天気の子のレビュー・感想・評価
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これを面白いといえる人間
最初から見てても水はけという概念がなかったり、後半はコメディみたいになってたけど最初からリアリティがある映画ではないことに間違いはないしそれにつっこんでもしょうがないと思う。
それよりも映像美とBGMで魅せる映画なんだなという感じで見ていた。例えば子供が見た時には、水はけなんか絶対気にするところではないし、問題提起や自分たちの幸せのために東京をアトランティスにすることの善悪などについては考えずに、ただこの映画を面白いというと思う。なぜだかわからないけどこの映画を見て無邪気に面白いといえる人間でありたいなという風に思った。
絵は綺麗でした
内容がこんな社会問題を取り扱うような話なんだ…と、ちょっとガッカリしました。子供連れで来ていたお父さんお母さん達も始まってしばらくでタジタジとゆーか、ザワザワしてるのが分かりました。爽やかなタイトルに見合った明るい話を期待していました。
そういえばもともとこんな監督だったわ
ド痛少年PV製作の巨匠こと新海誠さん。
『君の名は』は入れ替わり・ケイパー・ディザスター・恋愛など皆が大好きな要素をてんこ盛りにした事で毒消しに成功し国民的な監督となった。
テーマっぽい『独りを救うためなら周りはどうなってもよい』という少年のエモさについて良い悪いという事ではなく、
社会との軋轢を生む道具として、天気以外に拳銃を使ったことでテーマブレブレになり、周りの大人が甘やかしまくるのが最悪。
あと監督自身がコメントで『今作は賛否両論だと思います』って自己防衛しているのが寒かった。
天気は綺麗で本田翼は良かった。
言の葉の庭からの流れで鑑賞したが、、。
うーん、自分には前作の「君の名は。」の評価が高く、直前に「言の葉の庭」を見ちゃったから好みが分かれるだろうけど、今作はあまりピンと来なかったかなー。
新海監督の作品はリアルな男女の恋であったりそれを上手く配合したファンタジーとかなんだと思うんですけど、今作はそれが噛み合っていないと言うか、微妙な納得できない部分が多くてモヤモヤが続いたまま最後まで駆け抜けてしまった。
「君の名は。」で言うとお互いが入れ替わるとかリアリティーもないんだけど、丁寧な導入があったからかすんなりと受け入れる事ができたが、今作は何故に晴れにする力を手に入れられたのか?なぜ天気を操れるのか?等も感覚的にしか追いかけられないままに進んでいく。
また他の方も言っていた様に自分も銃の取り扱いには一番の違和感を感じたし、未成年と言う設定や発砲するって言うリアリティーの無さに少し冷めてしまったかなと、、。
しかしながらいつものドキドキ(これは新海監督の作品特有である)は感じたし、特に初恋に近い焦燥感や「たとえ世界を敵にしても」って言う一直線な恋の気持ちって言うのは共感を持ちながら見てしまった。
新海作品では「星を追うこども」に近いファンタジー感と言うか、今一入り込めない感じを少し感じた。
まあ今作は東京が舞台なのである程度は現実味があるのだが、、。
RADWIMPSの曲も良いのだが、やはり「君の名は。」の様な一体感や疾走感。
また気持ちを煽ってくる歌詞が今作は比べると弱かったかなー。
毎回書いているが、相変わらずの情景の美しさは素晴らしく特に雨の描き方は素晴らしい(雨好きですw)
「すずめの戸締まり」はまだ見れてないがどんな作品なのか楽しみだ。
トロッコ問題を思い出した
え、なんで!?というツッコミどころが満載で面白かった(笑)
映像はとても美しかった。
ひとりをが犠牲になることで、
世界中の人々の明るさや快適さを取り戻すことの是非を問うストーリーでした。
もう一人の重要人物が過去に行ったであろう世界を救う選択が痛々しくもあった。
自分にとって何が一番大事なのか?
目の前の好きな人を救うことで、
世界は崩れるが世界の人々は変わっていけるし、
自分たちも幸せに前を向いて生きていけるということだろう。
全員、大人気ない。
正直、よくわからなかった。
女の子の身体や恥じらいをわざと描くような描写も多すぎてなんだか苦手。
物語は島から家出をしてきた16歳帆高が、船の指示に従わず甲板に飛び出し転んで、助けた須賀という男のオカルト記事事務所に身元保証もない帆高が転がり込んでオカルト記事の取材手伝いを始める。
転がり込む前に、帆高は新宿の裏道で絡まれ、たまたま拳銃を拾ってしまっていて、親も帆高を行方不明者として捜索願いを出しているため、帆高は警察に追われて探されている。
須賀の元に転がり込む前に連日マックで夜を過ごし出会ったマックのバイトの娘、陽菜。陽菜は親を亡くし、弟を養おうとして売春に落ちそうになっていたところを帆高に助けられ巻き込まれていくが、実は晴れ女のようだ。天気を晴にできるが、代償として、いつか人さらいにあうという逸話もある。
15歳や16歳の少女少年達が、大人が思うよりもずっと、現実を背負い、大人との境目の年齢ながら、現実を生きている。
その中で、晴れ女雨男だと言っても、そうたやすく信じられる話ではないのだが。
見ていても、これが少年少女が素直に見聞きした話を信じてしまい、自身を晴れ女などと信じてしまった話なのか、はたまた語り継がれている逸話通り、人柱として天気と繋がる子が存在するのか、わからないファンタジー。
ただ、東京は大部分が海で、人が天候を見ながら入江の江戸を切り拓いていったのは確か。
長い長い歴史の中で、雨だらけの3年は自然の短期変動に過ぎず、異常というか自然の一部と捉えるのかは人それぞれ。
銃を見つけ、家出中だから交番に届けられないにしても、触ってしまう判断力のまだ子供な帆高達だからこそすんなり信じられる話なのかもしれないし、判断力が子供な帆高が思い込んでしまっただけなのか、わからない。
陽菜と帆高が一緒にうまくバランスを保てている時、陽菜の弟の凪の名前のように、天気の均衡が保たれるのかな?と思った。となると帆高は雨男?
なんにせよ、帆高が東京で出会う大人達は、アウトローだらけで、須賀はもっと早くに帆高からよく話を聞いて、少なくとも未成年を意思を持って働かせなくても済んだはず。
陽菜は弟を守りたい意志を児童相談員に伝えて、姉弟離れず過ごせる手段を考えて貰えることもできたはず。
なぜそうならないかは、雨男だ晴女だ以前に、帆高も陽菜も大人を信用していないから。
家出したり、親が亡き後お金の工面に困りながら生活をしたり。
もっと大人に甘えていい年齢なんだよと思うが、家族でない他人の大人が寄り添い親身になり、未成年の心情事情に合わせて仕事をさせてあげたり匿ってあげると、法を侵してしまう現実がある。法に則る警察では、少年少女達の理解が全く足りていない。
親の保護下にあるはずの年齢の少年少女達に、保護=終わりだと思わせて、かえって子供達を追い詰める息苦しい社会の仕組み。
世知辛い。
子供は親がいないと、社会的に本当に生き辛い現実。
そこが1番印象に残った。
事情がある子達の目に映る大人の世界が、優しくあったかく、信頼できるものであってほしい。
帆高が読んでいる本が、「ライ麦畑で捕まえて」なことからも、帆高は大人や社会に猜疑心や鬱屈を抱えて、家出をし、東京に来てそれを抜け出し大人になろうとしているのかな?とわかるし、実際本の通りに、話が進むごとに社会的な象徴である警察のルールからも逸脱していく。「ライ麦畑で捕まえて」からは何十年も経っているのに、そういう社会の構成員に、いつの間にか自分が大人としてなっている。
なんだかなぁ。
貧困ノンフィクション
ファンタジーだと思っていたら、気候変動と日本の貧困を題材にした社会問題を扱ったノンフィクションだったんだな。
家出少年と不法就労、親なし貧困生活の妹弟と児童売春(シングルマザーの死で貧困化)、売れないライターと喘息持ちの子ども(母親が死にシングルファーザーが働きながらでは育てられない)、就職先が決まらない姪(二人は半地下で同居)、銃犯罪、都内の廃墟化、そして気候変動がもたらす社会の不安定(水没し住居を失い質素なマンションで暮らす老婆が象徴的)。
世界がどうなっても君といたい。きっと大丈夫だ。
壊れた世界で生きていくにはそう言い聞かせるしかない世界の貧困の闇が悲しい雨に溶けていく薄暗い作品だった。
全然イメージが違ったなぁ。明るいボーイミーツガールだと思っていたのに…。こんなに暗い作品だったとは…。
ところで、気候変動視点で観ると、大切な何かを犠牲にしないと世界環境は救えない。彼らは世界環境を犠牲にして幸せを得ようとした。環境問題の本質は、人が自分が得た幸せを放棄できないことにある。そういう意味ではこれは、プラネタリーバウンダリーを迎えた世界の話。致命的な環境破壊を食い止められなかった若者達の未来の世界。
さらに言うと、セーフティネットがあるはずの彼らが、そこに感じる“息苦しさ”に耐えきれず、彼は家出をし、妹弟は親戚や児童福祉を頼らずに、年齢まで偽りバイトで生活している。
この、本来機能すべきセーフティネットの機能不全は何を意味しているのか。彼らを追い立てる“息苦しさ”の理由は本作では語られない。いじめ?親の過保護?児童虐待?
この語られない“息苦しさ”に共感が得られ、“それでも君と一緒なら大丈夫”、という甘い言葉に共感出来る若者が多いなら、それはこの日本が、本当にセーフティネットが機能しない貧困な国になってしまったから、なのではないかと思ってしまう。
穿った見方、というよりそれしか描写されていない、直接的な作品。
さて最後に、一人の犠牲で救える世界は本当に実在したのか?そんなんで世界は救えるはずはない、という前提に立つと、これは彼と彼女の主観的な世界観を“天気”で表現しただけ。
つまり、“晴れ(幸福)”た世界は自分を犠牲にしないと得られない。それこそ死なないと得られない(迎え火のシーンで空は死の世界に繋がっている)。なので、“雨(不幸、貧困)”の世界を受け入れて幸せになるしかない。という自己欺瞞が生み出した世界観なのかもしれない。雨でも幸せになる方法があるんだ、という…。
(つまり、あの時、彼は、廃ビルの屋上で、彼女を死から思い留まらせただけ…)
それだと救いがないので、そこはファンタジーの世界観を残しておくか。
それにしても、これは、エヴァだな。
シンジとレイとカジとリツコが転生した世界の物語だな。
嫌いじゃないかも…
新海さんの雨の新宿の描写は誰にも負けてないと思います。
どんよりした、無機質を上手に表現されてると感じました。
今回は天気を操る少女と家出少年の話で、序盤に主人公の彼が銃刀法違反する際、あーこれ鑑賞したのハズレかもと思ってしまったけど、今回は身近な天気の話で、中盤以降は楽しめました。
天気は天の気分だと…何か1つでも腑に落ちるシーンがあるのが新海作品の良いところでもありますね。
あいにく少年が何故、退屈だけを理由に家出をしたのか深掘りされてなかったのは銃刀法違反描写と入れ替えて欲しいくらい少し惜しい気もします。
私の中では新海作品では、言の葉の庭が一番好きなのですが、その次に君の名はと天気の子は同点くらいの扱いですかね〜
やはり銃は現実と乖離してて解せなかったけれど、ストーリー的には観てよかったですよ。
ガッカリ…まあまあ…
恋愛要素の強い超常現象モノですよね…
雑誌ムーのTシャツを着てたりします。
『すずめの戸締まり』
『君の名は。』
『天気の子』
と、僕が触れる新海ワールドとしては3作目ですが、
そんなに良くなくて、ガッカリ(笑)
これが初めて触れる新海ワールドだったら、こんなにハマらず、もうスルーしてたかも…
アメリカで上映され、アメリカのファンが称賛してるのをニュースで観て、気になってた作品ですが…
まあまあ…です(笑)
新海監督の運命感が窺われる一本なのか。
どんなに文明を高度化してきても、自然に対しては人間は無力な存在―そんな運命感が描かれた一本と、評論子は受け取りました。
これが新海監督がお持ちの運命感なのでしょうか。
「晴れ女」としての情念を発揮するほど陽菜の体が透明化するのは、運命に逆らうことの矛盾を露呈するものに他ならないのでしょう。
幾多の災害に見舞われても―災害というほどでなく、曇天で陽光の恩恵が受けられない日があり、風雨にさらされる日があったとしても、人間はその現実を受け入れて、その条件のなかでより良い生活を求めなければならない存在であること―。
改めて、そのことに思いが至りました。評論子は。
君にとっての「大丈夫」になりたい
すべての人が、みんな自分だけの世界を持っていて、その世界の中で必死に生きている。役割持って何かしらの責任を負い、自分というたった一つの命を昨日から今日、今日から明日と連続を超えて運ぶ。そしてすべての人が、そんな自分の「世界」をもがきながら生きている。その姿を近くで誰かに見ていてもらえる心強さや安心感を知っている。「見ていてくれている」「この小さい私の世界を知っていてくれている」「大丈夫?と気にかけてくれている」ということがどれだけ大きな支えになのか知っている。そして誰もがかけがえのない大切な人がもがく姿を見た時「この人の大丈夫に、自分がなりたい」と願っている。
君を大丈夫にしたいんじゃない
君にとっての「大丈夫」になりたい。
野田洋次郎先生の有り余る才能に心の中でひれ伏すばかりでした。
タイトルなし
素敵な話でしたが警察をストーリーに絡めすぎたかなと思う。現実寄りのファンタジーだから刑罰的なリアル心配事が増えて作品の大事な事から意識が逸れてしまう。この辺り鑑賞順は前後するが「すずめの戸締まり」で変更してきている。
家出や孤児といった境遇が物語の根幹に有ったはずだが最終的には警察に追われる為の設定止まりで残念。登場に無理矢理感の強い銃も同様、出した割には効果的に使われている気がしない。
『君の名は。』より、私は好きです
朝ドラ『舞いあがれ』の吉田学生が、“『天気の子』の子だ”と言われているので、みて見ました。
朝ドラでの演技とは違い、こちらは声しかありませんが、違和感ないですね。この作品には、倍賞美津子や小四郎・・・じゃなくて、義時・・・じゃなくて、小栗旬や平泉成とか、名だたる俳優が出ていますが、やっぱり、どこかしら声の演技は不自然。その意味では、神木隆之介は凄いな。それと、違う意味で、本田翼も凄い。映像のある演技だと、棒演技とか言われるけど、アニメの声優だと、悪くはなかったかも。
素晴らしいと言われる新海作品ですが、正直言って、登場人物などの動きのある物体のアニメーションはイマイチだと思います。他方、その動く物体の背景は、“異常なほど”緻密。そんものそのままなので、どこだかわかるんですよね。凄い。
表題の通り、『君の名は。』よりは好きかな。荒唐無稽な内容なだけ、アニメである必然性も感じたしね。
無理がある
全てに無理がある
晴れ女?人柱?NARUTOでいう人柱力てきな???
線路あんなに走れないよ捕まるよ無能すぎる👮♂️
君の名は擦りすぎ。でてきても嬉しくないよ
あ、たきくんーみつはーくらい。
これは壮大なRADWIMPSのPV。
それでは聞いてください
RADWIMPSで『愛にできることはまだあるかい』
ファンタジー映画は言わんこっちゃない
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