THE GUILTY ギルティ(2018)のレビュー・感想・評価
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何回も巻き戻した
蛇がお腹にいたからオリバーは泣いてた
だからお腹の蛇をとりのぞいてやった
そしたら、泣き止んだ
。。
確かに留守録アナウンスが、はじめにおかしいと思った。。
被害者と思ったママは精神病で本人はオリバーを助けたつもりだったが、お腹の蛇をとりのぞくためにナイフで切り裂いて殺していた、、
完全に夫のミケルが犯人だと思った、、、
根気がいる映画☹️
予告にしてやられた
想像させる映画
警察は守るのが仕事だ
映画「THE GUILTY ギルティ」(グスタフ・モーラー監督)から。
正直、やや暗いトーンの中「緊急ダイヤル」とい称し、
「電話越しに小さな事件に応対する」という繰り返しに、
いつまで続くんだろうか?と、強い眠気が襲い、
結果、何度も巻き戻して観ることになった。
しかし、電話からの声と音だけで、状況判断して、
緊急通報指令室のオペレーターとして、警察に指示を出すことは、
それ相当の経験と技量を兼ね備えていないと、出来ないこと。
逆に、経験がありすぎると、勝手に自分で推察して、思い込む。
今回は、視聴者の私も含め、そのトリックにまんまと引っ掛かった。
ある時、誘拐された・・と言う電話が入る。
「緊急ダイヤル」は「助けが必要?」と尋ね、自分で判断して、
そのこどもの安否確認と、悲痛な叫びに、
「警察は守るのが仕事だ」「守る?」「困ってる人を助けるんだ」と
事件解決に奔走するのだが・・。
ラスト、この判断が間違っていたことに気付いた時の主人公は、
何を感じ、その後の対応はどうしたのか、
私は、その後の方がとても気になって仕方がない。
警察が守るべき人は誰だったのか、困ってる人は誰だったのか。
事件の真相を知ってから、観直してみると、
どこで判断を間違ったのか、なかなか興味深い作品となった。
主人公の行動はこれでいい。
全部が音声で進むサスペンス。
何が凄いって、絵面を観客に丸投げしてるんですよ。
主人公のいる部屋以外の登場人物や場所は、観ている側が想像するしかない。
なかなかギャンブルというか、こっちの想像力を試されますよね。
だから、普段から小説を読む人なんかはめちゃくちゃ入り込めると思います。
僕はもう大好きですね。
というのは、レビューで「主人公の行動が理解できない」とか、「感情移入できない」とかってまああるじゃないですか。
それも分かるんですけど、逆に考えてみてください。
別に「事件を解決する」のがこの映画の目的じゃないんですよ。それがもうミスリードなんですよ。
「この事件に感情的に首を突っ込んでしまう主人公」を描くのが重要なんですよ。
この主人公じゃなかったら成立しないんです。
彼は映画的ヒーローではありません。
「罪人」なのです。
何の気なしに借りてみた
ちょっと面白い。
ギルティと言うよりは贖罪(アトーンメント)と言う感じか?
仕事でミスを犯し、糾弾される警官が通信伝令の業務をやらされている所から始まる。
糾弾されることに不安感一杯で、子どものSOSを聴いて手柄を立ててやろうと無理やり突っ走る。しかも普段やってない仕事で交渉しようとする。
そりゃ上手くいかんよね。
ドラマは通信室だけで進むけど、部屋を移動したりはする。周りに見られないように独断専行する姿は不安を煽って仕方ない。
電話口の音声だけで相手の状況や精神状態等が仄見えるので「おい?どーすんだよ?」と言う思考に巻き込まれて行きそうになる。
ラストがあれで良いとは思えないがそれなりに観られる作品と思う。
何気ないよくあるシーンから・・・
電話の向こうから聞こえる声の主の姿を想像できますか?
緊急通報指令室。そこへ「誘拐された」という女性からの電話。
電話の向こうで起きている誘拐事件。
声と音を頼りに事件解決を試みる主人公・アスガー。事件に関わる電話の向こうの声は警官を除くと3人のみ。
上映時間88分。事件に関わる電話の向こうの声は警官を除くと3人のみ。映像に映るのは緊急通報指令室だけ。映像は観ていなくても台詞に耳を研ぎ澄ませていれば内容はわかります。ただ、なぜか殆ど動かない映像から目が離せなかった。
声と音を頼りに事件解決を試みるアスガーの推理は如何に…。
「目は口ほどにものを言う」
おそらく、観終わった後に誰もが思い出す言葉です。
あなたは電話の向こうから聞こえる声の主の姿を想像できますか?
命の電話。私情の泥沼に落ちていくアスガー。
映画なのにその作りは“ラジオドラマ”=“放送劇”なのです。
計算され尽くした演出によって一瞬たりとも気を抜けない脳内映像のるつほに僕は投げ込まれてしまったようです。
実際、見終わってはたと気づいたのは画面上の登場人物はアスガーともう一人の電話オペレーターのほぼ二人だけだというのに、僕らは電話の向こうのイーベンやミカエルの容貌と六才の娘マチルデの年格好、はたまた相棒の酔った顔やミカエルの家の間取りまで知っている!という放送劇マジックでした。
映画制作費に占めるロケ費は全くかかっていないだろうに、よくまあここまで勝手に他人の脳内スクリーンを使ってくれるものです、
お見事です。
シリアスに辛かったのは「誰も力になってはくれなかった」と世間に対する絶望を吐き出すミカエルのくだりかな・・
昨今の児童虐待に関する通報の電話や、それを受ける児相や警察のやり取りのじれったさも かくやと想像しました。
手に汗握る88分でした。
償い
ぜひヘッドホンを着用して観てほしい映画
緊急通報司令室で働く主人公のアスガーが、電話越しの音だけを頼りに誘拐事件に立ち向かうというストーリー。
上映時間は88分、おそらく映画内での時間経過も同じくらいでしょう。視聴者はリアルタイムに進行する誘拐事件の全容を、電話の向こうから聞こえる音だけで推測する形になります。まるで自分が主人公のアスガーであるかのように感情移入しながら観ることができます。
この映画の凄いところ、それは台詞のある登場人物のほとんどは、「姿も形も見えない」というところでしょうか。ほとんどの登場人物は、主人公アスガーとの通話でしか登場しないので声だけの出演となります。警察官・主人公の相棒・被害者女性・誘拐犯・子供。声だけしか登場しません。しかし電話越しの声と画面に映るアスガーの表情だけで、緊急通報司令室の映像しか映らないのに、誘拐事件が目の前でリアルタイムに発生しているような錯覚に陥ります。電話越しに聞こえるのは声だけではありません。雨の音・車のエンジン音・ワイパーの音など、あらゆる環境音が非常にリアルに聞こえてきて、視聴者の想像を掻き立てます。
電話での会話のみならず、一分一秒を争う場面なのに相手がなかなか電話に出なかったり留守電になるなどの細かな演出によって、アスガーがもどかしさを表しているのも見事でした。こういった細かな演出には、製作スタッフの強いこだわりを感じます。
ただ、ストーリー自体はあまり目新しさの無いものでした。
途中で伏線が張られていたり驚きのどんでん返しがあったりして楽しめましたが、よく言えば王道・悪く言えばありきたりなストーリーだったので、わざわざこの映画でやる必要性がありません。「相手の声しか聞こえない」という特殊なシチュエーションを活かしたストーリーであればもっと楽しめたんじゃないでしょうか。
しかしながら、総合的に観れば本当に面白い作品で、こういう新しい試みの作品がもっともっと増えてくれればいいなぁと思います。
想像力で没入する音声サスペンス
『search サーチ』を観たときの衝撃と似ている。
全編ほぼ主人公である緊急通報指令室のオペレーターアスガーの表情のみが映っている画なのに緊迫したストーリーが展開していく。電話の向こうの一家の声だけで情景や人間関係が浮かび上がってくる。ヤコブ・セーダーグレンの細かな演技のうまさもあるか。小説やラジオドラマのような自身の想像力で楽しむ魅力がある作品。
もう少し推理的なサスペンスの展開を予感していて、クライマックスがやや唐突な印象だったが、逆に人間ドラマの複雑な結末が待っている。最後はじんわりと胸を締め付けられるテーマの映画だ。
また今回、新しい取り組みである映画をハブとしたコミュニティづくりとしても期待する会員制サブスク映画館「TheaterGuild」での特別上映会に参加。リラックスできるソファーやチェアの並ぶ落ち着いた空間でヘッドフォンでの鑑賞だったため、まさに主人公のオペレーターと同じように音声に集中して視聴できる没入感が効果的だった。
マッツは出ないが面白い
今日から夏季休暇。まずはやはり劇場へ。 二本立て一本目。全編電話通...
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