ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価
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ラストの台詞にしびれた。
判決の電話を受け取った女性の言葉がとても突き刺さり、それによって★を1つ追加しました。
権力による情報統制。
「報道されていないこと」にも目を向ける必要があるなと、映画を見ながら感じました。
ベトナムから遠く離れて
悪くはない。悪くはないんだけど、ストーリー展開と言い、トム・ハンクス+メリル・ストリープというキャスティングと言い、王道すぎて今ひとつ感興が湧かない。
こういう報道機関のスクープものはいくつか先例があるが、今回は自らが調査した成果というわけではないところがいかにも弱い。政治家と親交のある社主のジレンマも描き方が中途半端だ。
それでも政府関係者が実名で登場するというのは、日本映画ではあまり見かけない気がする。日本映画は何なんだろう。それこそ政権側への忖度があるんだろうか。悪い政治家と言えば時代劇に出てくる得体の知れない悪代官ぐらいで、新聞社も相変わらず“毎朝新聞”だ。実際の巨悪に立ち向かおうという気概のある映画人はいないのだろうか?
スポットライトみたいな映画と...
思っていたら、
実際は、ちがった。
スポットライトは、
事件を明るみに出すまでの、
地道で地味な作業。素晴らしかった。
こちらの映画は、
切り口が違いました。
決断に至るまでの葛藤。
そして、色んな立場の人間の数だけ、
それぞれの考えがあるけど、
やっぱり、
誰が聞いても腑に落ちる決断って、
清々しくて気持ちいいなと思いました。
決断してから、
どんどん物語のスピード、
訴求力が高まる辺り、
とても良いと思いました。
メリル・ストリープ大好き
巨大な勢力と戦った人の話ってよくあるね。けど、好きなんだなー最後スカッとするんだわーメリル・ストリープの演技も素晴らしかった。はじめは自信なさげで、徐々に変化していくかんじがすごいなーと思った。
メルはいいねぇ・・・
アメリカの正義ってなんなのかしら?
同じことの繰り返し繰り返し・・・
この当時は女性の社会的立場や考え方さえも違うし、それを分かっていながらも変えようとしていない人も描いていて面白かった。
恐る恐るではあるが、決断するメルの姿も面白かった。
あくまでも・・・余談だが・・・・
今の日本の状態と比べる人が多いが、
ベトナム戦争での犠牲者の数を考えれば、まったく異質であるし、
同列に扱うのはおかしい。
国家への反逆罪まで裁判で問われてる状況を同じだと考える人がいるのがとても滑稽だwなんとおこがましい。
同じにするなよw映画の方がもっと深刻で、日本のはただのお遊びだよw
テンポ良く分かりやすい
面白かったです!スポットライト同様、ジャーナリズムが勝利する史実を元にしたストーリーはストライクど真ん中。歴史的に結果は分かっていても、ドキドキします。権力VS報道て言論の自由に立ち向かった主人公達に拍手です。難しい話ではないので、是非多くの人に観て欲しい。。
国家は必ず嘘をつく
あらまぁ、トムも、メリルもでっぷり太って貫禄充分。脂乗り切って、仕事もバリバリ出来そうで、社会的地位も高い人種って感じが出てた。
思いがけずポスト紙を引き継いだキャサリン、
当時の女性経営者としての自立物語にもなっている。
ベトナム戦争の文書を載せると決めたキャサリンは、
ドロ沼の戦争を終わりにしたいと思っていたから、決断したとも思いたい。国家反逆罪判決で法廷から出るキャサリンに対する多くの女性達の敬意ある眼差しシーンは印象的だった。
今の日本、権力者に都合のいい事実が真実になってしまい、それが事実と思わされてしまう現実になりかねない。
権力者は自分の都合に合わせて、必ず嘘をつき、報道に圧力をかけると言う事がずっーと行われているんだなと思う映画である。
物足りなかった
新聞社の気概がアメリカにはまだあった / ある。頑張ってるのは週刊誌だけかな、日本。新聞は文化面も政治面も論説も(内容と紙の分量としての厚さの点からも)薄くて残念。
あと、アーカイブ。記録なり議事録をとっている、それを保管している、何(十)年かしたら誰もが読める。これが普通なら日本は国家として普通でない。
おまけ
今日(2023.3.29.)「Mr. ノーバディ」を配信でまた見て、ハッチ=ボブ・オデンカークが「ペンタゴン・・・」に出ていること知りました~!
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
何度も泣いた。政権に都合の悪いベトナム戦争記録文書の一部がメディアにスクープされ、さらに全文を入手した新聞社にニクソンが物凄い脅しをかけて来る。
脅しに屈しそうになるメディアの使命感と市民の期待に熱くならざるおえない。国はニクソンの物なのか、知る権利のある国民の物なのか。
森友加計問疑惑、自衛隊の日報隠しに揺れる日本国民に呼びかけるタイムリーな力作です。
実話の素晴らしさと名優
今年のアカデミー賞オスカーをますます疑問視する他の多数の優秀ノミネート作品の中でまた素晴らしい作品。でもこれは作品としてよりも実話の素晴らしさとメリルストリープ、トムハンクスを讃えるべきか。信念を貫く勇気と情熱におおいに共感する心躍る作品。
ニクソン大統領(当事)の人間性を疑う台詞が印象的。スティーブン・スピルバーグ、メリル・ストリープ、トム・ハンクスの職人芸。
Movixあまがさきで映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
(The Post)を見た。
ハリウッド流の映画タイトルは「The Post」と相変わらず、
ひねりも工夫も創意も何もない。
タイトルよりも中身で勝負ということなのだろうか。
監督と製作にスティーブン・スピルバーグ。
メリル・ストリープとトム・ハンクス以外の役者はひとりも知らない。
スティーブン・スピルバーグ、メリル・ストリープ、トム・ハンクスの職人芸が光る。
冗長な部分はひとつもなく、ストーリーの必要な部分だけをシンプルに描く。
ニクソン大統領(当事)の人間性を疑う台詞が印象的。
ラストシーンはウオーターゲート事件の現場で終劇となる。
上映時間は116分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
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