天気の子のレビュー・感想・評価
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無知の罪を教えてくれる映画
"個人的幸福"と"自分以外の多数"のうち前者を選択して、多くの人に大迷惑を与えるという話。
主人公は若さゆえの無計画、無知から愚かな行為を繰り返す。あまりにも愚か。「人柱を辞めさせる」ことは、法整備が追いついていないだけで、実質的に犯罪行為に当たると考えられる。(≒環境破壊)
「感情に翻弄される愚かな若者」を描く作品としては極めて優秀。思春期の若者には是非、反面教師としていただきたい。
TV放映で初鑑賞。 新海誠ワールド全開で画の美しさはいつもながら見...
TV放映で初鑑賞。
新海誠ワールド全開で画の美しさはいつもながら見事。また、天気に関しても新海氏自身が自然への興味が深く、気象予報士の方を監修に入れたこともあり、非現実的ながら情報や描写としての誤りはなく、しっかりと描かれていたのは評価したい。
しかしながらストーリーが最後の方は自分の為なら、彼女の為なら周りがどれだけ被害に遭っても良いという考えから犯罪のオンパレードとハチャメチャで、最終盤は感動も出来ず内容も入ってこず。
また、結局穂高が家出した理由や陽菜が消えていた間どうなっていたかなどが明かされないままだったのが、最近流行の「考察」させる余地を入れたかったのかもしれませんが、最大の謎が全く明かされず。
更に言えば天気という壮大なスケールのものを主要な部分に据えた割には、話との繋がりがやや弱く、陽菜が柱にされた理由は説明されたが、その必要性も全く分からなかった。
陽菜が念じればいとも簡単に晴れになるのも捻りがないように感じてしまった(心情によって効果が変化するなどは入れられなかったのだろうか?)
魚っぽいという点も、何ら回収されることなく終わってしまった。
設定を放置している点が多数見受けられたのでスッキリせず、がっかりした。
全体的にはそこそこ面白く、個人的にはヤンキーやアウトローの人々の考え方を追体験できたのは貴重だった。
しかし主人公の行動に同感できない、ラストに感動できない点セットで1点、
謎を謎のまま置き去りにしすぎたり、犯罪のオンパレードを出しとけば反抗した少年になる...という設定も含めて、話に深みがなく安直で雑で浅いストーリー設定で1.5点、計2.5減点し★2.5とします。
これはくだらない
はじめて彼女ができて一緒にみたら感動したのかもしれないけど、ある程度の年齢で夢物語なんてないと感じてる人にはクソ映画としか感じないと思う。ストーリーもめちゃくちゃでいらない場面の貼り合わせですね。
神様になった日がボロカスの評価でこれのほうがマシなんて不思議で仕方ないな。
映像美
地上波放送で視聴した。
東京の街並みや日常の一コマ一コマが美しく描かれており見とれてしまった。
商品名や企業名が出てくるところも面白くてよかった。
ストーリーは、ドキドキ感が感じられず自分好みではなかった。
映像が綺麗すぎるが故、警察とのシーンが修羅場感が味わえなかった。
少年少女の奇跡青春物語としては綺麗で素敵だと思った。
地上波で視聴できたのはラッキーだった。
なんか最高
天気の子、ロードショーで視聴しましたがかなり良かった。というより最高。日常の中の非日常、世界で自分たちだけが知る、壮大だけど小さな冒険みたいな、不思議な感覚が残る映画だと思います。
とにかく言葉では言い表しにくい興奮と満足感が得られる映画だと思っています。今年観た映画で今のところ群を抜いてトップです。
マジで見た方がいいですよ。この映画。
そこまで?、
話題にもなったということでたまたまテレビでやったのを見てた。
アニメの映画、イコール、ジブリ、という俺、なかなかこの「新海映画」に抵抗というか食わず嫌いなとこもあった。
まだ近年の映画なもんで、アニメの画質がキレイなのはいいけど、ジブリの「ありえない空想の設定」では興味もって見られるところ、この映画では「ガマンしてなんとか見てる」自分もいたり。
天気が晴れになってもどーでもいいよ、みたいにも感じてきた設定に疲れてもきた。
雨もドッサリまとまって「落ちて」きたり、ピストルなんかも出てきたり、そもそもなんで主人公は家出して?東京に出てきたのかもよくわかんなくて。
そんなにその監督のそんな作品はいいものなの?、と。
がんばって見ようとはしたけど、なんかワクワクして見られるほどでもなく。
よって、結局片手間に見てしまい、そこまで惹かれるものは感じられなかった。
途中で曲が流れてたりで、変に、「だから何?」って、その後の展開に興味もてなかった、という。
そして、ここに限らず、この映画にいい評価をする方々に、「ホントにそこまでよかった?」、「どこにそんないい要素があったの?」なんても思ってしまうひねくれた俺。
そして、映画の放送途中で、最後まで見ることなくたまらずこんなレビューをあげてしまった俺。
最後まで見てたら感動なりいい感想なりあるんだろうけど、そんな俺には途中でこうなんだから最後まで見る気力もなく。。。
君の名は、とは正反対のテーマ
相変わらず圧倒的な映像美!
ですが音楽の合わせ方やストーリー展開は「君の名は」のほうが好きでした。
なんというか…あまり救われない…(笑)
君の名はに比べたら、悲しい話だなと思いました。
後から監督のインタビューを詠んだら、「君の名は」で「何の代償もなく生死を捻じ曲げた映画」みたいなことを言われて、君の名はで怒られたことを全部入れた…みたいなことを仰っていて、なるほど、と思いました(笑)
確かに今回はしっかり「代償」が描かれています。
それゆえに物語としてすっきりハッピーエンド!ではなく、少し悲しみが残ります。
「君の名は」が、神様の力、運命、愛情によって君”も”世界”も”救おうとする物語に対し、
「天気の子」は神様は”敵”で、敵に立ち向かい「君”か”世界”か”」を救おうとする子どもたちの「怒り」の物語です。
「天気の子」は「怒り」で世界に立ち向かって、ある側面で勝ち、ある側面で負けます。
「君の名は」は、「喪失の悲しみ」で、世界を探り、そして世界に助けられます。
まぁ確かに、「天気の子」のほうが、現実に近いかもしれません(笑)
でも、どちらかというと「世界を天秤にかけられても、”君”を守ろうとする」のは、特に素直な子どもなら、当たり前じゃん…という感じで、
むしろ「君も世界も」救おうと頑張る滝君、みつはちゃん、その友人の行動のほうが、私は勇気がもらえました。(自分たちだけ逃げる方法もあったのに)
なので、「君の名は」と「天気の子」のどちらが好きかで、自分の共感するのがどちらなのか、浮き彫りになる感じがしますね。
東京百景
幾度となく写実的に描かれる。此処は何処と思わせるが、それ以外の効果はないようだ。クイズに付き合わされていると、同じ場所が幾度か出てきてしつこく思う。神宮花火などアニメ表現に稚拙さも感じる。
環境問題といったテーマ性かと思ったが、スケールの大きなフィクションも、結局は2人だけの世界に浸るだけの道具のように思える。
運命への反逆←厨二臭!
なーんて言ったら厨二臭いですが要は周りに流されないように。自分で決断して。って事ですかね。
物語ラストで帆高は世界を変えてしまう変わりに陽菜を助けます。ここで「自己中だ。」とおっしゃる方の気持ちも分かります。ですがね。ラストを見てください。誰一人として表情は変わっていません。サラリーマンはムスッとしてるし女子高生はバカみたいに笑いあってるし子供は楽しそうだし。私は誰か嫌な顔をしている、いつもは見せない顔をしている。というのが嫌いなので全然気になりませんでした。
まあ迷って迷って迷った末出した答えなら後悔は無いんじゃないかと勝手に思っております。トンチンカンなこと言ってるって?良いんだよ。こっちは勝手に学んだし考えたんだから。
まあネタバレ感想を見てるってことはあなたも本編を見てるんですよね。その他は多分みんなと一緒ですよ。作画は綺麗だし。演技上手いし。陽菜は可愛いし。陽菜は可愛いし。
賛否両論を招きそうだったラストについて書きたかっただけです。
良い映画だったなー。
天気の子
作画が綺麗でリアル。だからこそ晴れの日でよりその絵が活かさられる。
最初の拳銃が終盤のかなり重要なシーンで活かされてた。良い伏線。
天気というテーマ。天気は不思議で人の気持ちに影響を与える。みんなが晴れを望んでる。
それを序盤に提示したうえでのラスト。帆高はみんなが望むような晴れの日を捨ててまで、陽奈を選んだ。
この物語の構図は、かなりドラマチックでありロマンチック。その晴れと雨の対比が物語全体の核だった。
良くも悪くも子供向けに作られているなと思う
帰る場所のなかった少年が
帰る場所を見つけて、
それを世界とを天秤にかけたときに
帰る場所をとる話。
世界よりも大切なものが出来る話。
世界よりも、大切なものを選んでしまうとどうなるのか。
その先を知るのは、大人だけでいい。
若さがあるからこそできる真っ直ぐな恋
私が10代、今の現代を生きる高校生だから感動できた作品なのかもしれない。私は帆高と同じ、高校一年生だ。確かに、なぜ?と説明不足な部分も多かったけれど、そこがハッキリしていないからこそ良いのかなと。
私は今、恋人がいる。
「大人は理解していない」と若く、何も知らない私たちは良く話をする。
作品で帆高が「お前らは何も知らないくせに」と大人に問うシーンがある。
そこで新海監督は若者の心理をよく分かっているなと思った。素晴らしいです。
世の中の汚い部分を当たり前だと感じている大人には、面白くない作品なのかもしれない。
まだ純粋な私たちには共感できる部分、世界を犠牲にしても好きな人と一緒にいたいという気持ち。大人が言う”若気の至り”が十分に表現された作品だと思った。(本作では、犯罪行為も犯しており、若気の至りでは処理しきれないが)
こんなちっぽけな十代の話を大人は耳を傾けてくれるだろうか?真剣に向き合ってくれるだろうか?
分からないけれど、現代の十代の感想も参考程度にできたらと。
私はとても感動したし、十代ながら考えさせられたので4.5です。
君の名はとはまたちがうかんじですね。 うーん、、なんかより一層若い...
君の名はとはまたちがうかんじですね。
うーん、、なんかより一層若いがつよいかんじでした。
警察におわれる所とか逃げる所も
新海誠ありがとう
新海誠監督作品が、特段好き、と言うわけではなかったです今まで
絵が綺麗だな、くらい。
前作はRADのファンとして見てました
今作、なんとなく気にはなって、またRADとやるのかふーんくらいで、でも見なくちゃ何も言えないと思い劇場へ
いや、何ですかこれは、度肝抜かれました
前提として、主人公とヒロインは15.、6歳の子供です
異常気象で雨が降り続ける東京が舞台
ヒロインはSFチックな能力によってその異常を終わらせられるが、そのためには自己犠牲が伴う
ざっとこんな感じです
最終的に
主人公とヒロインは、世界のことなんか置いといて自分たちの望む明日を手にするわけです
雨でもいいから、晴れなくてもいいから君と一緒が良いと
いやもうほんとうに、これで良いんですよせっかくフィクションなんですから!
ましてや15、6歳の子供たちなんだから世界なんて無視してはやく大事な子の手握っちまえ!!
明日は明日で何とかなるから、いけ!!今手つなげ!!
ってもう後半は二人の応援をし続けてました。
自己犠牲を美化する作品が近年多いなあと個人的に思ってたりしてまして、
それがどうでしょう、世界からしてみたらものすごく身勝手な二人ですよ
たった一人の犠牲で世界の異常が収まるというのに
一緒に居たいからとそれを辞めてしまう二人です。
でもそれが良いんです、そこが良いんですよ
まだたった15、6歳の少年少女なんだから
世界なんてそっちのけで自分たちの欲しいものを願っても良いんですよ
そしてお互いの一緒に居たいという思いのために、東京に雨が降り続ける明日を、結果的に選んだ二人
最高でした
子供なんだから勝手で良いんだよ!世界なんて糞食らえで良い!!
こんな感じです
もう何言ってるか分からないですけど見た直後の熱量のまま書いちゃいました。
でもとにかくそーゆうことなんです
主人公たちは、子供なりに考えて、ヒロインは世界のことも考えて、それでも!って選んだ明日なんだからもうそれで良い!
見てください、是非に
おんなじような気持ちになってくれる人も居るんじゃないかと思います。
そしてもう一つ良かった点は、余計な情報を語り切らない所ですね
主人公の家出に至るまでの経緯をぼんやりとしたセリフと映像だけにしたところとか、好きでした
新海誠、ありがとう
あなたの次の作品が待ち遠しくなってしまった
おまけに
やっぱりアニメにおけるラピュタエウレカセブンのシーンは最高です
何言ってるかわかってくれる人がいると嬉しい笑
あのシーンですよ、あのシーン
君の名は。と同じくご都合展開
話題作だったので見てみたけど、
まず絵は綺麗
なので映画館で見た方が楽しめたかも
キャラクターは魅力を感じない
カッコいいとか憧れるとかみたいなものもない
ストーリーは君の名は。と同じくご都合展開。
仕事開業とか未成年たちだけでしたり、成功したり
なんでヒロインを助けられたのか、その方法が分かるのかとか、前作と同じでよくわからない
また、前作でもそうだったけ中学生と高校生(3歳)の違いが分からないのはなぜだろう
自立した若者達
母親に天気を見せたくて天気の巫女になっていたヒナ。
その後、自らの命を削って日本を晴天にしていた。そして、ヒナが人柱になれば異常気象がなくなる。ここだけ切り取ると悲しい物語。
ヒナを救うべくホダカは
中学生で『自分達でやるしかない』と考えて行動する自立はすごいと感じた。思い返してみればヒナは姉弟で一人暮らししていることや、
ホダカは実家から東京に出てきて仕事を通して人間的にも強くなっているというのが表現されている部分でもあるように思えた。
最後は、『僕らがこの世界を選択した』っていう考えに拍手をしたいと思った。
自分の言動に責任を持って、行動していくと考え直された!
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