冬時間のパリ

劇場公開日:

冬時間のパリ

解説

「パーソナル・ショッパー」「夏時間の庭」のオリビエ・アサイヤス監督が、冬のパリを背景に、もつれた2組の男女の愛の行方や幸せを模索していく姿を、洗練された会話やユーモアとともに描いた恋愛ドラマ。編集者のアランは、押し寄せる電子書籍ブームの時代に順応しようと奮闘していた。そんな中、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を持ちかけられる。内心で彼の作風を古いと感じていたアランだったが、アランの妻で女優のセレナの意見は正反対だった。アランとセレナの夫婦仲は最近うまくいっていないのだが、実はアランは年下のアシスタントと不倫中で、セレナもレオナールと秘密の関係を持っていて……。セレナ役のジュリエット・ビノシュ、アラン役のギョーム・カネ、レオナール役のバンサン・マケーニュらフランスの名優が共演。

2018年製作/107分/G/フランス
原題または英題:Doubles vies
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2019年12月20日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第75回 ベネチア国際映画祭(2018年)

出品

コンペティション部門 出品作品 オリビエ・アサイヤス
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(C)CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIME

映画レビュー

やっと終わった。

2024年2月24日
スマートフォンから投稿
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When I am 75♥️

3.5電子書籍と私小説作家

2022年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

会話がとても面白かったです。 秀作とまでは行かないけれど、中高年の本好きには楽しめるのでは・・・。 出版社の不況に押し寄せる電子書籍に移行する流れ。 出版社の敏腕編集者アラン(ギヨーム・カネ)が主役。 売れない私小説作家のレオナール(バンサン・マケーニュ)は、 アランの妻セレナ(ジュリエット・ビノシュ)と不倫関係にある。 アランは知らない・・・疑っていない。 ほぼ出演者たちの会話&会話&会話・・・文学やSNSの台頭・・・ 今は「オール・ザ・ピープル=ナルシストの時代」で、 自己表現をしたくてたまらない人々のブログ。 プログとツィッターが、小説より読まれている。 ブログと小説の垣根はあるのか?みたいな話が面白くて、私は 会話が楽しめました。 こんな会話が無駄話・・・そう思う人には値打ちのない映画でしょう。 また、夫も不倫、妻も不倫。 不倫経験しか書けない私小説作家が、打たれ強くコメディを盛り上げる。 ハゲてて毛深い風采の上がらないレオナールなので、“なぜにモテルか? 分からずますます可笑しい。 「不倫は文化」のフランス。 愛人が居てもいちいち離婚なんかしないのです。 日本人だと出版界の不況もだけど、映画原作がほとんど漫画・・・そう言う現実とSNSはどう関係してるのかしら? その辺も聞きたかったなぁ!! こう言う映画を観る時間は貴重に思えました。

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琥珀糖

3.0【”こじれた2組の夫婦の関係性の変遷を”会話劇”で描く作品” 邦題「冬時間のパリ」って、どうなのよ!】

2021年6月13日
PCから投稿

単純

知的

幸せ

ー フランスの文化人って、性に寛容な方が多いんですか?、と思わず突っ込みたくなる作品。  原題:「Doubles Vies」 ”二つの生活”ー ◆登場人物  ・アラン(ギヨーム・カネ)・・敏腕編集者で、部下のロールと不倫中。  ・セレナ(ジュリエット・ピノシュ)・・女優。TVドラマの警官役に飽きている。アランの妻。  ・レオナール・・小説家。(本人は否定的だが、個人情報ダダ洩れの私小説家。)セレナとは、6年もの間、不倫中。アランとは、ビジネスと友情で繋がっている。  ・ヴァレリー・・レオナールの妻で、有力政治家の秘書。 ■感想  ・皆さん、ハイソな地位にいるが、性にはとっても”寛容”  ・前半は、書籍業界の今後について、電子書籍化して行く派(アラン)や、紙に拘る人々の姿が会話劇の中で描かれる。  ・けれど、現代書籍界が抱える問題を軽妙な会話で、語り合う人々の顔は明るい。  ・アラン&セレナとレオナール&ヴァレリーの夫婦は、何気ない顔で海岸でバーベキューしてるし・・。 <登場人物の会話は、ナカナカに文学や映画の知識を要求されるが、オモシロイ。  そして、こじれた2組の夫婦関係も、”不倫してたこと、知ってたよ・・”で、済んでしまう・・。  いやいやいや・・。  このテーマで邦画を製作したら、ドロドロの展開になっちゃうよ!  ◆パリの出版業界を舞台に、迷える大人たちの愛の行方を描く小粋で洒脱なラブストーリー>

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NOBU

3.0ジュリエット・ビノシュに出演依頼

2021年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

出版編集者と女優、私小説化と女性活動家、この二組のカップルはああでもない、こうでもない、と議論をふっかけあい、不倫をしてしゃあしゃあとしている。 出版のデジタル化の議論は面白かった。 終盤の”ジュリエット・ビノシュ”には思わず吹き出した。

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いやよセブン

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