ザ・ビッグハウス
劇場公開日:2018年6月9日
解説
ナレーションやBGMなどを排した独自のドキュメンタリー手法「観察映画」として「選挙」「精神」「演劇」「港町」などを手がけた想田和弘監督が、全米最大のアメリカンフットボール・スタジアムを題材に完成させた観察映画第8弾。ミシンガン大学のアメリカンフットボールチーム「ウルヴァリンズ」の本拠地ミシガン・スタジアム。このスタジアムは10万人以上の収容人数を誇り、「ザ・ビッグハウス」と称されている。特に決まったテーマ設定をせずにビッグハウスへと出向いた想田監督と13人の学生を含めた17人の映画作家がそれぞれ興味を持った人びとや場面を撮影。編集したのち批評しあう中で生まれた気づきや発見を踏まえて、また撮影に行く。選手たちのプレイ、観客の熱狂、バックヤードの人びとなど、この繰り返しから構成された映像群によって、現代アメリカの縮図とも言える巨大スタジアムの全貌を描き出していく。
2018年製作/119分/アメリカ・日本合作
配給:東風、gnome
スタッフ・キャスト
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2020年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
アメリカのミシガンスタジアムは全米最大で、今回のミシガン大の試合でも11万人を集める。
二日間を表方、裏方、観客などを丁寧に取材していくが、さすがにこの人数は大迫力で、圧倒される。
これだけのイベントを無事開催できるパワーには敬意を表す。
2020年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
6月頭に渋谷で観ました。
観察映画というジャンルで、映画内では価値を提示はしておらず、観てる人に委ねられます。何せ、事実を映しているだけなので。
もちろん編集はされてるので、その編集にある価値観は表現されてますが・・なので、多少の予備知識があった方が理解が深まるかな?とは思います。
ミシガン州にあるミシガン大学のアメフトが開催される競技場。
そのスタジアムの通称が「ビッグハウス」。
その中で始まるアメフトの試合の、どちらかと言うと、それを支えている裏方の人たちに焦点が当てたドキュメンタリー。
私は想田監督の映画は「選挙」以来2本目ですけど、「観察映画」という新しいジャンルの映画は結構好きですね。押し付けがましい価値観が出てこない分、観てる人の価値観がそのまま感想に反映される。
今のアメリカのトランプ大統領が誕生した土壌を、私ははっきりと感じ取れました。
これがアメリカ人の日常(祭り)なのか・・日本人にはとても真似できないな、これは。良い意味でも悪い意味でも。。
仮にアメリカに旅行に行くとしても、たぶんミシガンは行かないと思うので(笑)、映画でもその祭りの風景の一旦に触れることができたのが、貴重な体験でした。
2018年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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大学のアメフトの試合で観衆びっちり11万人も入るのがスケールの大きいアメリカといった所。
が、アメフトのシーンは数秒しかなく、ほとんどバックボーンを写している内容で、興味の沸かないシーンも多く、寝落ちしそうになってしまった。
最後に出てきたミシガン大OB達の幸せそうな表情が印象的だった。ミシガン大出身者なら楽しめる作品。
2018年8月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
このスタジアムは大学のらしいし、試合も大学のチーム。
しかし、この動員、規模、すごいね!
アメリカの小説に大学対抗のフットボール試合を観に行くデート、典型的なアメリカ人の祝祭的な娯楽、そのスケール感が実感できた。