焼肉ドラゴンのレビュー・感想・評価
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【高度経済成長期の関西地方都市の市井の人々の姿を描いた作品、だが舞台劇の色合いが出過ぎていて映画にした意味が弱いと感じてしまった】
鄭義信の人気戯曲「焼肉ドラゴン」を鄭自身が映画用に脚本を書き、監督も勤めた作品。
只、描かれた画とストーリーが、(予算の関係もあったかもしれないが)、映画としての奥深さと面白さに深みがもう少しあると良かったなあと思った作品。
「焼肉ドラゴン」の舞台を観たことはないが、無理に映画化する必要はなかったのではと思ってしまった。
勿論、大泉洋演じる哲夫と井上真央演じる梨花との可笑しき夫婦関係や、焼き肉屋を営むイ・ジュンウン演じる英順や名優キム・サンホ演じる龍吉の不思議な連帯感のある夫婦の姿は魅力的だったのだがなあ。
<2018年6月23日 劇場にて鑑賞>
頑張った作品
いい映画ではありますが!
映画じゃなくて舞台の方が映える気がする
人気戯曲と知ったからという事もあるけど。
なかなかカットを切らない
独特の間
さすがに「働いた働いた」シーンは泣いた
ご返盃のシーン、真木よう子笑ってたよね!?
ホルモン最初しか焼いてない!
ほぼほぼビール飲んでるだけ
3姉妹良し
真木よう子のおっぱいに釘付け
在日
大阪
1969〜1971
バラックの屋根はいいが壁はちょっと
自殺
兵庫県
大阪
尼崎市水道局
京都グランシャトー
ご返盃ごっこする二人
高度経済成長期を迎えていた日本。大阪万博開催で沸いていた一億総中流意識の中で、その社会の歪みのうき目に遭っていた在日コリアン。金龍吉(キム・サンホ)と金英順(イ・ジョンウン)の夫婦は伊丹空港近くの集落で焼肉ドラゴンというホルモン屋を営み、互いの連れ子静香(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)と夫婦の息子・時生(大江晋平)と暮らしていた。冒頭から家族の説明は時生のナレーションで始まるのだが、劇中では叫び声しかあげていない。
娘3人の恋愛事情を基軸に在日の内に秘めた思いを語っていく物語ではあるが、面白おかしく演技する中で、終盤の龍吉の告白が真に迫る。大泉洋とか亀の子タワシのおっさんも凄くいい演技。『万引き家族』の陰に隠れてしまった感もあるけど、こちらも凄い映画だった。
日本に来て働いて働いて、戦争に駆り出され日本のために戦って左腕を失った龍吉。故郷の韓国に帰ろうとも思ったが、そこで故郷済州島の虐殺事件(済州島四・三事件など)で家族・親戚・友人たちが皆殺されてしまい、家も焼かれて帰る故郷を失ってしまった。さらに朝鮮戦争勃発により、日本に永住することを決意したのだ。
そんな焼肉ドラゴンの店。実は戦後混乱期に醤油屋の佐藤さんから買った土地だと言い張るのだが、もともとは国有地であり、市役所からもはした金で撤去するよう求められていた。結局は万博が終わった1971年に家を出ることにはなるのだが、3人の娘たちが伴侶とともにバラバラになってしまう。『万引き家族』とも近いようなテーマはあるのですが、こちらの方はバラバラになっても永遠に家族なんだと主張している点が違うのです。大泉洋は北朝鮮に行きたがってるし、次女は韓国、三女は日本・・・。それでもたくましい性格の者ばかりなので、明日はきっと明るいんだと想像させてくれるところがいい。
記憶に残る台詞、大泉「その世間一般とやらを連れてこい!」、龍吉「土地を取り上げるなら、わしの腕を返せ!」など。その後の国有地は公園にされるということから、時期的にも森友問題にも繋がる面白さもあった。
勝手すぎる。
恨み節満載の騒々しい舞台劇。
予告編の大泉洋に期待して観ましたが、最後まで誰一人として感情移入する事なく終わりました。
映画なのか演劇なのか分からない、古いカメラワークとダサいカット割り、過剰に壮大な音楽、とまったく集中して観て入られませんでした。
個々のキャラクターも、愚痴や文句ばかりで、作品自体は「明日へ向かって上を向いて」なんでしょうけど、それを誰も体現して生きていないので、まったくこちらに響いて来ませんし、伝わりません。
全編を通して、なんだか在日の人の日本への恨み節をただ映画を通して聞かされてるようで、少々不快でした。
このようなテーマを描くのであれば、パッチギ!のように映画としてちゃんとエンターテイメントに昇華させてもらいたかったです。
あと、焼肉ドラゴンならもう少し焼肉のシーンを映して下さい。全く焼肉屋としての雰囲気ゼロです。
なので映画、としては本当に、全然面白くなかったです。
大泉洋にムカついて、ノレなかった…
前半が残念。いきなりキスしたり、妹の旦那と結婚したり、人間関係がグ...
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