第三世代

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解説

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダーが、意志と表象としての世界で目先のスリルだけを追い求める「第三世代」のテロリストたちを描いた作品。1970年代末のベルリン。コンピューター販売の不振に悩む企業家P・J・ルーツは、街でテロ事件が起これば警察が捜査用にコンピューターを導入するのではないかと考えはじめる。彼の秘書ズザンネは地下組織のメンバーで、仲間とともにテロを企てていた。思想や理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追求するテロリストたちは、企業や権力に利用され、その扇動に乗って誘拐事件を起こす。出演は「アルファヴィル」のエディ・コンスタンティーヌ、「マリア・ブラウンの結婚」のハンナ・シグラ、「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のビュル・オジエ。

1979年製作/109分/西ドイツ
原題:Die dritte Generation
配給:アイ・ヴィー・シー

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映画レビュー

4.0複雑な社会に踊らされている若者達

2020年9月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

一昔前に公衆トイレの壁によく見かけたアホみたいな卑猥な内容の落書きや生々しい誘い文句と共に書かれている怪しげな電話番号。汚い壁に汚い落書きと地の果てにでもいるかの様な悍ましさがあった。最近ではそういった落書きも見かけなくなり、何処もかしこも小綺な公衆トイレに変わった。しかしそうなると何処もかしこも無機質で味気ない感じがして寂しくなる時がある。人間が最も剥き出しになると言っても過言ではないトイレという超プライベートスペース。そこにあった様々な剥き出しの落書き達。それも今や綺麗な塗装の裏に隠されている。そういうことを考えると社会全体が表面的にだけ小綺麗になっていく息苦しさの様な物も感じる。問題が浮き彫り化しない分不透明なややこしさや臭い物に蓋的な風通しの悪さが残り、逆に病的な社会になって行っている様な気もする。しかし勿論汚いトイレより綺麗なトイレの方が快適で良いに決まってるが。笑 話は逸れたが6章により構成されている本作の章のひとつひとつのタイトルが今正に言ったその公衆トイレの中で監督自身が実際に目撃した?生々しい落書きや、公衆トイレの中で監督自身が実際に聞いてしまった?生々しい会話という物。しかもその落書きがあった公衆トイレの場所までタイトルの末に記載されているのだから面白い。笑 常人離れした目の付け所、その卓越したセンスに心底驚かされ感動した。天才的な名監督はやはり大多数な表現方法とは違ったハッと驚かされるような意外性のある表現をする。これだから名監督達の作品は面白くて観るのがやめられない。本作の主人公達も真実が表面化されない複雑な社会の中で踊らされている若者達である。体制に反するテロリストになったはずが、体制側の利益になるが為にテロリストになる様に仕向けられただけだった。結局は体制側の思う壺。当人達はそんなことも知らずに理念なきテロ行為を得意げに続ける。正にブレッソン監督の「たぶん悪魔が」の名台詞「文明の行き着く先は、皆なが馬鹿になる。」そのもの。世の中を牛耳っている人達に知らず知らずのうちに操られていただけ。本作のオープニングはその「たぶん悪魔が」のクライマックスからエンドロールまでがノーカットで流れる。「たぶん悪魔が」を先日観たばかりだったので完全に偶然だが本作を引き寄せた様な感じして驚かされた。ファスビンダー作品は本作と「マリア・ブラウンの結婚」の2作を鑑賞したが両作共にオープニングのセンスが異常な程に良い。こんなにも素晴らしいオープニングに引き込まれない訳がない。この素晴らしいオープニングから始まる何の理由も動機も絶望も理想もない理念なきテロリスト達の物語。「船というのは、荷物をたくさん積んでいないと、不安定でうまく進めない。同じように人生も、心配や苦痛、苦労を背負っている方がうまく進める。」というショーペン・ハウアー大先生の名言が胸に刺さる。911に観たというのも面白い偶然。

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バンデラス

3.0テロ群像

2019年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

結末は!?
一瞬にして映画自体が終わってしまう感覚に陥る。

潔いのか?途中で投げ出したかのような終わり方にア然とするが、そもそもオチの付け所などはどうでも良い?観て感じるところはソコではない!?

TVやラジオ、レコードから流れる音楽に朗読など途切れることはない音の洪水がノイズのように情報量として忙しない反面、それぞれの関係性を群像劇に落とし込み、成し得ないテロ行為に成すべき理由を見つけられずに。

まるで彼等の行動に呆れ返ったかの如く、唐突にフィルムを切ってしまう終わり方。

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万年 東一

4.0ファスビンダーと同時代の無為なテロイスト達

2019年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ファスビンダーの「マリア・ブラウンの結婚」に続く1979年の作品。こんなアナーキーな群像劇を撮っていたのですね。

東西冷戦下のベルリン…「意志と表象としての世界」を合言葉に、目的もよくわからず「何か」をしようとしているテロリストたち。そして何も成さぬまま失われていく命。

これは同時代の無為なテロイストたちの悲劇を描いたもう一つの傑作。ファスビンダーを知るのに欠かせない重要作だと思う。

「マリア・ブラウンの結婚」「リリー・マルレーン」のハンナ・シグラとの思わぬ再会。大勢のうちの一人ながら存在感は抜群だった。

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エロくそチキン

3.0

ミカさん
2018年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

もしもファスビンダーが生きていたら、今の世の中をどの様に撮るのだろうかという疑問がふと湧き上がりました。911以降、テロリズムが企業はおろか国家とも繋がっていると知ってしまった私は、今、全ての事が虚構に感じてしまっています。虚しいからお祭り騒ぎをするみたいに。だから、ファスビンダーに聞いてみたいのです。

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ミカ
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