嗣
古賀俊輔
プロデューサー
中居雄太
木本直樹
協カプロデューサー
岩城レイ子
アシスタントプロデューサー
松田裕佑
撮影
相馬大輔
照明
佐藤浩太
美術
倉田智子
装飾
中込秀志
郷原慶太
小道具
上田耕治
録音
藤本賢一
編集
小堀由起子
音楽
高見優
音楽編集
佐藤啓
殺陣
清家三彦
VFXプロデューサー
齋藤大輔
VFXディレクター
土師翔太
演技事務
城野浩人
スクリプター
小林加苗
助監督
前原康貴
ラインプロデューサー
砥川元宏
製作担当
村山大輔
高塚映里香
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受賞歴

第43回 日本アカデミー賞(2020年)

ノミネート

最優秀助演男優賞 岡村隆史
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(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会

映画レビュー

3.5忠臣蔵にあって忠臣蔵にあらず、非常に興味深い作品

2021年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

中村義洋監督が脚本も兼ねているが、綿密に取材を重ね、原作を紐解き、理論武装も出来ている興味深い作品。中村監督は“脚本力”を併せ持つベテランだが、プロデュースの池田史嗣とともに、「こう来たか!」と膝を打ちたくなる構成を練ってきた。ビックリするほどの豪華キャストの力も合わさり、討ち入りをしない忠臣蔵映画ではあるが非常に有意義な時間が過ごせる逸品。

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共感した! 5件)
大塚史貴

4.0かなり思い切った忠臣蔵

2019年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

年の瀬に第九と忠臣蔵、という日本の風物詩は昭和の時代に確立したのだろうか。ともあれ、お茶の間のテレビで流れる時代劇のドラマや映画を中心に、赤穂浪士らによる雪の中の吉良邸討ち入りを眺めては、押し迫った暮れをしみじみ思うのが定番の過ごし方ではなかったか。 本作の大胆な挑戦は、大抵の人が忠臣蔵に期待する二大ハイライト、浅野内匠頭の刃傷事件と赤穂浪士の討ち入りをほぼ割愛したこと。大石内蔵助が遺した勘定書を分析した新書を原作に、脚本も兼ねた中村義洋監督は往年の時代劇ファンが物足りなく思うのを承知の上で、元藩士たちの仇討ちまでの日々を費用のやり繰りという切り口で描く喜劇映画を目指したのだろう。吉本興業が制作に参画し、お笑い芸人が大挙出演しているのも集客に貢献しそうだ。松竹が先導する新感覚の時代劇映画の流れに沿う一本だが、個人的には同じ中村監督作の「殿、利息でござる!」のほうが楽しめた。

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共感した! 18件)
高森 郁哉

1.5お金がないならば、最後に…

2024年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

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共感した! 0件)
やんべ

2.5序盤が長い

2024年12月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

後半はテンポよく進んで行ったが序盤がかなり眠くなる。

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Tanakarabotamoti