バスキア、10代最後のとき

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バスキア、10代最後のとき

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解説

ニューヨークのストリートから時代の寵児となり、20世紀を代表するアーティストのひとりとなったジャン=ミシェル・バスキアの没後30年を記念して製作されたドキュメンタリー。バスキアが注目を集める前の1970~80年代ニューヨークの社会やアートにスポットを当て、初期の秘蔵作品、影響を受けた詩や音楽などを交えながら、アーティストとして世界へ羽ばたいていく姿を映し出す。映画監督ジム・ジャームッシュ、「プラダを着た悪魔」などで知られるファッションデザイナーのパトリシア・フィールド、ミュージシャンのファブ・5・フレディ、グラフィティアーティストのリー・キュノネスらも登場。同じ時代をニューヨークで過ごした「豚が飛ぶとき」のサラ・ドライバー監督がメガホンをとり、天才アーティスト誕生の秘密に迫る。

2017年製作/79分/G/アメリカ
原題:Boom for Real: The Late Teenage Years of Jean-Michel Basquiat
配給:セテラ・インターナショナル

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映画レビュー

3.5混乱期のNYのエネルギー

ローチさん
2019年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

バスキアの活躍した1970年代後半のニューヨークは、ひどい有様だった。70年代はニューヨークで最悪の時期とされ、治安はひどく犯罪都市として名を馳せてしまっていた。しかし、そんな荒れ果てた、混沌とした時代だからこそ、バスキアのような新しいアーティストが生れたのだと、この映画が言っている。

バスキアがこの時代に過ごしたイーストビレッジが治安のせいで家賃も安く、金のない若いアーティストが根城にしていた。そこから新しいムーブメントが起こりアートシーンが活性化した。今のイーストビレッジはジェントリフィケーションの結果、高級住宅地となり、治安はよく住みやすい場所となったが、かつてのような燃えるような活気は失われた。

社会の混乱期には、それを刺激にして映画や文学も含めて優れたクリエイターが生まれる。平和で過ごしやすいけど、アートの活気の失われた街とどっちが好きか。この映画はそういう問いかけをしているんじゃないだろうか。

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ローチ

3.5天才アーティストの無名時代とNYのアートシーン

2018年12月31日
PCから投稿

笑える

楽しい

知的

バスキアのドキュメンタリー、というよりも、バスキアを輩出した1970年代のNYのアングラアートシーンを、当事者たちが振り返る群像劇のようにも見える。なにかをやらかしたいという無名の若者たちがNYのダウンタウンに集まって、そのエネルギーを嗅ぎ分けたかのように現れたバスキアが、次第に注目される存在になっていく。ほぼ、関係者のコメントで構成されているが、当時のリアルを知る彼らがストリートの躍動感を伝えてくれる貴重な証言集として楽しめた。映画側から言えば、ジャームッシュやヴィンセント・ギャロといった才人たちがすごく狭いエリアに棲息していたという梁山泊のような状況にワクワクせずにいられない。

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バッハ。

3.5バスキアを知る人物が語るドキュメンタリー。

2019年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

随分まえにデビッドボウイが演じたウォーホールが印象的だったバスキアの映画との印象とは全く違い、残されている映像はとってもシャイでキュートな若いバスキアが映っている。
まだ荒れてる印象のニューヨークで、バスキアが世に出るタイミングを目撃した人物達が語る過去のエピソードやバスキアの人物像。
バスキアのだけでなく、あの時代の沢山のアート作品やら音楽、ムーブメントを目撃した気分になる作品でした。

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motohayako

3.5六本木の街にも・・・

2019年9月22日
PCから投稿

スラム化するNY。
ひとびとは暴徒化し、
店や商売が全滅、
誰も住まなくなったアパートの持主は保険金狙いで自分たちで建物に放火。
そんなカオスの街に、
文字やシンボル、記号や絵の中に、
言葉、思考、意識を潜行させる、バスキア。

ゲリラ的なアートが書かれては消え、スプレーされては消えしてる間に短命のインスタレーションが歴史になってきた。

詩をギターやハーモニカにのせたのはボブ・ディラン。

詩を街にのせたのはジャン・バスキア。
六本木の街にも9月後半から11月まで、
遭遇できるようだ。

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蛇足軒瞬平太
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