本年度オスカー候補女優がさすがの名演技！「天才作家の妻」本編＆インタビュー映像公開

世界的な作家ジョゼフ（ジョナサン・プライス）がノーベル文学賞を授与されることになり、その創作を支えてきた妻ジョーン（クローズ）と共に、授賞式が行われるストックホルムを訪れる。おしどり夫婦に見えた2人だったが、ジョゼフの経歴に疑いを抱く記者と出会い、夫婦のある秘密について問いただされる。ジョーンを演じたクローズは、第76回ゴールデングローブ賞で主演女優賞（ドラマ）を受賞。第91回アカデミー賞では主演女優賞にノミネートされた。

メガホンをとったビョルン・ルンゲ監督について、クローズは「彼のやり方が大好きよ。演劇と映画の知識が完璧に融合しているの。演技の仕方についてよく理解していて、難しいシーンでは時間をくれる」と感謝し、「この映画では、私たちは小さな劇団だったような気がするわ」と撮影を振り返る。

夫ジョセフを演じたプライスに関しては「ずいぶん前に、彼が出演した『未来世紀ブラジル』を見たの。彼の演技は絶対に忘れないわ。彼の世代における偉大な俳優の一人よ」と称え、「彼の舞台『ヴェニスの商人』も見た。彼はシャイロックを演じていて、あの演技も絶対に忘れないわ。骨の髄から揺さぶられるような……素晴らしい演技だった」と魅了されたことを明かした。

映像後半には、本編からノーベル賞授賞式後のパーティーのシーンも収められている。ジョゼフがジョーンに感謝の意をステージで述べるなか、あふれる感情を表情一つで表す、クローズの演技力が光る場面となっている。

「天才作家の妻 40年目の真実」は1月26日から全国公開。