劇場公開日 2018年9月1日

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寝ても覚めてものレビュー・感想・評価

全223件中、141~160件目を表示

5.0良かった

2018年11月3日
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すごく良かった。
愛するって厳しいんだな。
生き方、考え方なんだな。

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シン

4.0濱口竜介監督

2018年10月31日
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とても素晴らしい感性の監督だと思います。稀有な才能。
絶妙なリズムと機微。
映画自体は本当にとても良かった。終盤にかけてが特に!

東出さんと唐田さんのお芝居が引っかかるのがちょっとだけ残念。
でも確かにこの二人の味だから成立した映画なので、、非常に評価が難しい!

この1作だけで判断できないので、濱口監督の次回作も絶対に観に行く。

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take

5.0素晴らしいシーン続出の傑作

2018年10月20日
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いい邦画を観ると、日本人に生まれてよかったな、と思う。
この映画、このセリフ、この演技を、母語で観られてよかったなあ、と。

初め、主人公の朝子(唐田えりか)の口数は少ないし、感情の起伏も見せない、淡々とした=退屈な映画だなあ、尺も長いし、どうしようかなあ、思っていた。

だが、ところどころで素晴らしいシーンが入ってくる。
序盤では、朝子とルームメイトが住む家を、朝子に想いを寄せる亮平(東出昌大)と彼の同僚の串橋(瀬戸康史)が訪ねるシーン。
ルームメイトは演劇をしていて、ビデオで自分の舞台を見せる。その演技を巡って、ルームメイトと串橋の間に諍いが起こる。
きっかけになったのは串橋なのだが、登場人物たちにも観ているほうにも理由は判らない。
映画はそこから、その謎を明らかにしつつ、険悪化した諍いを収めていく。
観ているほうも、持っている情報は登場人物たちと同じだ。戸惑い、緊張感、感情の流れ、主導権の推移などが見事に描かれ、その「場の変化」に連れて、こちらの気持ちも揺さぶられていく。

この辺りから、本作を観る姿勢は変わっていった。そう、この後、心を揺さぶるシーンがいくつも出てくるのだ。
皿洗いの会話、昔の友人のお母さん、公園で手を振るシーンなど、見所が多く、たっぷり楽しめる。

テーマは選択、だろう。
ラストシーンも主人公たちの選択の場面だ。
そして未来は、その視点によって変わる。
ラスト、同じものを見て、男女で感じ方が180度異なるセリフは雄弁だ。

水べり、車の助手席、キッチンなど、同じモチーフを繰り返し描き、登場人物たちの関係性の変化を際立たせる演出も巧み。
傑作。

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しろくま

3.0もう少し感情を表現して欲しい

2018年10月20日
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セリフが少なくて、それはそれで良い雰囲気を出しているのですが、もう少し感情移入させるために、気持ちを表現する言葉やインシデントを差し込んで欲しかった。

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morihide

2.0ちゃぶ台返しにも流儀はあるし、覆水は盆に返らない

2018年10月17日
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悲しい

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bloodtrail

4.0寝ても覚めてもこの作品を想い出す

2018年10月10日
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『寝ても覚めても』鑑賞。



楽しみにしていた、話題作。


序盤の幸せな、
でも少しどんよりとした雰囲気がもう好みで。

そこから一つずつ、
不気味な世界が見え隠れして
浮遊感、
スクリーンの向こうにいる人達は
落ち着いているんだけど、
客観者であるこちらは落ち着かない、というか。

物語が展開していくうちに、
疑問や何でそうなるのとか、
主人公の行動に対しての嫌悪感や反感が
どんどん湧いてきてでも消化できないまま
忙しい!!ってなったり。

誰に視点を置くかで物語の色が全く違って見える作品だなぁ、
と私は感じたし、何度でも観れる、観ようと思える作品って、
そういう事なのかなとも思いました。

ホラーって言われてる意味が
なんとなくだけど理解できた気がして
きっと現実ってこうなんだろう
ある種の人間の怖さ、というか
人には優しくとか信じてるとか
口ではいくらでも言えるんだけど、
実際はみんな笑って嘘をつくし
平気で人を傷つけてしまう事もあるから
 穏やかに流れていく中に少しだけ入っていた、
普段は隠している部分、
人間自体の怖さが
ゾワ〜って怖くて、でも楽しくて、
わかんねえ見えねえなんなの!!って思うけど、
すっごく心地いい空間にいるなぁ、
と感じられました、ひしひしと。
 
私の理解力が足りないのか、
経験の無さなのか
消化しきれない部分もありました。

一概には言えないけれど
分からなくてもいい、
いつかわかる時が来ればって言われてる気がして、
終わった後に悶々と悩める、
その時間が私大好物なので、
出会えて良かったなぁと思える作品でした。

 山下リオさんの熱量が好きだし、
あのシーンも、役者として、
釘を刺されて奮い立たせられた部分もあったなぁ、  瀬戸康史さんのクールさも淡々として、
でも愛情がある感じも好き

伊藤沙莉さんは本当に達者で存在感の塊で
絶対いないじゃん!!て思うけどリアリティのこれまた塊で
面白いんですとっても

そして主演のお二人、
唐田さんの爽やかさの中の揺るがない感じ、
したたかな、ずるい女性で
何も考えていなさそうで、実は一番重要な位置にいて
いつも鍵を握ってる絶対的な存在意義があって

東出さんの怒涛の一人二役
一番感情移入してしまったし、
そうさせてくれるお芝居は本当に凄いなぁと、
同じ物語で同じ役者が2人として登場すると
普通は混乱するはずなのに、
別の人として存在していて、
違う目をされていてとっても格好良かったです。


主演のお二人含め脇を固める方の
キャラクターとか愛情とか、
そういうものがより2人を際立たせていて

ラストの違う顔をした2人を観て震えた









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ただの女子高生

4.0心が激しく揺さぶられる

2018年10月7日
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感動や共感するような内容では無いが、終始作品に引き込まれて感情移入し心が激しく揺さぶられた。朝子の異常性には驚くが結局は似た者同士。一度嫌気がさしても復縁するカップルは形は違えど世間にもよくある話。鋭い感覚の作品。
2018-196

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隣組

5.0恋愛はキュンキュンとホラーの両側面ありますね

2018年10月7日
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また凄い映画を観てしまった…!!
9月何本か観たけど、久々に…かなり衝撃受けたよ。やばいぞこれは笑。
恋愛もので青春ものでもあるのだけど、「人を好きになる」ということのキュンキュンポイントとホラーな部分がナチュラルに描かれてて…。本当観た人、その人その人の恋愛観によっては、共感出来る人もいれば二度と観たくねーわ胸糞悪い、と思う人もいるでしょうな笑。そんな映画面白い以外の何者でも無いでしょう。
映画作品としてはかなり傑作で…。キャスト一人一人がみんなとても光ってて、それは良い映画の定義のひとつなんで絶対良作だと思います。この濱口竜介監督は今後要チェックですね。
東出君は「桐島、〜」「ぼくは明日、〜」もとても良い東出だと思ったけど、この映画で良さが爆発してましたね。初登場シーンでスクリーンに後姿(横の姿?)が数秒映った瞬間からもうそれは凄かった。
まあとにかく物凄くカッコ良いわけで、一人二役演ってるんでどっちの東出君が好きになってしまうかどうかでその女性の恋愛観やタイプの男性が分かってしまうと思うんですが笑。
ヒロインの唐田えりかは綺麗といえば綺麗だけど良くも悪くもシンプルであまり華のない(しかし一定層から絶大な支持を得そうな)顔と雰囲気の人なんですが、ここまで絶妙にカッコ良い人に好きになってもらった女なんで、そこを含めて観て行くとだんだん魅力的にみえてきてしまうという点が…
その映画マジックも監督・キャストのなせる技なのだなあとしみじみ思いました。
(余談ですが、どんな人に(顔も中身も含めて)好かれるかもその人の魅力やこれまで積んで来た人生から出来上がった人物面の魅力を物語ってるんですね。)
ストーリー展開もよくある邦画好きに好かれそうなたんたんとしたテンポでは描かれているんですが、ちょいちょい「ふええぇっ?!」と叫んでしまうような(というか実際50回くらい叫んだ)想定外の出来事が挟まってきて、人の心をどんだけかき乱せば済むんじゃい!!と何度も思いましたよ。
くそ面白いし、(東出)くそカッコいいし、くそみたいな展開が待っているんだけど…
それを「まあ映画だから…」「まあドラマだから…」とファンタジーで終わらせずにこの展開の後はどうなったのか、このハプニングの後はどうかったのか…これまでの映画やドラマで見られなかったような部分が丁寧に現実的に描かれていて、ある種モヤモヤを残さないように作られていて、そこもとても心に響く映画でした。
観た方が良いと思います。

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まつこ

5.0夢と現実

2018年10月6日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

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ミア

単館系の良くできた作品

2018年10月1日
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東出昌大の静と動の2役の演技本当に別人みたいですごくうまかったです ヒロイン役を上手く引き立てていてすごくいい作品でした ストーリー的には多分男女で評価が分かれる作品だと思いますが自分は男なので女性にむげにされても謝れば腹はたっても許してしまうと思いますでも女性は多分許せない気がします昔ドラマに出ていた女優の裕木奈江さんを思い出しました

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ミリン一番搾り

4.0すばらしすぎた

2018年10月1日
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とても良い映画でした。

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ひかる

4.5移動する映画

2018年9月27日
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一番好きな映画、と訊かれたら、「ラブソング」と答える(ことにしている)。ピーター・チャン監督、マギー・チャン×レオン・ライ主演。公開当時、何の気なしに観たものの、心が激しくかき乱されながらも満たされた、あの衝撃と幸福感は今も忘れられない。濱口竜介監督の「寝ても覚めても」を観終えたとき、ふっと心に浮かんだのは「ラブソング」だった。
「ラブソング」は、とにかく移動する映画だ。(中国)大陸から香港、さらにアメリカ、アルゼンチン…と恋人たちは流れ、流され、すれ違いを重ねる。2人乗りの自転車で街を駆け抜け、かけがえのない面影を追って疾走する。
本作の2人(もしくは、3人)も、とにかくヨコ移動が多い。大阪から東京へ、東京から東北への行き来、そして再び大阪へ。その移動の全てを、彼らは道路を使って目的地へ向かう。飛行機や新幹線を使ってもおかしくない距離でさえ、あえて時間と手間を掛け、道をひたすら辿る。時には、無謀なほどの長い距離を黙々と歩く。景色が目前で移り行くぶん、心に浮かび移ろう思いも様々で、時に大きく揺らいだのではないか。そんな彼らの心情に、あれこれと思いを巡らした。
また、道は幾重にも広がり、分かれ、交差するぶん、「選び取る」「外れる」意味合いがより強いように思う。同じ道を、着実に進み往復する良平、ふっと外れて海に行き着く麦、まっしぐらに向かう朝子…と、時間を経て重なっていく中で、物語の初段では少し違和感のあったヨコ移動が、最後はここに行き着くのか、としみじみ合点した。
ヨコだけではない。タテの関係も随所に現れる。家の2階から、オフィスビルの上層階から、彼らは地上を見下ろし、大切な存在を視界に収めようとする。一方、思いがけない出会い(再会)は、見上げるところから始まる。見上げる、というのは、反射的で無防備な動きだ。そのくせ、重量に逆らうかのように、見下ろすよりも見上げる方が(望んでいなくても)思いは届く。見下ろすときの思いは、一途すぎて重たいのかもしれない。
中盤と最後に、2人は並んで目前の「下界」を見下ろす。ありふれた眺めが、2度目は全く違って見える。2人にも、映画の観客である私にも。そこに、スッと被さってくる音楽。…久々にすごいもの観ちゃったな、と熱がさめない幸せに、しばし浸った。思い出すほどに、今もじわじわと。今すぐ、は気力がないけれど、またいつか、今度は誰かと一緒に観てみたい。そして、互いのずれを味わい、感じ取りたいと思う。

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cma

5.0【お医者様でも草津の湯でも…】

2018年9月27日
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泣ける

悲しい

難しい

恋愛で苦しい思いをしたことがある人には共感できる恋愛映画です。

恋愛ってなんだろう?
理屈じゃない、心が理性を超えて暴れる感覚。
なんでこんなことするの⁉️ 周りだけではなく自分でもそう思う揺れる想い。

恋愛は『病気』とても身近な精神病。
世の中にはどれくらいその病気に罹患した人がいるのだろう?
意外と少ないと思っている。
なぜなら相手の気持ちを考えられない人はこの病気の経験が無いと思うから。

一緒に観に行ったパートナーが「この映画つまらない」と言うのなら…
あとはご自身で判断してみてください。

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邪悪ばうあー

3.5女性のズルさ

2018年9月27日
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真面目でおとなしく見える女性のズルさが生々しく見れて良かった。
危険な雰囲気な男に魅力を感じるのはわかるけど、あの行動力は男にはない。

東出君の二役はまあまあかな。
音楽が淋しい。

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Yoji

2.5トラウマになる

2018年9月25日
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くり

4.0寝ようが覚めようが

2018年9月25日
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楽しい

興奮

ドッペルゲンガーの間で揺れる乙女心。
恋愛における衝動と理性、夢想と現実。

男女ふたりが対峙する場面や、ふたりが走る川べりに日がさして行くシーンの劇的感がたまらない。
濱口竜介監督スゴイね!
これから楽しみな監督です。

寝ようが覚めようが東出昌大は存在感あるイケメンだし、瑞々しく夢うつつな演技を見せる唐田えりかも素晴らしい。

いかにも関西人っぽい自然な会話が、関西人には嬉しい点でもある。

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旅するランナー

2.0あの猫、ただ者(猫?)とは思えぬ怪演

2018年9月25日
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怖い

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かぴ腹

4.0話題の邦画

2018年9月25日
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鑑賞方法:映画館

出だしの二人の出会いから一気に引き込まれた。
不思議な雰囲気、人間関係、音楽、失踪した麦の再合流は?、物語の終着地点は?
とにかく最初から最後までのめりこんでしまいました。
ただ悲劇のヒロインから最低の女に成り下がった最後の朝子の言動には全く共感できなかった。
男目線で亮平が気の毒すぎて可哀想。

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Rug

0.5わたしが分からないだけなのか

2018年9月24日
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鑑賞方法:映画館

とても不快な作品でした
俳優たちの演技だけでなく、恋愛映画としても性悪女のひと暴れのような感じで。
ただ、著名人達からは評価されており、映画祭で世界に見せるということはわたし個人の勘違いなのかもしれません。
他の方の感想を今後も噛み砕きながら理解できればと思います...

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やすこ

3.0女性の気持ちは解りません( ´∀`)

2018年9月22日
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鑑賞方法:映画館

約2時間の上映時間に加えヘビーなストーリーで観賞後の疲労感はハンパ無いです(笑)
でも淡々とした雰囲気のあるこの作品の世界観は好みです。
麦と亮平の二役を演じた東出昌大さん。
自分勝手な麦と優しい亮平との落差を演じるところが印象的でした。
唐田えりかさんが演じる朝子の気持ちが自分には解るような解らない様な、、。
やっぱり男性には女性の気持ちは理解出来ませんね( ´∀`)

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イゲ