劇場公開日 2018年3月30日

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ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価

全287件中、201~220件目を表示

3.5最後の判決は感動!

2018年4月6日
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難しい政治と法の話で途中寝落ちしそうになりましたが、やはりスピルバーグ、盛り上げてくれます。
そしてウォーターゲート事件に繋げる所が、さすが!
ストリープはいいところの奥様がワシントン・ポストなオーナー、の戸惑いと迷いをこれまた素晴らしく表現。

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モナチン

2.0娯楽映画の手法で

2018年4月6日
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鑑賞方法:映画館

スピルバーグの見事なまでの語り口。メリル・ストリープの名演技。期待通りのトム・ハンクスのヒーロー振り。政治的メッセージを発信するだけの映画なのになんとも贅沢な!
鑑賞中は彼らの職人芸に引き込まれる。見事な娯楽映画だ。その手法はね。

しかし発信するメッセージは単純過ぎる。作り手トリオから容易に想像できる内容でシラけてしまった。政治権力に戦いを挑む報道のひとたちと云えば聞こえは良いが本作の主人公はエスタブリッシュメント。この戦いに負けても名声は更に高まるというような台詞が出てくる。命がけの戦いをしているのは文書を持ち出した彼だけだ。

PC、政治的正しさを語るエスタブリッシュメントに辟易した大衆がトランプ大統領を産み出したという。本作は彼らには響かないだろう。30年に亘るアメリカ政府の隠蔽を描いているのにJFKを懐かしみ、ニクソンは極悪人扱い。ラストのウォーターゲートビルの件では思わず失笑。アメリカのある立場のひとたちの正義ってことだろう。

現場の記者の命がけの戦いを描いた「大統領の陰謀」とは比べられない。

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Toshi

5.0震えて、涙した。

2018年4月6日
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鑑賞方法:映画館

アメリカでの動員数も中ヒット(7000万ドル程度)だったし、批判的なコメントも多かったので、期待せずに見たら。

自分の選択は正しかった!

次々出てくる文書と、その掲載を制圧しようとする国。編集主幹役のトム・ハンクスの敏腕ぶりがむちゃくちゃかっこいい。最近「いいおじさん」役が多かったし。メリルは反対に「あら、どうしましょ」と、亡き夫から受けた社主役が、うまいなあ。

報道の自由は、そして国民が知る自由。それが正しく行われるにはどうするべきなのか。自由の尊さを感じて、泣けました。文書が積みあがっていく様には、武者震いの連続。

公開しばらくして、各新聞社が映画の感想を載せているのも納得!
いやー、みてよかった。

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ゆき@おうちの中の人

4.5今にも通じる苦悩と決断

2018年4月6日
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鑑賞方法:映画館

政治に生かされる報道、政治を殺すかも知れない報道。国民から国の運転を一時任されただけなのに「朕は国家なり」と勘違いする政治家。国を守ることと国民を守ることのあつれき。
それらを鋭く切り取った見応えのある作品。

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こばりん

4.0報道

2018年4月5日
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報道は国民に仕えることで権力の代弁者ではない。権力を見張り国民に対して事実を知らせることに報道の重要性がある。

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老眼鏡

3.5名優メリル

2018年4月5日
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鑑賞方法:映画館

重層的でもなく、どんでん返しもない。
悪く言えば先読みできるストーリー。
それでも二時間観ていられるのは、メリルだからだろう。
流石と言う他ない。
トムは?もちろんいつも通り(笑)

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take-c

3.5ソウル・グッドマンでお馴染みのボブ・オデンカークが文書につながる記...

2018年4月5日
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ソウル・グッドマンでお馴染みのボブ・オデンカークが文書につながる記者役で出演。ブレイキングバッドが大好きな私には彼を大スクリーンで観れたのは感激でした。

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ぴよくん

0.5鼻もちならないアメリカの自画自賛

2018年4月5日
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自分の政治的信条抜きでは批評できないところで、この作品は立派なプロパガンダ映画だと思いますし、あまり国際政治に詳しくない層に一方的な見解を押しつけてしまうという意味で、この映画は「洗脳している」と言うことができると思います。当時の冷戦下での共産圏封じ込め政策や、ドミノ理論を知らない人間に、ベトナム戦争の正確な評価はできないのです(※ジョンソン、ケネディ、ニクソンと、「負の戦争」を継続していったことは、歴代の大統領が無慈悲な戦闘行為をやめられなかったというよりは、国防総省がある程度独立した軍事戦略をもっており、大統領の権威が限定的であることの表れです。国防戦略は、たかだか8年の大統領政権より、長い見積もりで見通しが立てられます。ベトナム戦争当時は、共産圏の封じ込めは必要条件であり、いっぽう、トランプ政権になっても、米国の対中対露の基本的戦略はオバマ時代と変わらなかったのです。突然、米軍が全面的にアジアから撤退したり、親ロに舵を切ることはありませんでした。このことは、トランプが悪玉であるとか、「権力は悪で、メディアがそれを監視する」といった素朴な見解からは、決して見えてきません。)

しかしながら、この作品の日本での評価は、日本的な政治風土上では、明らかに偏向した印象操作につながるでしょう。このような日本風の解釈は、米国におけるベトナム戦争への反省とは別次元のものです。そのような理由で、この映画は娯楽作品としては完全に失敗しており、最低点数をつけたいと思います。
私は、どちらかというと、「反米的」な保守であり、何もベトナム戦争を賛美しようなどとは思いませんが、この作品は時代遅れの反戦サヨクを勢いづける要素に溢れています。とくに、煽り文句にあるように、いまこの時代の日本で公開されることに、ことさら意味があるのならば、私はそれに嫌悪を感じますね。それは、芸術の政治的な利用に他なりません。
まあ、少しは映画の話をすると、『フォレストガンプ』では、どちらかというと保守的なポジションを演じ、ニクソンに面会しウオーターゲート事件の通報役を演じてたトム・ハンクスが、ここにきてクソリベラルの役を自ら演じているところに時代の流れを感じました。

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Nakagaki

4.0脚本がうまい

2018年4月5日
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鑑賞方法:映画館

脚本がうまいんだよね。メリル・ストリープをいかにも普通のおばちゃんって感じで描写してって「こりゃ決断するとき迷うわ」って感じにしてんの。だから文書を載せるかどうかのときに「どうするの、どうするの?」って観ちゃうんだよね。

でも途中で気付いたんだけど、このワシントン・ポストの社主って、お父さんも旦那さんもジャーナリストなんだよね。骨の髄までジャーナリスト魂みたいなのは染み込んでると思うんだよ。だから文書入手した瞬間に「絶対に公表する」って決めてた気がするな。

「私は断固公表する」って話だと盛り上がりに欠けるから、葛藤状況作って描いたんじゃないかな。

ワシントン・ポストが文書公表する動機というか、文書入手の動機って「ニューヨーク・タイムズにやられた!」って話で、別に国をどうこうしようと思ったわけじゃないんだよね。だから「国のことを思って」ってのは弱くなってんの。

「こいつは国のことを思ってやったな」ってのは文書持ち出した人だね。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストより偉い。次は最初に公開したニューヨーク・タイムズだよね。

そんな事情がありながら、映画化するときに一番印象的になるところを抜いてきたんだろうな。スピルバーグうまいと思ったよ。

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Scott

4.0メリルストリープとトムハンクスの演技の幅に感動する

2018年4月5日
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自分がやっていることは決して間違っていないのに、その正義を果たすが為に失うものの多さ。
難しいことばかりで字幕を追うのにかなり疲れる話ですが、
オラオラ系ジャーナリスト(海賊)トムハンクスと、普通のお嬢様が社主にならざるを得なくなって大きな決断を迫られる小鳩のようなメリルストリープを観るだけでも、大きな価値がある映画です。

大統領がく*そのニクソンのアメリカには、ジャーナリズムと司法が機能してることが羨ましく思えた

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アクアMARINE

4.5成長物語

2018年4月5日
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少年ジャンプとはまた別の。

そしてこれは脚色の薄いドキュメンタリーのようなもの。

製作されたステイツではそれなりの有名人故か、脚本としては若干端折られた感もあるけれど…キャサリン・グラハムは、筋金入りのお嬢さん人生から「社会への第一歩」を踏み出さざるを得なかった女性。

ヨーロッパのそれとはかなり異なるにせよ、所謂「上流社会丸出し」の、ある意味ではとても無垢なご婦人が致し方なく不似合い極まりない「社主」なんてものに収まってみるものの、なかなか一人称でビジネスの世界に入り込めずに「形ばかりのオーナー」という居心地の悪さを重ねる日々。

その覚悟のなさがIPOという重大案件への決意の緩さや戸惑い。しかし実はIPO自体は試金石ではなく布石だった。
まるで用意されたドラマのように、その縛りが伏線となり「社運を賭ける決断」を迫られる。

実際にthe Postが世間から一流紙と一目置かれるに至るのはラストにあるウォーターゲート報道を待たなくてはならないのだけれど、その助走はここから始まっている。

その助走をゆるゆると始め、しかし確実に一人称で走り始める姿、まさに成長物語。
「私は寝るわ」がターニングポイントか。

有名人故に「前提」が端折られた感のある脚本を補って余りあるメリル・ストリープの名演。
ややもすれば「ブン屋魂」が暴走するように描かれがちなベン・ブラッドリーの個性は活かした上で、実に味わい深い人物としたトム・ハンクスも流石。

「ノーラ・エフロンに捧ぐ」とあったのはカール・バーンスタインに係わることなのか?

個人的には、この映画が扱っている出来事そのものは(キャサリン・グラハムの自伝も読んでおり)有名な話だと認識していて新鮮味は薄かったのだが、実に素晴らしき成長譚だったと思う。

そしてこういった題材にすら適度にエンターティンメント性を与えてしまうのもスピルバーグの本懐だろうか。

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tq

4.0社会派エンタメ

2018年4月4日
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泣ける

興奮

知的

すごいすごいすごい!めっちゃ感動した!それぞれの信念を持って闘う人々の姿に泣いてしまった。ハンカチ用意してなくて焦りました。硬そうな題材だけどかなりエンタメで中だるみもまったくなく飽きない。抑え目なメリル・ストリープの演技もよかった。

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A.TAKE

4.0輪転機のスイッチを入れた時、賽は投げられた‼️

2018年4月4日
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フランスのシャルリー・エブドのテロ事件のような直接的な暴力にこそ晒されていないが、現政権との司法上の戦い、大人の判断や忖度を優先する身内からの説得、各々の正義や良心のあり方などがスリリングに絡みあい、ハラハラドキドキさせられました。それら全ての過程が活字となって形作られていく演出は、見事‼️の一言。
『輪転機を回す』だけで『ルビコン川を超える』程の決意と覚悟を悟らせ、痺れるような緊迫感を観客にもたらすなんて、さすがスピルバーグ監督だと思いました。

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グレシャムの法則

4.0スピルバーグ監督×メリル・ストリーブ×トムハンクスが作り出した傑作

2018年4月4日
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泣ける

知的

本当の「報道の自由」の意味を教えてもらえた。
始めから終わりまで、セリフが続くので、字幕と演技(映像)に集中して観入ってしまった。

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クララ

4.0スピルバーグ最高

2018年4月4日
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興奮

知的

この映画が良いなと思うのは、ジャーナリズムだけでなく、メリル・ストリープ演じる女社長の成長ぶりも描いているところ。経営者でありながら、その経緯のせいもあって自分に自信がないあの年代の女性が、徐々に強くなっていく姿が描かれていて、いくつでも成長できるのだというメッセージにもなっている。

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ミーノ

3.5グイグイと引き込まれた。

2018年4月4日
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緊迫の中に感動。
今の日本に欠けている報道姿勢と貫く報道の自由に拍手。!!

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ぴっかり親父

4.5その後の展開に驚嘆する

2018年4月4日
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泣ける

興奮

知的

意外な事に初共演だというメリル・ストリープとトム・ハンクスを主演に迎えたスティーブン・スピルバーグ監督作。1970年代、ベトナム戦争に関する極秘文書の存在をスクープする作品...だと思っていたら、報道の自由を主張して情報の獲得に奔走して白日の元にしようという新聞社側の信念に満ちた行動と、それをもみ消そうとする政府の圧力との闘いを描いた作品だった。脚本、演出、全てが素晴らしいが、やはり俳優の演技が素晴らしかった。といっても主演の二人だけではなく、脇を固める新聞社のスタッフや弁護士、関わった政治家や政府の職員など、全ての人々の演技が素晴らしく、重厚な社会派ドラマとなっていました。主題が終わってのラスト、そこまで描くか!と驚いた程の緻密さとサービス精神(?)は、さすがスピルバーグ。圧巻でした。

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foxheads

4.0いま観るべき

2018年4月4日
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フェイクニュースが世界に溢れ、ある国では自分に都合の悪いニュースはフェイクニュースと決めつける権力者が日々暴言を囁き、またある国では国民の知る権利など気にもせず公文書を改ざんしたり廃棄したと言い張ったりし、さらに別の国では情報へのアクセスが制限されるとともに権力者の任期の取り決めはなきものにされる、そんな現状の今こそ、みんなが観るべき映画です。こういう映画をこの時期に作らなければならないと思う人間がいる限りアメリカは捨てたもんではないと思う。

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sg_hori

3.5思っていた以上に演出が地味。

2018年4月4日
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知的

実話ですが、思っていた以上に演出が地味。
「新聞は政府を守る為ではなく、国民に寄り添う物で無くてはならない…」的な判事の言葉が象徴的。

1976年のロバート・レッドフォードとダスティ・ホフマンの『大統領の陰謀』を意識して作られているので、ラストのウォーターゲート事件は、『大統領の陰謀』のオープニングにピッタリとリンクしていて、合わせて観る事をオススメします。

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HIROKICHI

3.5人の使命感と情熱と正義

2018年4月4日
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知的

メリル・ストリープ、トム・ハンクス、スティーヴン・スピルバーグときたら、もう最強コンビの最強映画というしかない本作品。

政府によって都合の悪い隠された真実と真っ向から対立したジャーナリスト達の闘いを描いた作品なんですが、1971年頃のアメリカの事情と新聞界のお話なので、本当に楽しみたいなら、勉強してから見た方がいいかな、ある意味、お話や因果関係などを追って行くのに大変でした。

ま、大変に面白い映画でしたが・・・・

本作品、別の見方をすれば、それぞれの人間が関わる仕事に関しての使命感など、私的には、、もう一度しっかり自分自身の関わる仕事への情熱や使命感などを再確認させて頂きました。

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sally