マスカレード・ホテルのレビュー・感想・評価
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あの空気感にはまりました。
内容は、松たか子の行動の理由が理解できなく、最終あたりから筋についていけなかったのですが、それまではとても面白く全体的にも満足できました。
パンフレットを購入しました。
また観たいと思う映画パンフレットは購入すると決めていて。
何が良かったか?
面白かった。
キムタクの、やや野性的刑事→スッとしたホテルマンへの変身が面白かった。
キムタクと長澤まさみが言い合うシーンが面白い。
いろいろありますが、一番は華麗で重厚なシティホテルの雰囲気を映画を通じて浴びられた楽しさにつきます。
キムタク、長澤まさみがキャストだったことも大きいと思います、好演で素敵でした。
マスカレード=仮面舞踏会
犯人探し…
わかりませんでした。
くやしい。
シンメトリーが物語の構成を支える
あたり、
なんとなく理系の香りが。
ホテル構造
ロゴ
男女二人の主役配置
要所にでてくる
伏線がなにに使われるか
考えるのが楽しい。
・やけに、文鎮さわる。
・クレーム客に複数部屋の用意する
シーンが多いな。
・やたらマスカレード(変装)を
意識させる。
これは、何かを示してるなと
わかります、
最後になるほどと。
ストーリー構成としては、
仮面をかぶったように、
素顔がわかりづらいお客様の
エピソードがこぎみよく
インサートされてあきないです。
犯人探しのプロファイルと
新田と山岸の仕事への矜恃
がいいですね。
好みによりますが、
本作は、
エンターテイメントを楽しむ作品なので
これでいいかもですが
東野圭吾作品なら
祈りの幕~や
秘密 や
容疑者Xの~
のような
犯人のやるせない心情が
描かれるのを
少し期待してました。
最近図太くなってるのか
悲壮さが犯人の独りよがりに思えて
犯行にいたる動機に深みが
ないように思ってしまいました。
だから、
前述のような作品に触れたときに
感じた、胸をえぐるような
驚きや悲しみあるいは、
やるせなさが
こみ上げてこなかったので、
淡々と見てしまいました。
そういう、
人間くさいのが、なく
モヤモヤしたりはないので
後味はいいですね。
あと、
ストーリーが論理的なので
小説のように
ヒントを探すのが楽しいかな。
異色のバディ・ムービー誕生。豪華なキャストで紡ぐ、上質なミステリー。
【賛否両論チェック】
賛:人を信じるか疑うか、全く正反対の価値観を持つ刑事とホテルマンが、ぶつかり合いながら潜入捜査へと挑んでいく様が、さながらバディ・ムービーのようで面白い。ミステリーとしても充分楽しめるほか、出演者もかなり豪華。
否:どうしても似たようなシーンが続くので、ストーリーに惹かれないと退屈してしまいそう。
ひょんなことから潜入捜査をすることになった刑事・新田と、捜査に協力せざるを得なくなったホテルマン・山岸。相手を「疑う」刑事と「信じる」ホテルマンという対比が、それだけで斬新で印象的です。そんな2人がひたすら衝突し合いながら、少しずつお互いの信念を知り、心を開いていく様は、さながらバディ・ムービーの新境地といったところでしょうか。
ミステリーとしても上質です。一見すると、ホテルを訪れる一癖も二癖もある宿泊客の群像劇のように見えながら、実はその中に事件のカギを握る重要な人物や出来事が紛れ込んでいるのが、観ていて思わずうなってしまいます。
出演者の皆さんも非常に豪華ですので、その辺りも楽しみながら酔いしれたい、そんな世界観の作品かも知れませんね。
ほぼ原作通り。
東野圭吾のベストセラーを鈴木雅之監督が映画化。
東野圭吾の原作は変えにくいのか。いろいろ思い返してみても、原作の何かをごそっと除いたり、いろいろ付け加えたり、一変させたりということがほとんどないと思われる。
原作で受けたイメージとほぼ同じ世界がスクリーンで展開される。
ふと思う。これはいいことなのだろうか。
難しい問題である。改変すると、原作の方がいいという声があがる、さすが映画人よく変えた、と言われることもある。
原作と映像の関係は難しいのだ。たとえば、本作を原作を知らずに観た人は、あの犯人に驚けたのか。それは、原作を知っている者にはもはやわかりようがない。
だが「犬神家の一族」や「砂の器」のように何度も映像化されるものもある。犯人が誰かわかっていても我々は観る。
いくら考えても難しい問題だ。
ところで、高級ホテルに泊まったことがないので(原作を読んで一度泊まってみたいと思った)、よくわからないが、高級ホテルの客室の電話、て、あんなオフィスにある感じ?
犯人?がすぐ分かってしまう映画
殺人事件とかサスペンスってより、ヒューマンドラマ的に感じたので、そんな風に観れば、まあまあの評価です。
※期待とは違いましたが。
キムタクがキムタクのままで、はまった役で、鼻につくことなく観ることが出来ました。
長澤まさみもホテルマンとして違和感が少なく良かったです。
ただ、老婆の正体が誰なのかすぐに分かってしまったので、おおよその展開が読めたのは残念。
あと、明石家さんまを見つけられなかったのも残念(笑) でした。
突出した作品ではないが
軽いノリで観るにはいい作品。キムタクにとっては映画でのヒット作がほしいところであろうからマーケティング的には成功か。
ぼかしたり、ぐるぐる回ったり、上から撮ったりするカメラのむだな動きがウザいと感じながらも無難に楽しんだ。
ただ、映画になにを求めるかは観客によっては違う。私のように心に爪痕を残すような、鑑賞後もしばらく余韻を残してくれるような作品を求める人には駄作と映るかも。やっぱりホテルの中だけで進むお話でありあまりお金がかかっているとも思えずテレビドラマ風な見やすさはさすがフジテレビ制作か。
暇つぶしに映画でも観るかとか、無難なデートムービーとして観る人にはオススメ。
原作に忠実、映画は何も悪くない。
本人も認めた「キムタクはやっぱりキムタク」。
私は好感をもって、この言葉を支持します。
彼色の映画に仕上がっていました。
原作を読みましたが、映画はとても忠実に再現していました。
私が利用することができないような一流ホテルの世界を鮮やかに映してくれていました。
様々な癖のあるお客様のエピソードは、やや長くも感じますが、楽しめました。
映画ではトリックがやや理解しづらかったかなと思います。
お気をつけて、いってらっしゃいませ
木村拓哉、よく似合ってるな。
煌びやかなホテルのちょっとした裏側と潜入捜査のスリルを味わえる娯楽作。
フジテレビの連ドラ1クール分をぎゅっとまとめたようなつくりで、大味だけどそこが良い。
詰め詰めのコテコテのバタ臭いジャパニーズエンタメミステリ、大いに結構!
鈍臭い演出ものっぺりした映像も慣れれば良いじゃない。
犯人捜しと犯行の防ぎが本来の目的のストーリー。
次々と様子のおかしい客…ではなくお客様がやって来ては無茶苦茶言い、謎のホンワカ解決をしていくオムニバスのような流れ。
殺人操作とは一風変わった空気に最初は少し戸惑ったけど、それぞれの事情や真相は結構面白い。
部屋番号を知るための策が一枚上手。何を信じるか見極めなければいけないホテルマンも大変だな…。
怪しすぎるあからさまなミスリードの繰り返しは逆に疑えず、忘れた頃に判明する犯人には驚いた。
能勢さんが便利すぎる。有能で良い駒だなあ。
伏線と言うにはお粗末だけど大胆な仕掛けで、まんまと引っかかってしまった。
取って付けたようなストーカーの方向じゃなく良かった。前田敦子に勝地涼ぶつけるって誰得のキャスティングなの。
「お気をつけて、いってらっしゃいませ」ホテルを出たら無力、ただその先を祈るしかない。
雨に打たれて子供を失った彼女にはその祈りは届かなかったんだなと、なんだか切ない気持ちにもなる。
松たか子みたいなおばあさんだなと思ったら松たか子だった。相変わらずの怪演。
説明的すぎるセリフやカットも多かったけどその中でも一安心したのは、「どうしてこの部屋だとわかったんですか?」と聞かなかったこと。
誇りあるロゴマークは正確に。
「客ではなく、お客様です」「ルールはお客様が作る」そのスタンスに忠実な姿勢とプロ意識、オンとオフの切り替えが凄い山岸にひたすら感心する。
ゴネたもん勝ちにもなりえるそのサービスは正しいのかどうかわからないけど。
しかしホテルマンとはいえ理不尽すぎる言いざまは願い下げ。
人間としての尊厳は保ち解決へ向かう対応は認めてくれるところが良かった。
鋭い目つきにガサツな言動の新田刑事。
潜入捜査を続けるうちにお客様を見る目は真摯になり、案内やお辞儀する仕草は自然になってくる。
忙しない状況でもズレた椅子を反射的に戻す彼はやはり優秀なんだなと改めて思う。
ホテルを去る際の最後のわざとらしい一礼には目頭が熱くなった。
しかしあのエンディングは蛇足でしかない。
サービス過剰で胃もたれする。
新田の一礼でスパッと終わるだけで格好良かったのに。
その後のことはこちらで勝手に想像するなり原作読むなりして補完するから。
余白の楽しみを全部奪われてしまい嫌気がさす。
シリーズ化するとしても映画としてはあの布石はいらないでしょう。
まあお似合いの二人だからほんの少し嬉しかったけどもさ…。
仮面を被り自由に。
ホテルで起こるミステリー小説というだけに様々な人が訪れ、様々な事情を抱えながらこのホテルに訪れる。
その問題は十人十色で、木村拓哉と長澤まさみが「ホテルマン」としてお客様に取り組む。
ホテルマンには詳しくないけど、色々な気遣いとサービスによってホテルは成り立っているのだなとびっくりした!
最初に散らばっていたピースが、最後には結ばれ1つの解決の紐口となって成立する。東野圭吾のミステリー作をもっと勉強しようと思いました。
キャストが凄く豪華で見ていて飽きなくサウンドも心地よく作品を盛り上げて気持ちよかったです。
キャスティングが豪華で楽しめます
キムタクも長澤まさみの演技も二人のキャラクターが十分活かされて良い仕上がりでした。
推理映画を見るつもりで一生懸命ヒントを探して見てましたが、もうすこし謎解きに捻りがあったら面白かったかも。
豪華キャスチングで仕上がりは満足でした。
思ったより小粒
宣伝や出演陣からして大作かと思いきや
事件に関係ない無駄なシーンが多過ぎ
(何故ここに金のかかるか俳優を使う?)
しかし、ホテルのドラマを見た時も思いましたが、ただ大人しくホテルに泊まると大損・・・・な感じが・・・。
クレーム言えば勝ちですか?
事件そっちのけで思っちゃいます
(No.4)
何が良くないんだろう
原作未読です。
悪くはないと思いました。
ただ、良くもないと思います。
映像というかホテルの内装、出演陣がとても絢爛豪華で、二時間の現実逃避をしたい方にはいいかもしれません。
ホテルマンの経験はないので実情は分かりませんが、仕事の上での苦労が一貫してお客様のクレームというところに終始していて、それ以外にはないのかな? という疑問とともに、例えば新田さんは英語が堪能な設定なので、英語でのやり取りを見たかったというのもあるし。
クレームのつけ方に関しても、ほぼ全て「大声で怒鳴る」からの「申し訳ございません」というものなので、そこは物足りなさを感じました。
とある地域の方に(人によると思いますが)見られがちだと言われる「逆説的な嫌味」(ほんまに元気な子やなぁ。賑やかでええわぁ。→うるさいから静かにさせろ)というような、変化球的なクレームをつける人がいてもいいだろうし。
実際にホテルに従事している方々が何ヶ国語くらいを話せるものなのか分かりませんが、少数の人のみしか使わない言葉で話す外国のお客様からの依頼があってバタついてしまうとか、そういうエピソードもあると、もっとホテルマンの仕事の大変さという意味では幅が出たのかなと感じました。(原作にない、と言われればそれまでですが)
新田のバックボーン含めて、警察側も、ひたすら「事件の捜査をしている」ことしか描かれていないことと、山岸さんがホテルマンになった経緯もそうなのですが、そこが双方、ちょっとした思い出話のような感じで深く掘り下げられた描写があるわけではないので「何かがあったら、私はホテルマンを辞めます」「俺も刑事を辞めます」という言葉の重みが伝わりにくく、そこに感情移入できなかったことが自分としても残念でした。
新田と山岸がどれだけ自分の仕事を誇りにしているのかということを、もっと丁寧に描いて欲しかったと思いました。
それだと尺的に厳しいならば、あの登場人物たちのショートショートのようなプチエピソードの山を3個ぐらい削ってでも。とまで思ってしまいます。
なるべく原作に忠実に作るというのも信念のひとつとしては好きなのですが、いくつか「これは私だったら削るかなぁ」というものがありました。その代わり作品に深みを出すことが出来るなら、そこは断腸の思いということで。
犯人役の方の正体が最初は分からなかったからドキドキした、という感想を拝見して、それは素直に羨ましかったです。あの方は鼻から口元のラインと声に凄く特徴があるので、私は一瞬で気付いてしまいました。
見終わって
「これは、お正月の二時間特番じゃダメだったのかなぁ」「わざわざ映画館でやるかなぁ」
という感想を持ちました。
キャラ萌え映画としてはいいのかな……
木村さんをはじめ、出演している皆さんは相変わらず素晴らしかったと思います。
特に木村さんは、検察側の罪人から特に感じていることですが、ひとつひとつの作品に対してとても愛を持って丁寧に臨んでいらっしゃるような、そういう思いをスクリーン越しに感じます。あと顔がいい。
生瀬さんのお芝居は相変わらずとても良かったですし、長澤まさみさんは笑顔と姿勢が素敵でした。
追伸
高嶋兄と宇梶さんもっと見たかったー!! すごくいいキャラクターだったっぽいのに、あれだけって。そりゃないぜーー! と叫びたい。
松たか子!
木村拓哉も長澤まさみも良かった。
キムタクは何を演じてもキムタク!などと揶揄されるが、
そういうキムタクを観たくて私は足を運んでいる。
今回も期待に違わずかっこいい。
長澤まさみもそういう役ではないのに、艶やかだ。
演技云々以前に嫌みのない華がある。
2人のぎこちないからみに、胸がときめかないはずはない。
小日向文世もいい味だしてる。
だが、それらを遙かに凌駕して、松たか子に戦慄した。
告白以来の衝撃!
彼女を的確に讃美するボキャブラリーを私は有しない。
正体を明かした瞬間、体が震えた。
助演女優賞は彼女をおいてあるまい。
ここまでは完璧に☆5つ!
ラストに向けて、エピソードを散らしておく必要性は結果としては理解できる。
だが、それを知らない序盤は冗長で退屈に感じる。
一緒に行った妻は、生瀬のエピソードで寝たそうだ。
その分☆-0.5。
完成度の高さが素晴らしい
原作の完成度が高かったのは知っていたが、その原作を忠実に再現した映画はお見事。木村拓哉・長澤まさみ・松たか子らのキャストも当て書きかというほど原作の再現度か高く演技も素晴らしい。
一方で、前田敦子と勝地涼をネタ的に使ったり明石家さんまを人知れず放り込む遊び心も楽しい。
優れた原作を使って、優れたスタッフが、優れた俳優を使えば良質な映画ができる。これで面白くないわけがない。こういう映画だったら原作の東野圭吾さんも大満足でしょう。
どの角度から切り取っても文句の付けようがない完璧な映画だ。
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