劇場公開日 2019年7月19日

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「言の葉の庭からの流れで鑑賞したが、、。」天気の子 ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0言の葉の庭からの流れで鑑賞したが、、。

2023年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

幸せ

うーん、自分には前作の「君の名は。」の評価が高く、直前に「言の葉の庭」を見ちゃったから好みが分かれるだろうけど、今作はあまりピンと来なかったかなー。

新海監督の作品はリアルな男女の恋であったりそれを上手く配合したファンタジーとかなんだと思うんですけど、今作はそれが噛み合っていないと言うか、微妙な納得できない部分が多くてモヤモヤが続いたまま最後まで駆け抜けてしまった。

「君の名は。」で言うとお互いが入れ替わるとかリアリティーもないんだけど、丁寧な導入があったからかすんなりと受け入れる事ができたが、今作は何故に晴れにする力を手に入れられたのか?なぜ天気を操れるのか?等も感覚的にしか追いかけられないままに進んでいく。

また他の方も言っていた様に自分も銃の取り扱いには一番の違和感を感じたし、未成年と言う設定や発砲するって言うリアリティーの無さに少し冷めてしまったかなと、、。

しかしながらいつものドキドキ(これは新海監督の作品特有である)は感じたし、特に初恋に近い焦燥感や「たとえ世界を敵にしても」って言う一直線な恋の気持ちって言うのは共感を持ちながら見てしまった。

新海作品では「星を追うこども」に近いファンタジー感と言うか、今一入り込めない感じを少し感じた。
まあ今作は東京が舞台なのである程度は現実味があるのだが、、。

RADWIMPSの曲も良いのだが、やはり「君の名は。」の様な一体感や疾走感。
また気持ちを煽ってくる歌詞が今作は比べると弱かったかなー。

毎回書いているが、相変わらずの情景の美しさは素晴らしく特に雨の描き方は素晴らしい(雨好きですw)

「すずめの戸締まり」はまだ見れてないがどんな作品なのか楽しみだ。

ポップコーン男