スマホを落としただけなのに（2018）

原作も読んだことがあるが映像もなかなか面白かった。犯人のキャラが素晴らしい。ビジュアルが貞子。暴れ具合もイカれ具合もサイコーで草生えた

さすがにオチでドギツイの入れ込みすぎてそれまでのいざこざがまじでどうでもよくなって興醒めする。あと、銃で打たれても頑張って動く映画がごまんとあるのに、バットで足しばかれたぐらいであんな硬直するのはさすがにひどいなあ。
ITリテラシー向上教育みたいないろんな説明ゼリフを交えてくれたのも、ためにはなったがエンターテイメントとしてはキツかった。また若者ってあんなIT意識低いの？あるあるーーーってなるの？？
そんな諸々のことがどーでも良くなるレベルでは北川景子の顔芸が面白くて楽しめた。

暇つぶしにはピッタリです。「映画館で二千円近く払って観るのはお勧めしませんが、配信で寝転がってポテチ食べながら観るのには適しています」という感じです。

スマホは便利だから、瞬く間に普及した。ミニサイズの簡易版パソコンのようなものだから、OSのアップグレードも必要だし、保存量にも限度がある。パスワードや生体認証など、個人情報を守るためにはセキュリティも必須だ。それを軽々と突破する技術が出るのも、いたちごっこだし、この映画のキモ。

成田凌が正体を現すシーンが好き。あのグフグフ笑い、最高〜。ただ、白いワンピースの下に、白パンツを履くのは、ちょっと興ざめだったかな。下着が見えてはキモいけど、ペチコートなどに素足が良かったと、個人的に思った。だって、母の面影を追うなら、母と同じじゃないとね。

桜井ユキの扱いはひどくないかな。じゅうぶんかわいいのにさー。でも、結果的に幸せになるんだから、良かったのかしらん。

TBSの放送を録画視聴。