劇場公開日 2019年8月2日

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「スピンオフ作品と心得ていれば楽しめる!」ワイルド・スピード スーパーコンボ バニラさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0スピンオフ作品と心得ていれば楽しめる!

2021年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

・改造人間(ブリクストン)VS ワイスピ屈指の武闘派コンビ(ホブスとショウ)
最後まで目が離せない、スリルな展開!
2人のコンボなら肉弾戦は敵無しでは?当然、苦戦を強いられる状況は想像がつかなかった。
突如として現れたテロ組織「エティオン」により改造されたブリクストンは、人間が太刀打ちできる相手ではない。
流石の武闘派コンビでも不可能では?対抗すべき術はあるのか?
鑑賞中はブリクストンの力を知るにつれて、絶望感に包まれるようになっていった。
決着は長く、本当に最後まで何が起こるか分からない攻防が続いて熱かった!

・スピンオフ作品として観れば楽しめる。
ワイスピを一度も観ずに、今作をいきなり観た人の評価は低くなるだろう。
今作は、前作に引き続き、テッカード・ショウ及び、ショウ一家が登場しキーパーソンとして活躍。
EURO MISSIONからショウ一家が度々、登場するわけだが、悪役でない形で初めて主演を飾る。
しかも、今回の悪役はテッカードが属していたMI6の元同僚で、死んだはずのブリクストン。正しくゾンビ。

なぜ、ホブスとショウが協力することになるのか?といった物語はトントン拍子に進む。一方で2人の協力は「犬猿の仲」ともいえるタッグで終始対立的でおもしろい。笑

・カーアクションは少なめ。
レース、逃亡、奪い合い、阻止。ワイスピでは様々なカーアクションのシーンを観てきた。
ワイスピといったらカーアクション。8作観てきて、今作の9作目は最もシーンが少なかったのは事実だろう。
カーアクションで印象深かったのは、サモア民族の運転スキル。w武力だけでなく、物の扱いにも秀でていたとは。。。

バニラ