響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
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私はあなたと話をしている。
鮎喰響が羨ましい。
抽象的に捉えたほうが彼女の魅力がわかる。
もちろん暴力はいけない。
なので抽象的に見て思うことは、
ここまで貫き通せる人はなかなかいない
物事を単純に評価して意味の乗った言葉を放つ
こんなことできない
いつも複雑になってくる
物事は単純にできていないと言い、
考えたことのない"普通"という概念にとらわれ、
これで良しとする。
でもそんなの関係なくて、
実際、響は目の前の1対1の関係に目を向けて
話をする。行動をとる。
もちろん、生じる責任もとる。
こういう生き方をしたい
そのために、今はいろんなことを考えて、
物事をどう捉えていこうか
吟味していく必要があるだろう
これなら私にもできる
少しずつ、
平手友梨奈が映画に出演するから観に行ったのに、
まあまあ序盤から鮎喰響を見ていた。
そんな作品だった。
ここまで気に食わない人殴れたら気持ちいいだろうなぁ
天才小説家響は曲がったことが大っ嫌いでカッとなるとすぐに殴る。しかも全く手加減しない。とんでもないけど、見ててスカッとする。あぁいいなぁ、ストレスとかないんだろうなぁ、と。
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この映画の最初の脚本を読んだ時、平手ちゃんが監督に面白くないと言いに行ったっていう話をテレビで見たけど、響も全く同じだった。平手ちゃんハマリ役だったね。
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でも友達にはなりたくないな(笑)最初の本棚のシーンとか、人の感性を自分と合わないと完全に否定するってところがどうにも、、響はまだ若さで許されてるところあるけど、きっと後々大きな壁にぶつかるはず。
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そしてこの映画で1番よかったセリフ、読んでないのに面白くないとか決めつけるなだよね(笑)これは映画も同じやな、漫画を実写化する時絶対面白くないっていうけどそれは見てから決めようね(笑).
初めて書きたくなるくらい最高
平手友梨奈は欅坂46の活動でも、表情豊かで、見入ってしまう存在感を持っている。顔は別に好みでもなかったのに、テレビやライブの映像を見て、短い曲がまるで短編映画のように思えてくるくらいの存在感に、心を掴まれてしまった。
原作は絵が苦手なこともあり見ていない。映画も当初はレンタルでいいか〜、くらいに思っていたが無性に気になってしまい、大スクリーンで見た。見て正解だった。原作も気になりだす程に期待以上に楽しめた。
400本以上は映画を見ているがまさかの上位入りレベルだった。
周りは経験豊かな俳優で固め、平手は響と一体化したかのごとく役に溶け込んでいた。自分の意志を曲げない姿勢はまさに「僕は嫌だ!」と不協和音を恐れたりしない状態だった。
突飛な行動は痛快で、想像を超える笑いや爽快感まであった。
なんかおかしいこと言ってるしやってんな!と思いつつ、確かに、、!とも思わせる意志の強さ。
センターという重圧とともに生きる彼女だからこそ説得力と共鳴は高まり、睡眠不足でも眠気ゼロで見終えた。続きもぜひ見たい。
ひびきに共感してしまった。
一般的には、とがった天才少女の想定内のストーリーなので、評価が低い人が多いと思う。
わたしは、主人公の『個』について共感した。
SMAPのヒット曲にある『個』ではなく、ひびきのような『個』。
この意味が伝わる人には、ぜひ見てほしい。
動物園での主人公(平手さん)の表情が好き。
響の本を読んでみたい。
響の魅力に尽きる作品です。
映画化されるまでは全く作品の存在すら知らなかったんですが、ふとした切っ掛けで原作の漫画を読んでからどっぷりハマりました。
原作の良さは主人公の響の唯一無二の天才っぷり。天才が故に唯我独尊的な振る舞いも魅力でその響の魅力を何処まで表現しているかが気になる所で観賞まで、かなりハードルを上げて期待してました。
で、感想はと言うと、まあまあw
原作の第6巻までに当たる芥川賞・直木賞ダブル受賞までの話を映画化しています。
原作を忠実にと言う訳ではないので、文芸部員の関口花代子はいなかったり、響が屋上から飛び降りる(結果的に)のも途中、涼太郎の助けか無くて、涼太郎が殆ど活躍してないのも、コワモテの塩崎隆也が途中からかなりフレンドリーになるのも、実は良い人吉野桔梗が写ってないのも、まぁしょうがないかなと諦めはつきますが、個人的に惜しい点は3つ。
1つはもう一人の主人公的な存在の祖父江凛夏が殆ど活躍と魅力が薄い。
彼女をストーリーテラーにした方が良かったのではないかな?
2つ目は小栗旬さん演じる山本春平の存在。
冒頭から描かれていて、響と対照的に描いている小説家なのに、扱いが軽い。と言うか、山本春平の出番を原作よりもクローズアップさせてるのに、さほど重要ではないので、逆に折角、小栗旬さんをキャスティングしているのに勿体無い。
3つ目は響の可愛さが描かれていないw
主演の平手友梨奈さんのキャスティングは嫌いじゃないです。響の癇に障ったら即実行を忠実に描いてます。個人的に前髪をパッツンパッツンに切り揃えてるので大木凡人さんに見えたりしますw
それでも割りとナイスキャスティングではありますが、原作で描かれた15歳の高校一年生の女の子の時折見せる素の可愛らしさが描かれてなくて、バイオレンス性だけを強調していて、響の魅力が天才小説家なのに狂暴な変人的に描かれているのがなんか勿体無いです。
ホント、この三点がもう少し丁寧に描かれていたらもっと満足感が上がったのに惜しいです。
それでも話は原作にかなり忠実に描かれているので、全く駄目な訳ではないです。
あくまでも原作が好きなのでもっと良くなるのになぁの感想ですが、観賞する価値は平手友梨奈さんを抜きにしてもあるかなと思います。
どこの世界も天才を取り巻く環境は大変だ
平手友梨奈の取り巻かれてる状況そのままなんじゃないかと感じた。
でもどんな天才でも、子供な面は子供なんだなって。
それを支える周りがいるという面があるからこそ、天才はいるんだなと強く感じ取れた。
序盤の展開が物足りなく、寂しい感じもあった。
脇を固める役者が素晴らしく、登場人物の葛藤悩み、感じ取れた。
配役も絶妙に惜しい面もあった。けどここには書かない。
よくできた作品であった。
思っていたよりも、、、
現役アイドルの板垣くんと平手さんが以前から気になっていたので、レビューをみて迷いましたが観に行ってきました。
登場人物の背景があまり見えずに感情移入出来ませんでした。
あの同級生の男の子は何で響にまとわりついているのかとか、小栗旬と柳樂優弥ももったいない気がしました。。。
きっと小説のように想像力を掻き立てる仕様だと思うのですが、
私には合わなかったです。
ところどころにクスって笑える様なシーンもありましたが、切り替えが早くてついていけなかったです。
あと、この作品をみて響の行動が正義と勘違いするような未成年がでてくると思うと怖いですね。
人としての何かを考えさせられる
先に漫画本を読んでいたので映画を見ると端折ってる所や違う内容になっている場面もあるが、私はどちらも面白かった。
平手さんの響が漫画本から出てきた響のようで、最高だった。
暴力は良くないが、響の人を思う気持ちがそのまま行動に出るところが真っ直ぐで大好き。
響のビキニは見られない
「新潮45」(新潮社)が休刊を発表した。原因は水田水脈代議士による性的マイノリティを「生産性がない」とLGBT差別を載せた記事、及びその批判への擁護・反論を特集記事を掲載したことによるものだ。この映画(原作はマンガ大賞を受賞)の設定がまるで時期を合わせたかのように公開されたのも興味深い。昨今、LGBT差別、セクハラ、パワハラが大きくマスコミに取り上げられているし、作品中にもセクハラシーンがあり、それを許さない主人公響(平手友梨奈)が芥川賞作家の顔面に蹴りをいれるのも面白い。暴力は許されるものではないが、言葉の暴力に対して非力な15歳の女子高生が真っ向から立ち向かう姿に爽快感を覚えた観客も少なくないはずだ。
物語の核は、一風変わった女子高生響が大人の社会のルールに縛られることなく、自分の主張を貫き通すといったもの。文芸雑誌の新人賞に応募、とはいえ、受賞したいという俗的なものではなく、誰かに自分の小説を読んでもらい、感想を聞きたかっただけと平然と語る響。それが編集部の花井(北川景子)の目に留まり、ネット公募にもかかわらず自らデータ化して応募させる。やがて、新人賞を獲ることになり、それが芥川賞ノミネートへと突き進むことになるのだ。本人は受賞というものに全く興味がなく、ただ読んでもらって人を幸せにできるならいいという考え。そこが天才たる所以なのか、観ていて気持ちがいい。
相手が自分の尊敬する作家であろうが、初対面でも敬称無し。天才的な文章力があるにもかかわらず、挨拶もろくにできない、社会生活には不向きな人格なのだ。何度も暴力沙汰を引き起こしても、被害者に謝り、彼女のまっすぐな性格により和解する。一方で、話題の女子高生小説家のそうした暴露記事を書こうと躍起になるゴシップ記者に対しても、世間に謝る必要はなく本人に謝れば済むという感覚の持ち主でもある。そこには大人社会のルールを無視するというより、どこか根底に少年法により守られているという信念さえ感じられるのです。ただし、最終的には鉄道会社からの損害賠償請求を受け入れるというエピソードがあり、法律は順守している一面もある。
大人社会、とりわけ政治家の失言や差別発言が目立ってる世の中。ネットの中でも批判している人間はかなりいるのですが、これがマスメディアに取り上げられてもそのうち沈静化し、「解決した」とされてしまう。この響のような人間が暴力ではなく、ペンの力で立ち向かっていってくれればと願うばかり。そして、小栗旬演ずる売れない作家とのエピソードもなかなか良いのですが、わずか少数の人間が評価していることで自殺を思いとどまるほど満足できるのかどうか、もしかしたら伝説的W受賞少女に出会えたことに幸せを感じただけかもしれません。
主人公の暴力性を強調するレビューも見受けられるのが気になりますが、文学少女×アクションといった設定が面白いのであって、ここから暴力を取り除いたら全く魅力のない映像作品になってしまいますよね。むしろ、腐った大人社会に立ち向かえ!とエールを送りたくなる痛快な作品でした。
エンドロールまで見逃せない作品
映画館で何度か鑑賞しました。
響の周りの人達の人間ドラマが主軸になっている映画だと思います。
自分も才能はあるのに、身近に圧倒的な無自覚な才能を持っている人がいることのもどかしさ。自分に対する虚しさと怒り。
圧倒的な才能を潰したくない、世に出したいと奮闘する編集。当の本人が自分の思い通りにしてくれないもどかしさ。自分のことを信頼していくれている事への嬉しさ。
響は暴力的で現実ではありえないようなキャラクターです。ただ、自分の好きな作家や動物を前にすると普通の高校生の一面がみえます。とてもかわいらしい。
平手さんは漫画の響のイメージそのままでした。響として生きていた、と彼女は言っていますが正にその通りに感じました。
恋愛要素なし、過去にも未来にも行かない、大爆笑するところもない。動物は喋らない、人は死ななない、巨大生物は襲ってこない、災害は起きない、、、
104分の中でここが盛り上がる、という場面がないので、最後はこれで終わり?と感じることも。
これで終わり??と思っても、エンドロールを最後まで観て欲しいです。主題歌も含めて響という映画。主題歌のある部分で毎度涙してしまいます。
アイドル映画だと言ってしまえばそうなのかもしれませんが、それで観ないのは勿体無い作品だと思います。
もうすぐ劇場で観れなくなってしまうと思いますので、少しでも興味をもってお時間ありましたら観て欲しいなと思います。
観たあとに、自分はどうやって生きているかな、少し考えさせられるような映画でした。
自分にとっては出会えてよかった、とても面白い大好きな映画となりました。出演者の方々の演技もとても好きです。
タイトルなし
評価が良かったから見たけど
なんで?
って言うくらい駄作
高校生がただただ暴走して
自分の信念だかを押し付けて
社会の常識に囚われないらしいが
だだの我が儘
北川景子も言っていたが
暴力はダメでしょ
暴力が出るほど腹立つ理由も分からん
友達同士の掛け合いは
まぁまぁ良かったけど
響の暴走ぶりに目をつむり
どうやって纏めるのかと
途中まで期待していたが
なにあの展開
盛り上げおいて
全くおちがない
一体この映画は
何を伝えたかったの?
アイドルを映画デビュー
させたかったの?
兎に角つまらん映画
二度目の鑑賞
もう一度見てきました。
天才といえば「過激な言動や行動」を想像されがちですが、
私は「普通」や「日常」といったものを人一倍大事にする人、と思ったりもします。
その辺の監督の描き方、平手さんの演じ方が良かったので、
内容は既に知っているにもかかわらず「薄く」感じなかった原因だと思います。
北川さんも良かったですね。
記者会見前に「わたしが響を守るっ!」ってキメタ結果のフード防備w
響は、とんでもなく可愛く思ったんでしょうね。
ほんでマイク投げからの飛び蹴り と。
今年見た作品で1番の出来。
普段邦画はあまり見ず、洋画を中心に見てたのですが、主人公を演じる方が監督に口出しした、という情報を耳にして見て見ました。まず、終わった直後の感想としては主人公が本当に凄い!!という点です。小説、というとのをテーマにしておきながらとても迫力のある映画でした。邦画独特のねっとりするようなストーリーではなく、作中の問題を全てスッキリ解決してくれるような感じです。見ていて時が経つのを忘れる、このような映画はあまりないので見て損は無いと思います!
「社会」と私
平手友梨奈は勿論月川翔監督も初見参。原作はコミックだし欅坂か神楽坂か知らないが縁遠い関係だし他に見たい映画なかったので消極的動機で拝見しました。
いや~感動しました。エンターテイメントとしても素晴らしかったですが、北川景子の大人の「社会性」の反対軸としての平手の人間性が半端なく表れていたし、それが単なる対称としてじゃなく映画(虚構)として説得力がありました。
響が授業中ふと外に目をやると木々の梢が風で緩やかに上下に揺らぐショットには眼を見張らせられました。最後の、パトカーが高速道路を遠ざかって行き、光り輝く林立する都会のビル群の遠景の美しさは響その人の美しさかと感じました。
やはり映画は先入観で見てはいけません。自戒あるのみ。
「恋人たち」の片腕の上司の役者さん、北川景子の同僚で出ていました。また「パッション」の主役の河井青葉ちゃんが作家の役で出ていました。良かったです。
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