天才作家の妻 40年目の真実

劇場公開日:

天才作家の妻 40年目の真実

解説

ベテラン女優グレン・クローズが、世界的作家の夫を慎ましく支えてきた妻に扮し、夫婦の絆や人生の意味とは何かを描いたヒューマンドラマ。主人公ジョーンを演じたクローズは第91回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、クローズ自身にとって7度目のアカデミー賞候補になった。現代文学の巨匠ジョゼフがノーベル文学賞を授与されることになり、ジョゼフと妻のジョーンは息子を伴い、ノーベル賞の授賞式が行われるストックホルムを訪れる。しかし、そこでジョゼフの経歴に疑いを抱く記者ナサニエルと出会い、夫婦の秘密について問いただされる。実は若い頃から文才に恵まれていたジョーンは、あることがきっかけで作家になることをあきらめた過去があった。そしてジョゼフと結婚後、ジョーンは夫の影となり、世界的作家となる彼の成功を支えてきたのだが……。夫ジョゼフ役は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどに出演するベテラン俳優のジョナサン・プライスが務めた。

2017年製作/101分/G/スウェーデン・アメリカ・イギリス合作
原題または英題:The Wife
配給:松竹
劇場公開日:2019年1月26日

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映画レビュー

3.5Lighthearted Melodrama

2020年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

This story of a long, complex romantic relationship between a failed writer and his ghost-writer lover has plenty of love-and-family-gone-wrong agony. It's partly a movie-for-women type tale but it's easy to relate with the husband's weaknesses. For all the tear-jerking disappointments, Glenn Close plays the role with sarcastic fatigue, bringing comedic Roseanne-like edge to the Oscar bait.

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Dan Knighton

4.5夫婦の秘密は早々に明かされるが、妻の内面こそが核心

2019年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

邦題の「真実」を、作家とその妻が隠し続けてきた秘密だと考えないほうがいい。観る前から予想がつきそうな隠し事だし、序盤でほのめかされ、中盤でほぼ明示的に描かれるからだ。 本作のすごいところは、授賞式のためストックホルム入りした妻の心の動き、その見えざるダイナミクスを終盤の重心に置いたことだろう。いやむしろ、映画全体の重心かもしれない。40年間守ってきた秘密も、受賞作家の浮かれた言動も、晩餐会の日に妻が何を思い何を決断するかを導くための壮大な伏線と言ってもいい。 そんな主人公の揺れ動く心理を繊細に的確に表現したグレン・クローズ、7度目のオスカー候補だそうで、そろそろ受賞させてあげてもよいのでは。親身な態度で夫婦の秘密に迫るクリスチャン・スレイターの秘めた狡猾さが良いアクセントになっていた。

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高森 郁哉

3.5グレン・クローズあっぱれ

2023年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

積もり積もった感情を爆発させる妻を演じるグレン・クローズの演技が迫力ありました 長年我慢し続けてきた想いを夫に爆発させるシーンもすごかったですが、晩餐会での夫のスピーチを聞いている時の演技が本当に素晴らしかったと思います セリフはなくて表情だけで気持ちが伝わりすぎてきて、こういうのが大女優さんなのだと ストーリーも良かったです 身勝手な夫 私には才能があるのに 本当は私なのに あの時代じゃなくて現代だったら良かったのに

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小町

3.5キングメーカーの妻

2023年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

グレンクローズ扮するジョーンキャッスルマンは、ジョナサンプライス扮する夫の作家ジョゼフキャッスルマンがノーベル文学賞を受賞したと言う電話を受けた。 ノーベル賞をもらうとこうなる と言った展開かな。でもお祝いの席なのに家族はどこか不機嫌だね。全体的に怪しげな雰囲気も漂う。栄誉を手にしてもまだ欲するものがあるのか。ノーベル賞をもらっても今までの人間性は如何にあったか。初めて開かされた真実に家族は動揺した。まさにジョーンはキングメーカーだ。

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重

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