ワイルド・スピード スーパーコンボのレビュー・感想・評価
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キャラクターを前面に活かしたアクション映画
「アイスブレイク」の続編となるスピンオフ作品。
主役はドミニクではなくホブス&ショウで、正規シリーズのようなカーチェイスではなく持ち前の肉体を活かしたアクションが主体の映画。
過去最強とも言える敵を相手に、パワー&スピードのワイルドバトルが展開される。
ダブル主人公ということで、もともと主役級のこの俳優二人がタッグを組むのは面白かったです。
考え方もスタイルもまるで違うのに、どちらもユーモアがある所が良い。
また彼らが同時進行で繋がっていくの序盤も見ていて楽しかったです。
ただし過去作を見ていないと登場人物を理解するのは難しいかも?
レビューし忘れてました。
そう言えば、この作品も劇場で観たのにレビューしてなかったですね。
スピンオフ作品という事で、カーアクションメインという感じではありませんでしたが(ここ何作かのワイルドスピード本編もカーアクションばかりではなくなっていますが)要所要所ではワイルドスピードの名を冠する作品らしく、やや力業的でしたが、しっかりカーアクションしていましたね。
ドウェイン・ジョンソン&ジェイソン・ステイサムのW主演ですので、観客が期待しているであろう“深く考える事なくアクションを単純に楽しめる作品”に仕上がっていましたね。
バディ物のお約束でもある“最初はいがみ合っていた2人が最後には力を合わせて戦う”姿も観られましたし、さすがデッドプールのデビッド・リーチ監督らしく2人の掛け合いも楽しめました。
“この2人を匹敵するような敵役のキャラクターが作れるのか?”という心配も杞憂に終わりまさたし(まさかあのような形でが作り上げられるとは思っていませんでしたが、なかなか良いアイデアでしたね)個人的には満足です。
ただ、その分ツッコミどころも多々ありましたが、僕個人としてはこれで良いと思っています。
ドウェイン・ジョンソンさんとジョンソン・ステイサムさん主演というだけでも凄いのに、ヘレン・ミランさんが再登場してくれたり、ジュマンジなどでドウェインさんと共演したケビン・ハートさんが登場したり、そして何と言っても驚いたのはライアン・レイノルズさんでしたね。
そんなわけで傍を固める役者さんも豪華でしたし、今作のメインヒロインであるハッティ役のヴェネッサ・カービーさんも素敵でした。
MIPフォールアウトでもホワイトウィドウを魅惑的に演じられていましたが、今作ではアクションもかなり頑張られていましたし、あの眼差しがなかなか魅力的ですね。
そんなわけで満足出来る作品だったのですが、ドウェイン・ジョンソンさんとヴィン・ディーゼルさんが不仲との話もありますし、本編とは繋がらない感じなのが残念です。
本当なら本編と繋がっていけばそれが一番良いような気もしますが、スピンオフ作品として続編の製作もして欲しい気もします。
それにしてもあのバイク、欲しいです!
はちゃめちゃコンビ大暴れ
もはや車すら関係なし!! 80'sを彷彿とさせるバカアクションは楽しいのだが…。
アウトロー集団ドム一家の活躍を描くカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの第9作にして、人気キャラクターであるルーク・ホブス&デッカード・ショウを主人公に据えたシリーズ初のスピンオフ作品。
世界を滅ぼすほどの脅威的ウイルス「雪片」を巡り、犬猿の仲であるホブスとデッカードが手を組み、犯罪集団「エティオン」と対決する…。
監督は『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』のデビッド・リーチ。
○キャスト
ルーク・ホブス…ドウェイン・ジョンソン(兼製作)。
デッカード・ショウ…ジェイソン・ステイサム(兼製作)。
マグダレーン・ショウ…デイム・ヘレン・ミレン,DBE。
○新キャスト
デッカードの妹であるMI6諜報員、ハッティ・ショウを演じるのは、『アバウト・タイム 愛おしい時間について』『世界一キライなあなたに』の、名優ヴァネッサ・カービー。
「エティオン」のサイボーグ戦士、ブリクストンを演じるのは、「MCU」や『ズートピア 』の、名優イドリス・エルバ,OBE。
CIAエージェントのロックを演じるのは、『デッドプール』シリーズや『名探偵ピカチュウ』のライアン・レイノルズ。
ん〜〜〜…。
ん〜〜〜〜〜〜…🫤
これはどうだろう…。ちょっと厳しいんじゃないかしらん?
本作はホブス&デッカードによるW主人公形式。
ホブスは第5作『MEGA MAX』(2011)から、デッカードは第7作『SKY MISSION』(2015)からの登場キャラクターであり、『ワイスピ』の歴史的には新参者である。
しかし、『ワイスピ』愛好家なら知っての通り、この2人のキャラの濃さといったら正にカルピスの原液。はっきり言って、本来の主人公であるドムやブライアンすら喰っていると言っても良いレベルである。
この2人が大活躍したからこそ、『MEGA MAX』と『SKY MISSION』はシリーズ中でも1、2を争う面白さだったように思う。
ホブスとデッカード、濃すぎる2人が今回は主役として大活躍💥
ヒューマノイド・タイフーンなこいつらが大暴れするとなったら、シリーズ最高傑作になっちゃうんじゃないの!?
…と期待していたのだが…。
まず言っておきたいのは、ホブス&デッカードは相変わらず最高だったということ!彼らのチャームは映画全編を通して爆発しており、それを観られるというだけですでに及第点は出ている。
新キャラクターのハッティも良い💕ヴァネッサ・カービーのような吊り目で鼻がツンとしたSっぽい美女、大好物なのです…。
脚本はまるっきりデタラメ。
サモアにいる普通のおっさんが、なぜあの特殊な器具を修理することが出来たの?とか突っ込んではいけない。
とはいえ、ホブスとデッカードが主人公の映画で脚本のクオリティなんて誰も求めていないので、そこは無問題。むしろ、もっと破茶滅茶でアホくさい脚本でも良かったくらい。
問題はテンポの悪さ🌀
ターミネーターとのバトルという、もの凄く盛り上がりそうな題材にも拘らず、常にブレーキが掛けられているような歯痒さを感じた。
このテンポの悪さの原因は、偏にランタイムの長さにあると思う。こんなバカみたいな題材で、2時間15分のランタイムというのはどう考えても長すぎる。
本作は完全に80'sアクションの系譜。シュワちゃんやスタローン映画の子供と言っても過言ではない。『ワイスピ』本家のDNAよりも、『ターミネーター』(1984)や『コマンドー』(1985)、『ランボー』(1982)、『エクスペンダブルズ』(2010)などのドンパチアクションDNAの方がより濃いのは明白である。レースとか全然関係ないからねこれ。
例えば『コマンドー』は90分。『エクスペンダブルズ』は100分。80's系アクションのランタイムの限界はやっぱりこの辺だと思う。100分を超えると、最初はFOO⤴︎と思いながら鑑賞していたアクションにも流石に飽きてくる。
本作のツカミは抜群。
正反対なんだけど、何処か似たような生活スタイルを持つ2人の日常を並行して見せていくOPは最高だし、その後のブロマンス的な再会シーンにもほっこり😌
クライマックスのサモア🇦🇸でのバトルも良かった♪
芋虫のように車を連結させてヘリに対抗するカーアクションは可愛かったし、スローモーションを駆使した脳筋すぎる友情パワータッグには爆笑!🤣
…なんだけど、その間にあるロンドンやモスクワでのやり取りが冗長で退屈🥱
特にモスクワの件なんて、ほとんど何やっていたか覚えていない。
モスクワの件をバッサリと切ってしまって、ランタイムを90〜100分程度に纏めておけばかなりの傑作になった気がする。う〜ん、惜しい。
もう一つ。
W主人公にした弊害、つまりホブスとデッカード、両者の物語を描かなくてはならなくなった点が本作の面白みを削っている。
今回のテーマの一つは「家族の再生」。
ホブスとデッカード、共に家族間でのコミュニケーションに問題が生じており、今回の事件を通してそれを回復する。その回復こそが本作の物語の着地点であり結びとなった訳だが、いかんせん両者の問題に取り組んでしまった結果、どちらの描き込みも不足してしまっているという事態に陥っている。
ホブスの家族が集結する件はあまりにも唐突で突飛だし、デッカードとハッティに関しては一体何が問題だったのかすらよくわからない。まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」というヤツである。
どうせ『スーパーコンボ2』を作る腹づもりなんだろうから、今回はデッカード、次回はホブスという具合に、家族ネタを2回に分けて描いてしまえば良かったのに。
まぁあと、これはしょうがない事なんだけども、主人公がドウェイン・ジョンソン&ジェイソン・ステイサムでしょ。
で、最強の敵がイドリス・エルバ。
イドリス・エルバは存在感のある良い役者なんだけど、どう見てもエルバよりもドウェイサムの方が強そう💪
イドリス・エルバがどれだけ強面で追っかけてこようが、「いやいや、こっちはロック様とステイサムっすよ〜。楽勝じゃん♪」という気持ちになっちゃう。
まぁこれはしょうがないんだけどさ。ドウェイサムより強そうな役者なんて、今のハリウッドには存在しないしね。
最後にもう一つだけ。
これは完全に個人的な嗜好なんだけど、本作のコメディ要素に全く笑えなかった😅
単純に何処で笑って良いのか分からん。
ライアン・レイノルズとかロブ・ディレイニーとかケヴィン・ハートとか、物語上不要なのにも拘らずなんとなくコメディアンをキャスティングして、上辺だけの笑いを取ろうとする感じがどうも好きになれん…😒
特に今回のライアン・レイノルズは結構観ていて痛々しかった…。スベってなかった?
走り屋を題材にしていた『1』〜『3』の面影はもはや一切ないし、カーアクション映画になった『4』以降の遺伝子もほとんど残っていない。
しかし、この『スーパーコンボ』シリーズはこのままの感じで、80'sアクション映画路線を突っ走って欲しい。こういうバカっぽい超大作は、この殺伐とした現代社会には絶対に必要なのです!!…ただ、もっとテンポは良くしてね。
ヴィン・ディーゼルとロック様の不仲から、ホブスはもう本編には参加しないという噂だが、こっちのシリーズでは引き続き大暴れしてくれぃ!
吹替版がとてもよい
吹替版が超豪華声優陣に加えて良くできた翻訳
文句なし
特に映画ファンならミニ・クーパーが出てきたシーンで、ステイサムも出演していた『ミニミニ大作戦(The Italian job)』に絡めた翻訳にしているのはニヤリとさせられる。
またとんでもない偽名も、意味はそのまま改変しているのはいい仕事だ
スピンオフ作品といえば規模縮小、実験的な部分があるもの
本作も同様で意欲的に作られてはいるが
サイボーグに認証式銃火器、謎ウィルス、ドローンは突飛すぎで、しかもあまり活かせていない設定になっている。
ナンバリングタイトルのICE BREAKEが面白かったので期待していたが、少し残念かな
カーアクションとしては市街地の車高を活かしたトラックすり抜けが目をみはるものの
ナンバリングタイトルで見るような芸術的なカークラッシュは鳴りを潜めている
ステイサムのスタイリッシュアクションもそこそこ
適度に笑いを交えながら、アクション多数で、見ごたえもあるが、「やはりスピンオフ作品」という印象
ICE BREAKは予習しといたほうがいいが、その後に見てしまうと物足りなさを覚えてしまうかもしれない。
「ワイスピ」と言う沈み行く泥船を捨て、新たな可能性を提示した作品
まず初めに、この作品に「ワイスピらしさ」を求めてはいけない。
本編が行き詰まり、急遽招集した大物俳優2名を主演にして、ドル箱タイトルを冠した新たな作品、それが本作だ。
だからタイトルも、「Hobbs & Shaw」がメインなのだろう。
もはや本編に登場したキャラが出てくる以外何の共通点も無いが、それはそれで良い。
と言うかその方が良い。スピンオフなんだから。
結局何が言いたいかと言うと、この映画を見て「もはや別物」と不満げに言っている人は、少し教養が足りない。だって別物だし。スピンオフまでワイスピ色に染まっていたら、それはスピンオフではなく本編の続きだ。
本題へ
制作陣もようやくひしひしと感じだした「ネタ切れ感」「出し切った感」を払拭する為、今までのワイスピらしさを一切合切捨て去り、新たな可能性を見出すためにフランチャイズ形式で制作したワイスピ初の実写版スピンオフ。
内容はまさに上記の通りで、出てくる車両にこそこだわりを感じるのは確かだが、ワイスピほど全面に押し出す訳でも無く、ド派手なカーアクションと言うよりは「超近未来バトルSF」と言う印象を受けた。
本作のBGM歌唱を担当したイドリス・エルバ扮する敵役「ブリクストン」はまさかの改造人間だし、完全独立型バイクも登場し、現代ではまだ想像すらできない技術がふんだんに盛り込まれていた。
しかしこのSFは、映画全体を見ても非常に良い方面へと働いていた。
それは何故か?
そもそもワイスピ本編の舞台が「現代」であり、ドラテク的に「あり得ない」と言える部分は数多あるが、科学技術的にあり得ないと言える部分はそれほどない。
それこそ直近の「ゴッドアイ」くらいなもので、それ以外はまだ「もしかしたら?」と思えるほど映画や現代の技術に馴染んでいた。
しかし今作の「ブリクストン」や「完全独立型バイク」は、どう考えてもワイスピの世界観に会わなかった。
だがそれは、ワイスピ本編で考えたらの話し。本作はあくまでスピンオフだ。
そこがこのSF染みた演出や敵役の数々をより良いエッセンスへと変貌させた。
もしこの設定がワイスピの続編へと持ってこられたら、如何せん受け入れ難い状況になるだろう。
そう言った本編からの離脱が、今作を成功へと導いたのかもしれない。
まぁ、ドウェインもジェイソンも、主演俳優絶対主義のシリーズ映画で細々とやっていく様な落ちぶれた役者で無いのは間違いないし、それならまだ辛うじて同タイトルのスピンオフと言う形で同系統シリーズに出てくれるだけありがたい。
マジで、この主演二人がこのシリーズから抜けてしまったら、ワイスピは終わる。
個人的感想
シリーズ外ではあるが、ワイスピの中では1、2を争うほど好き。
まぁもともと「ジェイソン・ステイサム」が好きなのもあるだろうが、それにしても近年の映画の中では本当に出来が良かったと思う。だからこそ残念なのは、本作を「ワイスピ」と言うくくりに入れてしまっている事だ。
いや、この映画ホントにワイスピな意味ある?
何かこのままだと足を引っ張られて一緒に沈みそうで怖い。
まぁワイスピも全世界的に有名で人気があるドル箱に違いはないから、爆死こそしないだろうが、このまま人気が落ちてくるのも事実だし、せっかくこんなに面白いなら独立した映画でも良かったんじゃないかなぁ。
いつもながら楽しいよね〜(笑)
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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まあ、夏休みだし、
ややこしいことは横へ置いて楽しんでよね〜〜
15分に1回くらいの勢いでぶち込まれる
超かっこいいアクションシーン!!
このシリーズの売りのカーアクションも冴えてるけど
今回はめっちゃかっこいいバイクが大活躍!!
なんかバカっぽい文章だけどこの映画に関しては、
分かりやすくて、スカッとして最後はちょっとジ〜ンとして、
それで良いと思う!
世の中めんどくさい事ばかりだから、
この映画ぐらいは
気持ちよくガッツ〜〜ンとやっちゃって!!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
私、このシリーズは途中参加なので、正直
ドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスと
ジェイソン・ステイサム扮するデッカード・ショウ
の詳しい経緯はあんまり判ってないんだけど
始まってすぐ、画面を二分割して描かれる
二人の一連の生活習慣の違いを観ただけで
ああ、こいつら、トムとジェリーだ!とわかる演出。
仲良く喧嘩しな〜ってね。
で、今回はドウェイン・ジョンソンのルーツである
サモア文化へのリスペクト満載で
最新兵器VSサモア伝統的部族
飛び道具をあまり使わず、武器を手に手に
体と体でぶつかり合う肉弾戦がクライマックス!
「ブラックパンサー」の時も思ったけど
民族的な文化を、世界中で公開される映画で
取り入れる流れって良いですよね。
正しい異文化を知る事で親しみが持てる。
そもそも映画を見る楽しみってそういうとこだもんね。
@もう一度観るなら?
「劇場で応援上映で観たい〜」
スピンオフもカッコいい!
ん?おかしいなつまらないぞ
【”喧嘩する程、仲が良い・・” 筋肉ムキムキボーズ、コンボムービー。コミカル要素強めのアクションSF映画でもある。ワイルドスピードシリーズ外伝かな。】
ー 丁度、2年前の今日、公開の本作のフライヤーを読む限り、スタイリッシュなスパイアクションかな・・、と思いながら鑑賞。
ソ・シ・タ・ラ・・、笑える要素可なり強めの、暑苦しいボーズコンビネーション映画だった・・。
ヴァネッサ・カービーの美しさと、ホブス(ドウェイン・ジョンソン)の可愛い娘さんと故郷の、肝っ玉お母さんに癒されながら、楽しく鑑賞。ー
◆感想
・何で、あんなに綺麗な(けれど、気が強い・・。腕っぷしも立つ。)ハッディ・ショウ(ヴァネッサ・カービー)と、筋肉ムキムキボーズ2号、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が兄妹何だ!お母さん(ヘレン・ミレン)に似たのか!、などと突っ込みながら、観賞。
・冒頭から、ライアン・レイノルズは五月蠅いし、ケヴィン・ハートも煩いし、今作はコミカル要素強めだな・・、と思っていたらその通りだった・・。
けれど、それが面白かったのだなあ・・。
・カーアクションは、変わらず派手で、スリリングだし、文句はない。
・筋肉ムキムキボーズ1号、ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が、久しぶりに故郷のサモアに戻って、肝っ玉母さんと、兄貴に頭が上がらない所も、クスクス笑える。
・且つてMI6だった頃の、デッカードに頭を撃たれ、世界の破滅を目論む組織エティオンに、身体を改造された無敵の男ブリクストン(イドリス・エルバ)は、可哀そうだったなあ。
<何だかんだと、突っ込みながら楽しく鑑賞した作品。ワイルドスピードシリーズの外伝的位置づけだが、筋肉ムキムキボーズコンビの相性が良く、面白かったなあ・・。>
肉を切らせて骨を絶つ
この映画のテーマは、ショウ家とホブス家の家族愛でした。
見る前は、微塵にも考えてなかった展開は楽しめました。
さすがはワイスピと感じさせる最初のカーチェイスは、よかった。
次には、デックの妹、バネッサ・カービー。
彼女の存在がとてもよかった。いるのといないのとではこの映画評価もだいぶ変わると思います。
今まだにも彼女出ている作品はみていたのですが、今作でファンになりました。
最後のバトルも見応えありで、ヘリとのバトルではワイスピらしくニトロがでてくるところもぬかりない。
全体としてアクションは、今まで通り楽しめました。
2時間ちょいという時間もあっという間でした。
最後にヘレン・ミレンのちょい役ながら、存在感と印象を残すところはさすがです。
家族愛を欲張り過ぎました
ウィルス兵器を巡って、三人のエージェントが悪の組織と攻防を繰り広げる物語。
「ワイルド・スピード」シリーズのスピンオフ映画です。本シリーズも、既に「スピード」の意味がなくなっていますが、スピンオフなら尚更ですね。普通のアクション映画になっています。
普通の・・・と言っても、大人気シリーズのスピンオフ。しかも、ハリウッドで人気アクション俳優二人が主演をするわけですから、迫力十分で見応えがある映画に仕上がっています。
カーチェイス、格闘、ガンファイト、そしてヘリまで登場して爆発シーンもあって・・・お腹いっぱいで大満足です。
難点をいえば、やはりストーリーでしょうか。色々と欲張って「家族愛」を持ち出してしまい、ストーリーに無理が生じたように感じました。それにより、上映時間も無駄に長くなったように思えます。
欲張らずウィルスの攻防と、せめて「娘」と「妹」だけに抑えておけば、より締まった映画になったのではないでしょうか?
とても、勿体なく感じました。
スピンオフ作品と心得ていれば楽しめる!
・改造人間(ブリクストン)VS ワイスピ屈指の武闘派コンビ(ホブスとショウ)
最後まで目が離せない、スリルな展開!
2人のコンボなら肉弾戦は敵無しでは?当然、苦戦を強いられる状況は想像がつかなかった。
突如として現れたテロ組織「エティオン」により改造されたブリクストンは、人間が太刀打ちできる相手ではない。
流石の武闘派コンビでも不可能では?対抗すべき術はあるのか?
鑑賞中はブリクストンの力を知るにつれて、絶望感に包まれるようになっていった。
決着は長く、本当に最後まで何が起こるか分からない攻防が続いて熱かった!
・スピンオフ作品として観れば楽しめる。
ワイスピを一度も観ずに、今作をいきなり観た人の評価は低くなるだろう。
今作は、前作に引き続き、テッカード・ショウ及び、ショウ一家が登場しキーパーソンとして活躍。
EURO MISSIONからショウ一家が度々、登場するわけだが、悪役でない形で初めて主演を飾る。
しかも、今回の悪役はテッカードが属していたMI6の元同僚で、死んだはずのブリクストン。正しくゾンビ。
なぜ、ホブスとショウが協力することになるのか?といった物語はトントン拍子に進む。一方で2人の協力は「犬猿の仲」ともいえるタッグで終始対立的でおもしろい。笑
・カーアクションは少なめ。
レース、逃亡、奪い合い、阻止。ワイスピでは様々なカーアクションのシーンを観てきた。
ワイスピといったらカーアクション。8作観てきて、今作の9作目は最もシーンが少なかったのは事実だろう。
カーアクションで印象深かったのは、サモア民族の運転スキル。w武力だけでなく、物の扱いにも秀でていたとは。。。
ワイルド・スピードらしさ全開
仲の悪い二人(ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム)が主人公。
イギリスのMI6が殺人ウイルスを奪おうとするが、ほぼ不死身の悪漢(イドリス・エルバ)に返り討ちに会い、女性エージェント(ヴァネッサ・カービー)はウイルス容器を体内に埋め込んで逃げる。
MI6とCIAに依頼され二人は仕方なくウイルスを奪取しようとするが・・・。
アクションはワイルド・スピードらしい無茶苦茶さで楽しめる。
これはワイルドスピードシリーズではない
私はジェイソンステイサムは大好きだし、
ロックも嫌いではありません。
ただ、この映画を評価している人は、
ワイルドスピードという映画を知らないは人なのでは無いかと思います。
ワイルドスピードは下町のヤンキーが泥臭く演じるダウンタウンサクセスストーリーみたいなイメージ。
これは大迫力ハリウッド映画でジェイソンステイサムのトランスポーターの続編だといえばしっくりくる。
おまけに敵がもはや人間を超越した存在というSF要素といい、ワイルドスピードとは全く違う映画を観ているような気持ちになる。
ポールが亡くなった時点で私の中でワイルドスピードシリーズは完結した様に思います。
スーパーコンボ
ワイスピというよりはM:I
殺人ウイルス「スノーフレーク」を利用し、人類の殲滅を目論む謎の組織「エティオン」に追われるMI6のエージェントのハッティ。
世界の破滅を防ぐべく招集された外交保安官のルークホブスと元MI6のエージェントでハッティの兄のデッカードショウの2人がいがみ合いながらもハッティの救出とウイルスの回収に挑む姿を描いたワイルドスピードシリーズ初のスピンオフ作品。
シリーズの人気を支える看板キャラクター、ルークホブスとデッカードショウのバディモノとして新たに生まれた新シリーズ。
歴代シリーズでもお馴染みのド派手なカーアクションは鳴りを潜め(全然潜めてない笑)、昨今のハリウッド映画最強のアクションハゲスター2強と売れっ子の新星デヴィッドリーチ監督の手腕により、カーアクション2割、殴る蹴る飛ぶ落ちるのバッキバキのアクション8割でホントにワイスピを観てるのか分からなくなるような仕上がりになっていた笑。
しかし主要キャストそれぞれの「ファミリー」にクローズアップした演出が多く、ある意味本家よりもその点は色濃く描かれていたかもしれない。
精神的な意味での「ファミリー」ではなく、まさしく肉親的意味での「ファミリー」が数多く登場し、今まで詳細に描かれていなかったホブスとデッカードの過去が明らかになっていくといった内容だった。
そういう意味ではワイスピユニバースというよりかはファミリーユニバースみたいな話だった笑。
逆に言えば上記の「ファミリー」という考え以外本家との接点があまりなく、スピンオフといいつうも別モノと感じさせる一方、完全にデヴィッドリーチ監督の悪ふざけで参戦した大スターライアンレイノルズが今後ワイスピユニバースに残留してくれるかが気になるところだ笑。
冒頭10分のノンクレ登場で心臓が跳ね上がったファンは多いと思う笑。
監督と演技のせいかどう見ても特殊メイクとマスク無しのデッドプールにしか見えず、早く戦ってくれと願わんばかりであった笑。
敵の黒幕の正体を明かさないなど完全にシリーズ化を狙った演出もあり、残り2、3作と噂されている本家に代わる看板シリーズになるかもしれない。
ワイスピというよりかは漢臭いM:I感が強かったので次作以降はワイスピDNAがもう少し色濃く出てくると本家との共通点も増して面白味が増しそう。
全338件中、21~40件目を表示