おみおくり

劇場公開日:

おみおくり

解説

高島礼子が女性納棺師役で主演を務め、人の死に触れる仕事を通して生きる希望を見出していく女性を描いたヒューマンドラマ。永井結子のエッセイ「今日のご遺体 女納棺師という仕事」を原案に、「ピカレスク 人間失格」の伊藤秀裕が監督・脚本を手がけ、7つのお別れのエピソードを繊細に紡いでいく。ベテラン納棺師の満島弥生は、愛する人との別れで受けた心の傷を癒そうとするかのように、毎日誰かの「死」と直面する現場で仕事に打ち込んでいた。一方、子どもの頃に両親を亡くしてから事故の悪夢に悩まされ続けている亜衣は、女性納棺師である弥生の存在を知り、自分自身と向き合うべく弟子入りを決意する。亜衣役に「三本木農業高校、馬術部」の文音。

2018年製作/117分/G/日本
配給:エクセレントフィルムズ
劇場公開日:2018年3月24日

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(C)2018「おみおくり」製作委員会

映画レビュー

2.0納棺師の仕事の一端を描く?

2023年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

地元の市が主催する令和5年度男女共生セミナーで、女性納棺師のお話を聴く機会があり、「死を考えることで、より良く生きる」という考え方に触発されてきたところですが、本作は同じく納棺師を生業として選んだ女性が主役の作品として、観ることにした一本です。

納棺師というと、故人に死化粧を施して、病衣などから死出の旅装に着替えさせて棺に納める仕事というイメージがあり、実際に身内の不幸に際して評論子が見たままも、本作も、その域を出るものではないのですが。
これが納棺師の仕事の一端ということなのだと思いますが、実際、遺体の傷の修復なども、手掛けたりするのでしょうか。
本作中に、そのようなシーンがあったように。

納棺師が扱うご遺体は、多くは病院でのエンジェル・ケアを施された(それはそれなりに)整ったものが多いと推察するからです。
(交通事故や労働災害で、痛んだままのご遺体もあることは、あるのでしょうけれども。検視をした警察や労基署は、ご遺体の引き渡し前にエンジェル・ケアのようなことはしないと思うので。)

決して、魂をうち震わせるような感動巨編というわけではありませんけれども。
納棺師という職業を描く、いわゆる「お仕事映画」としては、そこそこにに仕上がっていたのではないかと思います。
もう少し、死者(ご遺体)に対する「想い」みたいなことも描かれていると、納棺師というお仕事が、もっともっとも浮き彫りになったのではないでしょうか。

その点は惜しまれるところですが、まずまずの良作であったと思います。評論子は。

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talkie

0.5本で読みましたが…

2020年9月16日
スマートフォンから投稿

動画ではお金をかけていないのかグチャグチャ。
制作技術に残念でした。

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道観院 法輪

2.0『おくりびと』の二番煎じ

2020年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ロケ地となる富山県氷見市は金沢からも近い。魚が美味しい海に面した町、海を見ながら温泉に浸かるのもいい。そんな氷見市で働く女性納棺師の弥生(高島礼子)と弟子入りした亜衣(文音)の物語。

 納棺師は女性の方が多いらしいけど、これも化粧が上手いことから需要があるためだろう。憧れる職業ではないかもしれないが遺族からしても大切な存在だ。亜衣が幼い頃に両親を事故で亡くし、葬儀にも参列できなかった想いにふんぎりをつけるために仕事を辞めて弟子入りするのだ。

 数組の葬儀と納棺前の化粧。泣けるエピソードもあるにはあるが、全体的なストーリーは台詞が多すぎたりして冗長気味。こうした映画だからこそ台詞を少なめにして、観客が推理したり感情を読み取るような工夫が脚本には必要だと思う。

 なお、今のコロナ禍のご時世では感染者だったら、最期の対面もできない辛さがある。あらためて、こうした納棺師の存在がありがたく思えます。

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kossy

2.5女納棺師

2020年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

富山県氷見市を舞台に、女性納棺師(高島礼子)に弟子入りした女性(文音)が主人公で、他人の死を見つめることで、自身が経験した悲劇を乗り越えていく物語。
葬儀は遺族が納得するために行われるが、いろんなパターンが描かれ、どれもリアリティがあった。

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いやよセブン