天気の子のレビュー・感想・評価
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ガッカリ…まあまあ…
恋愛要素の強い超常現象モノですよね…
雑誌ムーのTシャツを着てたりします。
『すずめの戸締まり』
『君の名は。』
『天気の子』
と、僕が触れる新海ワールドとしては3作目ですが、
そんなに良くなくて、ガッカリ(笑)
これが初めて触れる新海ワールドだったら、こんなにハマらず、もうスルーしてたかも…
アメリカで上映され、アメリカのファンが称賛してるのをニュースで観て、気になってた作品ですが…
まあまあ…です(笑)
新海監督の運命感が窺われる一本なのか。
どんなに文明を高度化してきても、自然に対しては人間は無力な存在―そんな運命感が描かれた一本と、評論子は受け取りました。
これが新海監督がお持ちの運命感なのでしょうか。
「晴れ女」としての情念を発揮するほど陽菜の体が透明化するのは、運命に逆らうことの矛盾を露呈するものに他ならないのでしょう。
幾多の災害に見舞われても―災害というほどでなく、曇天で陽光の恩恵が受けられない日があり、風雨にさらされる日があったとしても、人間はその現実を受け入れて、その条件のなかでより良い生活を求めなければならない存在であること―。
改めて、そのことに思いが至りました。評論子は。
君にとっての「大丈夫」になりたい
すべての人が、みんな自分だけの世界を持っていて、その世界の中で必死に生きている。役割持って何かしらの責任を負い、自分というたった一つの命を昨日から今日、今日から明日と連続を超えて運ぶ。そしてすべての人が、そんな自分の「世界」をもがきながら生きている。その姿を近くで誰かに見ていてもらえる心強さや安心感を知っている。「見ていてくれている」「この小さい私の世界を知っていてくれている」「大丈夫?と気にかけてくれている」ということがどれだけ大きな支えになのか知っている。そして誰もがかけがえのない大切な人がもがく姿を見た時「この人の大丈夫に、自分がなりたい」と願っている。
君を大丈夫にしたいんじゃない
君にとっての「大丈夫」になりたい。
野田洋次郎先生の有り余る才能に心の中でひれ伏すばかりでした。
タイトルなし
素敵な話でしたが警察をストーリーに絡めすぎたかなと思う。現実寄りのファンタジーだから刑罰的なリアル心配事が増えて作品の大事な事から意識が逸れてしまう。この辺り鑑賞順は前後するが「すずめの戸締まり」で変更してきている。
家出や孤児といった境遇が物語の根幹に有ったはずだが最終的には警察に追われる為の設定止まりで残念。登場に無理矢理感の強い銃も同様、出した割には効果的に使われている気がしない。
『君の名は。』より、私は好きです
朝ドラ『舞いあがれ』の吉田学生が、“『天気の子』の子だ”と言われているので、みて見ました。
朝ドラでの演技とは違い、こちらは声しかありませんが、違和感ないですね。この作品には、倍賞美津子や小四郎・・・じゃなくて、義時・・・じゃなくて、小栗旬や平泉成とか、名だたる俳優が出ていますが、やっぱり、どこかしら声の演技は不自然。その意味では、神木隆之介は凄いな。それと、違う意味で、本田翼も凄い。映像のある演技だと、棒演技とか言われるけど、アニメの声優だと、悪くはなかったかも。
素晴らしいと言われる新海作品ですが、正直言って、登場人物などの動きのある物体のアニメーションはイマイチだと思います。他方、その動く物体の背景は、“異常なほど”緻密。そんものそのままなので、どこだかわかるんですよね。凄い。
表題の通り、『君の名は。』よりは好きかな。荒唐無稽な内容なだけ、アニメである必然性も感じたしね。
無理がある
全てに無理がある
晴れ女?人柱?NARUTOでいう人柱力てきな???
線路あんなに走れないよ捕まるよ無能すぎる👮♂️
君の名は擦りすぎ。でてきても嬉しくないよ
あ、たきくんーみつはーくらい。
これは壮大なRADWIMPSのPV。
それでは聞いてください
RADWIMPSで『愛にできることはまだあるかい』
ファンタジー映画は言わんこっちゃない
人の心を的確にクリティカルヒットしてくるタイプの監督
新海誠監督曰く、「君の名は。」で怒った人をさらに怒らせるための作品らしいですが、全然そんな可愛いレベルじゃなかった。もはや宣戦布告レベル。大丈夫、監督? いつか刺されない?
そして何より、前作の規模だったりやらかし感(褒め言葉)が赤ちゃんレベルに思えるほどの「監督ヤってんなぁ!?」と思わず唸るレベルのぶっとび何でもアリアウトロー感。
天才だよアンタ。人の性癖平気で捻じ曲げやがって許さねえぞ。一生ついてく。ありがとう。
でも「言の葉」の暴力的童貞感はやめて。トラウマになる。
「人をあんなに好きになれるなんて、羨ましいですな」という作中のセリフがありますがまさにそれ。
ひだひなをすこれ!!!(ヲタク特有のクソデカ感情)
うるさ型スポンサーや教育委員会等から文句出そうなところをキッパリと無視した映画作りに爽快感
新海誠監督による2019年製作の日本映画。配給:東宝
「君の名は。」の大成功の後だけに,とても難しかったと思うのだが、映画全体として今まで見たことが無いオリジナル性の高い素晴らしい映画となっていて、大感激。
原作・脚本・監督・絵コンテ・編集の深海誠の才能の大きさに脱帽である。また新海監督の過去作を考えると、エンタテインメント性構築という点で、企画・プロデュースの川村元気とのタッグは得るものが大きいのだろうか。
新海映画の脚本は複数で練り上げた方が良いなんて思っていたが、今回見られた大きな独創性の前にすると、間違っていたとも思った。天気と少年少女の恋愛を基軸に、よくぞここまで壮大な物語に仕上げたものだ。また、ともすれば、家出、中学生の労働、銃の保持・射撃、警察署からの逃走、ラブホテル、ジャンクフード、おっぱい、ヒロインの裸体、子供っぽい高校生視点、自分達さえ良ければという恋愛至上主義、東京海没、農業無視で、うるさ型スポンサーや教育委員会等から文句出そうなところだが、それらをキッパリと無視した映画作りに大感心。
雲の切れ目から差し込む光、水溜りに弾む雨の描写等、映像は相変わらず美しい。今回は特に、空の大きな雲の中に魚群がいて、空に召されたヒロイン陽菜を美しく光る魚達が囲んでいる描写には鮮烈な印象を覚えた。何とも創造的な官能的映像で、ナウシカ・レクイエムへの新海監督による挑戦か。クライマックスでの空からの二人で手を取り合っての落下映像も見事で、大きく心を動かされた。
主役2人森嶋帆高と天野陽菜、更に彼らに絡むお姉さん的存在の須賀夏美のキャラクター設定・デザインも、とても良かった。帆高の行動にはエヴァンゲリオン「破」シンジの影響がある気もしたが、夏美は初期エヴァンゲリオンのミサトの設定か。後ろに帆高乗せてのスピード感溢れるバイク逃走シーンは、ユーモラスな彼女の言葉も含めて素晴らしかった。本田翼の声も意外だが良かった印象。
小道具も生きていた。雨の日に亡くなった母の形見である青い石を付けた陽菜のチョーカーは、晴れ女の能力は母から受け継がれ、青い石の存在が能力発揮に必須であることを示す様に思われた。帆高の行動に突き動かされ晴れ女はやめる気になって彼女が空から戻った時、そのチョーカーは切れていた。更に、ずっと続く雨の中、帆高が高校卒業後に彼女にあった時はチョーカーは無く、青の石の意味が強調されてもいた。小栗旬による須賀圭介が指にはめる2つの指輪も意味深。彼が妻のことを思う時、無意識にこの指輪をさすっており、事故で亡くなったという愛する妻のものと2つの結婚指輪であることが、容易に推察もされた。
廃墟ビル屋上の神社に供えられていた茄子と胡瓜の精霊馬の存在が自分的には大きな謎で、2度映画を見ることとなった。最初の方だけでなく3回も登場するお供えの茄子と胡瓜がとても真新しく、あれを供えたのは誰かという謎が突きつけられた気もした。2回見た限り、あの場所の存在及び意義を知っていた可能性が高そうなのは、須賀圭介だけ。なので、彼がお供えをしていたようにも思えた。そして、彼がお供えをあそこでするということは、彼の妻はあそこで事故にあったということを示している様にも思えたのだが、青い石チョーカーも着けていなかった妻が晴れ女とも思えず、いぜんとして自分には謎のままである。
原作新海誠、脚本新海誠、製作市川南、 川口典孝、企画川村元気、プロデュース川村元気、エグゼクティブプロデューサー古澤佳寛、プロデューサー岡村和佳菜 、伊藤絹恵、アソシエイトプロデューサー角南一城、アシスタントプロデューサー加瀬未来 、堀雄太、共同製作大田圭二 、井上伸一郎、 弓矢政法 、善木準二、 渡辺章仁、キャラクターデザイン田中将賀、絵コンテ新海誠、作画監督田村篤、作画監督補佐大橋実、演出徳野悠我 、居村健治、助監督三木陽子、サカナ設定伊藤秀次、銃設定本間晃、衣装・小物設定松井祐子、李周美、イメージボード新海誠、美術監督滝口比呂志、美術監督補佐渡邉丞、 室岡侑奈、美術設定滝口比呂志 、渡邉丞 、瀧野薫、気象神社絵画・天井画山本二三、色彩設計三木陽子、色指定検査チーフ吉田小百合、特殊効果入佐芽詠美、CGチーフ竹内良貴、撮影監督津田涼介、音楽プロデューサー成川沙世子、音響監督山田陽、整音山田陽、音響効果森川永子、編集新海誠、音楽RADWIMPS、主題歌RADWIMPS 三浦透子、制作プロデューサー伊藤絹恵、気象監修荒木健太郎、制作プロデュースSTORY inc.、制作コミックス・ウェーブ・フィルム。
出演 醍醐虎汰朗(森嶋帆高)、森七菜(天野陽菜)、本田翼(須賀夏美)、吉柳咲良(天野凪)、平泉成(安井刑事)、梶裕貴(高井刑事)、島本須美(間宮夫人)、香月萌衣(須賀萌花)、木村良平(スカウトマン)、花澤香菜(カナ)、佐倉綾音(アヤネ)、市ノ瀬加那(佐々木巡査)、野沢雅子(占いおババ)、柴田秀勝(神主)、神木隆之介(立花瀧)、
上白石萌音(宮水三葉)、成田凌勅使(河原克彦)、悠木碧(名取早耶香)、谷花音(宮水四葉)、倍賞千恵子(冨美)、小栗旬(須賀圭介)、荒木健太郎、與猶茉穂、桑原彰、武田祐介、羽鳥慎一、石橋武宜、岩本計介、川添佳穂、原直子。
アオハルですかね?
小学生の娘が公開中の「すずめの戸締まり」を観に行きたいと言うので、その前に地上波放映された時に録画してそのままになっていた「天気の子」を一緒に鑑賞。
いつものことながら絵の美しさには惚れ惚れしましたし、有名俳優さん達が多数出演されている声優陣もいい感じでした。
が。。。内容的には残念ながら引っ掛からないというか、さらっと流れるというか、これはやはり私がおじさん過ぎるからでしょう。
娘はしっかりのめり込んで涙も流してましたから。
おかげで「すずめの戸締まり」も正直あまり食指が動きませんが、私の故郷も一部ロケ地に選ばれたりしているそうなので観に行ったらまた書き込みます。
ここ数年悪さしようとすると必ず雨が降るので陽菜のような知り合いが欲しいなあ~。
コンセプトが謎
天気の子、という神がかり的な能力
そこに家出少年とのボーイミーツガール、都会でのアドベンチャー
中途からの逃亡劇風味
コンセプト的にとっちらかっているように感じた
どれか一つに焦点を当ててストーリー的にシンプルにしたほうが面白かったのではないかな
演出的に成功していた前作『君の名は』に対して、全体的に盛り上がりがいまいち
白け感すらある。
『君の名は』のMV的演出の挿入は画期的だったのに本作では生かされていない。
"落下する少年少女が空中で手を握る"という
『エウレカセブン』以降割とよく見るシチュエーションを着地点にして映画として体裁を整えたような印象
SFというよりファンタジーなので、もっと突き抜けた展開、演出もできただろうし
"人柱"を中心にしたはなしでもよかった
もっとオカルト、民間信仰の部分で掘り下げたほうが面白かっただろう
テーマ的に"雨宿り"なら、もっと冒頭からそこに焦点を当てるべきだった
主人公二人の境遇の描写、対立する存在、避けられない運命などが演出的に足りていないので
作品として感情移入ができず、盛り上がりに欠ける。
『君の名は』のキャラクターがすこし登場しているが、
ただそれだけ。
個人的に木村良平の小物キャラが大好きなのでここは良かった
うーん・・・そもそもどのへんの視聴者をターゲットにした作品なんだろうか
一般層、ライト、新海誠ファン、オタク
迷走している感が否めない。
映像美だけの、感動ポルノ
映像美は素晴らしいが、脚本、演出が全然 機能していないのが、なんとも言えない。
思春期 真っただ中の、お子様 性欲男子なら、共感できるのだろうけれども、
彼らを痛めつけるべき、冷たく、邪悪な社会構造そのものは、
別になにも 悪くないのですね。
銃を拾った主人公が、その暴力性に狂う展開があるのかと思えば、そうでもなく、
ファンタジー設定にも、なにも共感性もなく、ただただ、設定されたとおりの人物がいるだけで、
そこに、なんのドラマ性も、成長感もないのですね。
描かれている社会は、お子様には厳しいのかもしれませんが、
オトナからしたら、至って普通の社会そのもので、
それを冷たいとか、辛いと感じるには、主人公たちが あまりに幼いからでしかないのですね。
彼らの年齢設定は、そのためだけのものであり、なんら必然性がないのですね。
その幼稚性により、この世界の東京は水没する訳なのですが、
古典由来の下敷きは、わからないではないのですが、
ただただ、主人公たちの成長もなければ
それを「天気の巫女の宿命」と、その犠牲性にだけ 委ねるには、
人物のヒロイン性も弱ければ、そもそも、設定そのものに 無理があるのですね。
水没させられた一般人や、脇役たちには関係なく、そのまま死亡した人々の無念や
災害の残虐性は描かれることがなく、
一部破壊された都市機構としか描写されません。
この作家にとって、災害とは、あくまで、設定でしかないのですね。
実際の災害の悲劇性と、この魅力のないヒロインを天秤に懸けるほどのドラマテックな展開も、まったくありません。
物語の山場に、こういった曲を流しておけば、観客は感動するだろう、というのは、
作家の怠慢であり、傲慢であり、安易な手法でしかない。
物語にテーマ性がなく、ドラマが生まれないのは、そもそもの脚本と演出に素養がなく、
作家性の欠如としか言いようがないと思います。
非常に優れた商業作品なのでしょうね。 私には理解できない。理解できるが、大勢の観客を下に見た
残念な作家性しか見えなかったのです。
ほっておけない がテーマの映画
映画 天気の子の hukuの考察
エンディングで陽菜と帆高が出会うのだけど
親がいない、頼る親戚もいないような、高校生の陽菜が どこに住んでいて
どうやって生活しているか 凪も
ネットでは誰も そのことについて触れておられなくて
(一件だけ見つけたけど。 2019.12.28追加)
現在の日本の社会のシステムでは どのような状況が考えられるか
誰もそれについて書いておられなくて
両親のいない、頼る親戚もいないような高校生と小学生(中学生かな)が
どのようにして生きているのか それについて書いておられないのが寂しくて。
大多数の人にとってはこのようなことは 考えたくないことかも
「他人の人生より 自分の生活が大事だろ、普通」 という人が多い日本で
このような題材の映画を作ることは 興行収入を無視していることで。
客のオーダーを無視した料理を出している料理店のような感じで。
主要登場人物が ほっとけない性格で
普通の人ならばほっておくのに 主要登場人物はほっておかなくて
帆高が捨て猫をほっておけなくて事務所に連れてきて その猫が恩返しとして招き猫になって
事務所に多くの仕事を招いたから 事務所の社長が陽菜と凪の身元保証人になって
面倒を見ることができたってことで。
貫禄ある猫(雨)の姿を見れば 誰もがその設定に納得されるだろうと。
繋がることを選んだ種なので ほっておけないと思うべきだってことで。
主要登場人物がほっておかなかったから 悪い状況でもすべてがうまくいく話で
ほっておけない がメインテーマの映画かと
ほっておけないと思うことは 言葉を変えれば
「皆を 幸せにしたいと思う心を持っている。」 と言えるかと
昔、ある本で この言葉を読んだことがあります
人と人が繋がる最初は 「君の名前は?」 と言う事からで
人と人のつながりを維持し 種を存続させるには ほっておけない と思うことで
設定の甘さが気になる作品
ですが、流石の映像美ですね。
ラストに関しては、私は相当大人ですが、それもありだと思いました。
大人は大人の都合を子供に押し付けても良くて、子供が子供の都合で動いたら、ダメとすることには疑問しかない。
大人でも子供でも大きな決断をしたら、それに伴う犠牲と責任があるのは当たり前のこと。それを教えれない周りに問題があるように思います。
それでも良いんだよ。は、優しさじゃない。無責任なだけ。まぁ、サポートする気があるなら良いとは思いますが。
この映画は確かに穴だらけです。ただ、私が気になるのは、大人と子供はいつから?どこから?この隔たりができ始めるのか、、、大人になる過程で確かに世の中の見えないルールに押し込められて妥協して諦めて合わせるようになるのは確かです。でも、この子達の心までわからなくなるのはなぜだろう。自分が諦めて合わせて生きてるから、お前たちもそうしろ!と、なぜ言ってしまうのか。ほんとに大人はあの子供に銃を向けるのだろうか?そんなに汚く見えてることに悲しくなりました。
あと、結果的にはあの男の子が天気の子だったのかな。。。あまりに、彼女の主体性が無かったことが、やはり男性目線でしかないのかな、、、と。
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