さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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「異種間の年齢の取り方の違い」とか「親子の愛」とか「ファンタジー」「戦争」「ドラゴン」とかいい要素沢山なのになぜ??と思う節が何箇所かあった。
一歩引いたところで見てしまったから、泣けなかった。私の心根が曲がっているのがよくない。SNSで絶賛していた友人は泣いたらしいので、きっと素直で心根のまっすぐな人なんだろう。
母親の思い
この作品についてなのだが、私は当初あまり期待していなかった。というのも監督兼脚本が岡田麿里さんだったからである。私の彼女に対する印象は原作ありの作品を映像化する能力はピカイチなのだが、新作を作る能力はイマイチというものだった。全くの大誤算であった。とにかく素晴らしい作品であった。この作品を見終えてから、しばらく母親との思い出を思い出しては懐かしさに浸り、そして泣いた。ここにどんな長文を書こうが大して効果が無いことは知っているのであえて書かないでおく。見てからのお楽しみである。
褒められるのは絵と音楽のクオリティだけですね
中世ファンタジーにつきものの長寿エルフ族をオリジナル種族に置き換えて、寿命の違いからくる別れの儚さを主軸にしてるんでしょうが、かなり酷いストーリーでちっとも感動しません。
エルフ族を違う種族に置き換えただけみたいな世界観なので、その辺も目新しい感じが乏しく、ファンタジー物が好きでも物足りない感じです。
出産と子育ての大変さも扱われてるので、その辺の実際の経験がある女性の方々には共感できる部分が多くて感動するかもしれません。
が、ストーリーが酷すぎてその辺の感動的部分も台無しにしている様に感じました。
兎に角モブキャラの扱いが雑で、副キャラの幼馴染のカップルの女性が長寿能力を欲する帝国に拉致られて王子の子供を孕まされるという、まさかのNTR展開。
助けに来た男性の方も産まされた子供を愛したいと言う彼女の発言に乱心して心中自殺をはかるも失敗、最終的には腹部を撃たれて失意のなかを失血死すると言う酷い内容です。
こんな酷いもの見せられては感動も糞もないかと存じます。(特に男性は)
そんな酷い状態の中を生まれた子供も、クソ性格な王と王子(父)に見捨てられ、全て忘れる決意を固めた母親からも結局速攻で見捨てられてしまいます。
ここの部分が妙にさも感動的な様な演出で見せてくるわけですが、起きた現実だけを冷静に考えて見たら、到底感動なんて出来る訳もないかと存じます。
こんな酷いもの見せられては後々のシーンでの感動も糞もないかと存じます。(特に親が離婚した経験がある人は)
総じて、平凡以下の作品かと存じます。(特殊な性癖の方は除く)
この尺で語るには無理があった様な気がします。
ファンタジー要素にて(人間を基準として)エルフの様な長寿命の一族と、人間の様な普通寿命の一族があるキッカケにて母子という家族・関係になり、「生きる」と言う葛藤を描いたアニメ。
賛否両論らしいですけど、個人意見だと思ってレビュー見てくださいませ。(観なければ??の部分も御座います。)
一言で言えば「ストーリーが堅い」。
前半から、異種は交わってはいけないだの、息子が自分より早く死ぬのは辛いだのとか、私には堅苦しかった。
ファンタジーって夢があり、広がりがあると言う概念が私にはあるからだ。
しかし、この映画は広がりを見せず、全編に鎖の様な束縛するものが存在する。
それをあえて竜の出る様なファンタジーにて仕上げたこの映画の中から楽しみとして見つけなさいと言われているのであれば、「それ」は私にとってはつまらなかったし、楽しみとしては感じられなかった。(目の付け所は良いとは思うよ。)
異種の交わる命のお話と各王国の話、どっちをメインにしたいの?と突っ込みを入れたいのも度々。(生と死を隣り合わせで描きたいのは分かるんだけどね。)
主人公の息子の後半余生なんて無いに等しい短さ。
思いっきりラストへの尺が足りないと感じた終盤。
どなたかがレビューで書いていた通り、この尺でこの作品の真意を語るには無理な様な気もします。
二時間映画アニメより十数話のテレビアニメの方が良かったのでは?
あなたが与えてくれた愛
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』『心が叫びたがってるんだ。』の脚本家、岡田磨里の監督デビュー作となるオリジナル長編アニメーション。
『あの花』も『ここさけ』も少年少女たちの青春ドラマにファンタジーを少々プラスの作風だったが、こちらは直球とも言える異世界を舞台にしたファンタジー。
人里離れた地で暮らす“イオルフ”の民。彼らは10代半ばで外見の成長が止まる不老長寿の種族で、それ故“別れの一族”とも呼ばれていた。
“ヒビオル”という布を織る静かな暮らしを送っていた。
ある時、イオルフの長寿の血を求めて、王国軍“メザーテ”が翼を持つ獣“レナト”に乗って攻め込む。
その混乱の最中、仲間も村も失ったイオルフの少女マキアは、外界へ…。
最初は設定や用語を覚えるのにちと一苦労。
でも、それほどややこしくてこんがらがる訳でもなく、割りとすんなり把握出来た。(イオルフの教えなどさらに細かな設定はさておき)
異世界、人間と別種族、王国、不老長寿、古よりの存在…。
このまま剣と魔法が登場する王道の冒険ファンタジーが展開するのかと思ったら…、
命からがら助かり、森をさ迷っていたマキアは、賊に親を殺された赤ん坊を見つける。
エリアルと名付け、育てる事に…。
ファンタジーでまさかの擬似母子の物語。
でもお陰で、ファンタジーの世界特有の馴染み無い展開や争いがどーのこーのを見るより、ずっと見易かった。
とにかく、悪戦苦闘の子育て。ずっと布を織るだけの単調な暮らしだったイオルフの民にとって、人間が人間の子育てをするの比ではない。
全てが、初めて。全てが、慣れない。
偶然出会った女手一つで子供たちを育てる家族の助力あって、やっと。
おまけに端から見れば、子供が子供を育てるようなもの。
また、マキアは普通の人間じゃないとヒソヒソ噂される…。
こんな自分が母親としてやっていけるのか…?
自覚も無い。血の繋がりも無い。同種族でも無い。
毎日…いや、その瞬間瞬間が、自問自答の連続。
一つの場所に長く留まる事は出来ず、各地を転々。
時が経ち、エリアルも少年に。甘えん坊。
マキアは仕事を探す。仕事と家事と子育てに追われる。
ここら辺、ファンタジー・アニメではなく、まるで現実世界を見ているようだ。
母子仲は非常にいい。
が、子育ての悩みや日々の生活の疲れで、つい当たってしまった時も。
それが親子ってもんだ。
まだまだ母親として悩みながらも、溢れんばかりの愛情を注ぐマキア。
その愛情をたっぷりと受けて育っていくエリアル。
「僕が母さんを守る」
ある時言ったその言葉は、これ以上ない母子愛ではないか。
また時が経ち、エリアルは青年に。
エリアルの見た目はマキア超え。
周りには親子ではなく、姉弟として暮らしている。
この頃になると、母子関係に変化が。
“母さん”と呼ばなくなった。すでにもう本当の親子ではなく、別種族なのも知っている。
所謂思春期、反抗期。
…なのだが、この“親子”の場合、複雑な心情が。
エリアルからすれば、自分は成長していくのに、“母親”はずっと変わらぬまま。そんな“母親”を“母親”と呼べるのか…?
だからある時、遂に言ってしまった。「母親と思った事など無い」と…。
エリアルはエリアルなりに苦悩/葛藤していた。
見た目とか同種族じゃないとか、そんなんじゃない。
何故、この人は自分なんかに無償の愛情を注いでくれるのだろう…?
守ると誓ったのに、守れてない。
愛情が逆に重荷に。
それに応えられない自分…。
エリアルはマキアの元を離れ、王国軍に入る…。
メザーテ王国では、イオルフの長寿の血を巡って問題が。
王宮にはマキアの友人レイニアが王子の妻として迎えられ、子を出産していた。
実際は、囚われの身。王家の繁栄の為にイオルフの長寿の血が欲しかっただけ。
産まれた子は普通の子で、役立たず扱い。それ以前に、単なる子を産む“モノ”扱い。
勿論王子との間に愛情など微塵も欠片も無く、幸せも自由も無い。産んだ我が子にも会えない…。
そんな時、メザーテが古の力を頼った事が問題となり、隣国に攻め入られる事に。
その混乱の中、囚われてしまったマキア。
レイニアと、彼女を救出しようとするイオルフの青年クリム。
兵士として戦わなくてはならないエリアル。
各々の運命が交錯する…。
イオルフはつくづく悲劇の種族だ。
その不老長寿故狙われ、争いに巻き込まれ…。
不老長寿と言うと人類永遠の夢だが、それは時に呪縛にもなる。
種族が生きていく上で、ある掟が。それは、愛してはならない。
誰かを愛しても、相手は歳を取り、死に、残るは孤独と悲しみのみ。
でも、本当にそれだけだろうか…?
ネタバレだが、エリアルは幼馴染みの少女と出会い、子を授かる。子孫にも恵まれ、幸せな人生を送った。
これも全て、あの時マキアが、自分を拾い、育ててくれたから。
あの時マキアが自分を拾い、育ててくれてなかったら、エリアルの人生の全ての出会いも幸せも子孫も無かった。
何故、エリアルはマキアの子に…?
あの時マキアがどんな心情でエリアルを我が子として育てようと決意したか分からないが(孤独な者同士のシンパシー?)、そもそも理由なんて無い。
それは、親が子を、子が親を選べないのと一緒。
産まれ巡った縁で親子となる。
マキアとエリアルの場合は、出会いだ。
それを“運命”とも言えるが、だからこそその出会いは尊い。
だからこそ、理由なんて無いのだ。
ただひたすらの、親子としての、無償の愛情。
あなたが全てを与えてくれた。
喜びも、悲しみも、幸せも、愛し、愛する事も。
“別れの一族”と呼ばれるイオルフ。
悲しいだけの種族ではない。
出会いと別れ、愛の一族。
人と人の繋がりを丁寧に描く事に定評のある岡田磨里作品。
脚本作もいいが、これほどの手腕を見せられたら、次の監督作も期待せずにはいられない。
新たな別れと出会う為
控えめに言って文句のつけどころがない。
新人というブランド力やプロモーションの部分でで過小評価されていると思います。
これがジブリなら新海誠の作品なら歴代最高傑作と評されると思います。
地上波で放送して全ての人に見てほしい作品でした。
別れは親しい人であればあるほど悲しみが深く、
最愛の人との別れは自分が死ぬよりも辛いと思います。
仏教ではこの苦しみを、「愛別離苦」といいます。
出会わなければ苦しまない。
親しくならなければ苦しむこともない。
恋人が、家族が、友人との別れが現実になった時。
その時、傷つきたくないから「結局人は孤独だ」と、
必要以上に愛さないようにフィルターを張って生きてきました。
でも最後にマキアは言いました。
「愛してよかった」と。
「別れは悲しいだけじゃない」そんな希望をこの作品が教えてくれました。
だからこれからは死ぬほど愛していこうと思います。
また新たな別れに出会う為に。
普遍的なテーマなのに、あまりにも深い
今まで観た映画の中で、その映画を思い出すだけで涙が出る事が多分あると思います。
その一つがこの作品です!
どうしてこんなにも涙が出るのか、
どうしてこんなにも考えさせられるのか、
そして、どうしてこんなにもこの作品に惹かれるのか
それらを何個かに分けて話したいと思います。
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①ストーリーと脚本
この話は不老の長寿の一族であるマキアと、母親を亡くした赤ん坊のエリアルを拾い育てていく、何年にも渡る壮大なストーリーです。
今年パルムドール賞を獲った「万引き家族」でも、寄せ集めの「偽物の家族」の人間模様を描く物語ですが、この親子
(マキアとエリアル)も悪い言い方をしてしまえば「偽物の親子」です。
「偽物の親子」の関係性を描いた作品でもあり、その親子の周りの関係も深く描かれている群像劇でもあります。
「ベンジャミン・バトン」のような数奇で壮大な世界観を、美しい2Dアニメで書いています。
それぞれの時が経つことによって変わっていってしまうもの、決して変わらないもの、その一つ一つが日々の出来事を織って糸を紡いでいく「ヒビオルの布」のように丁寧にしっかりと描かれていきます。
そのうえ、時が経つのが早いことを象徴するかのようにスピーディに展開が進みます。
台詞がいちいち良かったです。
特に泣いたのが、終盤でのエリアルがマキアに対して叫ぶある台詞です。
たった一言だけでこんなに感動できるんだと感心しました。
また、マキアはいつまでも15歳の姿のままですが、エリアルは普通の人間なので段々と年を取っていき、次第に追い越してしまうのでそこの重大な部分も真剣に向き合って描かれていて、感動できる部分の一つでもあります。
感動させ過ぎという声も解らなくも無いですが、個人的には全然ありでした。
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②キャラクター
先ほど親子関係とその周りの関係を描いた群像劇と書きましたが、殆どのキャラクターが興味深くて、好きになれました。
個人的にはエリアルの心が変化する模様が凄く好きです。中には思春期のエリアルがよくわからないという声もありますが、小さい時は母親に対して素直だけど、思春期になるとどうしても素直になれなくなってしまう。そして家庭を持ち、親に感謝出来る強さを持てる。それって実は自分達とあまり変わらない気がします。それを描いていて、自分とよく似ていて凄く共感持てました。
マキアも、15歳でエリアルを育て始めるので最初は子供の育て方もわからないほどでしたが、エリアルが年を重ねていくにつれて母親らしくなっていく姿が何とも堪らない気持ちになります。
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③音楽
川井憲次さんの音楽もこの映画の魅力を物語っていて、綺麗で非常に素晴らしいです。曲を聴くだけでも涙が出ます。
そして、最後に流れる主題歌である「ウィアートル」は静かな曲調ながら世界観にバッチリはまっていて圧巻の一言です。
他の映画だと、クレジットの部分で席を離れたくなる時もあるのですが、この歌が素晴らしすぎて一度も離れようと思いませんでした。
また、これは演出部分でもあるのですが、中盤の酒場で店員が楽器を陽気に演奏し、それに合わせてキャラが動くのも好きでした!
またその楽器が独特なんですよ(笑)
実際にあるんでしょうか?
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③映像・演出
演出がとにかく素晴らしいです!
岡田麿里は今回が初監督の作品なのですが、今回の作品は絵コンテ・演出チームに日本のTVアニメを代表する名監督が何人も参加しており、それによって数々の名場面が生まれたと思っています。
ですが、それを集めた岡田麿里自身が一番凄いです!
作画も凄く綺麗に描いていて、特に最初のイオルフの里の背景は思わず息を飲みました。
また、劇中に出てくる中世ヨーロッパの風景も懲りすぎず、なおかつリアルなので、スタジオジブリの作品でも観てるのでは?と思ってしまいました(笑)
前回コメントを書いた際に、色々な人間模様と壮大なストーリーなのに少し短すぎるように感じたのですが、今回観たときは全然感じませんでした。
確かに「展開が早すぎ」とか「映画じゃなくてテレビでやった方が良かったのでは」というコメントも見かけました。
ですが、あれ以上やってしまうと、テーマがぼやけてしまう可能性もありますので、個人的にはあれくらいの長さで全然良かったんだと思います。
自己満足点の-4点の所を強いて言うなら、多少のご都合主義な部分や説明口調になってる所、そして場面の切り替えがぶつ切りになってる所に少し違和感があったくらいです。
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④テーマ
親子の絆の大切さだけで無く、「出会い」と「別れ」、そして「人生」という永遠のテーマを真正面から描いていて、それをファンタジーを通して語っています。
「別れ」というのは人にとって痛みを伴うものです。しかし、「別れ」は「幸せ」でもあることを作品を通じて岡田麿里に教えてくれた気がします。
そして、マキアが自ら紡いだ息子エリアルとの思い出に対して、最後に出した答えは、僕自身強く心に残っています。
過去がどんなにつらくて苦しいものだったとも、それを受け入れる事がどんなに素晴らしい事かをこの映画を通じて知ることが出来ました。
この作品で描いてること、伝えたいメッセージが心を震わされるほどに伝わってきて、改めて岡田麿里氏の凄さを思い知らされました。
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最後に
シリアスで途中辛い展開もありますが、見終わった後は非常に心に沁みて、余韻に浸れる作品です!
女性層には、特に母である方には子供の成長していく姿に感動出来て、そうでない女性や男性には観た後に親に対して「自分を育ててくれてありがとう」と言えるような素敵な作品です。
ただ感動系の作品はどうしても一部の人から嫌悪されがちなので、そういうのがダメな人はあまり期待出来ないとは思います。
ただ、普段アニメを観ない方でもこのアニメは一度で良いから観てほしいです!
ですが、今年は10月末の時点で60本近く映画を観たのですが、僕は未だにこの映画よりも良かった作品に出会えていません。
というよりは、今年はもうほぼ諦めています(笑)
何故ならこれは、
「自分が今までで一番涙を流した映画」
なのですから!
この作品に出会えて本当に良かったです。
誰が何と言おうと、そしてどんなに作品が他人に否定されようと、僕はこの映画を愛し続け、忘れる事は永遠に無いでしょう。
滅茶苦茶。
お綺麗中世風ファンタジーの画面を2時間味わえばいいのか?
映画になってないアニメ作品です。RPGのアニメみたいな感じです。1つ1つのシーンが全体通して伝えたいことを伝えるのに寄与してない。だからキャラクターが全然何やってんのかわからない。
登場人物も国も、なにもかも、リアリティや裏付けが無く、薄っぺら。行動原理謎。
甲高い声で感傷的&投げやりに言い争う登場人物たち。
少女の見た目のまま生きる設定と、精神年齢が幼いのは全く別で、むしろ長命なんだから悟った人格のはずなのに、一向に大人びないのはなぜ?幼女っぽい女描きたいだけだろ。
お互いを思い合ってる感じに見せてる?らしが、会いに行けるのに死ぬ寸前まで会いに来なかったり、突然家族を捨てて飛び立って行ったり、全然意味不明。
そもそも長命であることで起こる出来事で悩むってよりは、侵略されたり監禁されて迫害されたことで命が危ない状況が主問題。あと思春期の子供と母のすれ違いも長命関係なし。あと拉致されたから会えないのであって、それも長命関係なし。
何も解決しなかったけど、国が滅んで自由になれたね。これも長命関係なし。
なぜ去っていく?
一人の中国人の期待
Hello,I am a chinese.The film has not been released till now in China,so I am looking forward to it.And bring your blessings from foreign friends to you.
非常的期待!!!!!(030)
面白かった
ストーリー展開が急で人物に感情移入があまりできず感情が迷子状態で、感動はしましたが泣くまではいきませんでした。
一番グッと来たところはラストよりも幼馴染の「子供の頃にお母さんに甘えるのはカッコ悪いとか言ってごめんね、全然カッコ悪くないのにね」というセリフでした。
映画の時間的に仕方ないのかもしれませんが、もうちょっと視聴者側に沿ってキャラの感情を深く掘り下げて欲しかったです。
ストーリーは面白く、音楽や絵もとても良かったと思います。
映像は美しいが悲しすぎ
以前に劇場予告を見て気にはなってた作品。
飛行機で見かけたので見てみた。北欧っぽい景色だから選択されたのかしら。海外の人にも受け入れられやすそう。
攫われた歳をとらない種族の娘と人間の関わり合いを描いてるんですが、とにかく徹頭徹尾辛さしかない。。。年を取らない種族と人間の子供、略奪され自由を奪われて妬まれ、いじめられ、その挙句全てを失う、ほんとどこを切っても切ない。
初めから悲劇の香りはしてますが、どこを切っても悲劇の主人公というか悲劇の種族っていうことしかない。
切ない映画ですわ。。。
この作品に涙する人は登場人物の誰の死でも泣くのだろうか…。
美しい映像から生まれた
汚泥のような映画。
風呂敷を広げすぎて
それぞれの目的も存在理由も謎。
伏線や謎を提示しても回収解決もしない。
壮大なファンタジーを
やりたかったんだろうが力量不足。
他の方の低評価レビューの方が
『泣いた』と一点張りの
脳死レビューより読み応えがある。
うさぎドロップ的ラストのリメイク希望
ハイクオリティな作画に最初から最後まで圧倒されました。
マキアかわいいです。
合法ロリ最高!!!という雄叫びが聞こえてきそうなかわいさです。
でもそれだけです。
ストーリーが家族愛(?)をメインに据えているせいか、父性もなく子供も授かっていない私には全然感情移入できませんでした。
作中のいたるところにあった意味深なシーンも結局最後まで活用されることなくラストを迎えます。
「え?赤目病って結局なんだったの!?」
「レイリアとメドメルの関係何も解決してなくね?」
「イゾル…..所々で意味深な顔しているのに結局最後まで何も行動起こさないのかい!!!」
なんというか、マキアとエリアルの親子愛のみに注力していたせいで、それが理解できない私なんかには意味深なシーンを伏線として回収しない中途半端な作品にしか見えませんでした。
これならうさぎドロップ的にマキアとエリアルが結婚してくれた方が意外性ともっと大きな心の葛藤が生まれてよかった気がします。
視聴対象はややピンポイント
物語、展開と深さ捻りは有りませんが期待を裏切る程ではありません。
作画は背景が綺麗、人物は漫画チックですが私はこのキャラ画が気に入っての観賞ですので私的に満足です。
BGMはやや誇張気味、しかし問題は無く合ってます。
温かく柔らかな涙満ちる良いアニメでした。
日本人の平和主義のなれの果て
チャンネル桜という保守系のインターネット番組で佐藤健志が本作のアニメーターをスタジオに招いた上で、メザーテを日本、長命で布を織ることで歴史を残すイオルフを皇室にあてはめて持論を展開していたが、メザーテは未来のチャイナを暗示しているようにしか見えなかった。
メザーテは他国に支配的であったために最後に周辺諸国連合軍から攻められる。
チャイナは経済的・軍事的に他国支配を強めているが、チャイナが今の姿勢を改めない限り、ひとたび何らかの崩壊の兆しを見せればどこも助けないだろうし、進んで崩壊に手を貸すだろう。
数十年後になるのか、百年後になるのかわからないが、いずれはその時が来る。
そしてその時は本作で描かれたような平和的な崩壊はありえない!
東南アジア諸国の経済の実権を握っているのはほぼ漢族(チャイナ系)である。
タイのタクシンもチャイナ系である。
そしてチャイナ系の横柄な態度と成功へのやっかみから各地の現地人から恐ろしいほど嫌われていたりする。
1998年インドネシアでは大暴動が起き、それを機に現地インドネシア人によって多くのチャイナ系女性がレイプ被害に遭い、千名以上のチャイナ系が殺された。
21世紀になろうとしても人はいつでも野蛮になれるのだ。
ましてや現在チャイナはチベット・南モンゴル・ウイグルで苛烈な民族弾圧を行っている。もちろんこれらの地域の経済は漢族が牛耳っている。
平和的なチベット人はチャイナに抗議するため焼身自殺をしている。
もしチャイナが崩壊したら、チベットではさすがに起きないかもしれないが、ウイグルなどでは暴動が起きて漢族が多数殺されると予想できる。
だからこそチャイナは崩壊できず、余計に専制的な支配を強めているわけだが、支配を強めれば強めるほど更なる憎しみも増幅させていくという負のスパイラルに陥っている。
本作でメザーテは陥落するが、主要キャラクターが生き残れる上、多くのメザーテ人が略奪被害を受けておらず、城から少し外れると相当平和である。
このような描写に日本人の戦争観の甘さを感じてしまう。
二次大戦でロシア軍に攻め落とされたドイツ各都市のレイプ被害と略奪被害は相当であったし、実はアメリカ軍占領都市でも起きている。
ただでさえ民度の低いチャイナである。
しかもチャイナは南京大虐殺などを捏造して反日教育を繰り広げている。やられたらやり返して構わないと考えているだろう。
もし日本がチャイナに攻め落とされたらと考えるとそら恐ろしくなる。
笑いごとではなく現在チャイナでは軍備の近代化と強大化が侮れない速度で進んでいるし、北海道で東京23区に匹敵するほどの土地がチャイナに買われるなど経済的な日本侵略も着々と進んでいるのだ。
日本人のように原爆や東京大空襲の被害を水に流して敵国に尻尾を振るようなお人好しは世界には存在しない。
監督の岡田麿里が特別鈍いとは思わない。
多分この戦争観が受け入れられてしまう日本の現状が危ないのだ。
またもう1点、イオルフの1人レイリアは最後に自由を求めてはばたくのだが、彼女の追い求めた「自由」は家族を捨て去るただのわがままにしか思えなかった。
フランス革命で提唱された「自由」「平等」「博愛」だが、その後革命家たちがたどった道はその3つからおよそかけ離れた悲惨な殺し合いだった。
またフランスの女性思想家シモーヌ・ヴェイユは著書『根をもつこと』にて、フランス革命によって個人主義が台頭したことで家族制度が崩れ、フランス人は文化も何も理解できない根無し草になってしまったと嘆いている。
ただ少なくとも西洋社会では「自由」には責任が伴うというのが前提になっているが、本作を観る限り、レイリアの自由には責任が伴っているようには思えなかった。
レイリアの態度にも自国を自分たちで防衛することすらできない現代の日本人の弱点が投影されているようであった。
作画など不満に思うところは全くないが、根本的に首をひねってしまう描写が多い作品であったと思う。
あらためて日本の向かう先が心配になってしまった。
みてよかったです
長い時系列を限られた尺の中に収めるにはかなり頭を使ってシーンやセリフの取捨選択することが必要になると思いますが、その辺りがとてもクオリティ高く制作されているように感じました。観る側に思考の余地が与えられており、かつ注目すべきシーンや山場に自然と釘付けになったとても観やすい作品でした。おもわずリピートしました。
初監督作品としては素晴らしすぎる
感動、以外で表す言葉があるだろうか?
ここまでやってくるとは全く予想していなかった。
とてもよく練られた構成に素晴らしい描写、そして愛とは何か、別れとはどういうものか。とても多くを伝えてくれる作品。こんな素晴らしい作品に出会えたことに感謝
全250件中、61~80件目を表示