ザ・プレデター
劇場公開日 2018年9月14日
解説
1987年の1作目公開以来、世界中に多くのファンを生み出した「プレデター」シリーズの正統続編として製作されたSFアクション。驚異的な格闘センスや戦闘能力、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせる戦闘種族プレデターと人類の戦いを描く。元特殊部隊員の傭兵クイン・マッケナは、メキシコのジャングルに墜落した宇宙船と、その船に乗っていたプレデターを目撃。プレデターの存在を隠匿しようとする政府に拘束されてしまう。クインは、墜落現場から持ち帰っていたプレデターのマスクと装置を自宅に送り届けていたが、クインの息子で天才的な頭脳をもつ少年ローリーが装置を起動させてしまう。装置から発せられるシグナルによってプレデターがローリーのもとに現れ、さらにそのプレデターを追い、遺伝子レベルでアップグレードした究極のプレデターまでもが姿を現す。出演は「LOGAN ローガン」のボイド・ホルブルック、「X-MEN:アポカリプス」のオリビア・マン、「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイ。シリーズ1作目「プレデター」に特殊部隊員として出演した経験を持つ、「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督がメガホンをとった。
2018年製作/107分/R15+/アメリカ
原題:The Predator
配給:20世紀フォックス映画
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シェーン・ブラックがアクションホラーに適任だったかどうかはわからない。アクション描写が終始わちゃくちゃしている印象だし、ストーリーにも穴は多い。しかしそれでも、シェーン・ブラックらしい不謹慎で食えない男どもが集まってくると、独特のコメディとしての魅力があふれ出す。これはシェーン・ブラック版『特攻大作戦』か。いや、もはや岡本喜八の『独立愚連隊』シリーズのノリだ。不真面目なはみ出し者たちが、なりゆきから命を張る意地と友情の物語。ギャグのセンスに合う合わないはあるだろうが、風紀委員にイタズラを仕掛けるような悪ガキムードを楽しんだ。
2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
シェーン・ブラック流プレデター!
1、2の良いとこプラス現代的解釈の構成!
面白かった(^^)
続編もあるかも⁉︎
2022年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
プレデターってこんなもんだよな
タフガイと異星人の格闘戦という基本コンセプトは崩さず、
まぁこんなもんだよなぁと思えるくらいの範囲に収めている。
あまり生態などが判明するとモンスター映画の延長線上としては成立しなくなってしまうのではないか、
得体のしれなさがなくなって怖さが・・・とは思ったが、
過去作(『プレデター2』、『AVP』等)で既に単なるモンスターとしてではなく、
知性や戦士としての在り方が描かれているので今更だった
なぜ地球で何度もハンティングをするのか、という問題については設定を整理しないと
流石にリブートが難しいので致し方ないのではないか、と思うが・・・
もう少しなんとかならなかったかな
以下印象深いシーン
墜落シーン
ジャングルでおなじみ吊られた遺体、ゴア表現
ありがちな秘密組織とそれに対する言及
呼称"プレデター"はおかしい、"ハンター"が適切では?、これ公式で言っていいのか
容易に想像できる展開は良し悪し
チームでの戦闘は良い
従来型プレデターと強化型プレデターの戦い
異星人の船のデータ解析はなかなかおもしろい
再び森の中の戦い
火だるま
ええ・・・退場そんなんでいいのか
映画お約束の展開+お約束
オチはネタ方向に振りすぎかな
どうせならチーム戦で展開して最後まで進めてほしかったし、
無用な退場ラッシュはやや興ざめだった
余計なカットを増やすのではなく
ジャングルで決着つけるべきだったのではないかな
コストの割にあまり良いとは思えない展開だった
カーチェイスシーンの代替なのだろうか
それなりのクオリティなので楽しめるがもう少し
2022年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
怪作でも、快作でも、改作でもなんでもいい。
とにかく、値段分は確実に楽しめる映画だと思う。そこは、職人シェーン・ブラックらしいこだわりか。キャラが立っているし、必要最小限のアイテムの威力説明など、単純にして迫力満点。文句を言い出せばキリがない。いわゆる「ツッコミどころ」というワードで検索したら、この映画のレビューはかなりの確率でヒットするんじゃないか?
でも、某「からだはコドモ」の名探偵なんか、いったいどれだけ身の回りで人が殺されているんだ?
テンポと、分かりやすさ、エイリアンに命がけで格闘する男たちの生きざまに、胸を熱くすることもなく、それぞれがいい死に方をする。まるでゲームのように。このくらい軽い生命もまあ『プレデター』ならありか。
たまたま一緒に護送車に乗っただけのはぐれ者軍人たちが、報酬もないままに抜群のチームワークで死闘を繰り広げるという、ちょっと考えられないほど荒唐無稽なストーリーと、斬新なビジュアル。評価は低くてもお気に入りの一本なのである。
2019.8.1
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