劇場公開日 2019年7月19日

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天気の子のレビュー・感想・評価

全1213件中、1~20件目を表示

4.0雨からここまで創造できる才能

2024年5月9日
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鑑賞方法:VOD

災害トリロジーをコンプリートすべく鑑賞。脚本は新海監督の才能が爆発していて芸術作品の域を感じる。降り続く雨と恋愛など思いつく所が凄い。そして、観る人の感性によって、ラストを含む作品の色が変わるような気がする。

観終わってみるとトリロジーが進むにつれてファンタジー色が強くなっていく事が感じられる。アニメだからこそ受け入れられるその世界観は、間違いなく日本アニメを牽引している。

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Iwarenkon

2.0わからない

2024年5月4日
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鑑賞方法:VOD

代々木の古ビルが公開当時話題になり、私も古ビルを見に行きました。
さぞかし映画は素晴らしいと思いきや、逆です。
アニメの背景部分はリアリティ溢れてアニメの進歩を感じさせるが、キャラクターはあまり進歩していない。脚本は荒唐無稽で語るに落ちる。
高評価を与える人は不思議だ。

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コーヒービート

5.0都会の夏を感じられて好きな作品

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

自然災害を扱った新海誠3作品「君の名は」「天気の子」「すずめの戸締り」の中だと本作が一番好き。

主人公の男の子のバックグラウンドがよくわからなかったり、主人公の行動なんだかなぁ…という部分はあるけど、
それよりも都会の夏もこんなに素敵なんだって思わせてくれる風景描写があまりにも魅力的。

田舎の木々や川やの自然豊かな夏の風景も良いんだけど、それはスタジオジブリにでも任せておけばいいので、新海誠にはとにかく都会を魅力的に描いて見せて欲しい!
新海誠の描く都会が好き。

そんな都会の夏での慌ただしい生活、そして陽菜たちの晴れ女としての活躍、そんな夏の様子をRADWIMPSの曲を背景に見るダイジェストシーンが最高でした。
これがあるから新海誠3部作だと今作が一番好き。

「主人公穂高の行動、選択」
ヒロインであり天気の子である陽菜と比べると、穂高の行動はなんだか浅はかな気がするし、劇中だと家出の理由も語られない。(小説版では家出のきっかけかなと思わせる描写があるみたいだけど…)
それもあり終盤にかけての行動や選択はなんだか軽率にも見えてしまう。
特定の1人を助けたい想いで主人公が行動するのは同じだけど、結果的に多くの人を救った「君の名は。」
対して本作では陽菜を救う代償として具体的な人命被害規模はわからないが、少なくとも東京を水没にさせてしまったエンド。
それでハッピーエンドな感じで「僕らは大丈夫だ」と言われても…と、
賛否があるのはよくわかる終わり方だけど、
きっと物語として描く時悲しいけど人柱だからって判断はあまりにも酷だろうし、かと言って自然現象のような存在に対して陽菜も救うけど天気も良くしてねって人類本意な案も基本的にはないだろう。

物語上大きな判断決断を個人がしてしまったから、受け入れ難い感じもするけど、どんな震災、災害が起ころうともそこで生きていくしかないし、復興し、生きていける。
そんなラストなんだろうと言う事で納得し、
個人的には特に否定的な感情はなかったかなぁ。

まぁなんであれ個人的には素敵な都会の夏を見せてもらったなぁって気持ちでいっぱいなので非常に満足の作品でした。

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ごはん

2.0晴れたね

2024年3月28日
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晴れたね

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⭐︎

3.5やっぱり新海誠はこうでなくっちゃ

2024年1月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

新海誠の最初の作品「彼女と彼女の猫」は、マンガ「ヨコハマ買い出し紀行」にも似たおだやかな感じが好みだった。

その後も新海誠作品は観続けている。
そんな自分にとって「君の名は」は、「主人公が元気」という点で新しい新海誠を観た思いだったが、同時に「背景が雑」と感じた作品でもあった。あの作品はテーマを深めていくというよりはミュージックビデオやコマーシャルのように、音楽と映像で観客の感情に揺さぶりをかけてくる、「映画」というよりは「映像体験」と呼びたくなる作品だった。
そんな評価をしていたので、今回の「天気の子」がどんなものなのか、かなり気にはなっていた。

映画館で観た感想としては、「前作で学んだことを継承しつつ、以前の新海誠作品に寄せてきた」というイメージ。雲や雨、都市といった要素を思い切り描き込んできたのは嬉しかった。やっぱり新海誠はこうでなくちゃ、みたいな。

「君の名は」で展開したジェットコースターみたいな作りは少し弱まったが、感情表現が大袈裟なのは前作同様。観客が感情移入しやすい作品になっている。

ネタバレになるので具体的なことは書かないが、いくつか疑問点があったのはも、前作同様といってよいだろう。

それはともかく、新海誠ファンなら観て損のない作品だと思う。

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あふろざむらい

4.0わたくしの中でも大好きな映画に入る作品でもあります!

2023年12月15日
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鑑賞方法:映画館

新海誠監督作品の中でも第二弾に入ります長編映画でもあり、恋愛と天気をテーマにした、ファミリー映画でもありました!
冴えない主人公が東京に逃げて東京で過ごすことを決意してから、ある、バイトで働くことを決めてそっから、順風低の暮らしが始まりますが、そこで待ち受けるヒロインとの出会いが大きく変わるきっかけにもなるからです!

まず。ヒロインと出会うきっかけになったのが、マックⓂ️🍔🍟で寝ていた主人公にハンバーガーをあげたことから始まりでもありました。
彼女の秘密を最初は知らない主人公でもありますが、
後に晴れ女だとわかることになります。
不良に出会ってしまった時は助ける主人公でもありますが。
そこから、徐々に二人の関係が引かれていくのもありました。
この出会いをきっかけに二人は一緒に暮らしますが、
その時に晴れ女だと知った主人公は、何か、出来ないかと思い始めて
行動するシーンもありました。

主人公とヒロインが晴れ女として世界中に晴れを提供する活動を始めてから
依頼は増えてきて、ますます、喜ぶ二人ですが、彼女の秘密は、まだ、たくさんあることに主人公は、知らなかったのもあります。

前作の登場キャラクターも出ていて君の名は。の繋がりがすごくありましたので、めちゃめちゃ嬉しかったです!観ていた自分は、

特に一番良かったのが、主題歌でもありました!RADWIMPSの曲は、挿入歌含めて全てが、完璧とも言えるぐらいにパーフェクトの存在でもあったため。実に最高なる時間でもありました!

ラストまで見逃せない物語には、観客側も映画にのめり込んでしまうぐらいに主人公とヒロインとの幸せが来るのか果たして二人が再開するのか、凄く気になってる部分もありましたので、是非とも見逃さないようにしてください!

最後の大丈夫という曲が一番大好きな曲なので忘れないように、凄く歌詞が印象に残っているので、一度聴いたらリピートするかもしれません!

まだ観てない方は、是非とも見てください!

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keigo9999

3.5100%の晴れ女と家出少年の決断!

2023年10月24日
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鑑賞方法:映画館、TV地上波

楽しい

難しい

鑑賞して『君の名は。』とほぼ一緒!って思いました。完全に映画の雰囲気・キャラクター・セリフ・音楽とこれでもかというくらい似ているので、内容自体は違うにしろ、最初は続編でも観ているかのようでした。

面白さは完全に「君の名は。」に軍配。その理由は登場人物への感情移入が出来なかったです。もう少し登場人物の背景を描いていればまだ違うかもしれませんが、例えば帆高の家出理由も単なる少年の我がままに見えますし、その他の登場人物も中途半端にお涙的な設定にしている感が否めません。

また、今回の映画テーマが悩ましかった。東京の大多数の命と陽菜1人の命(少年少女の愛)を天秤にかけないといけないという設定で賛否もわかれるだろう主人公たちの判断。『君の名は。』は多くの命を救うために戦う主人公たちに対して、本作は余りにも個人寄りの感情優先となり、行動は周りにも迷惑をかけてしまっている状況(後半の逃亡劇など)もあり、心から歓迎できるストーリーに感じれませんでした。

とはいっても、笑いあり涙ありでとても楽しく観させてもらったことにも間違いこともお伝えしておきます。風景や雨(水)を描き方が非常に繊細で綺麗でアニメなのに妙にリアルに思える背景には感動すら覚えました。

映画を盛り上げる音楽も相変わらず良く、RADWIMPSの音楽だけでなく全般的に音楽は素晴らしかったです。音楽あってこそ映画の価値も格段に上がっていますね。

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だいふく

3.0ハッピーエンド・・・?

2023年10月20日
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鑑賞方法:TV地上波

<<あらすじ>>
離島から東京に家出してきた少年・帆高と、“祈るだけで晴れにできる“力を持つ少女・陽菜が出会い、運命に翻弄されながらも自らの生き方を「選択」していく物語。

■安定の映像美
新海誠監督の作品を見るのは、これで4作品目になります。
『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『君の名は。』『天気の子』
どの作品も圧倒的な映像美で日本のアニメ界の中でも随一だと思います。

■犯罪のオンパレード
家出は犯罪ではないものの・・・
①銃刀法3条違反
オモチャと思っていた銃が本物だったが、すぐに警察に届けなかった。

②殺人未遂罪
オモチャと思いながらも帆高は相手に銃を向け発砲。
その時の表情は意を決したかのような緊迫感ある表情で
内心は本物かも知れないと思っていたんだと思います。
幸い相手に当たらずでしたが、完全に殺人未遂罪ですね。

③公務執行妨害
帆高は一度警察に保護され刑務所に入れられてしまいます。しかしその後刑務所から抜け出し逃げてしまいます。作中では年齢が考慮されて見送られていますが完全に犯罪です。

④鉄道営業法37条違反
バイクから降りて線路を走る行為は犯罪。綺麗ごとで処理されていますが現実世界であれば逮捕案件です。

まぁ・・アニメなんだから、突っ込んだら負けよww
そう思いますけど、とにかくリアルな映像美がウリのアニメなので
犯罪を助長しかねない演出はよろしくないかと思います。
子供に見せたくないですね。

■子供がラブホ入れるの??
帆高×陽菜の2人きりなら、入れたと思うんですけど、明らかに小学生の凪も一緒で入れるなんて・・ちょっとフロントのおばちゃん、どこ見てるんですかー?!
ちなみにこのラブホのモデルは池袋のHOTEL DOMANI(ホテルドマーニ)だとか。
でもまぁ・・最近のラブホは家族で泊まれるファミリープランなんてのもあるから
あり得ないわけでもないのか。。。。一泊28,000円って高っww
でもまぁやっぱり子供に見せたくないわね。意味理解できてないとしても。。

■いずれ東京沈没でバッドエンドか?主人公にとってはハッピーエンド
このまま雨が降り続ければ数十年後には、東京沈没。
その後もずっと降り続けたら日本沈没?!こりゃバッドエンドだねぇw
帆高は地球と陽菜を天秤にかけて陽菜を取りました。
異常気象を収めるには、陽菜が人柱として雲の上で祈り続ける必要があるのですが、それを阻止してヒロインの命を救った。ヒロインは晴れ女の力が無くなり雨が止むのをただ祈り続ける普通の女の子に戻りました。
皆さんは、これをどう捉えますか?
自分が帆高くんだったら同じことしてたかも。
でも自分が陽菜(ヒナ)だったら・・皆が助かるなら人柱を選ぶかも。
帆高くんには悪いけど『有難迷惑』だと思うかもw

■3年間1日も止まずに雨が降り続いているのに??
終盤ですが3年間雨が降り続いていると言ってましたが
そしたら植物も光合成が出来なくなり、土壌も雨に流されたり、
根が腐ったりで朽ちてしまうのではないかと思うのですが、
桜の木が立派に育ってるのが不思議でした。

■メッセージ性は環境問題か?
異常気象は地球温暖化や環境破壊などが原因と言われています。
この映画でそこまで考えられるでしょうか?
異常気象の原因にクローズアップしていないので、そこまで考える人は少ないかも?

■安定のRADWIMPS
盛り上がりにかけて始まる曲。新海誠監督って、いつもこうだよねww
そしてまんまとハマりますww
音楽の入れ方相変わらず最高だなっ!

個人的は新海誠監督の作品は好きであります。
しかし無理な設定すぎたせいか、映像美は素晴らしいのですが
内容に粗が目立つと言いますか。。。
ちょっと他の作品に比べると残念な印象になりました。

私、『君の名は。』でも頭固いことばっかレビューしてるんで
レビュー読んで不快に思われたら、すみませんm(_ _)m

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Leo★/R

4.0水に沈んだ世界を帆を高く上げて進む

2023年10月19日
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言わせてください。凪くん最高。凪くんが良かった。とにかく良かった。凪くんという魅力的なキャラクター一人で、かなり個人的には高評価になっている作品だ。

正直、もっともっと凪くんばっかりで夏美にドギマギとかおっさんのパートはそこまでいらんかったかもしれない。

本当は凪くんが最高なので星5つにしたいが、さすがにいろいろ言いたいこともあったので4とした。

声優さんみんな上手いと思ったけど、本田翼ちゃんそんなにダメですかね??「こんなとこ腰掛けよ」とか良かったけどなー。森七菜ちゃんはうますぎて声優顔負けに感じました。

またチョーカーの青い雫や太陽の天使みたいな指輪、落ちてくる透明な魚のような雫など、細部のモチーフも魅力的に感じた。

一番好きなシーンはヒナの家でポテチチャーハンを食べるところ。なんか涙が出そうになった。

名前も良かった。陽菜、凪、は空が晴れ渡ったり海が穏やかになることを自然に表してるし、帆高は雨に沈んだ街を帆を高く上げて進んでいく、と考えると素晴らしい。でもその点夏美はちょっと安易じゃないかい??

あとなんかおじいちゃんの、「フン,何が異常気象だ。人間が勝手に騒いどるだけで,そんなものせいぜい100年200年の話じゃ。」的な話は考えさせられました。

以上は本当に個人的な断片への偏愛とでもいうべきものであり、以下は嫌だったなーと思うところです。

夏美、いくら姪だからってそのへんに下着置いとくとかなんか距離感が気持ち悪い。
見てたら、え、つきあってるんですか?て思いますよね。
拳銃を隠すのはなんか、なんかのお話の真似かな??
家出の理由ないんかい!?!?!?!?
女の子選ぶのはまあ一つの帰結だけど、ちょっと主人公が1人で浸りすぎて感情移入できん。あの青臭さは恥ずかしいというより、アホ!と言いたくなるような腹立つ感じの痛々しさだった。
せめておれがヒナとナギを守るっ!とかにしてくれ。ヒナばっかりかよ。
あと、ナギくんの彼女2人はその歳で複雑すぎる。友達2人でよくないか??
陽菜どうやって高校行ったの?暮らしは??
帆高親出てこないんかい!?家での理由ないんかい!???!???

まあ、もう一歩!って感じだったけど、個人的には色々と好きだったかもしれない。
絶対に東京水没はしてほしくないけどね。

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せせり

4.0空を見上げるシーンが多い。 予想不可能な展開で楽しめる。 二次元キ...

2023年9月8日
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鑑賞方法:映画館

単純

萌える

空を見上げるシーンが多い。
予想不可能な展開で楽しめる。
二次元キャラは美男美女ばかりで、色使いも統一感があり全体的に美しい。

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Don-chan(Daisuke.Y)

5.0素敵作品2

2023年9月6日
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おれはひながいい!ねえちゃんを返せ!この2つ素敵綺麗、本田翼だけは論外

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浅井成実

5.0天気の子

2023年9月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

幸せ

面白かった。

新海作品の中で一番好き。圧倒的な映像美にうっとりしました。

帆高くんと陽菜ちゃんが雲の上で再会するシーンをバックにグランドエスケープが流れた瞬間が鳥肌立ちました。

一番大好きな名シーンです。

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Y&M

2.0高校生までやな…

2023年6月22日
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鑑賞方法:VOD

今日は、雨。暇つぶしに、鑑賞。絵は、綺麗。だから、もったいない。年食うと、こういったお花畑ストーリーは、鑑賞に堪えられないものが、ある。(端から見るなよ…)

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kame

3.0若い感性に向けてのあるメッセージ

2023年5月17日
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初視聴時は拒否反応が大勢。
映像の素晴らしさは素人でも分かるけど、ストーリー上の無視できない破綻点が気になって。
あれだけ水位上昇したら都市機能壊滅で高台に移住しようが生活圏として成り立つわけがない・・とかね。

で、今回二度目の視聴でそれら気になっていた破綻点が肯定的に納得できたということは正直ないけど、メインメッセージという点ではうっすらとポジティブに受け止めていいんじゃないかなという心持になれたかな。
それは老若問わず普遍的な「若い感性に向けての希望・夢」のようなもので、だからこそ200億近い興収を上げることができたのだろう。と

しばらく経ってまた見たくなるかもしれず、その時にはさらに違う受容の仕方をすることになるかもね。

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resuwisshu311

絵は綺麗でした

2023年2月23日
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内容がこんな社会問題を取り扱うような話なんだ…と、ちょっとガッカリしました。子供連れで来ていたお父さんお母さん達も始まってしばらくでタジタジとゆーか、ザワザワしてるのが分かりました。爽やかなタイトルに見合った明るい話を期待していました。

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ホビット

2.0そういえばもともとこんな監督だったわ

2023年2月21日
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ド痛少年PV製作の巨匠こと新海誠さん。
『君の名は』は入れ替わり・ケイパー・ディザスター・恋愛など皆が大好きな要素をてんこ盛りにした事で毒消しに成功し国民的な監督となった。
テーマっぽい『独りを救うためなら周りはどうなってもよい』という少年のエモさについて良い悪いという事ではなく、
社会との軋轢を生む道具として、天気以外に拳銃を使ったことでテーマブレブレになり、周りの大人が甘やかしまくるのが最悪。

あと監督自身がコメントで『今作は賛否両論だと思います』って自己防衛しているのが寒かった。

天気は綺麗で本田翼は良かった。

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さいてょ

3.0言の葉の庭からの流れで鑑賞したが、、。

2023年2月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

幸せ

うーん、自分には前作の「君の名は。」の評価が高く、直前に「言の葉の庭」を見ちゃったから好みが分かれるだろうけど、今作はあまりピンと来なかったかなー。

新海監督の作品はリアルな男女の恋であったりそれを上手く配合したファンタジーとかなんだと思うんですけど、今作はそれが噛み合っていないと言うか、微妙な納得できない部分が多くてモヤモヤが続いたまま最後まで駆け抜けてしまった。

「君の名は。」で言うとお互いが入れ替わるとかリアリティーもないんだけど、丁寧な導入があったからかすんなりと受け入れる事ができたが、今作は何故に晴れにする力を手に入れられたのか?なぜ天気を操れるのか?等も感覚的にしか追いかけられないままに進んでいく。

また他の方も言っていた様に自分も銃の取り扱いには一番の違和感を感じたし、未成年と言う設定や発砲するって言うリアリティーの無さに少し冷めてしまったかなと、、。

しかしながらいつものドキドキ(これは新海監督の作品特有である)は感じたし、特に初恋に近い焦燥感や「たとえ世界を敵にしても」って言う一直線な恋の気持ちって言うのは共感を持ちながら見てしまった。

新海作品では「星を追うこども」に近いファンタジー感と言うか、今一入り込めない感じを少し感じた。
まあ今作は東京が舞台なのである程度は現実味があるのだが、、。

RADWIMPSの曲も良いのだが、やはり「君の名は。」の様な一体感や疾走感。
また気持ちを煽ってくる歌詞が今作は比べると弱かったかなー。

毎回書いているが、相変わらずの情景の美しさは素晴らしく特に雨の描き方は素晴らしい(雨好きですw)

「すずめの戸締まり」はまだ見れてないがどんな作品なのか楽しみだ。

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ポップコーン男

3.5トロッコ問題を思い出した

2023年2月12日
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鑑賞方法:VOD

え、なんで!?というツッコミどころが満載で面白かった(笑)
映像はとても美しかった。

ひとりをが犠牲になることで、
世界中の人々の明るさや快適さを取り戻すことの是非を問うストーリーでした。

もう一人の重要人物が過去に行ったであろう世界を救う選択が痛々しくもあった。

自分にとって何が一番大事なのか?
目の前の好きな人を救うことで、
世界は崩れるが世界の人々は変わっていけるし、
自分たちも幸せに前を向いて生きていけるということだろう。

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ひろかん

2.5貧困ノンフィクション

2023年1月22日
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ファンタジーだと思っていたら、気候変動と日本の貧困を題材にした社会問題を扱ったノンフィクションだったんだな。

家出少年と不法就労、親なし貧困生活の妹弟と児童売春(シングルマザーの死で貧困化)、売れないライターと喘息持ちの子ども(母親が死にシングルファーザーが働きながらでは育てられない)、就職先が決まらない姪(二人は半地下で同居)、銃犯罪、都内の廃墟化、そして気候変動がもたらす社会の不安定(水没し住居を失い質素なマンションで暮らす老婆が象徴的)。

世界がどうなっても君といたい。きっと大丈夫だ。

壊れた世界で生きていくにはそう言い聞かせるしかない世界の貧困の闇が悲しい雨に溶けていく薄暗い作品だった。

全然イメージが違ったなぁ。明るいボーイミーツガールだと思っていたのに…。こんなに暗い作品だったとは…。

ところで、気候変動視点で観ると、大切な何かを犠牲にしないと世界環境は救えない。彼らは世界環境を犠牲にして幸せを得ようとした。環境問題の本質は、人が自分が得た幸せを放棄できないことにある。そういう意味ではこれは、プラネタリーバウンダリーを迎えた世界の話。致命的な環境破壊を食い止められなかった若者達の未来の世界。

さらに言うと、セーフティネットがあるはずの彼らが、そこに感じる“息苦しさ”に耐えきれず、彼は家出をし、妹弟は親戚や児童福祉を頼らずに、年齢まで偽りバイトで生活している。
この、本来機能すべきセーフティネットの機能不全は何を意味しているのか。彼らを追い立てる“息苦しさ”の理由は本作では語られない。いじめ?親の過保護?児童虐待?

この語られない“息苦しさ”に共感が得られ、“それでも君と一緒なら大丈夫”、という甘い言葉に共感出来る若者が多いなら、それはこの日本が、本当にセーフティネットが機能しない貧困な国になってしまったから、なのではないかと思ってしまう。

穿った見方、というよりそれしか描写されていない、直接的な作品。

さて最後に、一人の犠牲で救える世界は本当に実在したのか?そんなんで世界は救えるはずはない、という前提に立つと、これは彼と彼女の主観的な世界観を“天気”で表現しただけ。
つまり、“晴れ(幸福)”た世界は自分を犠牲にしないと得られない。それこそ死なないと得られない(迎え火のシーンで空は死の世界に繋がっている)。なので、“雨(不幸、貧困)”の世界を受け入れて幸せになるしかない。という自己欺瞞が生み出した世界観なのかもしれない。雨でも幸せになる方法があるんだ、という…。
(つまり、あの時、彼は、廃ビルの屋上で、彼女を死から思い留まらせただけ…)

それだと救いがないので、そこはファンタジーの世界観を残しておくか。

それにしても、これは、エヴァだな。
シンジとレイとカジとリツコが転生した世界の物語だな。

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そうたん

3.5ガッカリ…まあまあ…

2023年1月15日
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鑑賞方法:VOD

恋愛要素の強い超常現象モノですよね…

雑誌ムーのTシャツを着てたりします。

『すずめの戸締まり』
『君の名は。』
『天気の子』

と、僕が触れる新海ワールドとしては3作目ですが、

そんなに良くなくて、ガッカリ(笑)

これが初めて触れる新海ワールドだったら、こんなにハマらず、もうスルーしてたかも…

アメリカで上映され、アメリカのファンが称賛してるのをニュースで観て、気になってた作品ですが…

まあまあ…です(笑)

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RAIN DOG