天気の子のレビュー・感想・評価
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こういうエンドがあってもいいよね
序盤中盤終盤飽きることなく楽しめました
小説版を読んでしまっていたので話の流れはある程度分かってはいましたが、流石の映像美や音の迫力が素晴らしかった。
話の内容については賛否両論あるようですが、窮屈な世界から出たいことや大切な人を取り戻したいという純粋な気持ちにしたがって走る、ある意味若気のいたり的な感覚があり、それでも大丈夫だと信じて行動した結果の良いエンディングだったと私は思います。
終盤のrad等の音楽が少しくどく感じた所はマイナスポイントかな
小説版みなきゃ良かったなぁと後悔
RADWIMPSの曲が良い
DVDを購入したほど、君の名は。が大好きなため、期待し過ぎたのかもしれませんが…君の名は。のあの感じには及ばずという感じでした。
主人公にあまり感情移入出来なかったのが原因かもしれません。
ただ、RADWIMPSの音楽はやっぱりとても良かったです。
不思議な魅力の作品
絶対にリアルでは起こらないだし、めちゃくちゃストーリーにハマるかというとそういうわけでもない。
でも何故か好きな作品。
映像がキレイなことももちろんその一因ではあるが、それだけじゃなくて登場キャラクターであったり、音楽であったり、なんか哀愁というか懐かしさを感じる部分であったり。
複合的な要素で魅力を感じる。
綺麗な雨
新海監督のアニメは写実的で綺麗だけど、この作品は、とにかく雨の表現が凄い。
大雨、小雨、電線から落ちる雨、道路に跳ねる雨、ビニール傘に当たる雨、車の曇ガラスを伝う雨、ありとあらゆる雨が表現されてる。
そこで登場する100%晴れ女。
雨が嘘の様に晴れに変わっていく様もとっても綺麗。
人物の描写とか感情の機微とかが単調なので、個人的にはチョット合わないんだけど、映像が綺麗なので飽きないで見れた。
逢える喜びを。
いろんな人を、晴れで笑顔にする引き換えに自分の全てを差し出すなんてすごく切ない。
帆高が天気と引き換えに消えた陽菜を捜す姿に思わず泣いてしまった。
普通に逢える喜びを、触れ合える喜びを魅せられた映画だった。
大切なものには順番をつけなきゃならない瞬間が出てくるだろう。
大人になってしまうと色々な事情があるから、ホントに大切なものを見失いそうだ。
それを、16歳の帆高だからこそ、まっすぐな気持ちでいられたんだろう。
理解出来ず…
つまり…
天候を祭る神社の"鳥居の真ん中通った"ので祟られてしまった
って話で良いのでしょうか?
全てが説明不足だし、各キャラクターたちの行動原理が理解出来ず、魅力を感じなかった。
良かったのは音楽のみ、すいませんが僕には刺さりませんでした…
新海作品をなめていた
君の名はも勿論面白かった。
比にならないぐらい。
でも、それを遥かに超える作品があったようだ。
それがこの天気の子だ。
天気の子は、結構、いや、めっちゃ面白かった。
どうせ失敗するのかなぁと思っていたが、普通にすごかった。
CG技術が前作より上がっていたし、新海監督が天気に目を付けるとは予想外だった。前は、名前だったのに。
新海監督は日々の日常にある先ほど言ったように些細な事に点を置き、軸にして、話を作っていた。そこが新海監督の良いところであり、ヒットしていく、武器なのかもしれない。それを武器にしてこれからもっと面白い映画を作っていってほしい。
そして、もう一つ評価したいところがある。
それはいつもの東京ではないということである。
舞台は天気の狂い始めている東京であり、そこから話が展開していっている。
それも今回の評価点でもあった。
新海監督のことだからもう駄作しか、作らない。そう思っていたが、そう思っていたのが、自分の幻想の遥か先へと進み、最終的には、誰もが見ても面白い作品になっている。
あと思ったのが、新海監督とジブリ作品と似ているところである。ジブリ作品でも他の映画に出てきたキャラクターが偶にちょろっと出てきたりはするのだが、新海監督作品はそこいらもさらに上へ行き、なんと、セリフをつけたのだ。
新海作品は色々な所が進化して行っていると分かる。これからにも期待に胸を膨らませたい。
楽しみだ。
次回作が。
雨や晴れで感動なんて、するんだなと
「天気」とか「Radwimp」の音楽で感動なんてされる訳がない、という予想を覆えされます。しつこいですがウェザーなんかで感動するもんです。
非常階段を登るシーンが良かったが、山手線から見える景色をリアルに取り込んでいるとこも引き込まれました。
平和で幸せな気持ち
君の名はのような叙述的で衝撃的展開はないが、満足度はそれなりに高く人気映画を見たという気持ちで見終わる。
家のBlu-rayで見ましたが、作画は細かく水の表現は鮮明で綺麗。東京の風景をグルッと360°回り込む作画には、こりゃすげぇなと思わされた。
天気を晴れにできるという能力は羨ましいし、実際相当重宝される。実際いたら、政府が囲わないと悪い奴らに拉致られちゃうよ。むちゃくちゃ稼げるよね。あぁでも注文してても普通に晴れた場合はキャンセルされるだろうから、単価上げとかないと商売にならないかも。作中の世界は雨ばっかりだから儲かるのかな。
後半の逃走劇はやりすぎ感が否めないのはちょいと気になる。でも、頑張ってなんとか振り切るのはハッピーエンドということでいいかしら。
エピローグには多少の驚きを禁じ得ないが、RADWIMPSのエンディング曲にばっちり繋げて綺麗にエンドロールが始まる。
あぁ、平和的で一般ウケする定番映画を楽しんだなー。
凄く皮肉的な表現になったかもしれないが、一応好意的な感想のつもり。
こんなものに感動してはいけない。精巧な「だまし絵」。
冒頭10分で「あざとさ」と欺瞞に気持ち悪くなります。
美しい画とは裏腹に主人公以外はみんな薄汚い大人ばかり・・これでもかと強調され、主人公以下誰一人にも感情移入出来ないです。
それでも「晴れ女」の悲しい定めに切ない気持ちでエンディングを迎え、「なんとか最後で帳尻合わせたかな」と安堵したのもつかのま、「え?」という乱暴で自分勝手な真のエンディングに開いた口が塞がらない思いです。
この監督は「君の名は。」でも人間の内面が全く描けていなかった。いくら丁寧に正確に顔カタチの画を描いても、心がなければ何も伝わってこない。
一番重要な「ふたりが惹かれあう」くだりすらやっぱり描けない。
マーケティングと商売上手な映画会社のお陰で売れましたが、この賛否両論の作品を「エンタテインメントだったら叫べるわけです。僕はそういうことがやりたかった」なんてのたまって・・どういう神経なのか、監督自身も騙されていないかと心配になります。
監督は作家として自身の力量不足と、こんな作品に感動してしまう若いひとたちへの責任感の欠如をちゃんと認めるべき。
いい映画ぶって、洗脳するつもりなのか・・・汚い大人たちがお金儲けのために計算ずくで作った、美しく彩られた精巧な「だまし絵」です。とても「罪深い作品」です。
若いひとたちには絶対見せたくない。見て欲しくない。
それだけは言えます。
今の世界、日本とリンクさせられる作品
近年異常気象が起こっている中、身近に感じるテーマの作品だと思いました。自分達の身にも起こるかもしれない、という怖さも少し感じました。
絵がとても綺麗で、観ていて飽きませんでした。
天気は天の気分である、昔の元の姿に戻っただけだ、というのは深く刺さりました。
実写だったら
若い頃はアニメが大好きだった。
ジブリの初期作品などにどれだけ胸を躍らせ、宇宙戦艦ヤマトに涙したことだろう。
なのに、今はピクリとも食指が動かない。
もちろんこの映画も映画館で観る気は端からなかったが、話題作なので一応押さえておく。
まず、ちゃんとしたプロの声優を使ってほしい。
正直言って、主人公はかなり下手で、話に入り込めず現実に引き戻された。
ジブリもそうなのだが、なぜ奇を衒う必要があるのか理解できない。
ストーリーは意外に良かった。
人身御供になって多くの人を救うというハリウッド的ヒロイズムより、
大切な人を失うくらいなら人類そのものが滅んでしまえばいいという思想の方が私は好きだ。
その観点から、主人公の行動には強くシンパシーを感じるし、胸が熱くなった。
実写だったら、☆1つは増えていただろう。
何も残らない
結局何が言いたいのかはっきりせず、心に残らない作品でした。
ほだかや陽菜の性格やバックグラウンドがもっと描かれていたら、別の楽しさがあったかもしれない。雨のシーン、都会の町のシーンがとてもキレイに描かれているのですが、風景描写に力を入れすぎて物語全体が浅くなっている感じかな。
主人公が15歳で子供っぽさが全開なのに、そこに一途な愛を投入していて、子供の淡い恋愛にしかなかなか見えないのが残念。理解したいが、もっとそのための感情移入できるストーリーがほしかったというところです。
DVD鑑賞だったので、スクリーンで見ると風景描写の美しさにある程度満足できるかもしれない。ただ、「君の名は」が最高すぎて期待度が高めになっていた分、外れ感が否めない・・・。
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