空母いぶき

劇場公開日:

空母いぶき

解説

「沈黙の艦隊」で知られるかわぐちかいじ原作のベストセラーコミック「空母いぶき」を、西島秀俊と佐々木蔵之介の共演で実写映画化。国籍不明の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で国民の命と平和を守るため奔走する者たちの姿を描く。世界が再び「空母の時代」に突入した20XX年。日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生。未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を現場に派遣するが……。西島が、航空自衛隊のパイロットとしての実績を買われていぶき艦長に抜擢された秋津竜太、佐々木が、海上自衛隊の生え抜きながら副長に甘んじる新波歳也を演じる。監督は「沈まぬ太陽」「ホワイトアウト」などの大作を手がけてきた若松節朗。脚本は「機動警察パトレイバー」の伊藤和典と「亡国のイージス」の長谷川康夫。「ローレライ」「亡国のイージス」などで知られる作家の福井晴敏が企画に携わっている。

2019年製作/134分/G/日本
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2019年5月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第43回 日本アカデミー賞(2020年)

ノミネート

最優秀助演男優賞 佐々木蔵之介
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(C)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ

映画レビュー

3.5良くも悪くも日本の現実であり、邦画の現実

2019年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

知的

中国が敵でなくなったのは、多様な出資者から製作費を集めなければいけない点からも、マーケティングの観点からも致し方ない。むしろ憲法9条と自衛隊の存在や、専守防衛のあり方など、娯楽映画が避けがちな難しい題材を正面から扱った点には敬意を表する。

海上、海中、空中での戦闘の描写も、邦画では健闘した方だ。CG制作のコストダウンも一因だろう。ハリウッド製の戦争大作には見劣りするが、製作費も市場規模も桁が違うのだから。

ただ、脚本と演出には課題も多い。邦画アクションやサスペンスの悪習ともいうべき、流れと緊迫感を断ち切る説明台詞、理想論、思い出話…。135分が一層冗長に感じられる。

国民の反応の描写も、街頭で報道を見る人々のショットが少しあったほかは、ほぼコンビニ店内の様子だけというのも手抜き感。店長は“平和ボケの象徴”だろうが、客が殺到してるのに居眠りしてたりとか、キャラもエピソードも嘘くさい。

コメントする 8件)
共感した! 90件)
高森 郁哉

4.0有事の際の判断の難しさと外交の繊細さがわかる。

2024年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

戦闘から戦争へ拡大させてはいけない

戦争は国民にまで被害が出ること。

日本の自衛隊が誇れるのは、これまで戦闘で死者を出したことがないことではなく、戦闘で国民が被害にあっていない事。

それに、外交は繊細だということがわかる。

戦っている中でも、自分の国だけでなく、相手の国にも被害を最小限に食い止めなければならない。

国際的に団結する必要性が再認識できた。

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共感した! 0件)
hiro

5.0後世に残したい映画

2024年3月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

沈黙の艦隊と共に後世に残したい映画です。
こんな世界が実現される日を信じましょう。

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共感した! 1件)
YUKI

5.0空母の指揮を執る秋津(西島秀俊)が副長の新波(佐々木蔵之介)と様々な意見の違いを乗り越えてこの苦難と立ち向かっていく。

2024年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

動画配信で映画「空母いぶき」を見た。

2019年製作/134分/G/日本
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2019年5月24日

西島秀俊
佐々木蔵之介
佐藤浩市
髙嶋政宏
市原隼人
吉田栄作
玉木宏
戸次重幸
山内圭哉
和田正人
益岡徹
藤竜也
村上淳
本田翼
斉藤由貴
片桐仁
中井貴一
深川麻衣
小倉久寛

かわぐちかいじ原作のコミック「空母いぶき」を、
西島秀俊と佐々木蔵之介の共演で実写映画化した。

「いぶき」は架空の空母だが、

実際に日本は「いずも」と同型の「かが」「ひゅうが」「いせ」の「空母4隻体制」であり、日本国海上自衛隊は「アジア最強」と評価されている。

日本の南の島で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠し、
海上保安庁の隊員を拘束した。

国籍不明とされているが、こんなことをしそうな国は実際には中国だろう。

空母の指揮を執る秋津(西島秀俊)が副長の新波(佐々木蔵之介)と様々な意見の違いを乗り越えてこの苦難と立ち向かっていく。

空母、駆逐艦、護衛艦、潜水艦、戦闘機がちゃんと再現されていると思った。
戦闘シーンが多く見応えがあった。

首相官邸、政府閣僚、ジャーナリストたち、
一般市民、それぞれの立場からの描写も一定のリアリティで描かれている。

常に冷静沈着な艦長を演じた西島秀俊がかっこいい。
佐藤浩市が演じた日本国総理大臣もよかった。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック